腸温活は朝からはじまっている!体を冷やす&5倍も肥満リスクが高まる“ アノ習慣 ”とは!?

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前回は“腸温活の定義とメリット”についてご説明しました。

別名「おなかの温活」と呼ばれる腸温活は、体温を上げる「温活」と腸内環境を整える「腸活」の二つの要素を取り入れた活動です。

 

 

便秘や下痢の解消だけでなく、ダイエットや美容法としても注目を集めています。
それだけでなく、風邪やうつ病の予防にも繋がるというから驚きです!!

今回は、そんな腸温活の基本となる朝食の重要性についてお話していきたいと思います。

 

腸温活は朝食からはじまる! 朝ごはんを抜くことのデメリットとは?

近年、健康や美容においてさまざまな「〜活」というワードが出現しています。
その中でも注目度トップといわれるのが温活と腸活です。

 

2016年、医学博士や腸の名医、管理栄養士などをプロジェクトメンバーとした「腸温活プロジェクト」が発足しています。

冷えや低体温を国民病ととらえ「体を温めることで腸を活発にしよう!」という主旨のもと活動する同プロジェクト。

中でも重要視されているのが、朝食をしっかり食べることです。

 

朝ごはん、しっかり摂っていますか?現代の朝食事情とは

忙しい現代人は朝食を食べない傾向にあるといいます。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によれば、20代では男性37%、女性23.5%が、30代では男性29.3%、女性18.3%が朝食を食べないという結果が出ています。

 

腸温活プロジェクトの調査によると、20〜40代の働く女性の3人に1人が低体温(36℃未満)であることが明らかにされました。

さらに、働く女性の80%以上が常に“冷え”を感じていることが分かっています!
特に、布団に入っているときや出た直後、着替えの際など朝の時間帯に冷えを感じる傾向が強いようです。

これらのデータでは、朝食と冷えの関係性がみてとれますね。

 

朝食を抜くことがいけない理由とは?

朝ごはんを食べないことは腸を冷やすNG習慣の一つです。

起きたばかりは体温が低く、腸の働きも鈍くなっています。
朝食を抜いてしまうと体温を上げることができず、腸を目覚めさせることもできません。

 

腸の活動リズムは体内時計と連動していると考えられています。

朝食の英語「breakfast」は“断食を破る”という意味を持っており、私たちの体内時計をリセットするために不可欠なものです。

体内時計が狂うことで生活リズムも乱れ、睡眠や日中の活動に悪影響を及ぼす可能性があります。
前日の夕食から当日の朝食まで、10〜12時間空けるのが理想的です。

 

朝、太陽の光を浴びて朝食を食べること。
当たり前のことのようですが、体温の調節や自律神経のバランスなどをとるために必要な習慣です。

 

朝の欠食が肥満リスクを5倍にする!?

朝食は胃結腸反射(イケッチョウハンシャ)を起こすきっかけにもなります。
胃結腸反射というのは、食べ物を胃に入れることで腸の蠕動運動が促され便意を感じる仕組みのことです。
便秘に悩んでいる方は、もしかすると朝の欠食が原因かもしれません。

 

また、朝食を食べない人はそうでない人に比べて5倍程度も肥満になりやすいというデータがあります。
朝食を抜くことで血糖値が下がり、その後の食事の際に高血糖を招くからだというのです。

朝食が健康や美容にとっていかに大切かが分かりますね。

 

目覚めにオススメの食べものとは?発酵食品や食物繊維などを積極的に摂ろう

出勤や通学の支度で慌ただしい朝。
「食事に時間をかけていられない!」という方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、体を温めて腸を整える腸温活は、朝食なしでははじまりません!
10分だけでも早起きして、朝ごはんを食べてから出かけませんか?

 

朝食は起きてから2時間以内に済ませるのが望ましいとされています。
時間に余裕があれば、オフィスや学校に着いてからでもOK!

ここでは、目覚めにオススメの食べ物をご紹介していきます。

 

白湯からはじめる腸温活!炭酸水や紅茶もオススメ

朝からキンキンに冷えたジュースを飲む……という人はあまりいないと思いますが、目覚めに冷たい飲み物を飲むのはNGです。
体や腸を含む内臓が冷えてしまい、体温低下や腸内環境悪化に繋がります。

起きてすぐに飲むなら白湯がオススメです。
インドの伝統的医学では白湯にはデトックス作用があるとされており、「魔法の水」とも呼ばれています。

 

腸温活の視点から見ても優秀です。
内臓が温まることで胃腸の機能が高められ、食事の消化吸収率がアップすると考えられています。

 

50度程度のお湯を、少しずつ飲むのが理想的。
「無味じゃ物足りない!」という人は、ハチミツやレモンをプラスしてみましょう!
真夏の暑い日は常温の炭酸水、白湯に飽きたときは紅茶を代用するのもアリです。

 

発酵食品や食物繊維をメニューに加えよう

納豆やヨーグルト、チーズ、キムチ、漬物などの発酵食品には腸を温める作用があるといいます。
特に、味噌は消化吸収されやすい状態の酵素を含んでおり、代謝アップに役立ちます。

ほかの食材を摂り入れやすいため、味噌汁は朝食にもってこいでしょう!
温かい汁物は腸温活を代表する食事といっても良いです。

 

味噌汁やスープに入れるのであれば、食物繊維が豊富な豆や雑穀、野菜をオススメします。
「腸温活プロジェクト」でも推奨されている食材です。

食物繊維は現代の日本人に不足している栄養素の一つとされています。
その不足量は男性で1日20g以上、女性で18g以上なんだとか。

 

腸活においても重宝されている食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の二種類があります。
それぞれ違った役割をもつため、バランスよく摂取するようにしましょう。

 

●不溶性食物繊維の働き:腸の蠕動運動を促進する
●水溶性食物繊維の働き:食後の血糖値症状を抑える

 

実際の実験でも、食物繊維の具入りスープはそうでないスープに比べ、体を温める効果および保温効果が高いという結果が出ています。
ひと手間加えるだけで、ただのスープが“腸温活スープ”に変身してくれるのです!

具入りスープを作る時間がどうしてもないときは、野菜に味噌を付けて食べるだけでもOK。
まずは朝食を食べる習慣から身に付けていきましょう♪

 

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