バクテロイデスの効果・効能・作用について
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2019年8月4日前回は子どもの腸内フローラを整える方法をご紹介しました。
腸の健康や排便力を身に着けることは“腸育”と呼ばれており、近年大変注目を浴びています。
子どもの便秘は脳の働きにも影響するため、勉強への気力や集中力だけでなく、性格やコミュニケーション力にも関わる可能性があるんです!
ところで皆さん。いよいよ8月、夏本番を迎えましたね。
夏といえばレジャーにイベント、お祭り、海、プール……と楽しいこと尽くめ!
子どもも大人もワクワクの連続ですが、実は腸が疲れやすい季節でもあるんです。
今回は夏に気を付けたい「夏季うつ」「腸冷え」「腸バテ」の3つのキーワードについてお話させていただきます!
目次
女性に多い“夏季うつ”で便秘や下痢に!?夏バテとの違いも解説します
人間関係や仕事のストレス、悩み事はないはずなのになんとなく気分が落ち込んでいる。
……そんなあなたは、もしかすると“夏季うつ”にかかっているのかもしれません。
夏バテと見分けがつきにくいですが、放っておくと悪化する可能性があるため注意が必要なんです。
夏季うつと夏バテの違いはメンタル不調の有無
夏に起こる不調を「ただの夏バテ」と決めつけていませんか?そもそも、夏バテとはどんな症状かご存じですか?
本来、夏バテというのは温度や湿度の上昇で体力を奪われ、食欲低下や疲労感が生じることをいいます。
暑さによる睡眠不足も夏バテの一種です。
夏季うつは夏バテとよく似ていることから見分けがつきにくいのですが、前述の症状に加え気分の落ち込みや不安感といったメンタルの不調が現れます。
夏季うつの正式名称は「季節性感情障害(SAD) 」
5〜9月頃に生じるものだと考えられています。
意外と知られていませんが、季節性のうつ病として診療を受け付けているクリニックもあるのです。
女性は男性の3倍も夏季うつにかかりやすい!
一般的に、男性よりも女性の方が3倍ほど夏季うつにかかりやすいと言われているんです!
夏は日焼けや肌トラブルも起きやすいですから、女性にとって大変な季節といえますね。
睡眠不足や運動不足などにより女性ホルモンのバランスが崩れやすいのが原因です。
さらに、紫外線や温度、湿度といった外的刺激の影響を受けやすいのも女性のほうなんだとか。
暑いからイライラしてしまう、それこそが夏季うつの症状かもしれないということです。
夏季うつは腸内環境を悪化させる
夏季うつの恐ろしさは腸内環境を悪化させるところにあります。
私たちの心身を健康に保ってくれているのが自律神経。
交感神経と副交感神経の二つがバランスを保つことで日中の活動や睡眠、臓器の活動などが正常に行われています。
環境温度に合わせ、体内環境を整えてくれるのもまた自律神経の役割。
しかしながら、猛暑の時期は冷房によって室内が冷え切った状態になっており、室外との温度差が著しくなります。
室内外を行ったり来たりするうちに、自律神経も“バテて”しまうのです。
自律神経がバテてしまうと腸の働きが悪くなり、便秘や下痢などが起こる原因に。
脳と腸が互いに影響を及ぼし合う「脳腸相関」も無視できません。
夏季うつによるメンタルの不調が腸に伝われば、腸内環境が悪化する恐れは十分あるでしょう。
また、腸内環境の悪化はうつ病を招くともいわれています。
うつと汚腸の悪循環をどこかで止めなければ、せっかくの夏が台無しになってしまうかもしれませんよ!
腸が夏バテになる“腸バテ”と腸が冷える “腸冷え”にも気を付けよう
夏季うつが腸内フローラを乱すことはお分かりいただけたと思います。
しかし、夏はとことん腸に意地悪したいらしく、私たちの知らないところで腸内環境を悪化させようとしてきます。
ここでは、美腸の敵「腸冷え」「腸バテ」についてご説明していきます。
夏に起こりやすい腸冷えは万病のもと!
『腸の冷えを取ると病気は勝手に治る』や『腸はぜったい冷やすな!』という本が出版されているのをご存じですか?
腸活中の方の中には、読んだことがある方もいるでしょう。
どちらも専門医の著書であるため、信ぴょう性は非常に高いといえます。
本のタイトル通り、腸の冷えは万病のもとになるといわれているんです。
便秘や下痢といった腸の症状以外にも、アレルギーや肥満、糖尿病、がんまで……。
腸を笑うものは腸に泣くという言葉がふさわしいかもしれません。
そして、夏は意外にも腸が冷えやすい季節なんです。
暑い時期はどうしても冷たい飲み物や食べ物を口にしたくなりますよね。
口当たりの良いアイスやスイーツなどを食べる習慣が付くことも。
ほかにも、エアコンをつけっぱなしで寝たり、薄着で冷房の風に当たったりと知らず知らずのうちに腸を冷やしてしまっているんです。
腸冷えはいわば腸が疲弊した状態。
消化吸収や蠕動運動などの機能が弱まり、便秘や下痢、過敏性腸症候群を引き起こします。
悪玉菌増加により毒素や有害物質が体中を巡れば、肌トラブルをも招くでしょう。
寝る前にスマホを見るだけで腸冷えになる!?
腸冷えは冷たい物や冷房など直接的なもののほかに、間接的な原因も考えられます。
自律神経のうち腸の働きを司るのは副交感神経。通常は夜間に活発に働き、心身をリラックスさせる作用ももっています。
しかしながら、何らかの理由で交感神経が優位になってしまうと、腸の働きが抑制され腸冷えにもつながるのです。
寝る前にパソコンやテレビ、スマートフォンを見る人は要注意。
これらの画面からはブルーライトと呼ばれる光が発生しており、脳に強い刺激を与えます。
その結果、交感神経が過剰に働いてしまうのです。
ベッドに入ってからもスマホを見てしまう人は多いと思いますが、腸にとってよくないということを頭に置いておきましょう。
ストレスも交感神経を優位にさせる要素となります。
暑い夏、無理せず家でゆっくり休む時間も取ることが大切ではないでしょうか。
楽しい夏は美腸から!プロバイオティクスも意識しましょう
夏に気を付けたい“腸バテ” は、便秘や下痢、腹痛など腸の不調を指します。
その原因の一つが、前述させていただいた腸冷えです。
腸を冷やさないことは、腸バテに対抗する手段にほかなりません。
せっかく夏祭りや花火大会、海水浴に出かけても、お腹が痛くて楽しめなかった……では、もったいないですよね。
素敵な夏を過ごすためには、良好な腸内フローラが必要不可欠。今日からさっそく腸活を始めましょう。
腸活の基本中の基本が「プロバイオティクス」です。
乳酸菌やビフィズス菌などの有益菌、またそれらを摂取することを指します。
ヨーグルトや納豆、乳酸菌飲料など食品からの摂取も可能ですが、毎日食べることが望ましいとされています。
(参考文献:厚生労働省 腸内細菌と健康
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-003.html)
とはいえ、外出が増えてなかなか食べられないという方もいることでしょう。
そんなときはサプリメントを活用するのも一つの方法です。
夏季うつや腸冷え、腸バテに負けず、思い切り夏を満喫してくださいね!
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