バストアップサプリに含まれるプエラリアミリフィカは危険?!バストアップのためには安全なサプリを選ぼう

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バストアップに憧れる女性は多く、市場にはバストアップを目的としたサプリメントが数多く出回っています。

このようなバストアップは効果が高く、手軽に摂取できるとあって人気を集めていますが、その反面リスクも高いことを覚えておきたいです。

バストアップサプリの中には副作用が出やすい商品もあり、注意が必要になります。

ここではバストアップサプリの副作用についてまとめてみましょう。

 

【バストアップサプリは効果が高いけれど、危ない?!】

バストアップサプリはバストアップを目的としたサプリメントであり、バストの成長に必要な栄養成分がたっぷりと配合されています。

バストを大きくするには女性ホルモンを活発にする必要があるため、女性ホルモンに働きかけるような成分が配合されたサプリメントが多いです。

バストアップサプリは、バストアップに対する高い効果が期待できる反面、副作用が多いことでも知られています。

 

実際にバストアップサプリを服用した消費者から副作用の報告が数多くされたため、国民生活センターはバストアップを目的とするサプリメントを飲んで月経不順になったり、湿疹が出たりした相談が2012〜2017年の5年間で209件寄せられたという報告もしています。

バストアップサプリによる被害が急増しているので、国民生活センターから注意喚起がされたほどです。

 

国民生活センターが調査した12のバストアップサプリの中で11の商品には、マメ科の植物である「プエラリアミリフィカ」の根塊から抽出された「デオキシミロエステロール」が含まれていました。

このプエラリアミリフィカに含まれるデオキシミロエステロールは植物性エストロゲンと呼ばれる成分であり、体内に摂取されると女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをすることで知られています。

このデオキシミロエステロールの働きによって、バストアップが期待できるのですが、この成分によって副作用が起こりやすくもなるのです。

 

副作用の出た人を年代別に見てみると

10代 37件
20代 69件
30代 41件
40代 42件

となっており、20代が最多で、若い女性に多いことが分かります。

 

副作用の内容は、嘔吐・下痢・腹痛などの消化器障害が76件と最多で、次いで皮膚障害(59件)、月経不順・不正出血(33件)となっています。

 

【バストアップサプリの副作用の要因はプエラリアミリフィカ?!】

全てのバストアップサプリで副作用が起こるわけではありませんし、個人差もあります。

ただプエラリアミリフィカが含まれるバストアップサプリは副作用が出やすいことが、副作用報告からも明らかです。

ではプエラリアミリフィカとはいったいどのような働きをしてくれるのでしょうか?

プエラリアミリフィカはタイなど東南アジアを中心に自生するマメ科の多年草の植物です。

このプエラリアミリフィカは、地元では古くからバストが大きくなる、肌によい、アンチエイジングに効果があるとして親しまれてきたものであり、この地方に住む女性はグラマーで美しい方が多いといわれるほど。

 

プエラリアミリフィカにはデオキシミロエステロールとミロエステロールと呼ばれる2つの植物性エストロゲンが豊富に含まれます。

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2つのホルモンがありますが、その中でも特にエストロゲンは乳腺の発達促進には欠かせません。

 

乳腺が発達、促進すると発達した乳腺を守るために、その周りに脂肪細胞が増殖します。
その脂肪細胞が増殖し、定着するとバストアップにつながるのです。
つまりエストロゲン分泌量が増えれば増えるほど、乳腺発達が促進されて、バストアップになるということ。

 

このエストロゲンと同じ働きをするのが植物性エストロゲンなのです。

植物性エストロゲンとエストロゲンは同じ構造をしており、植物性エストロゲンが体内に取り込まれると、エストロゲン様作用を示します。
そこで多くのバストアップサプリでは植物性エスエトロゲンを多く含む成分をたくさん配合しているのです。

 

