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2019年8月18日夏風邪予防にはビタミンCサプリと”アノ食材”がおススメ!ブラックモアズ バイオCの正しい飲み方も伝授します
2019年8月24日タイトル: 夏バテ予防だけじゃない!?「梅干し」は腸活や便秘解消に効果的な最強食材なんです!
前回は夏季うつや腸バテの対策法をご紹介しました。
家でリラックスする時間を取ることが夏季うつ予防には必要。また、腸バテ対策として“室温28℃”や“雑巾がけ”など腸を温めるコツをお伝えしましたね。
こうも暑さが続くと、夏季うつまではいかなくとも、夏バテにかかっている人は多いのではないでしょうか。
夏バテはメンタルの症状はないものの、身体のだるさや倦怠感、食欲不振などを代表的な症状とします。
夏バテ予防に効果的といわれる食材の一つに、「梅干し」が挙げられます。
実は、梅干しには整腸作用があり、便秘解消やダイエットにも役立つって知っていましたか?
目次
やはり梅干しは最強だった!疲労回復に美腸……医者いらずといわれる実力とは?
夏バテ対策には梅干しを食べろ!という話を聞いたことがありませんか?
その言葉どおり、梅干しにはさまざまな効果効能があります。
「医者いらず」とまで言われる梅干し、その実力はどれほどなのでしょうか。
夏の暑さに立ち向かう!疲労回復パワー
梅干しに豊富に含まれているクエン酸の疲労回復パワーが凄いんです。
クエン酸は血液中の乳酸(疲労の原因物質)を体外に排出し、エネルギーを作り出す働きをしてくれます。
身体のだるさや肩こりが緩和されれば、それらの症状によるストレスから解放されるに違いありません!
(参考文献:運動後の血中乳酸に対するクエン酸摂取の影響
http://www.waseda.jp/sports/supoka/research/sotsuron2006/1K03A802-0.pdf)
また、クエン酸にはカルシウムの吸収率をアップする作用もあるため、イライラや不眠などにも効果的。
夏の暑さでうつになりかけている、夜眠れないという人は小魚や乳製品、大豆製品などと一緒に梅干しを食べると良いでしょう。
血液をサラサラに!健康や美容に役立つ
梅干しは酸性に傾いた血液を中和させ、弱アルカリ性に保つ働きをします。
不健康の象徴・ドロドロ血液をサラサラ血液にしてくれることから、健康にも良いといわれているんですね。
それだけでなく、動脈硬化に関わるホルモン・アンギオテンシン㈼の活性化を抑制することが最近の研究で分かっています。
心筋梗塞や脳梗塞の予防に役立つ可能性があるだけでなく、血の巡りが良くなることで美容効果も期待できます。
殺菌&消化作用で悪玉菌や食中毒を撃退する
梅干しがお弁当やおにぎりの具材の定番になっているのには、ある理由があったんです。
その理由というのは、梅干しには高い殺菌力があるということ。梅干しはお米の防腐剤代わりとして用いられているんです。
梅干しのクエン酸は微生物の繁殖を抑制する作用を持ち、実際の研究でも食中毒菌である「黄色ブドウ球菌(MRSA)」や「病原性大腸菌(O-157)」の増殖を抑制したという結果が出ています。
悪い菌を撃退してくれるクエン酸ですが、腸内の悪玉菌にも対処してくれるんです!
さらに、梅干しに含まれているカテキンにも抗菌・殺菌作用がありダブルのパワーが腸内フローラを整えてくれるというわけ。
梅干しの力で善玉菌優勢の美腸になれば、便秘や下痢とは無縁になれるかもしれません。
便秘さん必見!梅干しで宿便を出す「梅流し」の方法とは?
梅干しには整腸作用があることが分かりましたが、あんな小さい食材が本当に便秘や下痢を改善するのに役立ってくれるの?と疑問に思う方も多いでしょう。
「梅干しのおにぎりをよく食べているけど便秘気味」
「パンに梅ジャムを塗るのが好きだけど、消化不良を起こしやすい」
という方は今回ご紹介する“梅流し”を実践してみてください!
