睡眠と育毛の関係とは?より良い睡眠について
2018年4月9日不眠症の原因とその改善方法とは?
2018年4月9日目次
美容と美肌に欠かせない睡眠のこと
睡眠の生きていく上での重要性とはなんでしょうか。
睡眠は人間が生きていくうえでなくてはならないもので人間の生きている時間の大半は睡眠で占められています。
忙しい人や、やりたいことがたくさんある人にとっては、寝る時間がもったいないという人もいますが寝ることはとても大切なことで、健康維持していく上でも、また自分の能力を十分に発揮するうえでも重要性があるのですが、さまざまな美容効果もありますので女性にとってはとくに欠かせないでしょう。
寝ることは体を休めるだけではなく、頭の中を整理してリセット状態にする効果もありますので、疲労回復効果ももちろんありますが同時にストレス解消効果もあるのです。
また女性にとっては美容効果だけではない、うれしい効果があります。
それは十分な睡眠を取ることは、太りにくい体を作ってくれるのです。
ダイエットは寝るだけではなく他にも食事制限や運動なども必要ですが、同時にしっかりと睡眠することも重要なのです。
太りにくくなるのは、なぜかというと人間は寝ている間にエネルギーを消費しているようですので寝不足のひとは太りやすい傾向にあります。
いくら食事制限や運動を頑張ってやったとしても肝心の睡眠を十分に得られていなければ、ダイエットを成功させることはできないのです。
不眠症とその対策とは?
睡眠は人間にとって重要なのですが、世の中には眠りたくても眠れないという不眠症で悩んでいる人も多いです。
不眠症はわからない人から一見すると大した問題ではなさそうに見えますが、実際には健康を維持できなくなり、また自分の能力を発揮することができなくなります。
特に日頃、仕事をしている人にとっては不眠症にかかることはこのうえもなくつらいことです。
効率よく仕事をこなせなくなり、昼間はねむくなります。
そうして仕事ができない自分に悩んでしまいストレスを抱え、そしてまた夜に眠れなくなるという悪循環に陥ります。
ひどくなるとうつ病にかかることもあるので、早めの対処したほうが良さそうです。
不眠症を解消するには、一番いいのはストレスや悩みをなくすことなのですがなくそうと思ってもなくなるものでもないので、運動や趣味など自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。
また、良い眠りを作る環境を整えることも大切です。
良い眠りとは質の高い眠りということです。
寝る前には、テレビを見たり、パソコンやスマホをやったりするのはなるべくさけたほうが良い理由は、脳が興奮してしまいなかなか寝つけなくなるからです。
また熱い風呂に入るのもさけたほうが良いです。
これも脳が興奮状態になる原因となります。
不眠症にかかることは、思った以上につらいもので日常生活や仕事にも悪影響を及ぼしますし、ひどい場合はうつ病にかかるひともいますが、不眠症を治していくには、まずは日頃の生活を見直してよく寝られるような環境を作ることも大切です。
しかし、それでもなかなか治らないということも多いようです。
そんなときはてっとり早く睡眠導入剤や睡眠薬に頼りたくなりますが、それはできるだけ避けたほうがよさそうです。
睡眠薬を飲むと確かによく寝ることができるのですが、薬の力を借りている状態なので起きたときは頭が呆然としてしまったり、また昼間も眠くなってしまいます。
何より怖いのは睡眠薬を続けると、飲まないと眠れなくなくなってしまうことです。
どうしても不眠症を解消したいのであれば、まずはサプリメントから試したほうがいいでしょう。
今は不眠に良い効果のあるサプリメントも多くありますので、まずは試してみるのもいいでしょう。
サプリメントでも効果がないのであれば病院のなかには不眠症専門を扱っているところもありますので、その医師に相談してみたほうがいいかもしれません。
そういう医師は、まずはその人の生活習慣から見直し、アドバイスをしてくれて薬の力を借りずに不眠症を治してくれるようです。
睡眠の質の向上で得られる効果とは?
