妊娠するとバストが大きくなるのはなぜ?妊娠中にバストに起こる変化とは。

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バストアップは女性の永遠のテーマとも言えます。

バストの形や大きさにコンプレックスを抱いている女性も少なくありません。

バストを大きくする方法として思いつくのが、バストアップマッサージやバストアップのための筋トレ、バストを大きくするために食事管理をすることなどでしょう。

思春期はバストが成長する時期ですが、大人になると普段の生活を続けているだけではバストはなかなか大きくなりません。

しかし、妊娠中、授乳中の女性はバストが大きくなるんです。ではなぜ妊娠中、授乳中の女性はバストが大きくなるのでしょうか?
ここでは妊娠中・授乳中にバストが大きくなるメカニズムについてまとめてみましょう。

 

【妊娠中に起こるバストの変化とは?】

妊娠を経験したことがある女性であれば、妊娠中は妊娠前に比べてバストが大きくなったと実体験した方が多いと思います。

妊娠すると女性の方は、お腹の中にいる胎児の成長に伴って、様々な身体変化が起こります。
お腹が大きくなるのは当たり前ですが、実は胸も大きくなるんです。

 

妊娠中に胸が大きくなる女性は、過半数を超えており、どれくらい大きくなったか?
というアンケート結果では、2カップサイズアップした人が40%超、1カップサイズアップした人が40%、3カップ以上大きくなったという人も10%程度いることが分かっています。

なんと過半数を超える人が2カップ以上のバストのサイズアップを経験しているんです。
こんなに大きくなることは、普段の生活では考えられませんよね。

 

妊娠中のバストの変化は比較的妊娠初期から起こります。

妊娠2ヶ月目くらいから乳腺が徐々に発達していき、個人差はあるものの妊娠5ヶ月で1カップ以上、妊娠7ヶ月には2カップ程度のボリュームアップするのが平均的です。

さらにバストのサイズが一番大きいピークは出産後2〜3日と言われており、授乳から断乳の1年程度の間に、その機能を終えて徐々に乳腺と脂肪は減っていき、元のサイズに戻ります。

 

また、バストのサイズアップの他に、乳首の色が黒くなるという変化も起こりやすいです。
乳頭や乳輪が黒くなったり、色が濃くなったりするのは皮脂腺とモンゴメリ腺が肥大することが原因。

この皮脂腺、モンゴメリ腺の肥大によって、乳頭は色が濃くなって、肥大し、乳輪も同じように濃くなって円が広がるのです。

 

そのほかに、女性ホルモンの急激な分泌増加によって、メラノサイトが刺激され、メラニン色素が作られやすくなるのも乳首が黒くなる要因の1つになります。
乳首以外にも、ワキや陰部が黒ずむ女性もいるでしょう。

乳首が黒くなる現象は産後しばらく続きますが、元に戻ります。
乳首が黒くなるのは、赤ちゃんが乳首を見つけやすいためとも言われていますよ。

 

【なぜ妊娠中はバストが大きくなるの?そのメカニズムは?】

ではなぜ妊娠中はバストが大きくなるのでしょうか?

それはずばり「ホルモン」が関係しています。
妊娠すると女性ホルモンのバランスが妊娠前とは変わってきます。
この、女性ホルモンによって乳腺が大きくまると、乳房の脂肪や筋肉も連動して増えるため、バストアップにつながるのです。

 

妊娠すると女性ホルモンの1つであるプロゲステロンの分泌量が急激に増加します。
このプロゲステロンにはバスト周辺の血流を増加させて、乳腺の発達をサポートする作用があるのです。

乳腺の発達がサポートされると、発達した乳腺を守ろうとその周りには脂肪細胞が増殖します。
その脂肪細胞が増殖、定着するとバストアップにつながるというわけです。

 

乳腺は母乳を生成するための大切な組織であり、女性の体は妊娠すると出産後の授乳に向けて、どんどん乳腺を発達させて母乳を作れるように準備を始めます。
この乳腺の発達によって、胸に脂肪が集まり、強い張りを感じる女性も多いでしょう。

胸のハリ、乳首がちくちくするような違和感は、妊娠初期から起こる症状の1つになります。

 

