「日本人でなりやすいガンとその原因、予防方法とは?」
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2019年4月16日ガンと免疫力は切っても切り離せません。
なぜならガンと戦うには誰もが持っている免疫力が必要になるからです。
ここではガンと免疫力の関係についてまとめてみましょう。
目次
【ガンとは?】
ガンは2人に1人がかかる、日本人にとっては身近で怖い病気と言えます。
ガンは、体の細胞に異常が起きて、ガン細胞ができるところからスタートしていく病気です。
ガンが実際に検査で発見できるようになる大きさは1センチほどといわれています。
この1センチのガン細胞になるまでには、ガン細胞が増殖を何度も繰り返す必要があり、その期間は10〜15年ほど。
1センチになったガン細胞は、そこから急速に増殖して、数年で命に関わる大きさにまでなってしまうのです。
大きくなったガン細胞は、周囲の正常な細胞のための栄養分を横取りし、臓器を破壊して、体の機能に障害をもたらしていきます。
【免疫力があればガンを倒すことは可能なの?】
健康な人でも毎日数千個のガン細胞の元となる異常細胞が生まれています。
しかし、私達人間の体には、出来たばかりのガン細胞を退治する機能が備わっているのです。
その機能こそが免疫力=免疫の働きになります。
免疫力とは血液の成分である白血球、リンパ球の働きのことであり、この白血球、リンパ球によってガン細胞を攻撃して、体に害となるものを排除していくのです。
免疫に関わる白血球やリンパ球は免疫細胞と呼ばれます。
免疫細胞は全身に2兆個あります。ただ全ての免疫細胞がガン細胞を退治できるわけではなく、ガン細胞を退治できる免疫細胞はごく一部に限られます。
免疫力を担う免疫細胞はそれぞれ働きが違うのです。
ガンを攻撃する免疫力を高めるためには、免疫細胞の中でも「キラーT細胞」と「NK細胞」の働きが重要になります。
【免疫力ってなに?】
ではもう少し、免疫力について詳しくまとめてみましょう。
免疫とは病気から逃れる、人間の体内に備わる仕組みです。
免疫には自然免疫と獲得免疫の1つがあります。
体内に侵入してきた病原体にまず反応するのが自然免疫です。
この自然免疫で活躍する免疫細胞がマクロファージ、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)、好中球などの免疫細胞になります。
これらは最近、ウイルスを認識して攻撃した後に、自分の体を守ります。
もう1つの獲得免疫は、自然免疫の攻撃を逃れた病原体に対応することを言います。
獲得細胞の主役はリンパ球の一種であるT細胞、B細胞であり、これらは病原体を認識して、その種類を特定、抗体を産生することで免疫力を発揮できるでしょう。
自然免疫は記憶されないため、常に侵入してきた病原菌と戦う必要がありました。
一方、獲得免疫は記憶することができるため、特定の病気にかかると免疫が出来たので、他の病気にはかからない状態になります。
【免疫細胞とは?】
免疫細胞と呼ばれているのはマクロファージ、NK細胞、T細胞、B細胞、好酸球、好中球、好塩基球などになります。
これらの免疫細胞は全て白血球に含まれる成分です。白血球の中でもマクロファージが一番大きいという特徴があります。
免疫細胞は体のあらゆるところで病原体と戦ってくれます。それぞれの免疫細胞を簡単にまとめてみましょう。
<マクロファージ>
マクロファージはアメーバ状の細胞であり、体の中に侵入してきた異物を発見すると、自分の体の中にその病原菌を取り込んで消化(貪食処理)していきます。
また一部のマクロファージにおいては、抗原を細胞表面に出すことで、外敵の存在を他の免疫細胞に知らせることもできるでしょう。
また活性酸素などを利用して、殺菌を行います。
