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肝臓は「沈黙の臓器」と言われていて、肝臓に異常が起こってもなかなか症状として現れません。
そのため、黄疸などの症状が起こったときには、すでに肝臓の病気はかなり進行しています。
肝臓の病気には、急性のものと慢性のものがあり、特に慢性の肝疾患は注意が必要です。
慢性的に肝臓に炎症が起こると肝硬変に進み、死亡するケースも少なくありません。
ここでは肝臓でよく起こる病気、肝炎、肝硬変を中心に解説していきましょう。
目次
【肝臓は最も大きい臓器】
肝臓はヒトの体で最も大きい臓器です。
体重の約50分の1を占めているので、50㎏の人であれば肝臓は1㎏にもなります。
肝臓の働きは
・タンパク質の合成、栄養の貯蔵
・アルコールなどの有害物質の解毒、分解
・食べ物の消化に必要不可欠な胆汁・分泌
です。
食事から摂取された糖質は、グリコーゲンとして肝臓に蓄えられ、エネルギー源として血中に放出されるなど、肝臓は栄養素の生産やリサイクルの中心臓器と言えます。
大きな臓器である肝臓の機能が障害されると、肝臓だけではなく、他の臓器など全身に様々な障害を生じてしまうのです。
【肝炎とは?】
肝臓病としてよく起こる病気が「肝炎」です。
肝炎は何らかの原因によって肝臓に炎症が起こる病気のこと。
炎症によって肝臓の細胞は破壊されて、肝臓の機能が徐々に低下していきます。
肝炎を治療せずに放置していると、肝硬変、肝がんとさらに重篤な疾患に進展しまうため、早期発見・早期治療が重要です。
次に肝炎の種類についてまとめてみましょう。
<急性肝炎>
急性肝炎は短期的に肝臓に炎症が起こる肝炎のこと。
その原因はウイルス性、自己免疫性、薬物性など様々で、基本的に自然治癒します。
ただ急性肝炎の1~2%は重症化してしまい、劇症肝炎(急性肝不全)の状態になり、死亡してしまうケースもあります。
急性肝炎の症状は
・発熱、頭痛、喉の痛みなど風邪のような症状
・全身のだるさ
・食欲不振
・吐き気、腹痛
・発疹
・黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
・尿が濃い茶色になる
<劇症肝炎(急性肝不全)>
急性肝炎の中でも特に重篤化した症状。
肝臓の機能が急激に低下することで、意識障害などを引き起こします。
この意識障害は「肝性脳症」と呼ばれていて、昏睡状態に陥ることも。
この劇症肝炎は、全身の臓器に障害を引き起こしてしまうので、呼吸器系や循環器系など全身の治療、管理が必要です。
<慢性肝炎>
慢性肝炎は、肝臓に炎症が起こり、肝細胞が長期間にわたって破壊され続ける病気のこと。
慢性肝炎に特有の症状はないため、血液検査の異常で発見されることが多いです。
人によっては皮膚のかゆみを伴うことがあるでしょう。
肝炎が6か月以上持続していると慢性肝炎と診断されます。
慢性肝炎の原因は、B型肝炎が15~20%、C型肝炎が70~80%と大部分を占めています。
ただ原因不明の場合も稀にあり。
<ウイルス性肝炎>
肝臓がウイルスに感染することによって起こる炎症のこと。
肝炎ウイルスはA、B、C、E型の4種類があり、それぞれ特徴が異なります。
ウイルス感染によって自己免疫反応が起こることで肝細胞がダメージを受けます。
次にそれぞれの肝炎ウイルスの特徴をまとめてみましょう。
・A型肝炎ウイルス
貝類や、海外での飲食によって感染。
日本では衛生環境がよく、ワクチンもあるので大流行することはありません。
劇症化するケースは少なく、治療をすれば慢性化することもありません。
・B型肝炎ウイルス
輸血、出産、タトゥー、性交渉、針刺し事故などによって感染。
日本では1986年からワクチンが導入されているので若年者での感染は少なくなっています。
出産後、乳児期に感染してしまうとB型肝炎ウイルスのキャリアとなり、慢性肝炎、肝硬変、肝がんへと進展してしまう恐れあり。
成人になってB型肝炎に感染した場合は、急性肝炎となりますが、大部分は治癒します。
ただ外国由来のウイルス感染においては、成人の場合でもキャリアになってしまうケースがあるため注意が必要です。
B型ウイルス肝炎の場合、インターフェロンや核酸アナログ製剤を投与して、ウイルスの活動を抑制し、肝臓がダメージを受けるのを予防。
