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2019年8月31日「今話題の健康食品「マヌカハニー」の知られざる特性とは?」
2019年8月31日紅茶は種類が多いので、どれを選べばよいか迷ってしまうという人も多いでしょう。
当店で取り扱っているニュージーランドのティーブランド「ティートータル」にもたくさんの種類の紅茶が販売されています。
それぞれの紅茶には香りや味に特徴があります。
ここでは、紅茶の種類として有名な「アールグレイ」についてまとめてみましょう。
アールグレイはどのような紅茶なのでしょうか?
目次
【アールグレイとは?】
紅茶好きの人であればアールグレイが好みという人はたくさんいます。
また紅茶に詳しくない人でもアールグレイという言葉を聞いたことがある人は多いはず。
このアールグレイとは紅茶の茶葉の種類と勘違いしている人がいますが、実はそうではありません。
アールグレイは有名な紅茶の名前ではありますが、茶葉の種類ではなくフレーバーティーの一種です。
つまりアールグレイは
・ダージリン
・アッサム
・キームン
・ディンブラ
などの紅茶の茶葉の種類と同列ではなく、
・ピーチティー
・アップルティー
などフレーバーティーの名前と考えると分かりやすいでしょう。
アールグレイは、ミカン科の柑橘類である「ベルガモット」のフレーバーを付けた紅茶であり、柑橘系のスッキリとした香りと味わいが特徴です。
さっぱりした飲み心地になっているので、アイスティーにするととってもおいしいですよ。
そのためアールグレイと一言でいっても、
・ダージリンの茶葉にベルガモットフレーバーを付けた「ダージリンベースのアールグレイ」
・アッサムの茶葉にベルガモットフレーバーを付けた「アッサムベースのアールグレイ」
などいくつかの種類があります。
ではなぜアールグレイと呼ばれるようになったのでしょうか?
ベルガモットフレーバーの紅茶を総じて「アールグレイ」と呼ぶようになったのは、グレイ伯爵という人が関係しています。
アールとは英語で「伯爵」のことであり、グレイは英国人の姓になるので、アールグレイ=グレイ伯爵という意味です。
グレイ伯爵はアールグレイの名前の由来になった人物であり1830年代にイギリスの首相を務めたチャールズ・グレイになります。
グレイ伯爵は中国からやってきた紅茶をとても気に入り、イギリスでも紅茶を作れないかと茶商に依頼しました。
その際に、ベルガモットを使用した紅茶が作られたのが、アールグレイの発祥と言われています。
アールグレイは発売するや否や、すぐにヒット商品になり、他の茶商でもベルガモットフレーバーの紅茶を作るようになりました。
多くの茶商はグレイ伯爵が作ったアールグレイの名前をそのまま使用したことから、ベルガモットフレーバーの紅茶はアールグレイという名称に落ち着いたのです。
【アールグレイに使われれるベルガモットってどんな果実なの?】
アールグレイに使われるベルガモットって、日本ではあまり聞きなれないかもしれません。
では、一体どのような果物なのでしょうか?
ベルガモットはミカン科の柑橘類であり、マンダリンオレンジとビターオレンジの交雑種になります。
主な原産地はアフリカのコートジボワールやイタリア、モロッコ、チュニジア、ギニアで、シトラスの香りの香水原料としても有名です。
ベルガモットは苦味が強いので、食用としては向いていませんが、香料としては非常に優れています。
このベルガモットの香りには
・精神を安定させる
・リラックスさせる
・ホルモンバランスを調整する
・喉を保護する
・胃もたれ解消
・皮膚、呼吸器、泌尿器系の感染症予防
などの働きが期待できることから、アールグレイも同様の効果が得られるでしょう。
【アールグレイのベースとなる茶葉はどんな種類?!】
アールグレイのベースとなる茶葉の種類は特に決められていません。
アールグレイというお茶自体が、茶葉にベルガモットの香りを付ければどんな茶葉でも「アールグレイ」になります。
ベースとなる茶葉によって風味や味わいに違いがでるので、アールグレイと一言でいっても色々な味わいを楽しめるというわけです。
アールグレイが誕生した頃は、中国で作られた紅茶が世界で多く流通されていました。
そのため、中国の紅茶であるキームンがアールグレイのベースの茶葉として広く使われていたのです。
【他のお茶とここが違う!アールグレイと人気茶葉であるダージリンやアッサムとの違いは?】