ダイエットの天敵・宿便が恐ろしい
便秘の方が必ずといっていいほど抱えている宿便。
宿便の定義は明確にされていませんが、多くは腸内に長期間停滞している便のことを指しています。
しかも、宿便は普段から便秘を自覚している人でなくてもあると言うんです!
その量はなんと3〜5kg。それだけでも体重が増えてしまいそうですよね。
固形やヘドロのような状態で溜まり、腸壁にこびりついた便もしくは老廃物が宿便といわれていますが、西洋医学ではそんなものは存在しないという説を唱える人もいます。
いずれにしても、腸に留まる宿便は血液をドロドロにし、私たちの身体にさまざまな悪影響を及ぼす恐ろしいものなのです。
腸の消化吸収を阻害し毒素を発生するため、腸の不調だけでなく疲労や肌トラブル、肥満などの原因になります。
ダイエットや美容の天敵といっても良いでしょう。
宿便は溜めないことが大切。これは間違いないでしょう!
宿便を出す「梅流し」で腸をスッキリさせよう
下剤や浣腸、腸内洗浄で宿便を出す方法もありますが、これらにはマイナスイメージがつきもの。
できれば、自然な形で腸をキレイにしたいと思う方は多いはずです。
そこでおススメなのが「梅流し」。日本ではデトックス方法として知られていますが、もともとはインドの断食法です。
丸2日以上何も食べずに過ごしたあと、梅湯を飲むというシンプルなもの。
具体的な方法は以下になります。
1. 皮付きの大根(1本)を1〜2cmの輪切りにして煮込みます。
2. 大根の煮汁に梅干し(なるべく大きいものを2個くらい)をつぶして入れ、どんぶり1杯分飲みます。
3. 同じものをもう1杯飲みながら、煮た大根を食べてください。このとき、野菜や味噌を加えるのが望ましいです。
梅流しの効果には個人差があるものの、多くの人は数杯程度で宿便が出るとのこと。
断食は専門家や医師の指導のもと行うこと!
梅流しは断食を行い、腸を空っぽにすることが大前提となります。
断食は人によっては危険を伴うため、必ず専門家や医師に相談してから実践してください。
特に、持病をお持ちの方や投薬中の方、過去に摂食障害になった方、消化器系の手術を受けた経験のある方は注意が必要です。
また、梅流しのあとは一時的に腸が荒れた状態になります。刺激の強い食べ物は1週間程度控えることが推奨されています。
例えば、アルコールや香辛料(辛い物)、肉や魚、炭酸飲料、酢の物、わさび、食塩の多い物などが挙げられます。
「梅流しはちょっと……」という人は、断食なしで梅湯を飲んでみてください。
溜まっていたうんちがするっと出てきてくれるかもしれませんよ!
梅干しの整腸作用をプロバイオティクスで生かそう
さて、ここまで梅干しの凄さや整腸作用についてお話ししましたが、そのパワーをより有効活用したいとは思いませんか?
梅干しは善玉菌を増やし悪玉菌を減らすのに役立ちますが、そもそも、素になる“善玉菌”が少なければ本末転倒です。
善玉菌を体に摂り入れる=プロバイオティクスが必要不可欠といえます。
プロバイオティクスは有益菌そのものを指すこともあり、食品でいうとヨーグルトや乳酸菌飲料、味噌、納豆、キムチ、甘酒などの発酵食品です。
2015年の研究では、梅ポリフェノールにはビフィズス菌増殖効果があると判明しました。
(参考文献:KAKEN 食品由来廃棄物を有効活用した新規ビフィズス菌増殖因子の創成
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15K07448/)
つまり、善玉菌を増やす=プレバイオティクス作用を持つということ。
美腸を目指す人にとって、梅干し+プロバイオティクスサプリは最強のコンビなのかもしれませんね!
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