現在の治療法では完全にウイルスを排除できないため、肝硬変、肝がんなど重篤な疾患に進展させないようにする治療を受け続ける必要があります。
急性B型肝炎では比較的ゆるやかに発症し、全身のだるさ、吐き気・嘔吐、食欲不振、黄疸、褐色尿などの症状が出現。
慢性B型肝炎では、肝臓で炎症が持続することによって肝硬変に進行したり、肝がんができやすくなるでしょう。
・C型肝炎ウイルス
輸血、血液製剤、タトゥーなどで感染。
現在ワクチンはなし。
感染しても肝炎は重症化はせずに、急性肝炎としての自覚症状がない場合もあり。
約30%ではウイルスは排除されますが、残りの約70%はキャリアとなり慢性肝炎へ移行。
肝硬変や肝がんに発展する原因となるのは、C型肝炎ウイルスが最も多いと言われています。
C型肝炎ウイルスの治療薬は急速に進歩しており、正しい治療を選択し、直接作動型抗ウイルス薬を服用すれば、ウイルスを90%以上排除できます。
経口薬以外にはインターフェロンによる注射薬もあります。
・E型肝炎ウイルス
豚、いのしし、鹿などの動物が保有しているウイルスにより感染。発展途上国に多いですが、最近では日本でも感染が確認されています。
ワクチンがないため、生肉を食べないことで予防します。
E型肝炎ウイルスは慢性化することはなく、ほとんどは自然治癒。
<アルコール性肝障害>
アルコール性肝障害は、アルコールを常習的に飲んでいる人に発症する肝炎のこと。
飲酒量が日頃から多い人は、肝臓に脂肪が蓄積されていて炎症が起こりやすくなっています。
大量飲酒後に重症のアルコール性肝障害を引き起こし、重篤な状態になることも。
また治療せずにそのまま放置すると、肝硬変や肝がんへ移行。
1日の飲酒量がアルコールに換算量で60gを超える場合、アルコールの多量飲酒者となります。
アルコール性肝障害はアルコールを控えることが大切です。
禁酒によって約30%の方の肝臓は正常に戻ります。
しかし約10%は悪化して、そのまま肝硬変へと進行してしまうでしょう。
<非アルコール性脂肪肝炎>
非アルコール性誹謗肝炎は、飲酒をしていないけれどアルコール性肝障害のように、肝臓へ中性脂肪が蓄積することで炎症を引き起こす状態のこと。
非アルコール性脂肪肝炎は、肥満や糖尿病などの生活習慣病を合併しているケースが多く、治療せずにそのまま放置すると肝硬変や肝がんへと進展してしまう恐れがあるでしょう。
この非アルコール性脂肪肝炎は、生活習慣病を改善することが重要となります。
食事療法や運動療法、薬物療法などを行い、肝硬変・肝がんなど重篤な肝疾患への移行を予防していきます。
<薬物性肝疾患>
薬物性肝疾患は、薬やサプリメントなどを服用することによって起こる肝臓の炎症。
中毒性と特異体質性の2種類があります。
どちらの場合でも、早期に発見して、原因物質である薬やサプリメントの服用を中止することで、回復するでしょう。
・特異体質性
特異体質性はアレルギー反応で発症する場合と、特殊な代謝経路によって発症する場合があります。
薬物性肝疾患の多くは特異体質性で、発症の予測は難しいです。
・中毒性
薬やサプリ自体、もしくはそれらが代謝されてできた物質によって肝臓が炎症を起こします。
原因物質が多ければ多いほど、肝炎の症状はひどくなります。
<自己免疫性肝炎>
自己免疫性肝炎はAIHとも呼ばれており、なんらかの原因で、自らの肝細胞を体内の免疫が破壊してしまう自己免疫疾患です。
原因はよく分かっておらず、ウイルス、薬物服用、妊娠、出産などが考えられています。
この自己免疫性肝炎は中年女性に多くみられ、他の自己免疫疾患を合併するケースもあり。
基本的にはステロイド治療か、免疫を抑制する薬を服用します。
<原発性胆汁性胆管炎>
原発性胆汁性胆管炎はPBCと言われており、自らの胆管細胞を体内の免疫が破壊して、細胞が線維化する自己免疫疾患のこと。
肝臓内の胆管という部分に炎症が起こります。
胆管で炎症が起こると、肝臓内に胆汁がうっ滞して、かゆみなどの症状が出現。
特に中年女性に多く発症し、甲状腺疾患などの他の、自己免疫疾患を併発することもあります。
【肝硬変とは?】
肝硬変とは、肝臓に慢性的な炎症(慢性肝炎)が起こり、肝細胞の破壊と再生が繰り返されることで徐々に繊維化が起こり、肝臓本来の細胞構造が破壊された状態のことを言います。
