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2018年10月11日マヌカハニーの効果と効能、作用について その2
2018年10月11日マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生するフトモモ科の低木であるマヌカから採取された蜂蜜のことです。
マヌカはニュージーランドの先住民・マオリ族の言葉で「復活の木」や「癒しの木」という意味で、蜂蜜が採取されるマヌカの花は1年のうち数ヶ月だけ、主に12月の約4週間をピークに盛大に咲きます。
一般的な蜂蜜には殺菌成分であるオキシドールやフェノールといった過酸化水素が含まれていますが、マヌカハニーにはこの過酸化水素だけでなくより強力な殺菌成分の非過酸化水素も含まれています。
世界中には様々な花から抽出した蜂蜜がありますが、非過酸化水素が含まれている蜂蜜はマヌカハニーのみとなっており、さらに豊富な栄養素も含むことから「奇跡の蜂蜜」とも呼ばれています。
目次
◆マヌカハニーの主な成分/規格
マヌカハニーには一般的な蜂蜜にも含まれる抗菌成分のオキシドールやフェノールといった過酸化水素だけでなく、さらに強力な抗菌成分である「メチルグリオキサール」という非過酸化水素も含まれており、一般的な蜂蜜と比べて抗菌力や殺菌力に優れた蜂蜜となっています。
しかしマヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールの量はマヌカが生息する地域や環境によって異なるため、商品によって殺菌力や抗菌力に違いが現れます。
そこでニュージーランド政府は商品毎に異なるマヌカハニーの殺菌力・抗菌力を数値化し、「UMF」と「MGO」の2種類の規格で表しています。
・UMF(Unique Manuka Factor)
UMFとは、マヌカハニーにのみ含まれる抗菌成分・メチルグリオキサールがまだ発見されていなかった頃に定められたもので、マヌカハニーの殺菌力・抗菌力を数値化した規格です。
「UMF10+」「UMF15+」というように表示され、UMF10+の場合は消毒液であるフェノール水溶液10%濃度のものと同じ殺菌力・抗菌力があるという意味で、UMF15+の場合はフェノール水溶液15%濃度のものと同等、というように数値が高いほど殺菌力・抗菌力が高くなります。
・MGO(Methylglyoxal)
MGOとは、マヌカハニーのみに含まれる抗菌成分・メチルグリオキサールが1kg中に何mg含まれているかを表す規格です。
「MGO50+」「MGO100+」「MGO200+」というように表示され、MGO100+の場合はマヌカハニー1kg中にメチルグリオキサールが100mg含まれていることを表し、MGO200+の場合はマヌカハニー1kg中にメチルグリオキサールが200mg含まれていることを表しています。
MGOもUMFと同様に数値が高いほど殺菌力・抗菌力が高くなりますが、MGOはUMFと比べて検査が厳しいうえにメチルグリオキサールの含有量測定において誤差が少ないため、殺菌力や抗菌力を表す規格としては正確性に優れており、より正確な品質を保証できる規格となっています。
マヌカハニーの主な成分
マヌカハニーの成分は抗菌成分のメチルグリオキサールが注目されがちですが、この他にも健康な体作りに欠かせない次のような栄養素が豊富に含まれています。
・ビタミンB群(B1、B2、B3、葉酸など)…疲労回復効や美肌作りに欠かせない栄養素
・ビタミンC…抗酸化作用が体の錆びを防ぎ、シミの原因となるメラニン生成を抑制、美肌を保つコラーゲン生成を促す
・マグネシウム…エネルギー生成の素、酵素の働きをサポート、糖尿病・高血圧・高脂血症の改善&予防効果を発揮する
・マグネシウム…酵素の働きをサポートして血流を促進、さらに整腸作用もあり便通改善や美肌効果を発揮する
・リン…細胞の成長をサポートするほか、骨や歯の素となり筋力の衰えや骨粗しょう症を予防する
このようにマヌカハニーには数ある蜂蜜の中で唯一含まれる抗菌成分・メチルグリオキサールをはじめ、ビタミン類やミネラルも豊富に含まれており、体の内外で様々な作用や効果・効能を発揮します。
マヌカハニーの作用や効果・効能については「マヌカハニーの効果と効能、作用について その2」で詳しくご紹介します。