プロポリスの抗がん作用と匂い・味について

プロポリスはミツバチが巣をバクテリアやカビから守るために作る天然成分。

強力な抗酸化作用のあるフラボノイド（ポリフェノールの一種）を豊富に含み、抗菌作用も強いため、天然の抗生物質とも言われています。
プロポリスは免疫力を高め、ガンを退治する抗ガン作用が期待できます。
ここではプロポリスの抗ガン作用について分かりやすく説明していきますね。

 

【プロポリスとは？】

プロポリスはミツバチが作る物質の1つです。

ミツバチはプロポリス以外にもローヤルゼリーやはちみつなども作りますが、それらの物質とは構成される成分、目的、特徴などは全く違います。

はちみつは働きバチのための食事であり、栄養素として糖質がメインになります。一方、プロポリスははちみつのように食事となるものではなく、巣を守るための素材です。

 

プロポリスは樹脂やハーブの新芽などを原料にして作られ、それをミツバチが最終して、ミツバチの体内で分泌液と混ぜ合わせて作り出していくのです。

このプロポリスは巣の出入り口や巣の壁の隙間などに塗り付けて使用しますが、その目的とは雨風や細菌・バクテリアの侵入防止と巣の中を清潔に保つ殺菌作用があります。

プロポリスの原料となる樹脂には植物の新芽を保護して、成長をサポートする働きがあります。植物が傷ついた部分を修復するために分泌するものなので、その働きを応用して、ミツバチは巣の管理にプロポリスを使っているのです。

 

プロポリスに含まれる成分は全て天然由来の成分になります。

そのため、安全性が非常に高く、それぞれの成分が相乗効果を発揮して、複合的に体に働きかけてくれるのでたくさんの効果が得られるのです。

 

プロポリスに含まれる成分は樹脂やハーブの新芽だけではなく、アルテピリンC、フラボノイド、クロロゲン酸、4カフェオイルキナ酸、テルペノイドなどがあります。
またそれ以外にも、ミネラル類（マグネシウム、マンガン、カルシウム、鉄、銅、亜鉛）やビタミン類（ビタミンE、ビタミンB群）なども含まれています。
それぞれの成分について簡単にまとめてみましょう。

 

＜フラボノイド＞

フラボノイドはポリフェノールの一種であり、植物の天然色素成分。

植物が自分自身を紫外線などの悪影響から守るために生み出される成分であり、強力な抗酸化作用があります。
体内に発生する体のさびつきを誘発する活性酸素を除去し、若さを維持するできるのです。

ガン増殖を誘発する活性酸素を除去することで抗ガン作用も期待できます。ポリフェノールは健康にはもちろん、美容にも活躍してくれるプロポリスの主成分と言えるでしょう。

 

＜桂皮酸誘導体＞

フラボノイド以上の働きが期待されているのが桂皮酸誘導体になります。

桂皮酸誘導体は成分の総称であり、アルテピリンC、p-クマル酸のこと。
アルテピリンCはガン細胞の増殖を抑制する作用が効果的です。
この成分は、プロポリスの産地によって含有量に差が出やすい傾向があります。

 

＜カフェイン酸フェネチルエステル＞

カフェイン酸フェネチルエステルは発ガン抑制作用が期待される成分の1つ。
カフェイン酸の100倍もの効果があると言われており、注目されています。

 

＜アミノ酸＞

必須、非必須アミノ酸問わずどちらも豊富に含まれており、健康や美容を支える原動力になっています。

 

【どのような作用でプロポリスはガンに効果があるの？】

プロポリスがガンに対して効果があると分かったのは、ここ最近のことです。

そのため、現在もプロポリスの抗ガン作用に関しては、研究中の段階が多く、まだまだ分かっていない部分もあります。

近年の研究では、プロポリスにはガン細胞の増殖を抑制する効果があることが分かってきていますが、具体的にどのような成分がガン細胞に有効であるか？についてはいくつか諸説があります。

 

まず1つ目としてプロポリスの活性酸素除去の作用が働くことで、体内で発生したガン細胞の増殖を防ぐという作用です。

この作用は、プロポリスに含まれる豊富なフラボノイドの強力な抗酸化作用によって、体内で発生した活性酸素を除去することができるからです。

活性酸素は少量であれば体内に侵入した細菌など抗原を退治する働きがありますが、体内で大量発生してしまうとガン細胞など異常細胞を増殖させる作用があることが分かっています。

そこで活性酸素を除去する抗酸化作用のあるプロポリスを摂取することで、体内の活性酸素の量を増やしてガン細胞の増殖を抑制していくのです。

 

