魚を食べた方がガンになりにくいというのは本当なの?

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食生活によって、ガンの発生頻度が変わることは、いくつもの研究結果からも分かっています。

よく言われているのが、「肉」よりも「魚」の方が、体によい!というもの。
これは本当なのでしょうか?

魚を食べた方が、ガンになりにくくなるのでしょうか?
ここでは、魚を食べるとガンになりにくいのか?についてまとめてみましょう。

 

【魚を食べると肝臓ガン発生率は下がるの?!】

「魚を中心とした食生活は体によい」というのは、昔から言われてきました。

日本は、海に囲まれた島国なので、魚を食べる習慣が昔からあり、魚をたくさん食べるので長寿の国なのだ・・・とも言われてきました。

また、食の欧米化に伴い、ガンになる患者さんが増えたこともあり、やはり魚は肉よりも健康によいのでは?と再注目されています。
では、実際に魚を食べるとガン発生率は下がるのでしょうか?

 

日本では2人に1人がガンになる時代ですが、近年の研究では、食生活とガンの関連がどんどん明らかになってきています。
ただ、「魚は体によい」といわれているものの、これまではっきりとしたガン予防のデータはほとんどありませんでした。

 

しかし、国立がん研究センターの研究チームが、魚が「肝臓ガン」の発生リスクを抑えるという調査報告を発表したのです。
この調査では、45歳〜74歳までの男女9万人を5つのグループに分けて、11年にわたって追跡調査をしました。

 

魚の中でも、サバ、サンマ、アジ、イワシなど青魚には、EPA(エイコサペンタ塩酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)と言った「不飽和脂肪酸」を多く含んでいます。

不飽和脂肪酸を多く含む魚を、たくさん食べるグループは、最も青魚を食べる量の少ないグループに比べて、肝臓ガンのリスクは0.64倍まで下がっていることが分かりました。
この調査で調べた魚は、サバ、サンマ、アジ、イワシ、マス、サケ、タイ、ウナギの8種類です。

 

この調査結果から、魚をたくさん食べる人は、ガンのリスクを軽減できるということが分かりました。

肝臓ガンを予防できた要因としては、魚に多く含まれる不飽和脂肪酸の効果が影響しています。
魚の不飽和脂肪酸には、炎症を抑える効果があるため、慢性肝炎から肝臓ガンになる患者が少なかったのではないか?と考えられています。

 

肝臓ガンを患う人の多くは、B型肝炎やC型肝炎のウイルス感染から発症します。
この肝臓の炎症を魚の不飽和脂肪酸が和らげることで、肝臓ガンまでの進行を食い止めてくれたのでしょう。
また、すでに肝炎ウイルスに感染した人でも、魚を食べることで肝臓ガンリスクの低下が見られました。

 

そのほか、肝臓ガンが発症する要因には、「糖尿病」や「肥満」もあります。
魚を食べることによって、肥満や、糖尿病などの生活習慣病予防につながったとも考えられるでしょう。

 

【魚は大腸ガンリスクにも関与している?!】

日本人は、戦後、食生活が欧米化したことによって、大腸ガン患者が顕著に増加しました。

現在でも、大腸ガンの罹患率が世界で最も高い国の1つとなっているのです。

 

大腸ガンが増加した要因は、先ほど述べたように、食生活の変化などライフスタイルの変化に起因するところが大きいといわれています。
特に、動物性脂肪、肉の摂取量の増加、繊維・穀物の摂取量の減少など、戦前と戦後では食生活が大きく変わりました。

 

日本人は戦前は肉よりも魚が多く食べられており、特に日本人がよく食べる魚にはn-3系多価不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
このn-3系多価不飽和脂肪酸が、大腸ガンの発生に対して予防的に働くメカニズムが分かってきているのです。

実際、世界ガン研究基金と米国がん研究機関(WCRF/AICR)は魚の摂取が大腸ガンになるリスクを低下させる可能性があると結論付けた研究結果を報告しています。

 

日本での研究調査においても、魚由来のn-3系多価不飽和脂肪酸と大腸ガンの関係性が調査済みです。

男女約8万9千人を平成7年から平成18年まで追跡し、大腸ガンと診断された人を、不飽和脂肪酸摂取量によって5つのグループに分類したところ、魚由来のn-3系不飽和脂肪酸及び、トータルのn-3系不飽和脂肪酸摂取量が多いグループの結腸ガンのリスクが低くなっていることが分かりました。

 

直腸ガンに関しては、n-3系不飽和脂肪酸は特に優位な関連は示していません。
青魚に代表されるn-3系不飽和脂肪酸による大腸ガンリスクの低下は、結腸や近位結腸など大腸の近位部において見られますが、遠位結腸や直腸などの遠位部では見られませんでした。

 

この日本の研究結果に関しては、n-3系不飽和脂肪酸と大腸ガンの関連については、特に関連はないと結論づけていますが、海外においては関連があるという結果が出ており、今後さらに研究が進められていくでしょう。

 

【魚に含まれるn-3系不飽和脂肪酸はガン予防には最適!!】

上記の調査結果からも分かるように、肉よりも魚の方が、ガン予防に効果的と言われる理由は、魚に含まれる「n-3系不飽和脂肪酸」に秘密があります。

 