人間と睡眠の関係は研究され続けており、睡眠時間が足りない事で様々な悪影響が脳に及ぼされる事がわかり、やがて最適な時間とは何時間なのか、といった研究も進んでいます。
その後、脳波に周期がある事がわかると一般的に深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠が周期的に現れることまで発見され、この時間に記憶を定着させたり、学習効果を出すことがわかりました。
現在では眠る事は単なる休養ではなく、人間の代謝能力や脳の機能を高める為に必要なサイクルの1つである事がわかっています。
そのためにも、ただ長く寝れば良いという物ではなく、良質な眠りが必要であるという説が有力です。
良い眠りは成長ホルモンを分泌させ、体組織の修復や再生、代謝を行って体内の免疫力を高め、病気に強くします。
また基礎代謝が活性化されれば若い細胞に生まれ変わるスピードが上がる為に若返り、アンチエイジングといった効果もあるとされます。
さらに成長ホルモンの分泌の為には大きなエネルギーが必要になる為に、脂肪の燃焼効果も期待できます。
寝ているだけでダイエット、というと大げさに聞こえるかも知れませんが、太り辛く脂肪が燃焼しやすい体質になるという効果は確かにあります。
寝る子は育つと言いますが、寝る事で得られる物は成長ホルモンの分泌だけではありません。
人間は体力的には数日間、寝なくても死にませんが脳は定期的に睡眠を取らなければ著しく機能が低下してしまうことが様々な実験で実証されています。
これは起きている時の脳が神経伝達物質を絶えず送っていることで過度に興奮してしまうことや、伝達物質であるニューロンによって脳が損傷してしまうなどが原因です。
これらを一旦リフレッシュして新しい状態にしてあげることが睡眠の役割です。
コンピューターでいうなら最適化するようなものです。
新しくセットアップされるのは脳だけではなく、肌もまた同じです。
肌のゴールデンタイムは深夜二時くらいに訪れると言われ、この時間帯に質の良い睡眠を取る事で基礎代謝が高まり肌のターンオーバー、細胞のリセットが行われます。
逆にこの時間帯に起きていると新しい肌を作る事が出来ずに、代謝が落ちてしまいます。
この状態でいくら水分を与えても肌荒れは治らないでしょう。
賢者には毎朝が新しい人生であるという言葉もありますが、大げさではなく人間は寝ている間に細胞分裂が活性化され、脳、肌、全てが生まれ変わっていると言えます。
では美容に良い睡眠とはどのようなものでしょう。
慢性的な寝不足に陥っている方は、週末にまとめて長く眠ったりしていませんか?
実は睡眠に限っては貯蓄をする事が出来ず、まとめて眠る事では寝不足をカバーする事は出来ない事がマウスの実験などで判明しています。
これは三時間周期で浅い眠りと深い眠りが変わることも関係していますが、10時間以上眠る人は8時間眠る人よりも逆に作業効率が落ちているという実験結果があります。
眠りに適切な長さの時間というのがあるのも事実です。
では、美容という観点から見て、どのような睡眠が良い眠りなのでしょうか?
そのカギは眠る時間帯にあります。
22時から深夜2時までの時間にヒト成長ホルモンが活発に分泌される為、この時間に深い睡眠をとれば体の新陳代謝を活発にする事が可能です。
0時を回ってからベッドに入る方も多いのですが、日付が変わる前に就寝する事が理想です。
なかなか寝つきが悪いという方は、寝る前にスマートフォンやパソコンの画面を見ていませんか?