2つ目の作用としてプロポリスに含まれるフランボン化合物の抗オキシダント作用が体内細胞の過酸化を防ぐことでガンに有効であるという説もあります。

実際に動物実験ではプロポリスのガン細胞に対する効果が認められています。

胃ガン細胞を移植したマウスにプロポリスに含まれているアルテピリンCと呼ばれる有効成分を投与すると、3日以内にほぼ全ての胃ガン細胞の増殖がストップして、ガン細胞自体が小さくなっていくのが確認されているのです。

プロポリスはミツバチの巣を守って、細菌やバクテリアの侵入を防ぐ働きがあるので、人間の体内でも同様の作用が起こり、ガン細胞の増殖を防ぐことができると考えられています。

 

【プロポリスには副作用がない】

ガン細胞を攻撃するための治療には、抗ガン剤などの化学物質の投与や、ガン細胞を取り除く外科的手術、ガン細胞に放射線を照射する放射線治療など様々な治療法があります。

多くのガン治療は体に大きな負担となってしまいます。ガン細胞だけではなく、正常な細胞も攻撃してしまうため、強い副作用が出たり、免疫力が低下したりするでしょう。

 

特にガン治療に用いられる抗ガン剤や、放射線治療には激しい副作用が伴うため、患者さんにとっては非常につらいです。
しかしプロポリスには副作用がなく、安全性が高い天然成分になります。

 

さらに副作用がないだけではなく、抗ガン剤治療や放射線治療の副作用を軽減する力もあることが研究結果から分かってきており、吐き気、便秘、無力感、不眠、痛みなどを和らげる作用も期待できるのです。

実際に抗ガン剤治療を受けているガン患者さんがプロポリスを摂取するようになってから、副作用の1つである食欲不振が改善して、体重増加につながり、免疫力も高まったというケースは多数報告されています。

 

【プロポリスの殺菌作用】

強力な抗酸化パワーがあるプロポリスですが、プロポリスの作用としてもう1つ忘れてはいけないのが「殺菌作用」です。

古くは傷薬としても用いられていたほど、プロポリスには優れた殺菌能力があります。
この殺菌作用によって体内の免疫力を向上して、細菌など外的から身を守ってくれるのです。

 

免疫力が高まれば、自己防衛機能も高まりガン予防にもつながるでしょう。

プロポリスの殺菌作用は、虫歯や口内炎、口臭、歯槽膿漏、歯周病など口の病気の予防、改善にも効果を発揮してくれます。

 

【アレルギー体質でもプロポリスは摂取できる？】

ガンや生活習慣病予防に効果的なプロポリスですが、アレルギー体質の人でも摂取できるのでしょうか？

プロポリスははちみつアレルギーは蜂毒アレルギーのある人が摂取するとアナフィラキシーショックを引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。
しかし他の食物と比べてものすごくアレルギー発生率が高いわけでもなく特異的にアレルギーを起こしやすいというわけではありません。

 

【プロポリスってまずい？】

優れた効果を持つプロポリスでは、デメリット、弱点と言えばずばり味、匂いがよくないことでしょう。

プロポリスの味や匂いは非常に強烈であり、一言でいうとまずいです。
原液タイプのプロポリスなどもドラッグストアなどで手軽に購入することができますが、原液タイプは味と匂いがまずいのでなかなか毎日摂取するのは難しいかもしれません。

 

水などで溶かして飲んだとしても、匂いや味はそれほど変わりません。
プロポリスの効果を発揮するためには、毎日継続してプロポリスを摂取することが重要です。

 

そこで、プロポリスを摂取する時にはカプセルタイプのサプリメントがおすすめ。
プロポリスのサプリメントであれば、匂いや味がカプセルに閉じ込められているので、ほとんど気になりません。

またコストパフォーマンスもよく、手軽に摂取できるので毎日の服用にはおすすめです。
プロポリスを使うのであれば、絶対にサプリメントを選ぶべきでしょう。

 

ただプロポリスのサプリメントであれば全てどの商品でもよいのか？というとそうではありません。

サプリメントといっても、原材料の品質、プロポリスの含有量、使いやすさ、価格などはメーカーや商品によってそれぞれ異なります。
できるだけ短時間に十分な効果を得たいのであれば、含有量が高く、最高品質のプロポリスを配合したサプリメントを選ぶようにしましょう。
また継続服用するのが理想なので、コストパフォーマンス的にも継続しやすい商品を選ぶのもポイントです。

 

グッドヘルス社のプロポリスサプリは、ニュージーランドで採取された100％Pure天然成分のプロポリスを配合しています。

1粒あたり500㎎ものプロポリスエキスを配合しており、1日1粒で300日分も入っているのでコストパフォーマンスも優れていますよ。
また海外製であっても、安心の国際品質管理基準のGMP認可の現地から直送しているので、安全性もばっちりです。

 

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