【妊娠中のバストアップに関連するホルモンとは?】

妊娠中には様々なホルモンが分泌され、その中のいくつかが乳腺を発達させてバストアップ作用につながるホルモンとなっています。

妊娠中に分泌されるホルモンには

・性腺刺激ホルモン(hCG)
・エストロゲン(卵胞ホルモン)
・プロゲステロン(黄体ホルモン)
・リラキシン
・オキシトシン
・プロラクチン

ここでは妊娠中に分泌されるホルモンについてまとめてみましょう。

 

<性腺刺激ホルモン(hCG)>

hCGはヒト絨毛性ゴナドトロピンとも呼ばれており、妊娠した女性のみが作るホルモンになります。

胎盤の絨毛組織から生み出されるホルモンになるため、このhCGが検出されたということは=妊娠が成立して胎盤が発現したということを意味しています。
そのため妊娠検査薬はこのhCGが検出できるかできないかで判断しています。

 

hCGは妊娠5〜6週あたりから上昇し、8〜10週あたりが分泌量のピークとなります。
hCGは女性の卵巣に卵胞の排卵を止めるように伝えて、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンをたくさん分泌するように、体に合図を出す役割です。

hCGが分泌されると血液量が増加するため、顔のほてりが現れます。

妊娠特有の顔のほてりは、性腺刺激ホルモンによるものです。
またhCG分泌量が多くなると、プロゲステロン料が多くなり、皮脂分泌量も増えるため顔がほてりやすくなります。
またhCGはつわりを引き起こすホルモンとしても知られています。

 

<エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)>

エストロゲンとプロゲステロンは妊娠した時に限って分泌される特有なホルモンではありません。

エストロゲンは月経周期を調整し、女性らしさを作るホルモンになります。
妊娠初期にはエストロゲン、プロゲステロンの分泌量は週ごとに上昇し、ホルモンのレベルが上昇することで月経がストップして、胎盤が発達するのです。

この2つの女性ホルモンは、胎盤の発達をサポートすdる、子宮内膜の形成、骨盤やバストへの血液供給を増加させ、子宮の筋肉層を緩ませます。

 

妊娠が成立するとエストロゲン、プロゲステロンは出っ放しの状態になり、今までの月経周期の増減グラフとは全く違う範囲の分泌量となります。

またプロゲステロンにおいては、妊娠初期は黄体で作り出されていますが、胎盤が確立する12〜15週頃には全量が胎盤でまかなわれるようになるでしょう。
例えばエストロゲンの数値は、更年期の女性であれば5.0p?/mlなのに対して、妊娠37週の女性では25000pg/mlにもなります。

 

プロゲステロンは乳腺の崎にある乳腺葉に働きかけて、組織を発達させます。

乳腺葉は母乳を作る組織であり、生まれてくる母ちゃんに栄養のある母乳が与えられるように準備しておくのです。

さらに乳腺葉が発達するとその周りの脂肪細胞も増殖、定着するのでバストアップにつながります。

 

一方、エストロゲンは乳腺を増殖させる働きがあります。
乳腺を増殖させると、増殖させた乳腺を守ろうとその周りには脂肪細胞が増殖します。
増殖した脂肪細胞がそのまま定着すればバストアップにつながるでしょう。

 

<リラキシン>

リラキシンは妊娠後期に分泌されるホルモンであり、分娩に備えて靭帯を緩める作用があります。

このリラキシンが分泌されることで、陣痛に備えてママの体を少しずつ準備していくのです。
骨盤近くの関節や靭帯を緩めて、それらが拡張することで分娩時には赤ちゃんが産道を通りやすくなるのです。
またリラキシンには警部を柔らかくする作用もあります。

 

<プロラクチン>

プロラクチンは妊娠後期〜出産後に分泌が活発になる脳下垂体から分泌されるホルモンです。
乳腺を発達させて、母乳の分泌を良くしてくれるのでバストアップにつながります。

このプロラクチンは妊娠中と出産後に生成され、このホルモンが母乳を作り、増加させるのです。
つまりこのホルモンが分泌されない場合、母乳を作り出すことができません。

 

プロラクチンによって母乳が作られますが、授乳が始まり赤ちゃんが母乳を吸うことで、体がさらにこのプロラクチンを分泌します。
その結果、さらに母乳が生成されやすくなるのです。