画面の光は視床下部に強い影響を与える為に脳が興奮して眠りが遅く、浅くなりがちです。
早めに光の刺激から離れて、休む準備をすることがポイントです。
良い睡眠は肌を若返らせ、脳も体も活性化してくれます。
美肌を目指すならば、あらためて睡眠の質を見直してみてはいかがでしょうか。
良い睡眠を取るための入浴方法と睡眠環境について
よく眠るためには入浴の時間帯に注意することが重要です。
一日の疲れを癒して、ぐっすりとよく眠るためには入浴の質を上げることもとても大切で、眠る前に入浴するのは一日活動して汚れた体を清潔にするこというイメージが強いのですが、実は体をきれいにすること以外にとても重要なのが一日の終わりに血液の流れを整えることにあります。
それは、血流を整え心身ともにリフレッシュできる入浴によって質の良い睡眠を得ることにつながります。
疲れているとつい長湯をしてしまいがちですが、最も疲れをとって血流を整えるために効果的なのは眠る一時間半ほど前の時間帯に入るのが適していると考えられています。
冬の寒い時期など、お風呂で温まった体のままベッドに入って眠った方が気持ちもよいし熟睡できるのではないかと考えてしまいがちですが、時間帯としては、眠る直前ではなくこれくらい時間をあけて入るのがベストタイミングだと言われています。
あまり長い時間お湯につかり過ぎていると皮脂を奪って肌を乾燥させてしまう恐れもあり、体がほてり過ぎてよく眠れない状態になることもあります。
眠る時間から逆算してちょうど良い時間帯を選び、時間は15分から長くても20分程度にすることが質の良い睡眠のためには効果的です。
入浴時のお湯の温度も大切です。
熱いお風呂にざぶんと浸かるのは人によってはとても気持ちの良いものです。
けれども全身浴の場合、あまり温度の高いお風呂に浸かることは体を興奮させてしまうことにつながります。
熱すぎるお風呂に入ると交感神経が急激に上がってしまい自律神経のバランスが乱れるので危険を招くことにつながります。
熱すぎるお風呂に入ったことで血管が急に収縮してしまい、お風呂で倒れてしまうという事故が起こりやすくなることも見逃せません。
安眠のためのお風呂は39度から40度くらいのお湯が適しており、この温度のお湯に15分程度ゆっくりとつかることで血流が整い、細胞や血管がリフレッシュできる入浴方法です。
熱すぎるお風呂やサウナで心筋梗塞などを起こす人がいるのは、脱水症状になってしまうことが原因の事が多いためです。
お風呂に入る前と出た後に少し水分補給することもお風呂の温度に気を配る事と同じくらい大切です。
自宅以外で温泉などで熱いお湯にゆっくりとつかりたい時には、熱すぎる温度の時にはゆっくり足湯などで体を慣らしてから入るようにするのがおすすめです。
眠る前のお風呂の温度は熱すぎないようにすることで副交感神経を高めて自律神経のバランスを整えることができます。
ぐっすり眠るためには寝室の照明にも気を配ることも挙げられます。
眠りを司るホルモンにメラトニンがありますが、このホルモンの働きには目から入る光の反応が大きく関係しています。
体が浴びる光の量や色がホルモンの分泌や自律神経に深い影響を与えるので、眠りにつく前にはメラトニンの濃度を高めるために暖かくてやや暗めの照明が求められます。
自律神経には人の活動や緊張を高める効果のある交感神経とリラックスして休息を促す副交感神経があります。
朝はベッドから起きたら、まずはカーテンを開けて朝日を浴びることで体内時計がリセットされて体内時計が正常に刻まれます。
そして一日の活動を終えた夜には、ほの暗く暖かめの照明の中で過ごすことが睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を促し、心地よい入浴に入るための必要な環境になります。
眠る直前までパソコンの画面やテレビの画面などを見ていることは、明らかに安眠を妨げ環境を作り出していることにつながります。
質の高い睡眠をきちんととるためには家で過ごす時間は照明に注意して自然な眠りに入りやすい環境にすることが大切です。
逆にきちんと眠ることができない状態が続くと、うつ病などを発症するリスクが高まるとも言われています。
照明は睡眠と覚醒をコントロールする重要なポイントの一つです。
睡眠の質が関わる病気とは?
睡眠の質の違いとは何かをもう一度、おさらいしてみましょう。
私達人間だけでなく、全ての動物に共通している本能の1つに睡眠が挙げられます。
体力、及び精神の疲れをリセットして翌日も頑張れるのは睡眠のおかげと言っても過言ではありません。
では、睡眠の質とは何でしょう?
