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2018年11月1日目次
ストレスを味方につけて豊穣の人生100年生き抜く秘訣
現代社会はストレスが溢れていると言われています。
ストレスを溜めないための心得やストレス解消方法などの情報も溢れています。
しかし、ストレスと言っても姿が見えません。
どんな色や形をしているのでしょうか?
形がないから捉えようがなく、振り回されているのかもしれません。
ストレスとは何なのでしょうか?
ストレスは様々な病気を誘発すると言われています。
人生100年時代と言われる今、健やかに朗らかに心地よく生きたいですね。
実はストレスは完全なる敵ではありません。
自分を大きく成長させてくれるものでもあるのです。
ストレスを理解して向き合うと、きっと人生に深みが増すでしょう。
ストレスと上手に付き合っていくための知識や習慣、おすすめのサプリメントなどをまとめてみました。
< 1. ストレスの正体は? >
ストレスと聞くと、悪いイメージがあると思います。
普段の会話で聞こえてくるのは、「上司の嫌味に腹が立つ!」だったり、「新人の言動が非常識で苛立つ!」だったり、不快感を表すことが大半ですね。
しかし、本来ストレスとは、受けた刺激による反応のことを指します。
実はストレスには、快と不快があります。
言葉の通り、気持ちよいか気持ち悪いかを表しています。
たとえば、あなたが職場で、上司に嫌味を言われたとします。
次のようなやり取りを想定しましょう。
上司:「○○さん、昨日キミ(あなたのこと)が提出した資料、誤字脱字が多くて読みにくかったよ。」
あなた:「申し訳ございません。もう一度見直します。」
上司:「キミはちゃんと勉強したのかね?困るんだよねぇ、日本語もまともに書けないとなると。」
あなた:「・・・」
このやり取りの、上司の言葉があなたを刺激する「ストレッサー」で、それによりあなたが感じることが「ストレス反応」です。
このあと、多くの人は傷ついたり、腹を立てたりという感情を、「ストレスが溜まる!」と誰かに伝えます。これが、不快ストレスです。
次のようなシチュエーションもストレスという言葉を用いて表現します。
たとえば、あなたには弁護士になるという夢があるとしましょう。
そのための日々の勉強はつらく、自由な時間も制限されます。
しかし、目標に向かって進んでいます。
この時の勉強や時間の制限は、あなたを刺激するストレッサーですが、その刺激を受け、乗り越えようという気持ちがエネルギーとなり、あなたは努力をやめません。
これが、快ストレスです。
快・不快ストレスの境界線は、個人の性格や捉え方、また強度によっても変わります。
上記の上司との会話を例に見ても、あなたが上司の言葉に反応がなければ、そのストレッサーはあなたにとってないことと同じです。
よってストレス反応を起こすことがないのです。
夢のための勉強することを例に見ても、ストレッサーがエネルギーとなっても、過剰になると、不快ストレスに転じることもあります。
ストレッサーという刺激をどのように受け止めるか、どのようにコントロールするか、ということがストレスと向き合っていくポイントとなりそうです。
< 2. 現代人が闘うストレッサーはどこにいる? >
先述したように、快・不快ストレスがあることが分かりました。
その原因となるストレッサーが、今日、現代人を悩ませています。
不快ストレスは、身体と精神の両方に影響を及ぼします。
私たちにとって、どのようなことが影響するのかを見てみましょう。
◇体が感じるストレス(ストレッサー)
-
外的(外からの刺激)
内的(内面からの刺激)
・気温や湿度 ・気圧
・騒音やほこり
・病気やケガ
・長時間労働や通勤ラッシュ
・環境汚染
・細菌やウィルス、花粉
・睡眠不足や過剰 ・不規則な生活
・不規則な食生活
・生理周期
◇心が感じるストレス(ストレッサー)
-
外的
内的
・転勤や異動 ・昇進や降格
・様々なハラスメント
・入学や転校
・上司や同僚との関係
・仕事におけるプレッシャー
・死別 ・家族や親しい人の病気
・将来に対する不安
< 3. ストレッサーが及ぼす体の働き >
様々な要因や条件が揃うことであらわれるストレス反応。
ストレッサーからの刺激で影響を受ける体の反応はどんなものでしょう?