妊娠中から徐々にプロラクチン分泌量は増加し、出産前に最高値に達します。
他のホルモンは出産後、分泌量が急激に減少しますが、プロラクチンは一定の量を維持するでしょう。

 

妊娠中は、プロラクチンの働きによって乳房が大きくなりますが、母乳はでません。

この母乳がでない理由はプロゲステロンが制御していただめであり、出産後プロゲステロン分泌量が劇的に減少すると、邪魔者がいなくなるので一気に母乳が作られるようになります。
必要に応じてその分泌量は変化していき、授乳すると分泌量はさらに増えて、母乳の生産量が増える仕組みとなっています。

 

<オキシトシン>

オキシトシンは妊娠後期〜出産後に分泌されるホルモンです。

ママと赤ちゃんの絆を深めるホルモンとも言われており、授乳時の母乳分泌を助けたり、陣痛促進薬として誘発分娩に利用されることもあります。
このオキシトシンは幸せホルモンとも呼ばれており、脳の視床下部で作られ脳下垂体から分泌されます。

プロラクチンが作った母乳を赤ちゃんが飲みやすいようにぴゅっと外に押し出す作用がらいます。
この作用はオキシトシン反射=射乳反射と呼ばれることも。

 

オキシトシンはスキンシップなどによって分泌量が増えるので、愛情ややさしさを呼び起こすとも言われています。
赤ちゃんを愛おしい存在と思うようになるのはこのオキシトシンと呼ばれるホルモンが関連しているのです。

 

このように妊娠中には様々なホルモンが分泌されます。
その中でもオキシトシン、エストロゲン、プロゲステロンは、妊娠中のバストアップには欠かせないホルモンとなります。

 

【妊娠中に大きくなるバストのケア方法とは?】

妊娠中はバストのサイズが普段とは大きく異なります。

そのためブラジャー選びに迷ってしまうかもしれません。
特に妊娠中は胸の変化が起こりやすく、締め付けないようなブラジャーがおすすめです。

 

妊娠女性のためのマタニティブラジャーなども販売していますのでチェックしてみるとよいかもしれません。
マタニティブラジャーとは妊娠中〜授乳期の女性が付けるブラジャーです。

どんどん発達する乳腺を圧迫して傷つけないように、伸縮性のある素材を使用しています。
また柔らかい素材なので、肌触りも抜群。
カップも大きめで胸全体をしっかりとホールドしてくれます。

 

また大きくなったバストアップは妊娠による妊娠線(肉割れ)を起こしてしまう可能性もあるんです。
妊娠線とは、妊娠で急にバストが大きくなった場合、皮膚の深い部分にある真皮層が断裂してしまうこと。
妊娠線を予防するために、ボディクリームやオイルなどはしっかりと塗ってお手入れしておきたいですね。

 

【妊娠中の女性でも飲めるブラックモアのプレグナンシーサプリ】

ブラックモア社はオーストラリアにあるサプリメントメーカーとして有名で、トップブランドになります。

このブラックモア社から発売されているプレグナンシーサプリはオーストラリア人気NO1、ニュージーランドでの絶大な人気を誇る妊娠サポートサプリ、授乳サポートサプリになります。

 

プレグナンシーサプリには葉酸、DHA、ビタミンD、ヨウ素など妊娠継続に欠かせない成分がたっぷりと含まれています。
これらの成分の中にはバストアップには欠かせないビタミン類やミネラル類も含まれています。

そのほかにも、妊娠中の女性に必要不可欠な、20種類の栄養素をバランスよく配合しているサプリメント。
重要な栄養素20種類の他、亜鉛・鉄分・カルシウムなど10種類のビタミン、6種類のミネラルも含有した女性のための総合サプリメントなのです。

 

妊娠するとバストアップしますが、妊娠中の女性でも安心して飲めるサプリメントがプレグナンシーサプリです。

妊娠中の女性はもちろんですが、授乳中の女性でも無理なくお使いいただけるので、試してみる価値はあるでしょう。
また妊娠・授乳中以外の女性でも誰でも服用可能な、安全性の高いサプリメントになるので、バストアップしたいという人にもおすすめですよ。