米(白米)の効果と効能、作用について
2018年3月30日脂溶性ビタミンの効果と効能、作用について
2018年3月30日米ぬかは、玄米を精米、つまり白米にする時に出る外皮の胚芽のことです。
この米ぬかの主な成分は玄米と同じく、フィチン酸やイノシトール、フェラル酸などが含まれています。
また、米ぬかには多くのミネラルや、ビタミンが含まれており、多くは肥料や食品の加工のために用いられています。
また、最近では米ぬかに含まれるセラミドが肌の潤いを保ってくれるとして、美容効果があると注目されています。
この美容効果として注目されているセラミド。
これは私たちの皮膚内の角質に含まれています。
そのため、普段はこのセラミドが肌を守る役割をしてくれています。
しかしながら、このセラミドはストレスに弱く、
セラミドの量が少なくなると肌のトラブルを引き起こすようになってしまうのです。
そのトラブルを防いでくれることで注目されているのが「米ぬかに含まれるセラミド」なのです。
特に、この米ぬかのセラミドは肌荒れの修復や保湿機能も備えているため、
本来、私たちが持っているセラミドよりも強力な機能を持っているのです。
このような美容効果に加えて、
米ぬかの効果効能としては老化防止やコレステロール値の低下をはじめ、以下のような効果効能もあります。
米ぬか(ライスブラン)の主な効果/効能/作用
・便通が良くなる(食物繊維が豊富)
・高血圧を解消する
・血糖値を改善する
・貧血を治す
・自律神経失調症を改善する(イノシトールが神経症に有効)
こうした効果効能がある米ぬかは主に肌から直接取り入れるか、もしくは食用として食べられるようになっています。
近年、この美容健康効果により、米ぬかから抽出したオイル、
米ぬかオイル(ライスブランオイル)も非常に人気があります。
本来、米ぬかには特別な副作用等はないので安心して取り入れることが出来ますが、
洗顔料など肌から直接取り入れる場合には自分の肌に合うのかの確認が必要になります。
また、米ぬかを食べる際の最大の注意点は「傷みやすい」という特徴があります。
ですので、米ぬかを食用として使用するのであれば、冷蔵庫に保存するなどの方法を取ることが必要になります。
また、食用する際には炒ってから食べることによって、この「傷みやすさ」の問題を解消することが出来るのです。