関節リウマチの人も必見。関節リウマチの症状改善にプラセンタを役立てる

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更年期障害、生理前症候群(PMS)などの症状を改善してくれ、アンチエイジングや美肌効果も期待できる万能成分といえば「プラセンタ」です。

このプラセンタ、実は関節リウマチの症状改善にも効果があると言われています。

ここではプラセンタの関節リウマチに対する効果についてまとめてみましょう。

 

関節リウマチとは

 

関節リウマチという病名を知っていても、詳しい症状や原因を知っている人は少ないかもしれません。

関節リウマチは自己免疫疾患の1つであり、自己免疫機能が複雑な女性に好発する病気になります。

 

関節リウマチになると、手足の指、手首、肘、膝などの全身の関節に炎症が起こります。

この炎症によって、関節の腫れや激しい痛みを伴い、生活に支障が出てしまいます。

関節リウマチの治療が遅れて、症状が進行してしまうと、関節の骨部分まで破壊されてしまうため、骨の変形が起こります。

骨が変形してしまうと、関節部位の機能が損なわれてしまう危険性もあるのです。

 

関節リウマチは先ほどもお話しした通り、自己免疫疾患の1つです。

自己免疫疾患は異物を認識して排除する役割を果たす体の抗原抗体反応が、自分の体を構成している細胞や成分を異物(抗原)として認識してしまいます。

その自分の細胞や成分(抗原)に対する抗体を作って攻撃してしまうことによって、様々な疾患を引き起こします。

日本には関節リウマチ患者さんが70万人以上いると言われており、30~40代に多く見られます。

 

関節リウマチが起こる原因とは

 

関節リウマチは30~40代の女性に好発して起こる疾患のため、女性ホルモンとの関連が指摘されることも多いのですが、実際にその因果関係は解明されていません。

関節リウマチのような自己免疫疾患が起こる原因因子となるのは以下の通りです。

  • 遺伝
  • 薬物
  • 化学物質
  • ストレス
  • ある種のウイルス感染

このようなことが因子となって、自己免疫疾患を発症してしまう可能性があります。
関節リウマチなどの自己免疫疾患は、症状が進行してしまうと回復が難しくなってしまいます。

特に関節の腫れ、痛み、手指が動かしにくい、力が入らない…などの症状があれば、すぐに病院で診察してもらうとよいでしょう。

一般的な関節リウマチの治療は、症状を進行させるサイトカインと呼ばれる成分の働きを抑える「生物学的製剤」を月に1~2回ほど点滴、皮下注射する治療法があります。
その他、内服薬による治療もあります。

 

プラセンタは関節リウマチに効果があるの?

 

プラセンタは自己免疫疾患である関節リウマチの症状緩和や改善に効果が期待できます。

ただ関節リウマチが治るというわけではありませんが、プラセンタを摂取することによって、

  • 関節リウマチの痛みが軽減する
  • 関節の炎症指標のCRP値が低下する

などの効果が期待できます。

プラセンタには

  • 抗炎症作用
  • 鎮痛作用

があります。

そのため、関節リウマチの炎症を抑えて、鎮痛作用によって痛みを軽減してくれます。

さらにプラセンタ自体には様々な免疫抑制物質が含有しています。

この免疫抑制物質の働きによって、関節リウマチの症状緩和や改善に効果を発揮してくれます。

その他、プラセンタにはホルモンや自律神経バランスを整える内分泌調整作用、抗アレルギー作用などもあるため、体質改善にも有効です。

 

関節リウマチに対するプラセンタ療法は全ての医療機関で行われているわけではありません。

基本的に関節リウマチに対するプラセンタ治療は、厚生労働省で認められておらず、保険適応外になります。

全ての病院で行っているわけではないので、形成外科、内科、整形外科、リウマチ科などの医療機関で、プラセンタ治療を行っているのかを診察を受けた時に確認してみるとよいでしょう。

 

人によって症状の程度も違うので、一概にプラセンタ治療が関節リウマチ治療にはよい!とは言い切れません。

プラセンタ療法による関節リウマチの症状改善の一番のメリットと言えば

副作用が少ない

ということです。

一般的な関節リウマチの治療薬として知らている抗リウマチ薬は吐き気、倦怠感、胃痛、微熱などの副作用が出るケースが多いです。

そのため、治療薬と言えばこれらの副作用に耐えなければならず、関節リウマチの治療が辛いものになってしまうのです。

 

一方、プラセンタ療法であれば、副作用はほとんど起こらない安全性の高い治療法であり、患者さん自身の満足度も高いです。

ただし、関節リウマチに対するプラセンタ療法は保険適応外になるので自由診療という扱いになります。

プラセンタによる関節リウマチ治療を行う際には、プラセンタ注射(皮下注射)を週に1~2回の頻度で1年ほど継続するケースが多いです。

またプラセンタ注射ではなく、プラセンタサプリの摂取でも関節リウマチの痛みをある程度改善できる可能性はあります。

女性の方は、関節リウマチを発症するリスクが高いので、プラセンタを摂取しておくことで関節リウマチの予防にもつながります。

 

またプラセンタは女性ホルモンのバランスを整える作用も優れているので、女性によく起こる不定愁訴の症状緩和や改善にもおすすめです。