一般的にストレスは体の弱い部分に反応すると言われています。
ストレスと大きく関わる体の働きは、自律神経、内分泌系(ホルモン)、免疫系です。
<生命を維持する自律神経>
自律神経とは、交感神経と副交感神経から成り立ち、全身の器官をコントロールしています。
意思とは関係なく働き、生命維持の鍵と言われています。
自律神経を知るには交感神経と副交感神経の役割を把握することが大事です。
-
交感神経の働き
副交感神経の働き
・脳の血管を収縮する ・瞳孔を開き、光を取り込む
・心拍数が増える
・胃腸が抑制される
・唾液が減る
・脳や神経が興奮する
・脳の血管を拡張する ・瞳孔を閉じ、光を遮る
・心拍数が減る
・胃腸が活発になる
・唾液が増える
・脳や神経が落ち着く
交感神経は、活動モード、副交感神経は休息モードのときにそれぞれ優位に立つと言われています。
このふたつの神経がバランスよく作用することで、体の各器官をコントロールし、正常に保ち、生命を維持しています。
しかし、このバランスが崩れると、各器官がうまく作用せずに、そのひずみが体の不調を招くようになります。
バランスが崩れるというのは、どちらかが優位に立ちすぎることを言います。
一般的に、交感神経が優位に立つ状態が続くと、体に不調を感じるようになると言われています。
交感神経が優位というのは活動モードなので、体は緊張した状態になるからです。
<ストレスと自律神経>
バランスが乱れる主な原因がストレス、生活習慣、ホルモンバランスです。
自律神経は全身に巡り、各器官をコントロールします。
その中心となる場所が、脳の間脳にある視床下部です。
人間がストレスを感じると、視床下部が感知し、指令を出し、交感神経が働きます。
(上記の表の交感神経の働き)
自分の意思とは関係なく、体がストレスに対抗しようとする防御機能ですが、ストレスが続くと、視床下部に負担がかかり、やがて誤作動を生じ、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、バランスを崩します。
バランスが乱れる、つまりストレスがかかった状態のとき、どういった症状があらわれるのでしょうか?
・頭痛がある
・耳鳴りがする
・胸が締め付けられる
・動悸が激しくなる
・息切れする
・食欲がない
・肩こりや腰痛がある
・常にだるい
・眠れない又は寝つきが悪い
・イライラしやすい
・集中力がない
・不安を感じる
ストレスが自律神経を乱し、体全体に影響を及ぼすことが分かります。
解っているけど、向かってくるストレッサーにいつのまにか負けている、というのが実際のところですね。
<自律神経を整えるためには?>
自律神経が乱れる原因は、体質、性格、生活習慣、身体的ストレス、精神的ストレスに分類することができます。
体質:持って生まれた体の機能に問題があったり、弱かったりする。
性格:神経質、完璧主義だと常に緊張した状態となり、交感神経の働きが優位になる傾向。
生活習慣:夜更かし、朝寝坊、不規則な食事、運動不足などで生活サイクルが乱れる
身体的ストレス:環境が悪い所での作業など、体が過度に緊張することで交感神経が優位になる傾向。
精神的ストレス:考え方のクセや極度の不安や緊張感が続くことで交感神経が優位になる傾向。
これらは自律神経機能が感知することに引き起こされる反応です。
なぜ自律神経が乱れるのか、という疑問を持ち、原因を突きとめ、対処することが必要です。
自律神経を乱す原因は多々ありますが、乱れないように自律神経機能の向上を目指すことは、穏やかに生きていく上でのスキルとして非常に有用となります。
では、自律神経を安定させるための方法はどんなことでしょう?
・気持ちを落ち着かせる
・軽い運動を心掛ける
・規則正しい生活を心掛ける
・考え込まない
・完璧にしようとしない
なんとなく出来そうな気がしませんか?