肝細胞の繊維化とは、肝臓にかさぶたのような物質ができて、肝臓がボコボコになり、通常の機能が果たせない状態のことです。
肝硬変はその程度によって、代償性と非代償性に分けることができます。
・代償性
肝臓の機能はなんとか保たれている状態で、症状は現れないことが多い。
・非代償性
肝機能を代償することができないほど、症状が悪化している状態のこと。
非代償性の肝硬変は、ウイルス性、アルコール性、非アルコール性、自己免疫性になどによる肝臓の炎症が長期に起こることが主な原因となります。
肝硬変がさらに進むと、肝がんになりやすくなり、最終的には肝臓の機能が大きく低下して、役割を果たせなくなる「肝不全」の状態に陥り、死亡してしまうでしょう。
また肝硬変が悪化すると、様々な合併症を引き起こすため、治療が困難になるケースが多いです。
【肝硬変の症状とは?】
肝硬変になるとどのような症状が現れるのでしょうか?
まとめてみましょう。
<黄疸>
黄疸とは、通常肝臓で代謝される黄色い色素である「ビリルビン」が体内で増加することによって、肌や白目が黄色くなることです。
ビリルビンは皮膚の末梢神経を刺激するので、強いかゆみを伴う場合もあります。
黄疸を直接治す薬はなく、基本的には安静が必要となります。
<肝性脳症>
血液中に有毒物質であるアンモニアが増加することによって、意識障害、異常行動、はばたき振戦などの症状を引き起こします。
重症になると昏睡状態に陥ることもあり。
<腹水・浮腫>
血液中のタンパク質が減少することで、お腹、手足などに水が溜まります。
足のむくみ、腹水によってお腹が張る、こむら返りが起こるなどの症状が見られるでしょう。
治療法としては溜まった水分を体外へ排出することがメインとなります。
また摂取する水分量を調節し、塩分を控えた食事を心がけます。
<食道胃静脈瘤>
肝硬変によって肝臓が硬くなると、血液が本来とは違う血管に流入してしまい、食道の静脈などに血液が溜まります。
血液が溜まったこぶの様なものを「静脈瘤」と呼びます。
特に食道にできた静脈瘤は食道の内側にぼこぼこと凹凸を作り、固いものを食べるとその刺激で傷つき、消化管内で出血を起こす場合も。
この静脈瘤が破裂すると、多量出血により死亡してしまうケースもあるため、手術などで未然に出血を予防する治療を行います。
<手掌紅班>
手のひらの周辺部が赤くなる「手掌紅班」を発症します。
<クモ状血管腫>
クモ状血管腫とは首や胸、頬などに赤い発疹ができます。
【肝硬変の治療】
肝硬変によって硬くなってしまった肝臓を元の健康な状態に戻すことは難しいです。
そのため残された肝機能を悪化を食い止めて、新たな合併症や肝がんを予防し、現在の状態を維持していくことが治療の目標となります。
治療法に関しては、肝硬変の程度、原因、患者さんの年齢、生活環境によって様々です。
代償性肝硬変と非代償性肝硬変の治療法についてまとめてみましょう。
<代償性肝硬変の治療法>
代償性肝硬変の場合、原則的に肝硬変となった原因に対する治療を行うのが一般的です。
ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、非アルコール性肝炎、自己免疫性肝炎など治療法はそれぞれ異なります。
B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスに対しては抗ウイルス療法が用いられますし、抗ウイルス療法が適応しないケースでは肝炎を鎮静化させて症状悪化を防ぐ肝庇護療法を行います。
自己免疫性肝炎に関しては、副腎皮質ステロイドや免疫抑制剤を使用して症状をコントロールしていくことになるでしょう。
食事に関する制限などはそれほどなく、十分なカロリー摂取と筋肉の維持が重要となるため、適度な運動を心がけるようにします。
<非代償性肝硬変の治療法>
非代償性肝硬変の場合、食事療法や栄養療法によって栄養状態の改善を行っていきます。
黄疸や腹水がある場合には、安静が第一ですが、日常生活の活動を制限する必要はありません。
腹水や浮腫がひどい場合には、塩分や水分を控えた生活を心がけ、利尿薬やアルブミンの投与を行います。
また、食道静脈瘤がある場合には、内視鏡的治療やIVRと呼ばれる画像化治療が行われます。
【慢性肝炎から肝硬変へ進行し、最終的には肝がんへなる可能性が高い!】
