サメ肝油に含まれるビタミンやオメガ3脂肪酸のガンへの効果

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前回はサメ肝油に含まれる「スクワレン」のガンに対する効果をまとめてみました。

 

 

今回はサメ肝油に含まれるその他の成分と、それらのガンに対する効果をまとめてみましょう。

 

【サメ肝油に含まれる成分とは?】

サメ肝油に含まれる成分には

・スクワレン
・ビタミンE
・ビタミンA
・ビタミンD
・オメガ3脂肪酸(DHA、EPA)
・ジアシルグリセリルエーテル

などがあります。

サメ肝油には大量のスクワレンが含まれていますが、その他にもビタミンA、D、EやDHAやEPAなどオメガ3脂肪酸なども含まれています。
ではスクワレン以外の成分は、ガンに対する効果があるのでしょうか?

ここではビタミンD、ビタミンA、ビタミンE、オメガ3脂肪酸(DHA、EPA)のそれぞれのガンに対する効果をまとめてみましょう。

 

【ビタミンDとガン予防の関係性】

サメ肝油にはそれほど多くはないものの、ビタミンAやビタミンD、ビタミンEなどのビタミン類が含まれています。
このビタミンの中にはガンの発生や再発、転移などの予防に大きな効果があるものもあるのです。

 

ビタミンDはガンのリスクを低減させる可能性があることが、最近の研究結果で徐々にあきらかになってきています。

血中のビタミンD濃度が低い場合、大腸ガンや乳ガンなどの発症率も2倍になることが報告済みです。
またその他のガンでも、卵巣ガン、前立腺ガン、膵臓ガン、食道ガン、口腔ガンにおいても、ビタミンD濃度が低い場合、ガンの発症リスクが高まることが分かっています。

 

ビタミンDの体内での状態を表す指標の濃度が高い方の方が、低い人に比べてガンの発症リスクが低いという研究結果が報告されています。

これはアメリカの国立がん研究所であるNCIが行った研究であり、17000人を対象とした時、ビタミンD血中濃度が高い人は、ビタミンDの血中濃度が低い人に比べると、大腸ガンの発症率が75%も低いことが分かったのです。

 

またすでにガンにかかっている患者さんでもビタミンDを積極的に摂取することで、ガンの進行、再発、転移を抑制する効果が認められています。
カナダでは、成人は毎日1000IUのビタミンDを摂取するように推奨されているのです。

 

このビタミンDのガンに対する作用は、遺伝子が介したものと考えられています。
ビタミンDには細胞の分化や増殖を調節する働きが期待できます。

正常な細胞が正常な細胞分裂を繰り返すように調整し、ガン細胞の異常な増殖を抑制する作用、未分化のガン細胞の腫瘍化を防ぐ効果がビタミンDにはあるのです。

さらにビタミンDには抗菌ペプチドを誘導することで、細菌やウイルスの感染に対して抵抗力を増やす作用や免疫力を調整する作用もあるため、感染症になりにくくなります。
感染症になると体の抵抗力は落ちて、ガン細胞の活動性が活発になるので、感染症を防ぎ免疫力を高めることでガンに打ち勝つ体をキープできるのです。

 

【ビタミンAでガン予防?!】

ガンは細胞の遺伝子の性質が変化してしまい、細胞分裂が異常に増えてしまいます。

ガンは悪性新生物とも呼ばれますが、ガンは私達人間の体の中にあっても、他の細胞とは全く違う新生物のかたまり、つまり腫瘍として成長していきます。
ガンは体の他の部分にも転移して、病気をどんどん進行させてしまうのです。

 

ビタミンAには細胞分裂を正常に保つ働きがあります。この細胞分裂を正常に保つ働きから、ガン予防につながるのです。
ガンはガン細胞が異常な速さで細胞分裂を起こす病気になります。
この細胞分裂を調節する働きによって、ガンの増殖、ガンの進行、転移を抑制できるのです。

 

またビタミンAはカロテンが体内で変化して作られます。
つまりビタミンAにガン予防の効果があるということは、カロテンを積極的に摂取すればガンになりにくくなるということ。