日々のちょっとした意識の持ち方でだんだん安定してくるでしょう。
自律神経を司る視床下部は、他の神経の中枢でもあり、高度な働きをする場所です。
それゆえに乱れると体全体に大きく影響するので、普段から自律神経のバランスを意識した生活を心掛けたいです。
<恒常性を維持するホルモン>
ホルモンとは、体内の状態が変化したときに、元の状態に戻そうと働く内分泌です。
自律神経の働きとよく似ています。人間の体が常に一定に保たれているのは、自律神経の働きとホルモンの働きである恒常性によるものです。
恒常性はホメオスターシスとも言われます。
ホルモンは内分泌腺から血液に分泌されて体内に行きわたり、標的器官や体全体の組織に作用し、体の機能を正常化します。
現在、ホルモンは100種類以上あります。主な内分泌腺、ホルモンとその作用を見てみましょう。
内分泌腺 |
ホルモン |
主な作用 |
下垂体前葉 | 成長ホルモン | 成長や代謝に重要な働き |
下垂体後葉 | オキシトシン | 別名「幸せホルモン」と呼ばれ、脳や心が癒され、不安や恐怖心が緩和される |
松果体 | メラトニン | 睡眠のリズムを整える |
甲状腺 | サイロキシン | 脳の発達、機関の成長や発育 |
副甲状腺 | パラソルモン | 血中カルシウム濃度を上げる |
副腎皮質 | コルチゾール | ストレスを受けると分泌が増えるため「ストレスホルモン」という別名を持つ。しかし、体にとっては必要なホルモン |
アルドステロン | 腎臓からナトリウムの排出を抑制する | |
DHEA | 免疫力の向上・ストレスの緩和・別名「若返りホルモン」
糖尿病や動脈硬化、脂質異常症の予防 |
|
副腎髄質 | アドレナリン | 交感神経を働かせる神経伝達物質のひとつ |
ノルアドレナリン | ストレスがかかったり、集中力や判断力を要したりするときに分泌される「怒りのホルモン」とも呼ばれる | |
卵巣 | エストロゲン | 女性らしい体をつくる。別名「女性ホルモン」 |
プロゲステロン | 妊娠を司る。エストロゲンと合わせてふたつの周期をつくる |
ホルモンは、それ自体はエネルギー源とはなりません。
また、体内でつくられるため、外部から摂取する必要がありません。
女性ホルモンで有名なエストロゲンが、一生のうちに分泌される量がティースプーン一杯分と聞いたことがありませんか?
ホルモンはとても微量でありながら、とても重要な働きをしているのです。
<ストレスとホルモン>
ホルモンバランスが乱れる原因は、加齢、ストレス、不規則な生活です。
加齢により機能低下が原因ですが、年齢に抗うことはできないので仕方がないかもしれません。
たいていの場合、ホルモンは脳からの指令で分泌されます。
脳にストレスがかかると脳機能が低下し、必要なホルモンを分泌できなくなります。
睡眠時間が極端に短かったり、不規則な睡眠習慣であったりすると、ホルモンを充分につくれなくなります。
特に、成長ホルモンは人間にとって重要なホルモンですが、眠りが深いときに分泌されることが分かっています。
眠っているつもりでも浅い眠りであると充分なホルモンが分泌されずに、ホルモンのバランスを崩す原因となります。
女性特有のホルモンで言えば、エストロゲンとプロゲステロンのホルモンで、ふたつの周期を成り立たせて女性の体を正常に保てるようバランスを取っています。
このバランスが乱れるとどういった症状があらわれるのでしょうか?
・イライラしやすい
・不安感がある
・シミやしわが目立つようになる
・乾燥が気になる
・髪のツヤがなくなる
・記憶力や集中力が低下する
・骨密度が低くなる
・生理不順
・不正出血
・不妊
見た目の美しさを大切にしたいと考える女性にとっては、悩ましい症状が多く、さらなる心労を抱えることになりそうです。
日々のタスクに追われて、余裕をなくしてしまうときほど、イライラ感は募りますね。
日常のちょっとしたストレスの積み重ねが、後々の人生にも影響を及ぼしてしまうという、まさに負のスパイラルです。放っておけませんね。
女性の調子は感情に左右されがちなので、物事の考え方や捉え方といった精神面の改善も試みたいですね。
生活習慣の面からは具体的にどのようなことが乱れる原因となるのでしょうか?