先ほどお話しした通り、アールグレイはフレーバーティーの種類であり、ダージリンやアッサムなどは紅茶の茶葉の種類になります。
ティートータルでもダージリンティーやアッサムティーは人気ですね。
ここでは紅茶の茶葉として有名なアッサムやダージリンについても違いをまとめてみましょう。
<ダージリンとは?>
茶木は大きく分けると中国種とアッサム種に分けることができます。
このダージリンは中国種の茶木から産している紅茶の種類であり、ヒマラヤ山麓で産出されます。
テアフラビンと呼ばれる成分を豊富に含むダージリンの色合いは「紅茶のシャンパン」と称されることも多く、透明感のある美しいだいだい色が特徴です。
香りは非常に繊細で、砂糖やミルクなどを加えずにストレートティーとして味わうのが一番よいでしょう。
アッサムのような濃厚さがないので、ミルクを加えるとダージリンの本来の味が薄くなってしまうことも…
またゲラニオールと呼ばれる香り成分も豊富に含有しているので、バラの花のような芳しい香りがします。
<アッサムとは?>
アッサムは、アッサム平原の茶葉から抽出される紅茶であり、濃い茶褐色をしています。
適度な渋いと濃くのあるうまみがあり、芳醇な香りが特徴です。
リナロールと呼ばれる香り成分を豊富に含んでおり、すずらんの花のような控え目な香りが楽しめます。
濃いうまみのあるアッサムティーはストレートで飲むよりもミルクティーとして飲む方がマイルドでおいしいでしょう。
アッサムティー本来の濃厚さがミルクを入れることで、より引き立ちます。
ダージリンとアッサムでは、同じ紅茶であっても渋み、味わい、香りなどはまるで違います。
さっぱりとした軽やかな味わいでストレートで飲みたい方には「ダージリン」がおすすめですし、
濃厚で渋みも感じたい方、ミルクティーで飲みたい方には「アッサム」がよいでしょう。
イギリスでは、それぞれの茶葉のポイントを生かして、紅茶を飲むタイミングなどを変えています。
例えば、味が濃厚で渋みもあり、成分含有が多いアッサムは、目覚めのモーニングティーにもおすすめです。
香りや色合いを楽しむアフタヌーンティーにはダージリンやアールグレイが人気になります。
時間帯やその時の気分によって飲む紅茶を変えるのは紅茶の楽しみ方の1つと言えるでしょう。
【アールグレイに含まれる成分とは?】
アールグレイの含まれる主な有効成分はこちらです。
・ビタミンK
・酢酸リナリル
・マンガン
・リナロール
・テアニン
・リモネン
・ヒドロキシメチルグルタリルフラバノン
それぞれ簡単にまとめてみましょう。
<ビタミンK>
ビタミンKは、骨を丈夫にする、血を止める、動脈の石灰化を防ぐ作用のあるビタミンになります。
<酢酸リナリル>
アールグレイの香りづけとして使われている酢酸リナリルはベルガモットに含まれる成分であり、鎮静作用、鎮痛作用、抗炎症作用が期待できます。
神経の緊張を解きほぐしてくれるので、気持ちが楽になる開放的な気分になるでしょう。
<マンガン>
マンガンはミネラル類の1つであり様々な酵素の構成成分になっているので欠かせません。
マンガンは酵素を活性化する栄養素であり、骨の形成、成長、生殖などに関与しています。
<リナロール>
ベルガモットに含まれる成分の1つであり、鎮静作用、抗不安作用があるため、夜ぐっすりと眠ることができるでしょう。
また血圧降下作用もあるので、血圧が高めの人にもおすすめです。
<テアニン>
アミノ酸の一種であるテアニンは、脳にリラックスの波長であるα波を発生させるのを手助けする作用があります。
そのため、心身をリラックスさせる効果が期待できるでしょう。
<リモネン>
ベルガモットに含まれる芳香成分であるリモネンは、消化を促進したり、血液の循環をスムーズにしたりする働きがあります。
血流促進による冷え性やむくみ解消が期待できるでしょう。
また抗菌作用もあるので、皮膚炎などの皮膚疾患にも有効です。
<ヒドロキシメチルグルタリルフラバノン>
ベルガモットに含まれる酵素の一種であるヒドロキシメチルグルタリルフラバノンは、心臓病予防に効果があります。
【アールグレイの持つ嬉しい効果とは?】
紅茶のフレーバーティーの中でも抜群の人気を誇っているのがアールグレイです。
ベルガモットで香りづけされたアールグレイはすっきりとした飲み心地が特徴の紅茶になります。
ではアールグレイを飲むことによっていったいのどのような作用があるのでしょうか?