植物性エストロゲンとして有名なのが大豆に含まれるイソフラボンでしょう。

このイソフラボンにももちろんエストロゲンを活発にさせる働きがありますが、プエラリアミリフィカに含まれるデオキシミロエステロールやミロエステロールは大豆イソフラボンの1000〜10000倍もの効果があるということが分かっています。

 

強力なバストアップ効果が期待できる反面、副作用も大きくなってしまうのがプエラリアミリフィカの難点です。

女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンのバランスが保たれていなければならず、バランスが崩れると様々な体の不調を来します。
プエラリアミリフィカでは、急激にエストロゲン量が増えてしまうので、プロゲステロンとのバランスが崩れてしまい、副作用が起こってしまうのです。

 

プエラリアミリフィカに含まれる植物性エストロゲンであるデオキシミロエステロールやミロエステロールの含有量は、プエラリアミリフィカが栽培された地域、その生育年数によってばらつきが非常に大きいです。

そのためどこの地域で採取されたプエラリアミリフィカかわからない、本国タイできちんと認定されたプエラリアミリフィカを使っていないなどの製品は非常に危険です。

 

商品ごとによって配合されているミロエステロール、デオキシミロエステロールの含有量は異なるので、1日摂取目安量を超えて服用してしまっている場合もあるかもしれません。

 

【プエラリアミリフィカ配合のバストアップサプリは諸外国では規制対象になっているところもある?】

高いバストアップ効果が期待できると人気を集めているプエラリアミリフィカ配合のバストアップサプリですが、副作用の発言頻度が高く、重篤な副作用につながる恐れも0ではありません。

海外ではすでにプエラリアミリフィカ成分をサプリへ使用するのを禁止しており、販売も中止されています。

 

特にプエラリアミリフィカはヒトにおける十分な安全データが存在しないため、食品として販売を禁止するなどの措置が進められています。

例えば、EUや韓国では食品としての使用、販売が禁止されていますし、香港では注意喚起、さらにオーストラリアやニュージーランドでは、安全性評価を受ける必要があるとなっています。

本国のタイでも、1日摂取目安量は100mg以下に制限されており、大量服用は危険という認識です。
このように諸外国においても、プエラリアミリフィカはヒトに対する十分な安全データが存在していないの食品としての販売が禁止されているなど措置が多く取られていることを覚えておきましょう。

 

現在、日本の厚生労働省ではプエラリアミリフィカを含む健康食品に対して事業者に対して製品の製造管理の見直しを指導しています。

製造方法など原材料の供給元から規格書などを入手して確認しなければなりませんし、製品の摂取量が十分安全であるかなども確認が求められています。

また原材料の分析、健康被害情報があった場合には、1日あたりの摂取目安量の見直しを実施すること、消費者へ安全性に関する情報を提供することなどを指導しているのです。

 

日本医師会では、健康食品で健康被害が起きないように、国に対して積極的な要望、発言をおこなっており、プエラリアミリフィカによる健康被害に関する注意喚起を現場の医師に対して行っています。

 

【バストアップサプリで起こる副作用を徹底リサーチ】

先ほど、国民生活センターに寄せられた副作用報告では、嘔吐・下痢・腹痛などの消化器障害、皮膚障害、月経不順・不正出血などが多いという話をしました。
ここではバストアップサプリで起こる副作用について詳しくまとめてみましょう。

 

<嘔吐、下痢、腹痛>

嘔吐、下痢、腹痛などの消火器障害は、プエラリアミリフィカ摂取でよく起こります。
この副作用もまた、ホルモンバランスが崩れることによって引き起こされるのです。

また嘔吐、下痢、吐き気の他、めまいや頭痛など、自律神経バランスが崩れることによって起こる症状が現れる場合もあるでしょう。
ホルモンバランスが崩れると、自律神経の交感神経と副交感神経もアンバランスになってしまうので、頭痛、めまいなどの症状が起こります。

 

