なぜニキビは潰してはいけないの?ニキビ跡を悪化させないためのノウハウ

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ニキビ跡を悪化させないために

毛穴が広がってしまうニキビ跡は、見た目にも目立ちやすいものです。

これは周辺の浅い層の部分に、傷跡が消えないで残ってしまっている状態となっており、本来は柔軟なはずの肌の収縮機能が失われています。
その場合には、お肌の表の部分はもちろんのこと、真皮層もともに改善をしていく必要性があります。
セルフケアだけではなかなか改善が難しいことから、皮膚科などで専門の医師に診察をしてもらい治療をしていくことも大事です。

 

毛穴にたまってしまった皮脂汚れや、硬くなって溜まってしまった角質は肌のサイクルの乱れも関係しておりニキビ跡にも関係してきます。
効率よくニキビ跡をキレイにしていくためには、皮膚をスッキリ綺麗にするのはもちろんのこと、肌の新陳代謝を促進させることも必要不可欠になります。

 

ニキビ跡を治していくためには、洗顔と保湿をベースとした、基本の正しいお手入れも大切です。

スキンケアの大きな基本は、やはりなんといっても洗顔にあります。
古い角質や余計な皮脂やお化粧の汚れ等、洗顔によって洗い流して日々お肌を清潔に維持してくことが大切です。

顔にとって正しい洗顔をすることで、肌のターンオーバーを促進させましょう。
これは皮膚の再生になりますから、ニキビ跡のケアとしても重要なポイントになります。

 

洗顔は大切ですが、顔を洗いすぎるのはマイナスです。
洗顔料を使いすぎは肌への刺激になりますし、洗顔料が残らないようにも気をつけましょう。
洗顔料の残りや泡の洗い残しはニキビの原因にもなります。

 

そして、ニキビ跡を治していくためには、洗顔と同じくらいに重要視しなければならないのが皮膚の保湿のお手入れになります。

健やかで若々しい皮膚を作つためには、新陳代謝を良くしてターンオーバーを正常に整えることが必要ですが、この肌のターンオーバーのキーとなるのが、ほかならぬ保湿のお手入れです。
肌が本来持つ天然の保湿成分の力を引き出し、加えてスキンケア商品の成分を有効利用して、素肌へたっぷりの潤いを与えていくことが大切です。

毛穴に詰まった汚れは、ニキビ跡を改善していくためにもスッキリさせる必要があり、基本の洗顔と保湿のケアで肌の新陳代謝を促進させていきましょう。
毛穴をスッキリさせるためにも、皮膚のターンオーバーを促進させるためにも、定期的なピーリングのお手入れやパックなども良い方法です。
ピーリングは、皮膚の不要な角質や汚れを除去してくれますし、パックも新陳代謝を促進させるためにも良い方法です。
肌をきれいにするので化粧水などの浸透も良くなり、ニキビ跡改善にもとても良い方法の一つです。

 

また、ビタミンやコラーゲンやプラセンタ配合の美容液や、フェイスクリームで水分をしっかりと補給し、肌にしっかりと保湿を閉じ込め栄養を与えるのも行いましょう。
日々の生活の中で自宅で毎日出来ることも続けていきニキビ跡にさよならしましょう。

 

 

 

 

 

ニキビを潰してはいけない理由

普段、何気なく見ていた鏡で、頬などにニキビが出来ていたら誰もが驚いたり凹んだりするものです。
何とかしないといけないと思って潰したくなりますが、ぐっと我慢をしている人も多いでしょう。

 

では、なぜニキビは潰してはいけないと言われているのでしょう?
ニキビが出来た時には、基本的には雑菌がついたりしないよう触らないように気をつけて治療やスキンケアを行う事になります。

ニキビが出来てしまう原因菌としてよく知られているのは、アクネ菌です。
発生したり悪化させたりする原因になるのはどうしてなのか?
もう一度よく確認しておくのもよいでしょう。

 

もともとアクネ菌自体は常在菌ですから、どんな人の肌にもいるのですが、その性質としては脂分が多くあって風通しの悪い場所を好みます。
この事から分かると思いますが、その性質上、毛穴の中に入り込んで活動をするのは当たり前と言ってもいいでしょう。

 

そして、そのまま皮脂や汚れが詰まってふたが出来た状態になれば、菌の住処としては最高の場所になって活動もしやすくなるのです。
アクネ菌は常在菌なので、アクネ菌を肌から完璧に根絶するという事はできません。