ウイルスに感染して慢性肝炎になってしまうと、その後20年近くかけて肝炎が進行します。
すると肝硬変の状態となってしまうでしょう。
ウイルス性肝炎だけではなく、アルコール性肝障害や飲酒を続けることでも、肝臓は炎症を起こし肝繊維症や肝硬変になります。
さらに肝硬変をそのまま放置してしまうと、肝臓がんへと進展してしまう可能性が非常に高くなります。
つまり早期から肝臓病を発見、治療をして、栄養療法を始めることで肝臓がんの発症リスクを抑えることができるのです。
【肝硬変の予後は栄養療法で決まる】
肝硬変と聞くと、一昔前までは約10年の命と宣告されたようなものでした。
しかし、最近では肝硬変の合併症に対する治療法が進歩し、肝硬変の予後はかなり改善されてきたと言われています。
また栄養療法を行うことで、延命や生活の質が改善されることが報告されており、特に「血清アルブミン値」が高いことが重要であることが分かってきました。
肝硬変になると血清アルブミン値(一般的な基準値は3.8~5.1g/dL)が、1年間で平均0.15g/dL低下すると言われていて、血清アルブミン値が3.5g/dLの患者さんは5年生存率が低下することが研究結果からも明らかになっています。
血清アルブミン値を3.5g/dL以上に維持する栄養療法が望まれていますが、高蛋白質は肝硬変にとっては血清アンモニア値を上昇させてしまうため、肝性脳症のリスクが高まってしまうのです。
肝硬変の症状として、安静時でもエネルギー消費量が多く、肝臓がいつもエネルギー不足の状態になっています。
さらに肝臓のエネルギー源である糖質を利用する能力も低下しているのです。
肝硬変患者さんの血液中のアミノ酸を分析した結果では、バリン、ロイシン、イソロイシンのBCAAが減少し、フェニルアラニンとチロシンのAAAが増加した状態であることが分かっています。
BCAAは筋肉で代謝されてアンモニアを解毒すると同時に肝臓のエネルギー源になりやすいアミノ酸です。
このBCAAをたくさん補い、AAAを減らすことでアミノ酸バランスが保たれ、肝臓でアルブミンが多く作られるようになり、肝硬変の予後は改善できるでしょう。
肝硬変患者さんは、BCAAを多く含む食品や経腸栄養剤と、低たんぱく食を組み合わせる食事療法を心がけることでアミノ酸バランスを保てるようになります。
【肝臓病の3大原因は「ウイルス」「アルコール」「肥満」】
肝臓病には急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんなどがあります。
これらの肝臓病になる原因は様々ですが、3大要因は「ウイルス」「アルコール」「肥満」です。それぞれまとめてみましょう。
<ウイルス>
日本ではB型肝炎ウイルス感染者が約150万人、C型肝炎ウイルス感染者が約200万人もいます。
B型とC型の肝炎ウイルスは血液を介して肝臓に感染することになります。
<アルコール>
お酒に含まれるアルコールは、肝臓で無毒化されます。
つまりお酒を大量に飲むと、それだけ肝臓には大きな負担がかかってしまうのです。
またアルコールは水に溶けて、脂肪を溶かし、タンパクを変性させる働きがあり、体の細胞に直接ダメージを与えてしまいます。
さらに肝臓ではアルコールが代謝されてできる毒性の強いアセトアルデヒドによってダメージが強まり、肝臓の繊維化が引き起こされるのです。
アルコールの飲みすぎは肝臓にダメージを与え、肝臓病発症のリスクを高めてしまうでしょう。
<肥満>
食べ過ぎや運動不足になると肥満につながりますね。
肥満者の約80%は脂肪肝があると言われていて、この脂肪肝は肝臓病発症リスクを高めてしまいます。
肥満や糖尿病患者に起こる炎症や繊維化を伴って肝硬変を進行する脂肪肝「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」という肝炎もあることが報告されているのです。
生活習慣を見直すことで、脂肪肝は改善できるでしょう。
【肝臓病にならないように予防する方法とは?】
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変など肝臓の病気は様々です。
では肝臓病にならないようにするためにはどのようなことに気を付ければよいでしょうか?
