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2019年2月26日乳酸菌と聞けば、良いイメージしかないのではないでしょうか?
乳という漢字からも母親を連想し、安心感を覚える方も多いかもしれません。
そうでなくても乳酸菌の働きは体にとって非常に有用です。
第二の脳といわれている腸の中を整える効果があると近年注目されているからです。
まだまだ未知の効果がたくさんあると言われている乳酸菌の現在の働きを詳しく見てみましょう。
目次
<乳酸菌とは?>
乳酸菌は糖を分解して乳酸を生成する細菌のことです。
哺乳類の腸にすんで生命を維持するのを助けています。
人類が誕生する前から乳酸菌は存在し、哺乳類の健康をプログラムしていると言われています。
まさに哺乳類の健康は腸が握っていると言っても過言ではないのです。
現在では乳酸菌についてさまざまな研究がなされ、さらなる効果や効能、作用などが明らかになりつつあります。
<乳酸菌の種類は?>
乳酸菌の種類は多種多様です。
だからこそ身体にもさまざまな分野で好影響があるのかもしれません。
乳酸菌には植物性と動物性があります。
植物性乳酸菌は、植物性の発酵食品(野菜の漬物など)に含まれ、動物性乳酸菌は、牛や羊、ヤギの乳などに含まれます。
植物性乳酸菌は、動物性乳酸菌に比べ、栄養が少ない場合でも生きられるという強みがあります。
そのため、ヒトの体内で有用な働きをしてくれます。
多くの乳酸菌は胃酸に弱く、腸に届くまでに死滅してしまいますが、植物性乳酸菌は比較的胃酸にも強く、温度変化にも強いと言われているので生きたまま腸に届いてくれます。
(しかし乳酸菌は死滅しても死滅菌としても有用な働きをしてくれます。)
乳酸菌と並んでよく知られているビフィズス菌は、新たな研究の結果、厳密に区分すると違うことが分かりました。
乳酸菌は酸素があっても生きることができますが、ビフィズス菌は酸素があれば生きられません。
大きな違いは酸素の有無によるようです。
<効果・効能、作用は?>
乳酸菌の種類は多いので、効果・効用、作用は多岐に渡ります。
乳酸菌と聞けば反射的に良い菌と思う方がほとんどで、便秘解消というイメージが強いのではないでしょうか。
まさに乳酸菌は腸内の腐敗を抑えたり、ぜん動運動を助けたりと、有効な働きをして便秘を改善してくれます。
その他免疫機能の向上や感染症の予防などにも作用します。
<まだまだある効果・効能、作用>
・がん予防
・抗ストレス
・抗アレルギー
・アンチエイジング
・睡眠の質向上
・ピロリ菌抑制
・虫歯抑制
・歯周病予防
・寿命伸長作用
・内臓脂肪の低減作用
・中性脂肪や血中コレステロール値の低下
これだけあると注目せざるを得ない乳酸菌ですね。
<理想的な摂取は?>
乳酸菌はどうすれば摂取できるのでしょうか?
乳酸菌は糖を食べてエネルギーを出すので、良質な炭水化物を摂取したいところです。
しかし食品から摂取した乳酸菌は体内にそれほど長くとどまらずに、3~4日で排出されてしまいます。
常に腸内にあるように、乳酸菌摂取を毎日の習慣にしたいですね。
<どんなときに必要?>
乳酸菌が良いと分かっていても、お腹の調子を整えるものというイメージが強いでしょう。
ではお腹の調子が悪くなる時はどんなときでしょうか?
実は腸は第二の脳と言われ、免疫機能のほとんどを管理しています。
お腹の調子が悪くなるときの多くは、ストレスが関係しています。
仕事のストレス、対人関係のストレスなどから、暴飲暴食からくる内臓への負担も広義ではストレスと分類できるでしょう。
ストレスにさらされたとき、腸内のバランスが崩れ、さまざまな不調を誘発すると言われています。
ストレスを感じるときはもちろんのこと、少しの変化でもバランスを崩しやすい腸であるゆえ、常日頃の接種が望ましいです。乳酸菌は腸内環境を整えるので、絶えず摂取しておくことでそのバランスを保つことができるのです。
<ストレスチェックをしましょう>
とにかく現代人はストレスを抱えています。
無駄にストレスを抱えていませんか?
