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2018年4月5日うつ病に対する誤解や思い込み~ 家族・周囲も正しい知識を
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怒りっぽい、イライラしている女性に対して「更年期じゃない?」と
皮肉って言ったこと、または言われたことってありませんか?
「更年期」というと“老化の代名詞”、“何かの病気”、“閉経=女性じゃなくなる”などいいイメージはありませんよね。
でも漠然としたイメージはあるものの、どういうことなのか知らない人も多いのではないでしょうか?
更年期とは…
閉経の前後、5年を指します。
これは卵巣の機能が衰え始めてから完全になくなるまでの10年間です。
日本人の平均閉経年齢は50歳なので45歳~55歳が更年期にあたるといえます。
この時期、ホルモンバランスの乱れにより身体的・精神的不調を感じる人も多いようです。
なので「更年期=病気」とネガティブなイメージがあるのでしょう。
しかし、女性のライフサイクルの中の呼び名のひとつであり、女性なら誰にでも訪れる自然な体の変化に過ぎません。
~女性の体はどう変化するの?~
女性の体は女性ホルモン(エストロゲン)の影響によって変化します。
『小児期(0~8歳)』エストロゲンの分泌はなく男女差が殆どなく成長します。
『思春期(8~18歳)』エストロゲンが少しずつ分泌されるようになり、丸みを帯びた女性らしい体になります。
月経を迎える時期でもあります。
『性成熟期(18~45歳)』エストロゲンの分泌が順調になり、ホルモンバランスが安定します。
妊娠・出産に適した体になります。
『更年期(45~55歳』エストロゲンの分泌が急激に減り、ホルモンバランスが乱れます。
卵巣の機能が衰え始め、やがて閉経を迎える時期です。
『老年期(55歳~ )』エストロゲンの分泌がなくなり骨量が低下します。
卵巣の機能も完全に停止します。
このように女性のライフサイクルにはエストロゲンの変動が大きく関わっているのです。
この他にも、自律神経の安定、コレステロールの増加抑制、皮膚の老化を抑制するなど女性の体にとって重要な役割を果たしています。
~更年期、女性の体に何が起こっているの?~
エストロゲンは脳からの指令により卵巣から分泌されます。
思春期・性成熟期の間はこのバランスは安定しています。
しかし、更年期になるとこのバランスに乱れが生じます。
閉経が近付くと卵巣の機能が低下、エストロゲンの量も急激に減少し十分な分泌ができなくなるのです。
脳は「もっと出して!」と指令を送り続けますが卵巣は「もう出せない!」という、卵巣が脳の指令に応えることのできない状態です。
このホルモンバランスの乱れが自律神経の乱れにつながり、心身の不調を引き起こす原因の一つと考えられています。
~更年期に起こる症状と予防・緩和~
更年期の症状は様々で、のぼせ、ほてり、発汗、頭痛、動悸、息切れ、疲労感、不眠、イライラ、不安…などがあります。
症状、起こり方、程度には個人差があり、ほとんど自覚症状のない人もいます。
なぜ症状の出方に大きな差があるのでしょう?
その理由には性格、生活環境、体質などの違いがりますが、日常生活も大きく影響しているのです。
生活習慣、ライフスタイルを見直してみましょう!
㈰栄養のバランスに気を付ける。
特に牛乳、乳製品などのカルシウムをしっかり取る。
サプリメントで栄養を補うのもいいでしょう。
*更年期の予防・改善に効果的といわれるサプリ
大豆イソフラボン(エストロゲンと非常によく似た働きをします。骨粗鬆症の予防にも効果的。)
ビタミンE(若返りのビタミン!シミやシワなどの老化の原因となる活性酸素から体を守ってくれます。)
プラセンタ(自律神経の調整、基礎代謝の向上など様々な効能があります。)
㈪日常的に適度な運動をする。
自分の体力に合わせて無理せず“続ける”ことが大切!
ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめ。自律神経のバランスを整えてくれます。
㈫睡眠、休養を十分にとる。
心身ともにリラックスさせましょう。
音楽を聴いたり、アロマで香りを楽しんだり、ハーブティーを飲んで一息つくのもお勧めです。
㈬趣味や仕事など何か夢中になれるものをもつ。
楽しみ、生き甲斐を持つことで前向きな気持ちになれ、心にゆとりができます。
とは言っても簡単に持てるものではないですよね。
まずどんな些細なことでも興味を持ってみる、そしてやってみることです!
㈭ストレスを溜めない。
ストレス社会と言われている現代、ストレスを完全になくすというのは難しいかもしれません。
でも、意識することが大切です。自分なりの解消法を見つけてみましょう。
更年期は家庭や職場の人間関係など女性を取り巻く環境が大きく変化するときでもあります。
そのため「セカンドライフのスタート地点」とも言われています。
現在、日本人女性の平均寿命は86歳。
更年期を経てもなお30年、人生の3分の1も残っているのです。
その時間を健康に過ごせるかは「今」の生活習慣にかかっています。
まず自分の体を知ること、心と体の健康に気を付けることが大切です。
いつまでもいきいきと輝く女性であるために少しずつ体のことを考えながら生活しましょう。