・食事時間が不規則
・偏食である。または、インスタント食品をよく食べる。
・体を冷やす飲み物や食べ物が好き
・水分をほとんど摂らない
・タバコを吸う
普段、何気なくやってしまいがちな行動が目立ちます。
逆に言えば、少し注意すれば回避できるのではないでしょうか。
<ホルモンバランスを整えるためには>
ホルモンバランスを保つために、どのようなことをすれば良いのでしょうか?
ホルモンは種類によって作用も違い、その作用は広範囲にわたります。
いくつかを取り上げてみました。
ホルモン |
分泌タイミング |
増やし方 |
成長ホルモン | 深い睡眠中と運動後 | 睡眠の質を高める・就寝前のリラックス
・40℃以下の湯船に浸かる |
メラトニン | 起床から15時間以降 | 規則正しい食生活を心掛ける
朝日を浴びる 就寝前の環境に配慮する・照明を落とす ・電子機器の使用を控える |
エストロゲン | ※エストロゲンは加齢とともに減少し、増やすことができません。似た働きを活性化させるという考えの増やし方です。 | 規則正しく、バランスの取れた食生活を心掛ける
良質な睡眠を取る 適度な運動をする 感動する心を持つ |
オキシトシン | スキンシップにより | 相手を思いやる気持ちや感謝の気持ちを表現する
家族や友人、恋人とのコミュニケーションを増やす |
もちろん、ホルモンにはまだまだ多くの種類がありますが、共通項として、規則正しい生活が大きなポイントではないかと思います。
忙しい毎日でも、自分の体にきちんと栄養を補うこと、体を休ませること、労わることが大切ですね。
その上で、相手にも労わりの心を持ち、感謝の心を持つことで共存し、助け合っていけるのかもしれません。
人間の体はうまくできているのだなぁとつくづく思います。
<体を守る免疫力>
免疫力とは、体内のがん細胞と闘ったり、外部から侵入した細菌やウィルスを撃退したりする防御機能のことです。
一度かかった病気に対して抵抗ができ、二度とかからない、もしくはかかりにくくする力があります。
逆に言うと、免疫力が低いと病気にかかりやすくなるということです。
防御するにあたり、重要なのが血液と抗体です。血液には、酸素を運ぶ赤血球と免疫を担う白血球があります。
白血球は様々な役割を持った細胞から構成されています。
これを免疫細胞群と言い、これらが相互に連携しあっています。
抗体は、侵入してきた異物と結合します。
白血球のマクロファージやリンパ球が結合した抗体を見つけだし、食べることでやっつけてくれるのです。
これを貪食機能と言います。
この心強い働きをして、私たちの体を守ってくれる免疫細胞の6割は、腸にいると言われているので、腸内環境を良くすることがポイントです。
<ストレスと免疫力>
免疫力が低下する主な原因は、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れ、生活環境、加齢などがあります。
その他、タバコを吸うこと、激しい運動なども免疫力を低下させると言われています。
原因 |
理由 |
ストレス | ・継続的なストレスがウィルスや細菌などと闘う抗体の分泌量を低下させる
・ネガティブな感情が噴出する精神面のストレスにより交感神経が昂り、コルチゾールというステロイドホルモンが分泌され、免疫細胞の働きが弱まる |
睡眠不足 | ・体内に侵入したウィルスを撃退したり、食べたりする機能である防御機能は慢性的な睡眠不足で低下することが分かっている
・睡眠中に分泌されるメラトニンには、活性酸素を中和する働きがある。睡眠不足ががん細胞の増殖に影響する活性酸素を過剰にすると言われている |
運動不足 | ・長時間のオフィスワークで座っていることが多い
・交通機関の発達で体を動かす機会が減っている ・多忙でスポーツをする時間が取れない |
冷え性 | 低体温による血行の悪さが血液中の白血球の働きを鈍らせ免疫機能の低下を招く |
食生活の乱れ | ・食物繊維↓の摂取量の低下
