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2018年10月3日前回は、“腸内フローラと子ども”についてご説明しました。
善玉菌やプロバイオティクスの効果は国内外から注目されており、現在もさまざまな研究や実験が行われています。
腸内フローラが心身の健康と密接な関係があることは、子どもから大人までに言えることというわけですね。
ここまでは腸と病気やメンタルなどとの関係を中心に取り上げてきました。
ここで、少し初心に戻りましょう。
腸内環境が悪いと便秘や痩せにくい体質になるとされていますが、そもそも、自分の腸内環境の良し悪しはどう判断したらよいのでしょうか?
腸内環境が悪いと弛緩性便秘になりやすい
便秘がダイエットや美容に良くないことは知られていますが、便秘の定義についてはご存知ですか?
よく、「3日以上便が出ないと便秘」という方がいますが、本来はそうではありません。
通常、便は1日に1回出れば良いと考えられています。
これは、食べ物が消化されてから排便されるまでの時間が24時間程度だからです。
腸内環境が悪い、つまり悪玉菌優勢の状態では大腸の蠕動運動が衰えることで起こる「弛緩性便秘」になりやすいといいます。
弛緩性便秘は高齢者や運動不足の人に多い傾向にあり、排便をしても残便感があるのが特徴的です。
便秘が続くと腸の中に便が残った状態(宿便)になります。
宿便を出す方法として浣腸などが挙げられますが、逆に排便が起こりにくくなる・腸管を傷つけるなどのリスクもあるためあまり望ましくないといえます。
そのため、腸内環境の改善を行うことが理想的な排便の方法だと考えられます。
腸内フローラの状態は便で分かる!健康的な便の条件とは
最近、腸内細菌が全身に及ぼす影響が見直されるとともに、腸内フローラ検査と呼ばれるものが実施されるようになりました。
採便したものを検査機関に提出するだけの簡単なもので、検便とよく似ています。
しかし、検査にかかる費用は1〜2万円程度かかるため、家族全員受けるには予算オーバーしてしまうかもしれません。
そこで、ご自身で腸内フローラの状態を調べてみることをおすすめします。
その方法とは、ズバリ「便を調べること」です。
便を調べるといってもそんなに難しい作業ではなく、単に便の状態や臭いをみるだけ。
まず、健康的な便の条件を挙げてみましょう。
・75〜80%が水分(適度に柔らかい)
・色は黄色や茶色
・バナナ2〜3本分の量(300g程度)
・においが少ない
・バナナのような形状
・1〜2日に1回排便がある
・排便時間は3分以内
・排便がスムーズで同じ時間帯に出る
これらの項目に当てはまれば、腸内環境が良好、つまり善玉菌優勢な状態である可能性が高いです。
また、恐らく便秘に悩まされている方は少ないことでしょう。
腸内フローラは日々変化していきますから、善玉菌優勢な人でも現状維持を心がける必要があります。
ダイエットの敵!腸内環境が悪い便の条件とは
反対に、腸内環境が悪い人の便の条件を挙げてみましょう。
便秘がちな人の場合
・60〜70%が水分(硬め)
・色は黒褐色
・少ない量、悪臭
・排便に時間がかかり、スムーズでない
下痢ぎみな人の場合
・90%以上が水分(固形が少なく水っぽい)
・色は個人差がある
・コップ1〜2杯の量が一度に出る
・突発的に便意が起こる
これらに当てはまる方は腸内環境を見直す必要がありそうです。
善玉菌を増やす方法として、乳酸菌飲料やプロバイオティクスサプリの摂取が挙げられます。
また、栄養バランスのとれた食事や適度な運動、十分な睡眠なども大切です。
ダイエット中の方にありがちなのが、間違った食事制限が原因となる便秘です。
適度な食事制限はダイエットに必要ですが、食物繊維が不足してしまうのはかえって良くありません。
食物繊維には悪玉菌が発生させた有害物質を便といっしょに排出させる働きがあると考えられています。
ダイエットしても便秘が続く、痩せないという方は食物繊維を多く摂るように食生活を改善してみましょう。
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