<NK細胞>
ナチュラルキラー細胞=NK細胞のことであり、常に体の中をパトロールしてくれている細胞になります。
ウイルスや細菌に感染した細胞を発見すると、単独での攻撃を仕掛けていきます。他からの指令を必要とはせず、1人で外敵や異物を攻撃できるのです。
ナチュラルキラー細胞は、ウイルスや細菌だけではなく、ガン細胞に対しても免疫力を発揮してくれます。
<T細胞>
T細胞はウイルスなどに感染した細胞を見つけて排除する役割があります。
T細胞にはヘルパーT細胞、キラーT細胞、制御性T細胞の3つの種類があります。それぞれまとめてみましょう。
・ヘルパーT細胞
樹状細胞やマクロファージから異物の情報を受け取ると、サイトカインなどの免疫活性化物質を産生します。
また攻撃の戦略を立てて司令塔として、免疫細胞に指令を出します。
・キラーT細胞
樹状細胞から抗原情報を受け取ってウイルスに感染した細胞やガン細胞にとりついて排除していきます。
殺し屋のような役割があります。
・制御性T細胞
キラーT細胞が、正常細胞に過激な攻撃をしないように、キラーT細胞の働きを抑制し、免疫反応を終了に導きます。
ストッパー、クローザーとしての働きのある免疫細胞です。
<B細胞>
B細胞は、抗体を産生する免疫細胞になります。
血液の元となる造血幹細胞から作られるB細胞は、樹上細胞の指令を受けると、異物や外的だけを攻撃する抗体を作って、異物の排除をサポートしていきます。
またB細胞はそれぞれの細胞ごとに作る抗体の種類が決まっており、B細胞が作り出せる抗体に見合った外敵や抗原が出現したときだけ、活性化して抗体を産生するのです。
<好中球>
細菌や真菌などの病原体を食べたり、殺菌したりします。
<好酸球、好塩基球>
主に寄生虫などに対応します。
【免疫細胞があるのになぜガンになる?】
では免疫細胞があるのになぜガンを発症してしまうのでしょうか?
ここでは初期のガンと中期以降のガンそれぞれについての、免疫細胞との関係をまとめてみましょう。
<初期のガン>
ガンが発症する初期は免疫力が低下することでガン細胞の数が増えてしまい、免疫細胞が対処しきれなくなってしまいます。
すると免疫細胞の攻撃から逃れて生き残ったガン細胞がこっそりと体内に隠れて増殖を繰り返していくのです。
<中期以降のガン>
ガン細胞が増殖すると、免疫抑制細胞が増えるといわれています。
この免疫抑制細胞はその名の通り、免疫がガン細胞を攻撃することを邪魔するのです。
免疫を無力化されると、ガン細胞を攻撃することができなくなるので、ガン細胞はどんどん増殖を続けていくでしょう。
ガン患者さんの体の中では、免疫力が働きにくい免疫抑制状態になってしまい、さらにガンが進行していしまう危険性が高いです。
【ガン患者の免疫力低下の原因とある免疫抑制細胞とは?】
ガン患者の治療はもちろんのこと、再発・転移予防には、体が健全な免疫状態であることが重要になります。
しかし、ガン細胞が増殖すると、体内では免疫抑制細胞が増殖します。
この免疫抑制細胞はガン患者の免疫力低下の大きな要因の1つになっているのです。
免疫抑制細胞には制御性T細胞(Treg)やMDSC(ミエロイド由来免疫抑制細胞)などがあり、これらの免疫抑制細胞が異常増殖して、ガン細胞に対する免疫応答がうまく行われなくなってしまうのです。
免疫は通常であれば、自然免疫を担当しているマクロファージやNK細胞がガン細胞を抗原(異物)として認識することからスタートし、ガン細胞に対してTリンパ球、抗体によって得意的な攻撃、排除がスムーズに行われていきます。
しかし免疫抑制細胞が増殖してしまっているガン患者さんにおいては、ガン細胞を免疫抑制細胞が取り囲んで、免疫細胞からの攻撃を受けないようにブロックしているため、免疫細胞がガン細胞を十分に攻撃することができません。