アールグレイが他の紅茶と異なる点は香り付けとして「ベルガモット」を使用していることです。
そのため、紅茶としての効果はもちろんですが、ベルガモットの効果も期待できるでしょう。
アールグレイの効果・効能は以下の通りです。
・リラックス効果
・喉の調子を整える作用
・消化器官に働く作用
・冷え性緩和
・心臓病予防
・抗菌作用
それぞれまとめてみましょう。
<リラックス効果>
ベルガモットはアロマオイルとしても使用される香り成分であり、心身をリラックスさせる作用があります。
体と心がすっきりとした気分になって、落ち込んだりイライラしたりする気持ちもリフレッシュできるでしょう。
またアールグレイに含まれるリナロール、テアニン、酢酸リナリルの働きで、気持ちを落ち着かせることができますよ。
<喉の調子を整える作用>
うがい薬としても用いられるベルガモットは、抗菌作用があるので喉の調子を整えたり、口内炎を癒したりする作用があります。
ベルガモットで香り付けされたアールグレイを飲めば、すっきりとした喉越しを感じられるでしょう。
ちょっと喉の調子が悪い、喉が痛いという時は、アールグレイを飲むのはもちろんですが、アールグレイティーでうがいをするのもおすすめです。
抗菌作用、殺菌作用は紅茶本来がもつ作用の1つであり、風邪予防にもなるでしょう。
<消化器官に働く作用>
アールグレイティーは体内に取り入れることで、消化器官の働きをサポートしてくれます。
これはアールグレイに含まれるリモネンに腸の運動を活性化する働きがあるため。
体のバランスを整えて、胃もたれや胃痛、下痢にも効果を発揮してくれるでしょう。
<冷え性緩和>
アールグレイの芳香成分の1つであるリモネンには、血流を増加させて血行を促進させる働きがあります。
血行がよくなることで体が温かくなり、体全体に血液が行き届きやすくなるので、冷え性が改善されるでしょう。
<心臓病予防>
ベルガモットに含まれるヒドロキシメチルグルタリルフラバノンと呼ばれる酵素は、心臓病に対して有効であるという研究結果が報告されています。
心臓病予防として、アールグレイティーを飲むことを習慣化するのもよいですね。
<抗菌作用>
アールグレイに使用されるベルガモットには大腸菌などの細菌に対する高い抗菌作用が期待できます。
【アールグレイは何と一緒に飲むとより効果的なの?】
アールグレイにはたくさんの有効成分が含まれており、抗菌作用やリラックス作用など様々な効果が期待できる紅茶であることが分かりましたね。
そのアールグレイの効果を最大限に引き出すためには、効果的な摂取がおすすめです。
一緒に摂取したい食材としては
・ミルク
・バナナ
・ハチミツ
・柑橘類
がおすすめです。
それぞれ簡単にまとめてみましょう。
<ミルク>
ミルクを入れてアールグレイを飲めばミルクに含まれるカルシウムやビタミンの作用によって、ストレス解消や精神を安定させる効果がより高まるでしょう。
<バナナ>
バナナにはカリウムが多く含まれており、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える働きがあります。
また食物繊維もたっぷりなので、バナナを食べると便秘が改善されるでしょう。
便秘はストレスとも強く関係しているので、整腸作用やリラックス効果が期待できるアールグレイと一緒に食べることで、より腸内環境改善に効果を発揮してくれます。
<ハチミツ>
ハチミツにはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、抗菌作用もあります。
アールグレイの抗菌作用と相乗して喉の調子を整えてくれますし、疲労回復や整腸作用を高めることもできるでしょう。
<柑橘類>
柑橘類にはビタミン類が豊富に含まれています。
アールグレイは柑橘類のベルガモットの香りを付けているので、柑橘類との相性は抜群です。
オレンジやグレープフルーツなどと一緒にアールグレイを飲むことで、美肌効果、リラックス効果が高まるでしょう。
【アールグレイはどうやって保存する?!意外と知らない紅茶の保存方法】
紅茶の保存方法って実はあまりよく知らないっていう人が多いんです。
アールグレイを保存する方法をまとめてみましょう。
<高温多湿、直射日光は避ける>
アールグレイに限らず紅茶は高温、湿気、光が苦手です。そのため高温多湿、直射日光は避け冷暗所で保存するようにしましょう。
開封後は半年くらいで使い切るのがベスト。また未開封のものであれば1〜2年はもちます。
<冷蔵庫には入れない>
一度封を開けた紅茶は、冷蔵庫に入れた方がよいと思っている人がいますが、これはダメです。
封を開けた紅茶を冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫の中の匂いを吸収してしまうので、風味が損なわれます。
また室内との温度差も生じるため、結露や霜が茶葉に付着して、味や香りが台無しになってしまうこともあります。
<光をできるだけ遮断して、密封容器で保存する>
先ほどお話しした通り、紅茶は高温多湿、直射日光が苦手です。
そのため、アールグレイを保存する時には、光をできるだけ遮断して、空気との接触が少ない密閉容器で保存するようにしましょう。
アールグレイの量に対して保存する容器が大きすぎてしまうと、容器の中に入る空気の量が多くなってしまい、空気との接触が多くなってしまいます。
容器はできるだけ用量にあったジャストサイズのものを選びましょう。
またアルミ素材は、光を遮断して紫外線や湿気、温度による劣化を防いでくれるので、アルミパックに紅茶をいれて、中の空気をできる限り抜いて缶に詰めてください。
そうすれば、長持ちしますし、香りや味の変質も防ぐことができますよ。
紅茶を購入する時には、自分で飲む量がどれくらいか?を考えて、大量に購入せず長く保存しなくても大丈夫な量を購入するべきです。
<香りが強いものの近くに置かない>
紅茶の茶葉は他の香りが移りやすいという性質があります。
特にアールグレイはベルガモットの香りを楽しむ紅茶ですので、他の香りが移ってしまうと台無しです。
他の香りが混じらないように、香りが強いものの近くには置かないようにしましょう。