自分は大丈夫だと思っていても知らず知らずのうちに蓄積しているかもしれません。
早めの対処が大切です。
Q1:仕事が忙しい
Q2:職場の人間関係が良くない
Q3:待遇に不満がある
Q4:やりがいのない仕事だ
Q5:充実感がない
Q6:イライラする
Q7:いつも疲れている
Q8:集中力がない
Q9:眠れない
Q10:話せる人がいない
YESが多ければ多いほどストレスを抱えている度合いが高いです。
ストレスはダイレクトに腸に影響します。
下痢や便秘を繰り返すなど病気が潜んでいる場合もあります。
乳酸菌を意識して摂取しても改善されない場合はすぐに病院を受診してくださね。
こういったストレスチェックで自分と向き合い、現状を確認し、生活を見直すきっかけにしましょう。
<ストレス解消には?>
ストレスはなくなりません。
なくすことよりもうまく付き合うことが大切です。
ストレスをストレスと捉えない心の持ちようも必要です。
ストレスを受け入れ上手に発散しましょう。
・体を動かす
適度な運動は血流を促します。
汗をかくことで老廃物も流れ、そのまま体外へ排出されます。
有酸素運動や軽い筋トレなど、ムリのない範囲で行うのが理想です。
ウォーキングを20分以上続けて行うことは手軽にでき、体への負担も少ないのでおすすめです。
季節を感じながら、景色を楽しめるので心も平安を保てるでしょう。
運動は苦手な方はウォーキングから試してみませんか?
・食生活を見直す
人間の体は食べた物で出来ています。
自分が何を食べているのかを意識したいですね。
①動物性食品(お肉や脂っこいもの)を控えめにし、大豆製品や野菜、果物などを積極的に摂りましょう。
②発酵食品を摂りましょう。
発酵食品はキムチ、甘酒、ヨーグルト、紅茶、納豆、みそ、チーズなどです。
乳酸菌は胃酸や胆汁で死滅してしまうと言われていますが、キムチは胃酸に強い成分を含んでいるのでおすすめです。
③食物繊維を摂りましょう。
食物繊維には不溶性と水溶性があり、それぞれ体への影響も違いますが、両方ともに腸内環境を整える効果があります。
不溶性食物繊維は、大豆、芋、ほうれん草、かぼちゃなどに含まれ、水溶性食物繊維は、ごぼう、おくら、こんにゃくなどに含まれています。
・質の良いサプリメントを活用する
前述したように、乳酸菌は胃酸や胆汁に弱く、腸まで生きて届く確率が低くなっています。
しかし、乳酸菌が生きて腸へ届く研究が進められ、今では進歩したサプリメントが多々開発されています。
体のために運動を心がけ食事に気を遣っていると、多少なりともストレスになってしまいますね。
完璧にしようと思わずにサプリメントの力を借りることで健康を意識した生活習慣は続いていくでしょう。
サプリメントを上手に活用しましょう。
<おすすめの乳酸菌サプリメントは?>
腸内バランスが整うと体全体が元気になると言われているくらい大切な腸内環境。
品質の良いサプリメントはたくさんありますが、中でもプロバイオティクスを含んだサプリメントはおすすめです。
プロバイオティクスは善玉菌という意味で、人体に良い影響を与える生きた微生物の総称です。
積極的に摂ると腸内で善玉菌が優勢になり、不調を未然に防いでくれます。
<ライフ スペース社のプロバイオティクス>
オーストラリアで販売No.1のプロバイオティクスサプリメントで、生きた善玉菌を長期間保持する特殊特許を得ているブランドです。
ベビー用から女性、大人用まで、それぞれに向けたタイプが用意されています。
赤ちゃんにも飲ませることが安全性の高さを物語っています。
品質はもちろんのこと、赤ちゃん用には食品に混ぜて飲ませることができるなど配慮のあるサプリメントです。
腸内環境を整えることは健康を意識する方たちの間ではもはや常識となりつつあります。
そして、その効果は絶大です。
そのためのサプリメントも豊富にあり、試さないともったいないと思うほどです。
人間の体を健康にする乳酸菌、今後もその働きにぜひ着目したいですね。