活性酸素を無毒化する抗酸化物質を含み、免疫機能を司る腸内環境を整える ・たんぱく質↓の摂取量の低下 免疫細胞に働きかけ活性化させる ・発酵食品↓の摂取量の低下 食文化の欧米化にともない、味噌や漬物といった和食が選ばれにくくなった |
加齢 | 免疫力は30代をピークに低下していく |
免疫力が下がると感染症にかかりやすくなり、ニキビや吹き出物、口内炎などが出やすくなります。
普段、腸内環境を守っているのが善玉菌と悪玉菌です。
これらが相互に協力し、バランスを保っていますが、免疫力が下がると、悪玉菌が優位に立ってしまい、悪さをするようになります。
そのため下痢の症状がひどくなったり、バリア機能が低下して肌荒れを起こしたりと、一見関係ないようでも様々な範囲に影響を及ぼしてしまいます。
<免疫力を高めるためには?>
何気なく過ごす日常の中にもウィルスや細菌は必ず存在しています。
除菌だけが身を守ることではなく、それに対抗できる自己防衛機能を持つことが大切なのです。
自分を守るための力、免疫力は自分で高めることができます。
・腸内環境を整える→腸内の善玉菌を増やす
・体温を上げる→血行を良くする
・適度な運動をする→筋肉量を増やす
・良質な睡眠を取る→メラトニンの分泌量を増やす
・栄養バランスの良い食事を摂る→筋肉ももととなるたんぱく質や腸内環境を整える食物繊維を摂る
・入浴する→免疫力が活性化される
不思議ですが、笑うことが免疫力を上げるために良いと言われています。
笑うことで副交感神経へと切り替わり、自律神経のバランスが整うと言われています。
さらに、心拍数や血液が上がったり、深呼吸と同じ状態になることで体内に酸素を取り込めたり、腹筋や表情筋などの筋力を鍛えられたりと、全身に良い影響を与えます。
忙しさに追われて、日常のちょっとした笑いに気付きにくくなっているかもしれません。
3秒でも立ち止まると面白い、楽しいと思えることがたくさん散らばっていることに気付けるかもしれません。
たとえ何もなくても、口角をあげて笑顔でいたいですね。
それだけでも免疫細胞は活性化されるそうですよ。
忙しいと思ったら、3秒間止まって、口角を上げてみませんか?
< 4. 紙一重のストレス >
普段ストレスは、私たちが感じないようなところに影響を及ぼしているようですね。
自律神経のバランスやホルモンの増減、免疫力の低下など、目で確認できるものではありません。
体や心が感じたものが自動的に作用して積み重なったのが今。
我に返ったときには手遅れになっているかもしれません。
だからこそ日々のメンテナンスが大切なのですね。
メンテナンスとは、自分を労わってあげることです。
ストレスには、快と不快があり、体へのストレッサーと心へのストレッサーがあると最初に書きました。
体を攻撃するストレッサーは、環境が起因することが大半です。
ということは、ストレッサーに負けない体作りを目標とすれば良いのではないでしょうか?
無理せず少しずつで良いのです。
心を蝕むストレッサーは、性質や性格が起因することが大半です。
ということは、ストレッサーの捉え方を変える努力をすれば良いのではないでしょうか?
我慢せず正直でいて良いのです。
ストレスにしてもウィルスにしても、必ず存在しています。
それは怖いものではなく、力関係が同じであれば共存していけるのです。
そのためにどのように在るかが大切なのです。
細菌というストレッサーが襲ってきたとしても、倒すことで強くなれたら、それは快ストレスです。
嫌味というストレッサーが迫ってきたとしても、モチベーションに変えて成長できたら、それは快ストレッサーです。
< 5. ストレスと向き合う習慣を自分なりにアレンジ! >
ストレスは必ずしも悪いものとは限りません。
しかし、いつの間にか私たちを苦しめているものというイメージがあるのが現実です。
ストレスはなくても困るのです。
大切なのはバランスです。
日々変化するバランスを絶妙な感覚で保つにはどうすればよいのでしょうか?
