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2019年11月21日シーププラセンタで免疫力の向上!免疫細胞の活性化で健康維持を
2019年11月22日前回は「体内の毒素」をメインテーマに腸をキレイにすることの大切さをお伝えしました。
毒素の正体は体内で不要になった老廃物や外部から体に侵入した有害物質ですが、その75%が便として排出されます。
排便は腸の蠕動運動によっておこなわれるため、デトックスしたいなら腸を整えなければならないのです。
便秘は体内に毒素を溜め込んだ状態ですから、健康や美容に悪影響を及ぼすことは言うまでもありません。
最近、気温が急激に下がってきましたが、実は1年の中でも特に便秘になりやすいのが「冬」だってご存知でしょうか?
目次
冬に便秘になるのはなぜ?寒い季節に腸の働きが悪くなる原因とは
11月から2月までの寒い時期は、腸も動くのが億劫なご様子。
皆さんの中には、冬になると便秘の症状が出てしまう、もしくは便秘や下痢を繰り返してしまうという方がいると思います。
冬になると便秘になりやすい原因とは一体何でしょうか?
気温の低下と身体の冷え
(※気象庁より引用 http://www.jma.go.jp/jma/menu/menureport.html)
地球温暖化の影響から1年を通して気温上昇の傾向にあるといいます。そうはいっても、やはり12〜2月の平均気温が2桁になることはまずありません。
外気の温度が低くなると、私たちの身体は冷えやすくなります。
通常、人間の身体では自律神経が働いており、暑くなると体温を逃がす、また、寒くなると体温を上げようとする調節機能によって体温が保たれているのです。
しかし、極端に暑さや寒さを感じると、自律神経の機能では太刀打ちできなくなります。
身体が冷えると交感神経が優位になり、腸の蠕動運動が鈍くなり、いわゆる「停滞腸」に陥ってしまうのです。
すなわち、消化吸収から排泄までがスムーズでなくなってしまうということですね。
寒さからくる運動不足
「冬はこたつでぬくぬくと過ごすのが一番!」という方もいるのではないでしょうか?
確かに、寒くなるとどうしても外出するのが煩わしいですよね。
また、普段は運動やスポーツの習慣を付けている人も、寒さが理由で気乗りせず、お休みしてしまいがち。
そうなると必然的に運動不足になります。
冷えに加えて運動不足になるともう大変。全身の血行が悪くなり、血液がドロドロに……。
血液には熱を運んだり臓器に栄養や酸素を運んだりする重要な働きがあるほか、老廃物や有害物質を排出するための運搬も担っています。
従って、血流の悪化は毒素の蓄積や停滞腸を招くのです。
空気の乾燥や水分不足
夏の暑い時期は嫌でも喉が渇くため、水分を摂る機会が多いと思います。
一方、冬は夏に比べて喉の渇きを感じにくいため、1日の水分摂取量が減ってしまいます。
その一方で、空気の乾燥により身体の水分が奪われやすくもなっているのです。
人間の身体の60%程度が水分だといいますが、水は血液の流れをスムーズにするほか、栄養や酸素、老廃物を運ぶ役目ももっており、体温の維持や調節にも関わっています。
水分不足は停滞腸を招く、すなわち便秘の原因になります。
さらに言うと、便の固さは水分量で決まるため、するっと排便するためにも水を飲むことは大切なんです。
1日2.5リットル程度の水を飲むようにしましょう。
(※参照文献:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html)
寒さに負けるな!停滞腸は健康やダイエットの敵!冬の便秘を解消する対策法をご紹介
仕事やイベントが忙しい時期だからこそ、室内外の寒暖差を感じやすく、運動不足、水分不足に陥りがち……。
でも、腸内環境の悪化は病気や肥満、肌トラブルといったあらゆる症状に繋がります。
便秘になる要因が多いからこそ、意識的に対策していきたいものです。
ここでは、冬の便秘を解消する対策法をご紹介します!
身体を温める効果のある食品を摂る
寒さに打ち勝つためには、腸を中心に身体を“温める”ことが大切です!
特に、健康の要と呼ばれる腸は冷やさないように注意しましょう。
温める、と一言で言ってもその方法は「内側」のものと「外側」のものとがあります。
内側から温める方法としては、温かい飲み物や食べ物を摂るのが効果的。
例えば、こんな食品がおススメです!
・紅茶
飲み物の中で身体を温める効果が非常に高いと考えられています。
・ルイボスティー
代謝が良くなり血行促進にも効果が期待できます。
・味噌汁
発酵食品である味噌は、腸内環境を良好にします。
・温野菜スープ
温野菜やショウガ、ネギなどの具材を入れると良いです。
・にんにく、生姜
血行を促進する成分が含まれています。
外からの対策&熱を逃がさないことも重要!
外側から身体を温めるには暖かい服装をすることが手っ取り早いですが、ただ厚着をすればいいというわけではありません。
例えば、少しサイズの大きいインナーにぶかぶかのセーターなどを着ていると、熱が外に逃げてしまいます。
肌に密着するインナーを身に着け、熱をキープすることがポイントです。
また、寒い場所やデスクワークなどでは使い捨てカイロを活用し、お腹や腰まわりを温めるようにしましょう。
寝ている間は副交感神経が優位になるため腸の働きを活発にする大チャンス!
「寒くて眠れない〜」なんてことのないよう、湯たんぽや電気毛布などで眠りにつきやすい環境を整えてくださいね。
家でできる運動やストレス解消を忘れずに!
運動不足は良くないとわかっていても、寒いと暖房が効いた部屋から出るのは勇気が入ります。
家でゆっくり過ごすのもいいですが、1日中テレビを観たりゲームをしたりしてゴロゴロしてはいませんか?
室内でもできるストレッチやエクササイズはいくらでもあります。
毎日少しでも運動を取り入れることを習慣にしましょう。
「最近、ストレスが溜まっているな」と感じている人は、ストレス解消もお忘れなく!
ストレスで自律神経が乱れると、体温の調節機能も上手く働かず冷えにつながります。
漫画を読んで笑ったり、映画を観て思い切り泣いたりするだけでも“幸せホルモン”は分泌されるといいます。
幸せホルモン(セロトニン)は自律神経を整えるのに必要な神経伝達物質。
心がほっこりすれば、きっと身体もぽかぽかになるはず!
ぜひ、自分なりのリラックス方法を見つけてください。
冬は一番の腸活シーズンといっても過言ではありません。
腸内環境を良好にするために、善玉菌を摂る“プロバイオティクス”も併せて実践していきましょう。
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