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2019年8月24日知ってるようで知らない!体によいルイボスティーの豆知識 その2
2019年8月28日ブリリアントで取り扱うニュージーランドのお茶brand「ティートータル」
ティートータルの人気商品の1つである「ルイボスティー」は、肌荒れを改善する美肌ケア、花粉症などのアレルギー症状の緩和など様々な作用が期待できる奇跡のお茶といわれています。
ここではルイボスティーの原料となるルイボスやルイボスティーについて、飲み方など気になる「ルイボスティー」の全てをまとめてみましょう。
目次
【ルイボスとは?】
ルイボスはマメ科の針葉樹で、ハーブの一種としてルイボスティーとして使用されています。
赤い枝を持ち、針のような形をした葉っぱは、落葉する時に赤褐色に変化するのです。
このルイボスは、南アフリカ共和国の喜望峰の北にあるセダルパーク山脈一体の山野にのみ自生する植物で、現地語で「赤い灌木」という意味になります。
過去にはアメリカ、オーストラリアなどで栽培を試みたものの、他の場所ではなかなか栽培に成功しません。
セダルバーグ山脈の限られた条件下でのみ育つことができる希少な植物なのです。
ルイボスの葉っぱを発酵、乾燥させて煮出したものがルイボスティーであり、ルイボスティーが赤っぽい色をしていることからこの名がつけられました。
ルイボスが自生するセダルバーグ山脈は、1年中常に強烈な日差しに照らされており、朝晩の気温差が30度以上になることもあります。
その場所は、砂漠のように過酷な条件下であり、酸性の土の地中に、根を深く張ったルイボスは、水分やミネラルを吸い上げるのです。
ルイボスは、先住民が不老長寿のために、葉を煎じて飲んでいたという歴史があり、現地では不老長寿のお茶と呼ばれています。
18世紀後半にスウェーデンの植物学者によって世界に紹介され、注目のハーブとして多くの人に知られるようになりました。
【ルイボスティーとは?】
ルイボスティーはルイボスの葉を発酵・乾燥させたものを水で煎じたものであり、濃い赤い色をしています。
この色からは想像できないほど、クセがない味で、タンニンがほとんど含まれていないので、お茶独特の「渋み」もなくほんのりとした甘みもあります。
ルイボスはマメ科の多年草になるので、紅茶、緑茶、ウーロン茶などの「チャノキ」から生まれるお茶とは異なります。
またルイボスティーにはグリーンとレッドの2つの種類があります。
レッドは先ほどお話しした通り、ルイボスの葉を発酵、乾燥させたもので、濃い赤い色をしています。
一般的なルイボスティーと言えば、こちらが有名です。
一方、グリーンルイボスティーというのは、レッドルイボスティーとは異なり発酵過程がありません。
発酵させずに乾燥させたものが「レッドルイボスティー」で、発酵したものが「レッドルイボスティー」になります。
レッド(発酵)ルイボスティーとグリーン(未発酵)ルイボスティーの違いは以下の通りです。
<レッド(発酵)ルイボスティー>
・グリーン(未発酵)と比べると、味わいや香りが濃厚である
・甘みがある
・一般的なルイボスティーなので身近で手に入りやすく、価格もリーズナブル
<グリーン(未発酵)ルイボスティー>
・香りにクセがない
・味がさっぱりしている
・発酵しないように管理して作られているのでレッドルイボスティーに比べると高価
・抗酸化作用をもつフラボノイドの含有量がレッドの10倍もある(強力な抗酸化作用が期待できる)
原産地においても、日本においても一般的によく飲まれているのは発酵過程のあるレッドルイボスティーです。
ルイボスは収穫した後に葉っぱに傷をつけて発酵を促します。
そのため、少し傷がついていた場合も、自然に発酵してしまうのです。
グリーンルイボスティーを作るためには、発酵をさせないようにしなければならないので、傷をつけずに摘み取る必要があります。
また、発酵しないように管理をしなければならず、その管理に手間がかかるためグリーンルイボスティーの方が高額になりやすいのです。
ルイボスティーでは、収穫した葉は急速乾燥するのではなく、天日でじっくりと乾燥させていく製法で作られています。
昔ながらのナチュラルな製法で作られるので、どうしてもレッドルイボスティーに比べると流通量も少なくなり、価格も高くなってしまうでしょう。