肝臓病にならないように生活習慣で気を付けておきたいポイントをまとめてみましょう。
<アルコールを控え目にする、禁酒をする>
アルコールは肝臓で解毒化されます。
つまり飲酒量が多いと肝臓には大きな負担がかかってしまうのです。
お酒はできることなら禁酒するのが理想的。
しかしそれによってストレスが溜まってしまう場合は、アルコール摂取量を控えるように心がけましょう。
肝機能検査でγ-GTPが高い場合は、正常値に戻るまでは禁酒しましょう。
ちなみに適正飲酒量はビール中びん1本、ワイングラス2杯、日本酒1合、ウイスキーダブル1杯のいずれか1つ程度。
週に最低2日は休肝日を設けることも大切です。
<禁煙を心がける>
お酒を飲みながらの喫煙は、悪酔いのもととなるアセトアルデヒドという酵素を作ることになり、肝臓に大きな負担がかかってしまいます。
お酒を飲む人は、喫煙は控えておきたいです。
<肥満を解消する>
肥満は肝臓病の大きな原因の1つで、脂肪肝によって肝炎が発症します。
肥満の人や、血液検査で中性脂肪が多かった人は、肝臓にも脂肪が蓄積し、脂肪肝になっているケースが多いです。
脂肪肝になると肝機能が低下してしまうので、肥満は早めに改善するようにしましょう。
暴飲暴食、食べ過ぎには注意が必要です。
<余分な薬や食品添加物は避ける>
薬を飲むと、肝臓では薬を分解するために働くことになります。
その分、肝臓はたくさん働くことになるので負担がかかってしまうのです。
食品添加物を多く含んだ加工食品はできるだけ控えて、外食を減らし、自然素材の手料理を食べるように心がけましょう。
<十分な休息と睡眠を確保する>
疲れがひどい時、食後は右を下にして横たわりましょう。
そうすることで肝臓に多くの血液を送ることができます。
横になった場合、肝臓への血液供給量は、立っている時と比べて約4倍になります。
また十分な睡眠は、肝臓の栄養補給の時間ともなるため、肝臓の再生を早めてくれるでしょう。
【肝臓におすすめの栄養成分って何があるの?】
肝臓病を予防するためにも、肝臓によいとされる成分は日頃から積極的に摂取したいですね。
ここでは肝臓におすすめ栄養成分についてまとめてみましょう。
<タウリン>
タウリンは肝臓が分泌する胆汁を構成する成分の主成分で、含硫アミノ酸様化合物の1つです。
タウリンを摂取することで肝機能を高めることができるでしょう。
また疲労回復の効果も期待できますよ。
イカ、タコ、貝類、甲殻類などに多く含まれています。
水溶性の物質なので、タウリンを多く含む食品を汁ごと摂取できるスープなどで調理をするのがおすすめです。
また栄養ドリンクの主成分としてもよく使用されていますよ。
タウリンの働きは以下の通りです。
・血液中のコレステロール、中性脂肪を減らす
・血圧を保ち、高血圧を予防する
・肝臓の解毒作用を強化、アルコール障害にも効果あり
・インスリン分泌促進による糖尿病予防
・視力の衰えを防ぐ
<アリシン>
アリシンはニンニクに含まれる成分で、細胞組織を活性化させて肝臓を強化、保護してくれる作用があることが分かっています。
肝臓に蓄積された毒素を体外へ排出する働きもあります。
<セサミン>
セサミンはゴマに含まれる成分として有名で、悪玉コレステロールが作られる肝臓を保護する働きがあります。
肝機能を保護してくれるセサミンは積極的に摂取したい栄養成分の1つといえるでしょう。
<オルニチン>
オルニチンは肝臓に働きかけて、体内のデトックスをサポートしてくれる成分。
オルニチンは、肝臓のアンモニアを代謝する経路「オルニチンサイクル」で働き、体にたまると有害な物質となるアンモニアの代謝・解毒を促進します。
<ビタミンU>
ビタミンUは胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にするビタミンとして有名で、市販の胃腸薬にも使用されていますね。
ビタミンUには胃の粘膜を守る作用の他、脂肪肝を予防する働きや肝臓の解毒作用を助けて肝機能をバックアップする働きもあります。