これも腸内の菌と同じように、悪玉菌と善玉菌がありますので善玉菌がなるべく多く活動しやすい肌作りをしていく事がニキビを防いで綺麗にしていくことになります。

 

そして、出来てしまったニキビに関しては、状態をよく見て潰すか潰さないかを決める事になります。
ニキビの状態が白や黒などの初期状態なら、この時点で清潔な状態で潰しておけば治りも早いのですが、炎症を起こして赤や黄色の状態になってしまったニキビを潰してしまうと、今度はそれを餌に悪玉菌が活動を活発化させてさらに悪化させていきます。

 

よく、ニキビが出来たら触らないようにと言われます。
実はきちんと手を洗っていたりしても、完璧に除菌が出来ているわけではありません。

そのため、肌を触ったりニキビに触ると雑菌が入り込んでしまいます。
その状態でもし潰してしまったとしたら今度はその潰した所にも雑菌が入って混じりこみ、悪玉のアクネ菌がそこで活動をはじめ炎症を起こすようになってしまうのです。

 

一般の人では自分のニキビの状態がどんな状態なのかよく分からない事も多いです。
特に初期状態のものかどうかの判別も難しいですから、潰せる段階かどうか分からないという時には触らずにケアをするか、病院で診てもらってから処置をしてもらいましょう。

アクネ菌は善玉菌であっても悪玉菌へと働きを変える事もありますので、ニキビは潰さず、出来てしまった場所や顔などはできるだけ必要な時以外は触らずスキンケアや治療を進めていきましょう。

 

 

ニキビ跡のシミに有効なものとは?

ニキビがせっかく治ったと思ってもシミのような色素沈着が肌に残ってしまうと悩みの種となってしまうでしょう。

そういった悩みを持つ方であれば、色素沈着が肌に残ったニキビ跡の効果的な改善策を探している方を多いでしょう。

 

ニキビが治った後にできるシミのような色素沈着に関しては紫色や赤黒い色をしたニキビ跡が残りますが、これはニキビによって起こった炎症が肌組織を傷付けて毛細血管から血が滲み出て内出血を起こしている状態です。

また、茶色のシミのようなニキビ跡が残る事もありますが、これはニキビ跡が残った肌で紫外線の強いダメージを受けると、皮膚がそのダメージからメラニン色素を発生させて保護しようとするからであり、肌のターンオーバーが正常に行われていない時に沈着しやすいのです。

ニキビ跡のシミに関してはこういった種類がありますが、シミのような色素沈着を消すための改善法の中でもやっておきたいポイント3選があるので試してみると良いでしょう。

 

色素沈着が残ったニキビ跡に対してポイント3選
・「肌のターンオーバーを正常な状態に導く」
・「ピーリング」
・「紫外線のダメージ対策」
になります。

 

「肌のターンオーバー」に関しては、色素沈着が残っている表皮は肌のターンオーバーによって新しく生まれ変わる部分であり、肌のターンオーバーを正常にさせる事が重要になるので食生活を見直してバランスの良い食生活を心がけたり、睡眠不足を避けて質の良い睡眠を取るように工夫するのが効果的です。

また、肌のターンオーバーを正常な状態に導くためには低刺激で肌に優しい洗顔料で顔を洗ったり、洗顔後の保湿ケアは重点的に行うようにしましょう。

 

「ピーリング」に関しては28日周期で行われていると言われる肌のターンオーバーを早める方法であり、古い角質を剥離する作用のある特殊な薬剤を使ったものです。

ただ、ピーリングは肌のターンオーバーを早める働きがある一方で、強引に角質層を剥がして肌に刺激を与える行為なので、肌が弱い方にとっては肌トラブルを起こす可能性があるので気を付けなければなりません。
特に肌に刺激が少ないタイプのピーリングが自宅でできる薬剤も多く販売されていますが、使用後の保湿ケアは十分に行った方が良いです。
また、過剰に使用を繰り返すのは刺激を与えてしまい逆に肌トラブルを招きかねないので注意しましょう。

 

「紫外線のダメージ対策」に関しては、茶色いタイプのニキビ跡に発展させないための方法でもあり、外出する際は特にUVケアを徹底して行うようにしましょう。

色素沈着が残るニキビ跡に対してはこれらのポイント3つをしっかり取り組めばほとんど消す事が可能と言われています。