ガンの治療や、再発・転移予防のためには、免疫状態を元通りに回復、維持させることが重要になります。
そのためには免疫抑制細胞の増殖によって引き起こされている免疫応答の抑制を軽減させる必要があるでしょう。
【ガンに打ち勝つためには?】
ガンに打ち勝つためには、自分が持っている免疫力を高めて、ガン細胞を殺す必要があります。
免疫力を高めるには以下の方法があります。
・バランスの取れた食事を心がけること
・十分な睡眠をとること
・適度な運動をすること
・規則正しい生活を心がけること
などが重要です。規則正しい生活を続けることで免疫力は高まり、ガン細胞を攻撃しやすくなるでしょう。
しかしガン細胞が増殖して大きくなった後に、免疫力を高めようとしても、それは非常に大変です。
ガンになると免疫抑制細胞が増えるため、免疫が無力化してしまい、免疫力を高めようとしても簡単には免疫力は強化できません。
このガンが進行すると発生しやすくなる免疫抑制細胞は、ガン細胞の周囲にたくさん集まって免疫力を低下させます。
つまり、免疫力を高めるためには、
・免疫抑制細胞を少しでも減らしてあげること
・免疫細胞を活性化させること
この2つが重要になるでしょう。
【免疫力を高めるプロポリス】
免疫力はガンに打ち勝つため、ガンの再発、転移を予防するために欠かせないことが分かりましたね。
免疫力を高める方法はいくつかありますが、食生活は非常に重要。
その中でも、抗菌作用、抗酸化作用を持つプロポリスは免疫力を高める成分として非常に人気があります。
プロポリスの効果の1つに免疫力のサポート効果があります。
プロポリスは三ツ橋が樹液、樹脂、花粉などを唾液とともに混ぜて作る天然の物質です。
ミツバチはこのプロポリスを巣の内部に塗って、カビなどの雑菌の発生を抑えて、巣の衛生を保っています。
このプロポリスは、古代エジプトでミイラ作りの防腐剤としても使用されていたのです。
プロポリスには、赤ワインの10倍ものフラボノイド(抗酸化物質)が含有されていますが、それだけではありません。
タンパク質、アミノ酸、脂質、炭水化物、ビタミン類、ミネラル類、桂皮酸誘導体など80種類以上の有効成分が含有しているのです。
その中でもカフェ酸フェネチルエステル、ケルセチン、クレロダン系ジテルペン、アルテピリンCはプロポリスの有用成分としてその機能が注目されています。
プロポリスにはフラボノイド系成分がたっぷりと含まれているので強力な抗酸化作用が期待できます。
酸素は、私達が生きていく上で欠かせませんが、その一部は体内でエネルギーを発生させる過程において、活性酸素という不安定な物質に変換されるのです。
この活性酸素は体内での生体化学反応によって生み出されたものであり、電気的に反応性の高い過激な酸化力を持ち、フリーラジカルとも呼ばれています。
活性酸素は私達の老化と大きく関与しており、この活性酸素によって細胞が酸化し、その機能が低下してしまうのです。
ガン細胞が発生する要因として、活性酸素が細胞核の遺伝子情報を傷つけて、異常細胞(ガン細胞)を増殖させてしまうという説もあります。
また活性酸素はガンだけに限らず、慢性的な生活習慣病にも影響するのです。
プロポリスには大量に発生した活性酸素を除去する抗酸化作用に優れているのでガン予防に効果を発揮してくれるでしょう。
グッドヘルス社のプロポリス(フラボノイド配合)サプリは1粒に500mgのプロポリス成分を含有しています。
また100%天然のニュージーランド産のプロポリスのみを使用しているので高品質です。
1日1粒の服用でokなので、手軽に摂取できるのも嬉しいですね。
またニュージーランド産ですが、安心の国際品質管理基準のGMP認可の現地からの直送となるので、長期服用でも安心です。
プロポリスには独特の匂いや味がありますが、カプセルタイプのサプリメントなので、だれでも気軽に服用できるでしょう。