<皮膚障害>

プエラリアミリフィカを摂取するとホルモンバランスが乱れて、ニキビや吹き出物などの肌荒れが起こります。

普段でも疲れていたり、ホルモンバランスが崩れたりすると肌トラブルが起こりやすい人は、特にこの副作用がでやすいでしょう。

 

<不正出血>

プエラリアミリフィカを飲んだことによって起こる不正出血は、ホルモンバランスが急激に変化したことによって起こります。

ホルモンバランスが崩れると子宮内膜の一部が剥がれてしまい、それが血として排出されるのです。

急激に女性ホルモンバランスが崩れると、不正出血が起きやすくなるので、特にバストアップサプリをはじめて飲む人は注意が必要になります。
初めて服用する人は、1日の摂取量よりも少ない量から飲み始めた方が安全でしょう。

 

<月経不順>

エストロゲン分泌量が急激に活発になると、排卵日なども狂ってしまうので、いつもの生理周期とは異なり、急に生理が来たり、生理が遅れたりします。

 

【バストアップサプリの選び方】

ここまでお話ししたように、プエラリアミリフィカを配合したバストアップサプリは、厚生労働省が注意喚起を出すほど、副作用報告が多いです。

せっかくバストアップするために飲んだサプリメントで、体に危害が及んでしまうのは非常に怖いですね。
出来る限りプエラリアミリフィカを配合していないバストアップサプリを選ぶようにしましょう。

 

「バストアップサプリ=副作用が怖い」

というイメージがついてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。

全てのバストアップサプリで副作用が出るわけではありませんし、植物性エスロトゲンを大量に配合していないバストアップサプリであれば副作用は起こりにくいでしょう。

 

またバストアップサプリと名前がついているもの以外にも、バストアップ効果が期待できるものはたくさんあります。

例えばヘルスライフ社のプラセンタサプリや、ブラックモア社のプレグナンシー&ブレストフィーディングサプリなどは、バストアップを目的として作られたサプリメントではありませんが、バストアップ効果も期待できます。

 

プラセンタサプリは、羊由来の胎盤から抽出されたプラセンタをたっぷりと配合したサプリで、基礎代謝や新陳代謝を高めてくれます。

プラセンタにはたくさんのアミノ酸や成長因子、核酸、タンパク質などが含まれているので、バストアップに必要な栄養成分も多いです。

 

特にプラセンタには女性ホルモン(エストロゲン)を作り出す卵巣機能を活性化させる働きがあるので、女性ホルモン分泌量を増やすことができます。
女性ホルモン分泌量が増えることで、乳腺が発達しやすくなり、バストアップにつながるでしょう。

 

プラセンタに含まれるアミノ酸はタンパク質を構成する成分であり、タンパク質はホルモンを生成する時にも必要ですし、バストを支える大胸筋などの筋肉の原料ともなります。

またプラセンタは基礎代謝や新陳代謝を向上させて、血液の流れをスムーズにすることもできるのでバストアップに必要な栄養素が届きやすくなりますよ。

 

バストアップの他にも、

・シワ、たるみなどのアンチエイジング効果
・くすみ、シミなどに対する美白効果
・更年期障害の症状改善
・自立神経失調症改善
・うつの緩和

など様々な効果が期待できる万能なサプリメントです。
バストアップはもちろん、健康志向の人はぜひ摂取しておきたいですね。

 

またプレグナンシー&ブレストフィーディングサプリは、妊娠中の女性、授乳中の女性が必要とする栄養素がたっぷりと含まれた、妊婦さん授乳中のママさんのためのサプリメントです。

もちろんそれ以外の方が服用してもOKなのですが、こちらのサプリメントもバストアップに効果があります。

プレグナンシー&ブレストフィーディングサプリには亜鉛、鉄分、カルシウムなどの6種類のミネラル類、ビタミンCやビタミンDなどの10種類のビタミンをバランスよく配合しているので、バストアップに必要な栄養素もしっかりとチャージできますよ。

 

<参考商品>