貴重なグリーンルイボスティーは、こちら
【ルイボスティーにはカフェインが含まれていない!!その成分と性質とは?】
ルイボスティーは紅茶、緑茶、ウーロン茶とは違いカフェインが含まれていないノンカフェインティーになります。
これは、ルイボスティーの大きな特徴と言えるでしょう。
緑茶や紅茶に含まれるカフェインには覚醒作用があるので、眠気や倦怠感に効果があります。
ただ就寝前に飲んでしまうと、目がさえて寝付きが悪くなってしまうことも。
またカフェインは、脳神経系に作用するため、幼児や妊婦がたくさん摂取するのは制限される場合もあるんです。
ルイボスティーにはカフェインが含まれないので、幼児や妊婦さんでも安心して飲むことができますし、就寝前でも気にせずごくごく飲めますね。
ルイボスに含まれる成分としてフラボノイドと呼ばれる抗酸化物質があります。
抗酸化物質には、強力な抗酸化作用があり、その作用は緑黄色野菜の数倍から数十倍にも及ぶのです。
またルイボスティーの持つ抗酸化力は、体内に発生した活性酸素を除去するだけではありません。
体内に元々備わっている抗酸化力を持った酵素である「SOD酵素」を活性化させる作用もありますよ。
ルイボスティーに含まれる成分を簡単にまとめてみますね。
<フラボノイド>
ルイボスティーには
・ルテリオン
・ケルセチン
・アスパラチン
・ルチン
などのフラボノイドが豊富に含有しています。
ルテオリン、ケルセチン、アスパラチンは強い抗酸化作用があります。
またルチンは、抗酸化作用、抗炎症作用、血流改善効果が期待できますよ。
<ミネラル類>
ルイボスには
・カルシウム
・ナトリウム
・カリウム
・マグネシウム
・リン
・鉄
・亜鉛
・マンガン
・セレン
などの主要ミネラルを豊富に含んでいます。
食品に含まれているリンとカルシウムの割合は、血中に存在するリン:カルシウムの割合と同じ1:1にすることで、カルシウムの吸収を促進することができます。
ルイボスティーにはリンとカルシウムが含まれていますが、その割合はなんと理想的な1:1になっているんです。
そのため、ルイボスに含まれるミネラル類は体に馴染みやすく、カルシウム吸収が促されるでしょう。
ミネラル類が上手く吸収されることで、全身の細胞を活性化させて、生体機能を正常に保つことができます。
現代人に不足しがちなミネラル類をバランスよく豊富に摂取できるでしょう。
<ビタミン類>
ルイボスティーには
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンC
などのビタミン類も豊富に含まれています。
【ルイボスティーの効果・効能とは?】
ルイボスティーの効果・効能は以下の通りです。
・糖尿病予防効果
・美肌効果(アンチエイジング効果)
・アトピー性皮膚炎の改善
・動脈硬化予防効果
・生活習慣病の予防、改善効果
・高血圧改善
・冷え性改善
・便秘改善
・リラックス効果
・二日酔いの改善効果
それぞれまとめてみましょう。
<糖尿病予防効果>
ルイボスには豊富なフラボノイドが含まれているので強力な抗酸化作用が期待できます。
この抗酸化作用によって糖尿病が予防できるのです。
糖尿病は血糖値が高い状態であり、その症状には個人差があり、激しい喉の渇き、大量の尿を排泄するなどの症状が現れます。
特にルイボスに含まれるアスパラチンと呼ばれるフラボノイドは、糖尿病の原因となる高血糖を予防する働きがあり、糖尿病予防につながるのです。
<美肌効果(アンチエイジング効果)>
私達の肌は加齢とともに、シミ、しわ、たるみ、くすみなどの老化が起こります。
これらは、体内で過剰に発生した活性酸素が深く関与しているのです。
例えば、肌のシミは体内で生成されたメラニン色素が皮膚表面に現れたものになります。
活性酸素はメラニン色素の生成を促す作用があるので、活性酸素が増えれば増えるほどシミの大きな原因の1つになってしまうのです。
また、活性酸素が増えてしまうと、肌に存在する潤い成分であるヒアルロン酸、肌のハリ・弾力に欠かせないエラスチン、コラーゲンなどの弾力成分が体内から減少してしまい、肌のハリ、潤いがなくなることでシワ、たるみが増えてしまいます。
ルイボスが持つ強力な抗酸化作用によって、体内で過剰に発生した活性酸素を取り去り、肌のハリ、弾力が衰えないようにしてくれ、美しく健康な肌を保つことができますよ。