それは日常の習慣にあります。
対ストレスに限らず、健やかに過ごすためのおススメの習慣をまとめてみました。
<生活習慣>
現代人は忙しい。
最近では当たり前のようになっています。
忙しいゆえに、生活が乱れてしまうことは仕方がないのかもしれませんが、対処方法はあります。
生活習慣が乱れるということは、食事や睡眠時間が不規則になることがあげられます。
通常のリズムとされているのは、朝、昼、晩と決まった時間に食事を摂り、決まった時間に平均6時間くらいの睡眠を取ることと思われています。
もちろんこれは規則正しいリズムです。しかし、仕事や家庭の事情で、理想通りに出来ないのが現実です。
このリズムにとらわれずに、自分に合うリズムを考えてみてください。
自分の出勤時間や勤務時間、自分の理想の睡眠時間や長さに合わせて自分でリズムを作れば良いのです。
このリズムが整えば、あなた仕様の規則正しい生活になります。
<食習慣>
不規則な生活になると、食事時間がバラバラになってしまいますね。
食事と食事の間が長く、空腹が続くことでドカ食いをしてしまったり、深夜の食事が翌朝の胃にもたれてしまったり、そのために朝食を食べられなかったりと食生活のリズムは簡単に崩れてしまいます。
食欲があることは良いことなので、胃に負担をかけない食べ方を心掛けたいですね。
朝食を食べない人が増えているそうです。
目覚めの朝の食事は胃腸を活性化します。
(生活サイクルで朝起きていない方は起きた後の食事)もし、朝食を抜く習慣があるなら、手軽に食べられて、栄養補給ができるバナナやおにぎり、玉子などだけでも口に入れましょう。
徐々に食べ物を受けつける胃になってきますよ。
夕食(就寝前の食事)は控えめにしましょう。
お腹が満たされたまま眠ると睡眠の質が低下してしまいます。
夕食を軽めにすることで、翌朝にお腹が空いて、よく食べられるようになるという好循環を生みます。
ストレスを感じると体内の栄養素が消費されてしまいます。
主にたんぱく質やビタミン類が消費されます。
これらを豊富に含む食材を意識して摂るのも良いですね。
<運動習慣>
現代社会では、どこへ行くにも交通機関が発達していて、不便がほとんどありません。
そのために体を動かす機会が減っていることは事実でしょう。
運動することには、睡眠の質を高めたり、嫌な気分を発散したりする効果があります。
ドッジボールや短距離走などの運動でたくさん汗をかき、爽快な気分を味わった経験はありませんか?
様々な研究結果によると、運動をすることで脳のストレス反応が弱まるということです。
特に激しい運動をする必要はありません。
汗ばむくらいのウォーキングを週に2日、30分以上行うだけでも効果があると言われています。
太陽を浴びながら、緑を見ながら、楽しみながら歩くことを習慣化してみると良いかもしれませんね。
そんな時は、自然に口角が上がっているかもしれませんね。
<サプリメント習慣>
サプリメントは年々進化して、それだけで健康を得ようと考える人も少なくはありません。
確かに機能性の優れたサプリメントは多くあり、それぞれの分野の有名人がイメージとともに宣伝すれば、それだけで効果があるように感じます。
実際はサプリメントだけで健康を得ることはできません。
体に必要な栄養素を食事から摂り、適度な運動をすることと良質な睡眠を取ることが大前提です。
これらは健やかな生活を送るための必要不可欠な3本柱といっても過言ではありません。
現代社会はとにかく忙しく、体や心に負荷がかかるストレスが多く、上記に示した3本柱が崩れやすくなっています。
ちょっとした日々の負荷が積み重なって大きな負荷になってしまうので、体本来の機能が心配なくまわるように補うというスタンスがサプリメント活用の意義に一番近いかもしれません。
健康維持において、サプリメントは主役ではなく、名脇役といったところでしょうか。
サプリメントを選ぶときに大切なことは、自分が何に困っているのかを把握することです。
