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2019年2月14日大腸菌と聞けば何を想像しますか?
お腹の中で何か影響のあるものかな、くらいには思うでしょうか?
人間の体には様々な菌が存在します。
良いものもあれば悪いものあります。
また、良くも悪くもないのに体の状態によって良くなったり悪くなったりする菌もいます。
数ある菌の中の代表的な菌に大腸菌があります。
今回は大腸菌について詳しく学びましょう。
正しい知識を持っていれば大腸菌が体の中で悪さをしても冷静に対処できます。
知ることが体を守る第一歩です。
目次
<大腸菌とは?>
大腸菌とは、腸内細菌の一種です。
悪玉菌と言えばなじみがあるかもしれません。
悪玉菌だけではなく、日和見菌にも分類されます。
悪玉菌に分類される場合は、有害株と言って体に悪さをします。
日和見菌に分類される場合は、無害株と言って善玉菌と悪玉菌の保有率が多い方に加担します。
これはどういうことかというと、お腹の中では腸内細菌(善玉菌と悪玉菌)がバランスよく存在していることが理想なのですが、このバランスが崩れて悪玉菌が多くなると日和見菌としての大腸菌は、純粋に多い方の味方になり、不調を誘発させてしまうのです。
ヒトが感じる体の調子のバロメーターは、この腸内細菌のバランスで計っていると考えても良いと言われているため、このバランスは非常に大切なのです。
<大腸菌に種類はあるの?>
大腸菌は基本的には無害です。
しかし、腸内でのバランスが崩れ、大腸菌を含む悪玉菌が増えてしまったときには病気のきっかけになることもあります。
代表的な症状である胃腸炎や下痢などを引き起こす大腸菌を病原大腸菌と呼ばれています。
ちなみに非病原性大腸菌と言う菌もあり、こちらは健康な腸管内で正常細菌糞を構成する重要な菌種となっています。
<病原大腸菌の種類>
種類 | 主な症状 |
潜伏期間 回復期間 |
腸管病原性大腸菌 | ・下痢 ・腹痛 ・軽度の発熱 ※嘔吐を伴うこともある |
12時間から24時間
乳幼児:1週間 |
腸管組織性侵入性大腸菌 | ・下痢(血液、粘液、膿まじり) ・発熱 ・腹痛 ・頭痛 ・寒気 ・痙攣 ※重症になると血便や粘血便が見られる |
1~5日
2~3日 |
腸管毒素性大腸菌 | ・水溶性の下痢 ・嘔吐 ※重症になると脱水症状が見られる |
12~72時間
1~10日 |
腸管出血性大腸菌 | ・腹痛 ・水溶性の下痢 ・軽度の発熱 ・血便 ※重症になると脳症などの合併症が見られる |
3~5日
1週間ほど |
腸管凝縮接着性大腸菌 | ・下痢(粘液便) ・腹痛 ・嘔吐 |
7時間~2日
3日~7日 |
<気を付けて!本当はコワイ大腸菌>
腸管出血性大腸菌として有名なO-157は世界的に有名です。
これも大腸菌が引き起こした感染症です。
1996年、大阪府堺市の小学校で流行し、小学生が感染して亡くなりました。
成人には抵抗力があっても抵抗力の弱い幼い子どもにとっては命を落とすほどの菌であることがよくわかります。
子どもに限らず抵抗力や免疫力の低いお年寄りや女性にも多く見られる感染症です。
また、夏場に発症例が多くなっているので、食品の管理や暑さによる体力消耗などには特に気を付けたいです。
<病原大腸菌の感染経路は?>
・汚染された食品を生で食べる
・加熱不十分の食品を食べる
・汚染された箇所に触れた手で食品を食べる
・不衛生な調理器具を使った調理
・入浴やプールなど、水を介した感染もある
<どうしたら防げるの?>
・食品(特に肉や魚)はしっかりと過熱する
・生の食肉類が他の食品に触れないようにする
・生の食肉類を触った手は十分に洗浄する
・生の食肉類を調理した調理器具は洗浄した後、熱湯消毒をする
病原大腸菌が引き起こす食中毒は、人の命を奪う恐ろしい菌ですが、O-157の菌は75℃の熱湯で1分間加熱処理することで死滅することが分かっています。
常在菌を含め菌は人間にとって身近な存在です。なくすことはできないので扱い方に気を付けることで病原大腸菌が暴れるのを防ぐことができます。
<どうしたら避けられる?>
生活の中で衛生面に気を付けるほか、腸内の大腸菌を整えることでも感染のリスクを下げることができます。
大腸菌の数は生後から老年期にかけて、それぞれの年齢で変化します。
生後すぐに大腸菌が増殖しますが、授乳によってビフィズス菌が増加します。
その後、ビフィズス菌が減少すると日和見菌などが増加します。
成年期には善玉菌の割合が安定し、悪玉菌も少ない数で安定します。
老年期にはビフィズス菌を含む善玉菌の数が減少し、悪玉菌が増加し、腸内バランスが崩れてしまう傾向にあります。
年齢に抗えないのは自然の摂理ですが、できるだけ長く腸内バランスを整える方法はあります。
大腸菌が増加する原因のひとつに、肉食に偏った食生活があげられます。
悪玉菌は肉類に含まれる動物性たんぱく質と脂質を好み、小腸で消化しきれなかった栄養素は大腸菌を増加させます。
若い間は多少の暴飲暴食も回復が見込めますが、老年期は回復力も落ちてくるために悪玉菌のやりたい放題を許してしまうことになるのです。
大腸菌を整えるためには、まず食生活の見直しから始めることが重要です。
<試してみたい大腸菌の増殖を抑えるマヌカハニー>
食生活を見直したら、マヌカハニーを試してみてください。
マヌカハニーは少しクセがありますが、抗菌作用が強いことや整腸作用があることで人気があります。
スプーン1杯の量でも効果があると言われており、手軽さも人気の秘密です。
マヌカハニーの素晴らしさはそれだけではなく、大腸菌の増殖を抑えてくれる効果や栄養価の高さなどもあげられます。
また食べることでビフィズス菌や乳酸菌が増加するとも言われており、ますます期待度が上がるマヌカハニーです。
<まだまだたくさんあるマヌカハニーの効果!>
・風邪予防
・喉の痛みの緩和
・インフルエンザ対策
・美肌効果(ニキビやアトピー)
・口内炎の緩和や予防
・免疫力を上げる
・花粉症の緩和
また、マヌカハニーは他のハチミツに比べて甘みが強く、少量で甘さの満足感を得ることができるので、結果的に摂取量が減るでしょう。
紅茶に入れたり、パンにつけたりと毎日無理なく続けることができます。
スプーン一杯のマヌカハニーをなめるだけでもおやつ代わりになり効率的に栄養を摂取できます。
毎日の習慣にスプーン一杯、というのも良いですね!
腸内がきれいに整っていると、大腸菌の増殖による大腸がんなどの病気の発症率も下がると言われています。
腸は第二の脳と言われるくらい重要な器官であり、人間の体の中心にあるものです。
毎日の積み重ねが少しずつ体に影響を与えます。
体は正直です。
良い積み重ねを続けると良い方向へ向かい、悪い積み重ねを続けると悪い方向へ向かいます。
日々の習慣を選ぶのはあなた自身です。
マヌカハニーで無理なく始めてみませんか?