簡単です。
脳の細胞に至るまでリセット出来る良い睡眠を取る事が出来ているか否かです。
身体を横にして眠った気になっていても、実は脳が興奮状態で疲れが翌日に残っている、朝から身体が怠いという症状は例外なく睡眠の質が低下している、もしくは質の良い睡眠を取っていない証拠です。
睡眠の良し悪しは時間ではありません。
短時間でもスッキリと身体の底から元気が湧き出る様な眠りが出来れば最高の眠りが出来たと言えます。
これを踏まえて、貴方の眠りの質は普段から良いか否か考えてみましょう。
1日をパワフルに精一杯気持ち良く過ごせるか、毎日を楽しいと思えるか、身体に感じる不調はないか、自分にしか分からない小さな変化こそ眠りに直結するシグナルです。
自分を守る為にも日々の眠りについて改めて見直してみましょう。
質の良い睡眠を取れば、毎日が充実して少々のトラブルも超える事が可能な精神力も養えます。
年齢は関係ありません、あなたや家族の睡眠についても考えましょう。
眠りの重要性が理解出来た所で、次はこれらが引き起こす病気について考えます。
昨今、急増している精神的な病である「うつ病」は、脳の疲れによって引き起こされる事が臨床試験で実証済みで、もはや誰もが知るところですが、高血圧や糖
尿病などの生活習慣病も実は不眠から発症する可能性がある事が分かってきました。
脳の神経を休める事で精神的な疲れは回復しますが、身体に十分な酸素を行き届かしながらリラックスして休める事で臓器の1つ1つもリセットしているのです。
糖尿病になると現れる症状の1つに頻尿があります。
夜中に何度もトイレに起きる事で身体の回復力に影響を及ぼし、糖尿用特有の不眠を招き眠りの質の低下による身体の臓器の回復が出来ない、という負のスパイラルに陥ってしまう訳です。
こうした大きな病の原因にもなる睡眠の質がいかに重要か理解出来るかと思います。
今、健康な人でも無縁な話ではありません。
暴飲暴食を繰り返したり、偏食ばかりの食事生活の人は特に臓器の回復が重要です。
体を休ませる事は明日への糧になるのです。
普段、酷使している脳も身体も十分にリラックスして休ませる事、これこそがいつまでも健康に生きる源になります。
前述の事が分かってもどうしたら質の良い睡眠を取る事が出来るのでしょうか。
それは、あまり難しく考える必要はありません。
太陽と同じ生活習慣を心掛ける事です。
つまり、まとめて週末に何十時間も眠ったり徹夜をしたりするのではなく、定時に朝起きて規則正しく食生活も取り、夜になったら浴槽に浸かって神経を落ち着かせて、部屋全体を暗くして眠り易い雰囲気を作る事、こうした当たりまえの事がポイントです。
仕事の関係で2、3日無理な生活をした程度では影響はありませんし、また暴飲暴食をしてしまった次の週は食事の量を抑えたりすること。
そうすることで1日単位ではなく1ケ月の中でバランスを取れば良い、という気楽な気分で臨む事も大切です。
あまり神経質になると、往々にして人間は良い方向に進みません。
今日が駄目でも明日があるくらいの気構えも必要です。
無理を続ける事がいけないのです。
ある程度のスパンを決めて、メリハリを付けた生活習慣を意識しましょう。
なんども伝えますが、近年増えているのはパソコンやテレビ、スマートフォンなどの液晶画面からの刺激による眠りの妨げです。
これらは努力でいくらでも調整出来るものです。
良い眠りの為には身体を横にする(布団に入る)2時間前にはシャットアウトする事が理想だと言われます。
疲れていないと思っていても活動している体、脳、神経は疲れているものです。
その気持ちを持ち、一日の疲れを良質な睡眠でリセットする。
その流れが様々な病気や気持ちの不安定を改善してくれる一歩になるでしょう。