さらに最近の研究結果では、カロテンはビタミンAに変わってガン予防に役立つだけではなく、カロテン自身にもガン予防に対する効果があるのでは?と研究が進められています。

 

ガンが発生する要因は様々ですが、その1つに体の中の「過剰な酸化反応」が関係しています。
カロテンにはビタミンCやビタミンEと同じように体の中の酸化反応を抑える抗酸化作用があります。

ガンの元凶となる活性酸素を除去してガン発生を抑制できるでしょう。
ビタミンAには悪玉酸素を抑制する酵素の働きを手助けして体を守る免疫力を強化する働きもあることから、ガン対策には有効です。

 

ビタミンAの発ガン抑制効果と治療効果は非常に期待できるものですが、ビタミンAは過剰障害が起きてしまうので、ガン治療として実用化は出来ていません。
そのため、体内でビタミンAに変換するカロテンにおいてのガン予防やガン治療の研究が進められています。

カロテンはビタミンAとは違い、過剰障害がないため、治療としても用いやすいです。
また緑黄色野菜に多く含まれるカロテンはみじかな食品からも摂取しやすいでしょう。

 

【ビタミンEのガンに対する効果とは?】

ビタミンEはビタミンCやビタミンAとともに、抗酸化作用を持つビタミンになります。
抗酸化作用によって体内の脂質の酸化を防いで体を守ることができます。

 

体をさび付かせる原因となる活性酸素はフリーラジカルとも呼ばれています。
この活性酸素は他の物質を酸化させてしまう力を持っており、非常に狂暴な分子です。

この活性酸素が体内に入ってきたり、体内で大量に発生してしまうと、そこから酸化が広がってガンや生活習慣病などを引き起こす要因となります。
ヒトの体にとって酸化というのは老化を早めるものでもあり、好ましくはありません。

 

健常者とガン患者の血中ビタミン濃度を比較した結果、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEは酸化を防ぐ働きを持つ栄養素でした。
健常者の血中に含まれるビタミンを100とした時に、ガンにかかった患者さんのビタミン量のレベルはかなり低いことが分かりました。

 

中国にはガンによる死亡率が高い林県とよばれる地域があり、その地域でのビタミンE、βカロチンのガンに対する効果を調べました。
すると結果はビタミンEなどの抗酸化物質を投与したグループは、抗酸化物質を投与しないグループと比較して、胃ガンによる死亡率が低くなっています。

 

【オメガ3脂肪酸(DHA、EPA)のガンに対する効果】

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は魚の脂に多く含まれる高度不飽和脂肪酸になります。
DHAの働きとして知られているのが、抗ガン作用です。

近年、日本人における乳ガンや大腸ガンの急激な増加や炎症、アレルギー疾患の発症率が高くなっているのは、昔と比べて日本人の魚の摂取量が減ってきていることが原因と考えられています。

 

DHAにはガンを発生させる発ガン物質であるプロスタグランジンを抑える効果があります。
DHAを摂取し続けることで、プロスタグランジンの分泌を正常化したり、増やさないように抑えることができます。

アメリカの研究チームが発表した内容は、DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸に、大腸ガン患者の死亡リスクを下げる効果があると報告してします。
サメ肝油など魚介類に多く含まれるオメガ3脂肪酸には多くの健康効果があり、抗ガン効果についてもその作用が明らかになっています。
DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸がガン細胞などの腫瘍増殖を抑制して、悪性細胞への血液供給を抑制できる結果が報告されています。

 

【サメ肝油はガンに対する効果が高い】

サメ肝油はスクワレンやビタミンなどガンに対する効果をもつ成分がたっぷりと含まれています。
ガン予防におすすめのサメ肝油ですが、手軽に摂取するにはサプリメントがよいでしょう。

ヘルスライフのサメ肝油(スクワレン)300粒は、ニュージーランド産の高純度のスクワレンを配合した、天然サメ肝油サプリメントになります。

非常に純度の高い深海サメの肝油のみを抽出しているので安全性もばっちり。
安心できる国際品質管理基準のGMP認可の現地からの直送のサプリメントなので継続服用にもおすすめですよ。

 

 

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