アルギレリン(アルジルリン)の効果と効能、作用について

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アルギレリンは、美容成分の一つで、正式名称を「アセチルヘキサペプチド-8」といいます。
また、アルジルリンと呼ばれることもあります。

アセチルヘキサペプチドには、アセチルヘキサペプチド-3やアセチルヘキサペプチド-30などがあります。

アルギレリンの主な特徴はシワの原因となる物質を抑え、シワの改善や予防をする働きがあります。
そのため、アルギレリンは、美容液やクリームなどのスキンケア製品などに配合されています。

アルギレリンは、スペインの製薬会社によって生産され始めました。
この生産までには、スペインで「ボトックス注射」という美容外科の手術が禁止されたことにあります。
このボトックス注射の禁止は「無表情になる」という副作用が起きたためで、
これにより製薬会社がボトックス注射に代わる成分を開発しアルギレリンが誕生しました。

アルギレリンの成分上、本来は水溶性で浸透しにくい特徴がありますが、
製品研究が進み今日では美容液やクリーム、ジェルなどの化粧品に利用されるようになっています。

アルギレリンはしわの原因を抑える働きのほか、以下のような特徴があります。
・肌にハリを与える(神経伝達の経路に働きかけるため)
・副作用が少ない(アミノ酸から出来ているため)
こうした働きがあるため、アルギレリンは、化粧品に用いられるようになっています。

このアルギレリンは、アミノ酸からできているため副作用の心配をしなくても問題ありません。
特に「ボトックス注射」で起きたような顔が麻痺して
無表情になるといった症状は起きていないので安心してください。

ただし、アルギレリンは水溶性であるため、製品によっては肌の奥まで浸透しない場合があります。
そのため、リポソームという油で包むなどの対策をしている化粧品を使うことが大切です。
もちろん、敏感肌やアトピーを持っている場合には、
かぶれなどが起きる可能性もあるので、肌の健康に注意する必要があります。