<ムチン>
ムチンは糖とタンパク質が結合することによってできる多糖類で、納豆、山芋など粘り気の強い食材のぬめり成分としても知られています。
ムチンは肝臓や腎臓の機能を高める効果があると言われています。
【肝臓におすすめのサプリとは?】
当店では数多くのサプリメントを取り扱っていますが、今回はその中でも肝機能を高めてくれる、肝臓におすすめのサプリをいくつかご紹介しましょう。
<ヘルスライフ サメ肝油>
ヘルスライフ社のサメ肝油は、ニュージーランド産、高純度の天然サメ肝油サプリメントです。
サメ肝油にはスクワレンという成分が含まれています。
このスクワレンは不飽和脂肪酸の一種で、体内で酸素を補給する働きがあるため「酸素の運び屋」と呼ばれることも。
新陳代謝を活性化したり、血液を浄化したりする作用が期待できるスクワレンには「肝機能障害を改善する効果」も認められています。
スクワレンの酸素を補給する作用は、各臓器の機能を高める効果にもつながると言われていて、特に肝細胞に豊富な細胞が供給されることで肝臓の活動が活性化し、肝機能が回復したり、肝機能強化につながったりします。
スクワレンを豊富に含むサメ肝油は肝臓の機能を高めるサプリとしておすすめですよ。
ヘルスライフ社のサメ肝油は、国際品質管理基準のGMP認可の現地から直送しているため、安全性も確立されています。
<ヘルスライフ ビルベリー>
ヘルスライフ社のビルベリーは、1粒770㎎のカプセルにビルベリーを5,000㎎を配合しています。
ビルベリーはアントシアニン含有量が非常に豊富で、ブルーベリーの約2~5倍も含有していると言われています。
ビルベリーは、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の予防に有効であると言われています。
ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンには肝細胞の脂肪化や酸化ストレスによる肝細胞の傷害を抑制し、メタボリックシンドロームが引き起こす肝臓疾患予防につながる可能性が研究結果からも示唆されているのです。
<ヘルスライフ プロポリス>
ヘルスライフ社のプロポリスは、100%ピュアプロポリスのみのサプリメントや、100%ピュアプロポリスに赤ブドウエキスを配合したサプリメントなどもあります。
プロポリスはミツバチが巣をバクテリアやカビなどから保護するのに使われていて、フラボノイドの宝庫です。
このプロポリスは、様々な肝障害モデルに対して肝障害抑制効果があることが報告されています。
脂肪肝や非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に対しても予防効果が期待されています。
<ヘルスライフ ローヤルゼリー>
ヘルスライフ社のローヤルゼリーは、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど約40種類もの豊富な栄養成分を含んでいます。
ローヤルゼリーに含まれる必須アミノ酸「メチオニン」には肝臓の働きを強化する作用があります。
またビタミン様物質であるイノシトールという成分が含まれていて、このイノシトールは肝臓に脂肪がたまらないようにする作用あり。脂肪肝や肝硬変を予防してくれるでしょう。
<ヘルスライフ シーププラセンタ>
ヘルスライフ社のシーププラセンタは、羊大国であるニュージーランド産のピュアプラセンタをたっぷりと配合したサプリメント。
プラセンタには新陳代謝を活発にして、自然治癒力を高める作用がありますが、肝臓の働きを高める「強肝・解毒作用」も期待できます。
自然治癒力を高めるプラセンタは、肝機能を増強するために医療現場でも用いられていますよ。
【まとめ】
肝臓の病気は、発見が遅れやすく、症状が進行しないと自覚症状が現れないケースも多いです。
日頃から肝機能を強化する生活習慣を心がけておくことで、肝臓病を未然に防ぐことができるでしょう。