眠れない、お通じが悪い、吹き出物が出る、シミやシワが目立つ、目がかすむ、といった悩みは、その原因がひとつではありません。
様々な原因が重なり発症し、実感するものです。
自分の生活を見直し、何が足りていないのか、という観点を持ち、サプリメントを選ぶようにしましょう。
サプリメントを長く摂取しているが、効果を感じない人の多くは、サプリメント選びを誤っていることがほとんどです。
一度立ち止まり、自分と向き合ってみましょう。
言うは易く行うは難し。とは言いますが、少しずつでも良いのです。
少しでもすることは、全然しないことよりも効果を得ます。
自分のための自分に合う習慣をぜひ取り入れてみてくださいね。
< 6. プラセンタは生活をコントロールする新しい習慣!? >
本来、人間の体には自己治癒力が備わっています。
近年は、その自己治癒力が治癒できる範囲を越えてしまっているのでしょう。
心身ともに不調を抱えこむ人が増え続けています。
ある程度のストレスは向上心を刺激し、心身ともに成長の糧ともなり得ます。
ストレスを悪者と決めつけずに、行き過ぎたストレッサーの攻撃をうまくかわすことがストレス社会の新たな常識かもしれません。
栄養を摂ること、適度な運動をすること、良質な睡眠を取ることは、人間の体を支える3本柱です。
それらをサポートする意味で、人間の体を作るために必要不可欠な栄養素や成分、有効な作用を持つプラセンタの摂取をおススメしたいと思います。
<プラセンタとは胎盤のこと>
胎盤は、胎児を守り育てるために、妊娠したときのみにできる臓器です。
胎盤の臍帯を通して胎児に栄養や酸素を送ります。
10ケ月の間にお腹の中で成長していく胎児を見ると、妊娠と出産は単なる命の繋がりだけではない、もっと大きな秘められた力を感じますね。
馬や牛などの動物は出産後に自分の胎盤を食べます。
これは産後の体力回復のためとされています。
小さな受精卵を胎児に育て上げるほどの力を持っている胎盤なので、理に適った動物本来の行動と言えるかもしれませんね。
プラセンタにはたんぱく質を含む5大栄養素はもちろんのこと、アミノ酸や酵素などの栄養素が豊富に含まれています。
最も大きな特徴としては「成長因子」を含んでいることです。
さらに、自己治癒力を高める働きがあるとして、自然な形で体力向上が目指せると、ますますその研究が盛んになっています。
<プラセンタの作用>
プラセンタは、その栄養効果が認められ、古代より薬として利用されてきました。
・自律神経調整作用→自律神経のバランスを整える。
・基礎代謝向上作用→細胞の働きを高める
・活性酸素除去作用→活性酸素による酸化を防ぐ
・創傷回復促進作用→傷ついた細胞を修復する
・細胞活性化作用→正常な細胞を増やす
・内分泌調整作用→体内のホルモンのバランスを整える
・呼吸促進作用→呼吸を促す
・免疫賦活作用→免疫力高め、バランスを整え、抵抗力を高める。
・精神安定作用→精神を安定させる
・強肝解毒作用→肝臓の働きを強める
・乳汁分泌作用→妊婦の乳汁分泌を促す
・体質改善作用→体質改善を促す
・造血促進作用→血液の生成を促す
・血行促進作用→新陳代謝を高める
・血圧調整作用→血圧を調整させる
・疲労回復作用→疲労回復を促す
・食欲増進作用→食欲を促す
・抗炎症作用→壊れた組織を修復する
・抗アレルギー作用→アレルギー反応を抑制する
・抗突然変異調整作用→突然変異を抑える
このように多くの作用を持つプラセンタです。
元来、人間には自然治癒力があり、それをサポートする意味でプラセンタは有用な働きをしてくれます。
<期待される美容効果>
薬理効果だけではなく、美容効果も高いのがプラセンタの素晴らしいところです。
美しさは健康から、という言葉があるように、健やかな生活は美しさを生むのかもしれません。
・シミやシワ、美白、ツヤやハリなどのお肌の悩み
・抜け毛、コシやツヤなどの髪の悩み
・痩せにくいなどダイエットの悩み
ストレスが行き過ぎると、体へ影響するのはもちろんのこと、美しさを保つことも難しくなってしまいます。
