シーププラセンタについてと自律神経の関係性について

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シーププラセンタってなに?

 

プラセンタは、胎児がお腹の中で成長するときに必要な成長因子です。

わたしたち人間をはじめ、豚・馬・羊など哺乳動物の胎盤に存在する成分で、プラセンタとは文字通り胎盤という意味をもっています。

したがって、組織再生や代謝促進などに効果があることから、美容目的に使われたり、医療目的で使われたりとたいへん有能な成分です。

 

しかし、大人になるころからプラセンタの量は少なくなっていきます。

プラセンタの歴史は古く、かのエジプト女王クレオパトラが使っていたことが知られています。

 

また、中国でも秦の始皇帝以来、不老長寿の薬、現在では紫河車という名の漢方薬として使われています。

プラセンタは、動物の胎盤由来の成分で、その動物によって馬プラセンタ・豚プラセンタ・シーププラセンタなどと呼びます。

シープとは羊のことで、羊由来のプラセンタになります。

 

シーププラセンタは日本では、あまり知られていませんが、ヨーロッパ特にスイスでは、医療用として多く使われています。

特徴は、羊のアミノ酸が人のアミノ酸によく似ており、人の体になじみやすく、また羊は免疫力が強く病気になりにくいためワクチン接種が少なく、ワクチンや投薬にも影響を受けにくく、他のプラセンタと比べると吸収率もよく、免疫反応もが少ないといわれています。

プラセンタには人間、豚、馬、羊の種類がありますが、中でも人間にいちばん近く吸収率の良いプラセンタがシーププラセンタです。

日本では馬や豚のプラセンタサプリメントがほとんどで、あまりなじみのないシーププラセンタですが、実は欧米やヨーロッパでは非常に人気の高いものです。

 

人間の体内成分と似ていることから、体に馴染みやすく発疹などの副作用も少ないことや、美肌に関する効果も高いということです。

また羊の免疫力は高く、病気にかかりにくく薬剤投与があまりされないため、純度の高いプラセンタが抽出できます。

 

さらに管理も徹底されているので安心して使用することができます。

シーププラセンタの効果は広範囲で、更年期障害をはじめ抜毛、冷え性、肌荒れや生理不順や睡眠障害などの改善にも役立っています。

また、美容効果も高く、肌を活性化して美肌効果を促進してくれる栄養成分が豊富に含まれております。

 

シーププラセンタに含まれている成長因子は、細胞を増殖させ修復させる効果もあると言われています。

また体内に発生した活性酸素を除去する働きにも注目です。

活性酸素は大量に発生すると健康な細胞を攻撃して炎症を起こさせることがあります。

活性酸素を除去することによって抗炎症作用が働き、病気の予防やアレルギー症状の緩和や肌荒れ予防、ストレス予防に繋がります。

 

シーププラセンタのサプリメントはメンタル面でも身体面でも効果が期待できるプラセンタです。

具体的に、美容面ではしみ・くすみ・しわ・たるみ・ハリ・つやなどの改善、医療面では、自律神経調節作用・ホルモン調節作用・代謝機能向上作用・疲労回復作用などたくさんの効果があります。

プラセンタはそのままでは医薬品にも美容製品にもできません。

そこでエキスを取り出し製品に加工しています。

このエキスを治療薬として注射したり、サプリとして飲んだり、肌に直接ぬることで効果が得られます。

注射はすぐに効果がみられますが、サプリはしばらく飲み続ける必要があります。

プラセンタはその素晴らしい効能から、医療機関ではプラセンタ療法として使用されています。

さらにサプリメントや化粧品として流通する人気ぶりは、その効果の高さを表しているようです。

医療機関で使われているプラセンタの多くは注射や点滴などを通して行われているようですが、わざわざ病院へ行かなければならない、費用が高い、感染症などの問題があります。

 

おすすめしたいシーププラセンタ

 

羊は免疫力が高く、病気にかかりにくいのでワクチンや薬の影響を受けにくいとされています。

さらに人体になじみやすいという利点もあり、羊のプラセンタは人気です。

特にニュージーランドやオーストラリアの羊は安全性において信頼があります。

というのも、スクレイピーという羊やヤギの神経系を冒す病気があるのですが、ニュージーランドとオーストラリアでは現在まで発生していません。

 

スクレイピーの原因とされているのが飼料にあるとされているのですが、この二国はその飼料を管理する機関の厳しい審査も通過し、その安全性を保っています。

こういった点は原産国を選ぶ上でとても貴重な判断材料となります。

安全を誇るシーププラセンタで調子を整えましょう!

 

自律神経とプラセンタについて

 

上記のように、プラセンタとは胎盤を意味する言葉です。

プラセンタにはアミノ酸やタンパク質や酸素など様々な栄養素が含まれており、色々な効果があります。

その中でも女性ホルモンに欠かせない自律神経を調整する効果や、ホルモンのバランスを整える作用があります。

 

人間は加齢とともにホルモンの分泌が少なくなり、更年期には殆ど分泌しなくなります。

ホルモンのバランスが崩れると自律神経のバランスも崩れ始めます。

女性ホルモンのことをエストロゲンと言いますが、このエストロゲンが減少すると様々な症状があらわれます。

自律神経には2種類あって、脳内の交感神経と副交感神経がバランスよく作用しあってこそ、人は健康でいられます。

 

交感神経は体内を活発にする働きがあり、副交感神経は逆にリラックスさせる働きがあります。この二つの神経のバランスが崩れる自律神経失調症という病気になります。

月経周期の乱れから始まり月経が止まり、それに伴って生じうる症状には、脂質の異常、骨粗鬆症、高血圧、皮膚の老化等数えきれないぐらいあります。

 