<アトピー性皮膚炎の改善>
ルイボスティーにはアレルギー症状を発生させるヒスタミンと呼ばれる物質を減らす作用があります。
このヒスタミン生成量が減少することでかゆみを抑えてくれるので、アトピー性皮膚炎などの症状は緩和するでしょう。
アトピー性皮膚炎の患者さんに1日あたりルイボスの葉15g分のルイボスティーを投与したところ、重症のアトピー性皮膚炎患者の約半数に症状改善が報告されました。
またルイボスのティーバッグを入れたお風呂に入浴したところ、アトピー性皮膚炎、かゆみを伴う皮膚炎、ニキビなどの皮膚疾患の症状が改善したという報告もあります。
ルイボスティーはアトピー性皮膚炎だけではなく、喘息、花粉症などあらゆるアレルギー症状に効くといわれていますよ。
<動脈硬化予防効果>
ルイボスに含まれるフラボノイドによる強力な抗酸化力は、動脈硬化予防にも効果的です。
動脈硬化とは、動脈の内壁に悪玉(LDL)コレステロールが付着することで、動脈が硬くなったり、動脈内壁が厚くなったりする症状であり、血管の老化現象になります。
この動脈硬化は40歳以上の人に多くみられる病気であり、動脈硬化によって血流が悪化すること、脳や心臓などの臓器に悪影響を及ぼし、進行具合によっては心筋梗塞、脳梗塞を引き起こしてしまうことも…
動脈硬化の原因となる悪玉(LDL)コレステロールは血液中の中性脂肪やコレステロールが活性酸素と結びつくことで増加します。
つまり血液中の活性酸素が増えると、動脈硬化が発症するリスクが高まるのです。
ルイボスには体内で発生した活性酸素を除去する強力な抗酸化作用があるので、悪玉(LDL)コレステロールの生成を少なくして、動脈硬化予防につなげます。
<生活習慣病の予防、改善効果>
生活習慣病にはいくつかの病気がありますが、その中でもルイボスは高脂血症予防に効果的です。
高脂血症とは、血液中に溶けている脂質の値が異常に高い状態のことであり、自覚症状はほとんどありません。
高脂血症の状態が長く続くと、狭心症、心筋梗塞などの心疾患を発症するリスクが高くなります。
高脂血症の原因となる物質は、血液中に増加した悪玉(LDL)コレステロールであり、この悪玉(LDL)コレステロールは活性酸素によってその生成が促進されてしまうのです。
そこでルイボスの持つ強力な抗酸化作用によって、体内の余分な活性酸素を除去します。
すると悪玉(LDL)コレステロールの増加も抑制されるので、高脂血症になりにくくなるでしょう。
<高血圧改善>
ルイボスティーに含まれるルチンには毛細血管の働きを強化する働きがあります。
このルチンは、血液の流れを促進し、血圧の降下を促す作用もあることから、高血圧改善におすすめです。
さらにルイボスには血圧上昇酵素であるアンジオテンシン変換酵素(ACE)の働きを抑制する働きもあることが分かっているので、
このACE酵素の働きを抑制することで血圧を低下させる作用も期待できます。
<冷え性改善>
ルイボスティーに含まれるフラボノイドには脂質や糖質の代謝を高める働きがあります。
代謝を高めることで、基礎代謝がアップするでしょう。
基礎代謝が向上すると全身に血液が流れるようになるので、血流促進にもつながります。
基礎代謝がアップし、血流が促進すれば、血流停滞によっておこる冷え性もよくなり、むくみも解消されますよ。
<便秘改善>
ルイボスティーには整腸作用があるので、便秘解消にも効果的です。
また利尿作用もあるので、むくみによる下半身太りなども解消できるので、ダイエット中にもぴったりですね。
<リラックス効果>
就寝前にルイボスティーを飲むと、体を芯から温めることができます。
就寝前に体温を上昇させると、心身ともにリラックスした状態になり、しっかりと深い睡眠ができるようになるのです。
ベッドに入る1時間くらい前に飲めば、深く質のよい眠りが得られるでしょう。
<二日酔いの改善効果>
ルイボスティーにはたくさんのミネラル類が含まれています。
このミネラル類がアルコールを分解する肝臓の機能に働きかけてくれるので二日酔い改善に効果的です。
アルコール分解には水分が必要になるので、ルイボスティーで水分を摂取することでよりアルコールの分解がスムーズに行えるでしょう。
続きはその2で解説しますね♪
ルイボスとオレンジシトラスのブレンドでスッキリ飲みやすい♪
貴重なグリーンルイボス、非常に飲みやすくルイボス癖がほとんどないのが特徴です。