プラセンタには様々な薬理効果があるので、摂取することで有効に作用してくれると考えられます。
お肌の悩みで多いシミやシワは、必要な栄養素を細胞が摂取できていないことが原因のひとつです。
たとえ栄養を摂取していても血行不良で届けられていないこともあります。
これは女性に多い冷え性が起因しています。
そこで、プラセンタの血行促進作用が力を発揮します。
血行を良くすることで、体の隅々にまで栄養を届け、老廃物を押し流します。
結果ターンオーバーが正常になり、お肌のトラブルが解消されていきます。
この効果だけではありません。
様々な面から有効に作用して、体全体に良い効果をもたらすサプリメントがプラセンタであると言えそうです。
<注目したいプラセンタの種類>
今やプラセンタと呼ばれるものはたくさんありますが、ここでのプラセンタは哺乳類の胎盤を指しています。
動物の胎盤としては、ヒト、豚、馬、羊の胎盤が有名です。
ヒト由来のプラセンタは主に医療機関で使用され、豚や馬、羊由来のプラセンタはサプリメントとして流通されています。
豚や馬、羊の胎盤にはそれぞれ特徴があり、それを比較したメリットやデメリットがあります。
メリット |
デメリット |
|
豚 | ・一番知名度が高い
・年2回出産し、1度に10頭ほど産むので、量が多く取れる分、値段も安い。 ・SPF豚というマークを取得していれば、安全性は保障されていると考えて良い。 |
・流通量が多く、なじみがある分、選ぶ側が安全性を見落としがちになる。
安価なものに傾倒して内容成分を見落としがちになる。 |
馬 | ・アミノ酸含有量が他の動物に比べて多いとされている
・利用される馬のほとんどがサラブレッドで、血統や品質・栄養ともに管理が徹底されている。 |
・出産回数が少なく、希少価値が高いゆえに値段が高い。
・含有量が極端に少ないという商品もある。 |
羊 | ・ヨーロッパや北米で人気がある。スイスの最高級のクリニックでアンチエイジングの治療としても採用されているそう。
・元来病気にかかりにくい動物であり、投薬がないことで不純物が混ざりにくい。 ・原料がニュージーランドやオーストラリアのものは、厳しい飼育環境や製造過程のもとにあり、安全面の信頼性が高い |
・日本では流通されていないため、個人輸入での取得となり、手間がかかる |
デメリットは選ぶ側が知識を持っていれば、回避できるようなことばかりです。
これらの動物に共通した選ぶときの注意点は、安全面に配慮されているか、有効成分の含有量はどれくらいか、製造元の実績はあるかどうかを、把握することです。
サプリメントに限らず、すべてのものには相性があるので、買ったからもったいないとは思わずに、摂取してみて自分に合っているかどうかの判断を冷静に下すのも大切です。
実に多くの成分を持ち、体へと広い範囲で良い影響をもたらしてくれるプラセンタ、あなたに合うものをきっと見つけられるでしょう。
< 7. ストレスとともに歩むために >
いつの時代にもストレスは、程度の差こそあってもなくならないでしょう。
時代は新しい環境を生み出します。
未知のストレスが私たちを悩ませるかもしれません。
今こそストレスとともに生きることを楽しさだと捉えてみませんか?
ストレスはあなたが今よりも成長するための大切な種です。
あなたはどのように咲かせますか?
本来、人間の体は自分で守る力を持っています。
ただ、今の時代についていけていないだけなのです。
ほんのちょっとのズレは持続すると大きなズレになってしまいます。
小さなズレの内に、考えて立て直す、そこから学び、次に活かす。
それが人間の進化ではないでしょうか。
栄養と運動と睡眠の3本柱にストレスを加えることは、あらゆる面での向上を目指し、人生を味わい深くするというオプションのようです。
必要なものを必要なタイミングで得ていく知恵を養うのもまた成長の過程です。
どんな環境、状況、状態にあっても、順応できる柔軟な心を持ち、ポジティブなエネルギーに変えていくことで新しい時代に乗り、朗らかに生きていきたいですね。