それは個人によっていろいろで一人一人違います。

加齢による老化は避けることはできませんが、症状を軽減する方法もあります。

 

婦人科ではHRT療法(ホルモン補填療法)があります。効果のある方法ですがデメリットとして乳癌、子宮癌、血栓症の投薬治療をしている方には出来ません。

そこで登場するのがプラセンタ治療法です。

プラセンタ治療法は保険適用が認められている治療です。この療法ではヒトプラセンタを用いています。

人によって2週間~1ヶ月の周期で投与され、多くの更年期症状が改善されています。

更年期障害は自律神経の乱れから発症しますので、このプラセンタ自律神経にも効果的といえます。

また、プラセンタサプリはプラセンタ注射よりも副作用が少なく費用も安い為、更年期の改善をするために多くの方が用いています。

 

シーププラセンタと自律神経の関係

 

いろいろな効果がある中で最近、自律神経にもよいことも解ってきました。

後半は、シーププラセンタと自律神経について説明します。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2通りあり、自分の意思で調整することが出来ない呼吸器や循環器など生きていく上で基本的に必要な活動をサポートするためのものです。

 

交感神経は緊張したり、ストレスを抱えているときに働き、逆に睡眠中やリラックスしているときに働くのが副交感神経です。

この両方のバランス調整がうまく働かなくなると心身に不調があらわれます。酷くなると自律神経失調症といわれます。

シーププラセンタなどには、成長因子をはじめ数多くのアミノ酸や、核酸・各種ビタミン類・ミネラル・酵素・ムコ多糖類などの栄養素が豊富に含まれています。

そのうち、自律神経に関わってくるのは成長因子になります。

成長因子は、体の部位によって違う細胞ごとに働きが異なっています。

 

この中に、神経細胞増殖因子があり、自律神経や・ホルモン調整を行い、神経細胞を増殖する働きをつかさどっているのです。

この因子の効果でうつ病や更年期障害の症状が緩和されます。

 

また、脳の老化防止にもよく、認知症などの精神障害の予防や治療にも重宝されています。

他にも肝細胞の増殖・修復をする肝細胞増殖因子・免疫力を上げて、白血球lの肝細胞を増殖させるコロニー形成刺激因子や皮膚細胞に関する繊維芽細胞増殖因子・上皮細胞増殖因子(角膜・肺・気管)、そのほかの器官の修復や細胞の再生をおこなうインスリン様成長因子などがあります。

 

シーププラセンタなどを摂取すると、これらの因子がバランスよく体内で働くようになり、加齢による老化現象を緩和、新陳代謝を殖やし体全体の働きを調整することで、いつまでも若々しく過ごすことができることでしょう。

 

成長因子の働きをもっと知ろう!

プラセンタが自律神経の働きに良いことはわかりましたが、もう少しその具体的な働きを見てみましょう。

そもそも成長因子とは、別名「増殖因子」や「細胞増殖因子」とも呼ばれる、たんぱく質の総称です。

その働きは、細胞の活性化や新陳代謝の促進をはじめ、ホルモンバランスや自律神経の調整、精神安定、血行促進、免疫力強化と人間が生きるための基礎づくりのサポートと思えるようなものばかりです。

 

人間は、「ヒト成長ホルモン」によって体をつくり、成長していきますが、このホルモンは20代の後半をピークに減少していきます。

そこから始まるのが老化現象という名のもとに様々な不調が始まると言って良いのではないかと思います。

この「ヒト成長ホルモン」を活性化することが若返りの秘訣と言われており、成長因子はそれをサポートすると言われています。そのことから、近年は成長因子のさらなる効用を求めて研究が進んでいるようです。

 

なぜ自律神経を整えてくれるの?

 

アンチエイジングに良いと言われている成分がなぜ、自律神経にも効果を発揮するのでしょうか?

アンチエイジングと自律神経、このふたつにどのような関連性があるのかが想像できません。

しかし、そこが成長因子の素晴らしいところなのです。

 

成長因子は実に幅広い作用をもち、細胞の種類によってその働きが変わるそうです。

その中のNGFという神経成長因子が自律神経やホルモンのバランスを整え、自律神経失調症をはじめ、更年期障害やうつ病などの症状に効果があるとされています。

プラセンタが自律神経に効果がある理由は、プラセンタに含まれている神経成長因子のおかげだということです。

さらに、プラセンタには、100種類以上の成長因子が含まれていると言われ、今後さらなる作用が発見されるのではないかと言われています。

 

アンチエイジングと自律神経の関係性

 

アンチエイジングと自律神経は関連性がなさそうですが、年齢とともにヒト成長ホルモンの分泌は減少していき、それにともない様々な老化現象が出てくることを考えれば、そのヒト成長ホルモンを刺激するといわれている成長因子の働きは両方にとって重要な働きです。

 

老化現象の特徴のひとつは体の機能低下ですが、そのために免疫力、疲労感の修復やストレスへの耐性など全体的に下がり、人間の意思では管理できない自律神経もその働きの精度が鈍り、だんだんとバランスを保てなくなってくるものと思います。

 

プラセンタに含まれる成長因子は、そういった面からサポートするような役割として体へ働きかけ、体の復調を助け、全体的な機能アップ→正常な自律神経の働きに戻る→年齢に合った健康(=アンチエイジング)に効果が発揮するものと思います。

まだまだその素晴らしさは未知数であるプラセンタ。

成長因子の効果を余すことなく吸収するために、人間との相性も良い羊のプラセンタをぜひお試しください。