このn-3系不飽和脂肪酸は、青魚に秘められたパワーです。

アジ、サバ、イワシ、サンマなどの背が青い魚に特に多く含まれているn-3系不飽和脂肪酸は、血液循環をよくする効果があります。

青魚に含まれる不飽和脂肪酸は、DHAやEPAです。
記憶力を良くしたり、集中力をアップしたりする効果のあるDHAは、受験生に積極的に摂取してほしい成分として、以前注目を集めましたね。

 

北極圏で生活するイヌイットは、住んでいる地域柄、昔は野菜をほとんど食べずに、脂肪摂取中心の食生活を送っていました。

このような食生活を続けていると、肥満になったり、生活習慣病になったり、血管に血液の塊ができる血栓症になったりするイメージが強いですが、実はイヌイットの人たちは、そのような病気にかかる人がきわめて少なかったのです。

 

その理由が、青魚に含まれるDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸にあります。
この不飽和脂肪酸を豊富に含んでいる青魚やアザラシを常食としていたイヌイットの人たちは、肥満になりにくく、血栓症も引き起こしにくかったのです。

不飽和脂肪酸の作用は様々です。

次に不飽和脂肪酸の働きについて簡単にまとめてみましょう。

 

<血流促進>

血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させて、血液の流れをスムーズにする作用があります。

血液循環をよくする効果から、動脈硬化、心臓病、ガン予防につながるでしょう。
血行不良の状態だと、体の隅々まで酸素が行き届かなくなります。

 

酸素不足になるとガン細胞は増殖しやすくなるため、ガンになりやすい環境になってしまうのです。
しかし、血液がサラサラになれば、末梢部分までしっかりと酸素が行き届くでしょう。

 

<脳を活性化する>

不飽和脂肪酸には、脳の働きを活性化させる働きもあります。

先ほどお話した通り、DHAを受験生に食べさせようとメディアでも一時期話題になったのは、脳を活性化させる効果があり、記憶力が向上すると考えられたからです。
脳を活性化することによって、脳卒中や認知症予防にもつながりますよ。

 

<乾燥肌・アトピー性皮膚炎の改善>

不飽和脂肪酸には炎症を抑える作用と、湿潤作用があるため、乾燥肌を改善して、アトピーによる炎症を抑える作用があります。

肌の乾燥が改善され、潤いが保たれると、アトピーの症状も落ち着くでしょう。
不飽和脂肪酸の効果であることはもちろんなのですが、青魚に含まれる数種類のビタミンがさらに効果を高めてくれますよ。

 

【魚をどれくらい食べればガン予防につながるの?!】

青魚がガン予防に効果的であることは分かりましたが、ではいったいどれくらいの量を食べれば効果が期待できるのでしょうか?

素晴らしいパワーを秘めている青魚で、ガン予防するためには、不飽和脂肪酸の1日あたりの摂取目安量を毎日欠かさず取ることが重要です。

 

不飽和脂肪酸(EPA)の1日当たりの摂取目安量は1g。
不飽和脂肪酸1gは、青魚100gに含まれる量とほぼ同じ量になるので、毎日青魚を食べれば不飽和脂肪酸を十分に摂取できることになります。
青魚100gは魚1切分くらいなので、目安としては1日1食、アジ1身またはサバ1切れ食べるとよいでしょう。

 

【毎日青魚を食べれない人におすすめしたいフィッシュオイルサプリ】

皆さん、フィッシュオイルサプリを知っていますか?

フィッシュオイルサプリはその中の通り、魚から抽出される脂肪をサプリメントにしたもの。

フィッシュオイルサプリは特に欧米での人気が高く、年間売り上げは12億ドル(約1430億円)にも及びます。
巨大市場となっているフィッシュオイルサプリですが、ブリリアントでもフィッシュオイルサプリを取り扱っていますよ。

 

ブリリアントで取り扱っているのは、ヘルスライフ社のスーパーアトランティックフィッシュオイル(オメガ3)100粒とグッドヘルス社の各種フィッシュオイルサプリメントです。

1日1〜2粒服用なので、1ボトルで1ヶ月半〜3ヶ月近くはもつので、コスパも最高。
このサプリには、DHA、EPA、DPAと呼ばれるオメガ3脂肪酸がたっぷりと含まれています。

 

毎日1食は青魚を取り入れた食生活を心がけるのが一番よいのですが、青魚を毎日食べるって意外と大変です。
サバ、イワシ、アジなど種類はたくさんありますが、3食の中でどれか1品に必ず青魚が入ったメニューを作るのって本当に難しいでしょう。
外食などで食べるのも、なかなか出来るようで、出来ないんですよね。

 

毎日青魚を食べたいけれど食べれない…という人は、手軽に摂取できるフィッシュオイルサプリがぴったり。

フィッシュオイルサプリだけに頼るのはよくありませんので、基本的には魚を中心とした食事を心がけることをおすすめします。
その中で、栄養補助的な役割としてフィッシュオイルサプリを取り入れると、健康な体を維持できるでしょう。
ガン予防にもフィッシュオイルサプリはぴったりのサプリメントですよ。