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2018年12月9日グルタチオンの効果と効能、作用について
2018年12月10日前回は“ペパーミントと過敏性腸症候群”についてご説明しました。
さまざまな効果があるペパーミントですが、幸せホルモン「セロトニン」を増加させるなどの理由から腸内環境を整えるのにも役立つと考えられています。
実際に過敏性腸症候群の治療薬としても用いられていますね。
ペパーミントだけでなく、ハーブには整腸作用のあるものがまだまだたくさんあります。
薬草や香料植物などの定義をもつハーブは、まさに自然の恵み!
医薬品とは違い副作用も少ないことから、安心して飲み続けることができるのも大きなメリットです♪
今回は、腸内フローラ改善に役立つハーブティーをご紹介していきます!
目次
ストレスが原因の過敏性腸症候群!ハーブティーが効果的な理由とは?
私たちの腸内フローラは食事や生活習慣、メンタルなどの影響を受けて日々目まぐるしく変化しているといいます。
腸内環境が悪化すると起こる代表的な症状が便秘や下痢、腹痛といった腸周りの不調。
中でも近年増加しているのが、上記の症状を繰り返す「過敏性腸症候群」です。
ハーブティーが過敏性腸症候群に効果的な理由についてみていきましょう。
ストレスやうつ症状を緩和させる
年齢や性別に関係なく起こる過敏性腸症候群。
はっきりとした原因は明らかにされていませんが、ストレスや心理的要因という説が有力です。
例えば、職場ストレスを抱える社会人の女性や重要な会議に参加する機会の多い男性、試験前の学生などに多くみられます。
抗ストレス作用や抗うつ作用があるといわれるハーブティーには、過敏性腸症候群の原因を緩和させる効果が期待できるのです。
自律神経を整える
自律神経には交感神経と副交感神経の二種類が存在します。
腸内環境を良好に保つには、これらのバランスが重要です。
交感神経は日中活動しているときに優位になりますが、継続的にその状態が続くと腸の働きに悪影響を与えると考えられています。
というのも、腸の蠕動運動を促すのは副交感神経の方だからです。
つまり、美腸には副交感神経の作用が不可欠といっても良いでしょう。
そして、ハーブティーの香りや成分には自律神経を調整する効果が期待できます。
ハーブティーを飲んだあとにリラックスした気分になるのは、まさに副交感神経が優位になっている状態なのです!
美腸習慣にオススメはどれ?腸活をサポートするハーブティー3選!
美腸を手に入れるためには、便秘や下痢、過敏性腸症候群の症状を改善して行く必要があります。
毎日の腸活に役立てたいのがハーブティー!
でも……
「ハーブティーってたくさん種類があるからどれを選べばいいか分からない」
という方も多いのでしゃないでしょうか。
そこで、腸内フローラ改善に役立つ3つのハーブティーをご紹介します♪
カモミールティー
ハーブに詳しくない人でも一度は耳にしたことがある「カモミール」。
遥か4000年以上前のバビロニアで薬草として使われていたという歴史の古いハーブです。
古代ギリシャ語の“大地”“りんご”が由来になっているんだとか。
実際、りんごのような甘い香りと味が特徴的です。
そんなカモミールティーには高いリラックス効果があるといわれています。
国内の研究では、ストレスの軽減や交感神経を抑制する可能性があると結論づけられました。
また、胃や腸などの消化器系の働きを正常化する効果も期待できます。
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ローズヒップティー
レモンの約20倍、オレンジの約30倍ものビタミンCを含んでいるという「ローズヒップ」。
美容効果の高さから“ビタミンの爆弾”“若返りの秘薬”などと呼ばれています。
ほのかな酸味がローズヒップティーの特徴です。
ローズヒップティーは肌トラブルに効くというイメージが強いですが、実は腸内環境改善にも役立ってくれるんです!
その理由は、ローズヒップの成分である「ペクチン」にあります。
ペクチンは水溶性食物繊維の一種で、善玉菌のエサになるだけでなく、排便をスムーズにしてくれます。
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アーユルヴェーダ アンチ ストレス ティー
シナモン、リコリスルート、オレンジピール、フェンネル、カルダモンがブレンドされたハーブティーがこちら。
ほんのりとした甘さで飲みやすく、ストレスを緩和するのに役立ちます。
整腸作用のあるハーブが多数含まれているのも特徴的。
●シナモン
紀元前にエジプトでミイラの防腐剤として使われていたというシナモン。
日本でも古くから漢方や薬、料理のスパイスとして活用されています。
そんなシナモンは健胃や整腸作用があると考えられています。
デトックス効果や血行促進効果などは痩せやすい体質に導いてくれるでしょう!
●オレンジピール
文字どおりオレンジの皮が原料となったハーブです。
フルーツとして食べるときには捨ててしまうオレンジの皮ですが、実は食物繊維が豊富に含まれています。
胃や腸の消化機能を高め、便通を良くする効果が期待できます。
ストレスが原因の過敏性腸症候群にも効果的です。
●フェンネル
「魚のハーブ」として知られるフェンネルは、魚の臭みを消すスパイスとしてよく用いられています。
古代エジプトや古代ローマで栽培されていたことから、人類の歴史でもっとも古い作物として紹介されることもあります。
また、沖縄では“胃腸葉(イーチョーバー)”と呼ばれており、胃や腸の健康に良い島野菜として重宝されてきました。
腸内のガスを排出させる働きもあります。
●カルダモン
インドが原産地、カレーのスパイスとしてよく用いられるカルダモンは「スパイスの女王」とも呼ばれています。
刺激性のある香りが特徴的で「香りの王様」と呼ばれることも。
唾液や胃液の分泌を促進させるため、消化機能を正常化してくれるといいます。
また、胃の痙攣を抑えたり腸内のガスを排出したりする働きをもつため、胃腸の健康に役立つでしょう。
ストレスを解消しながら腸内環境を整える。
毎日のリラックスタイムにハーブティーを摂り入れることで便秘や下痢、過敏性腸症候群を楽しく改善していきましょう!
<参考商品>