αリポ酸の効果と効能、作用について
2018年3月26日β-シトステロールの効果と効能、作用について
2018年3月26日β-カロテン(β-カロチン)は、カロテノイドの一つで、体内ではビタミンAに変換される役割を持つ栄養素です。
そのため、β-カロテンの主な働きはビタミンAに通じるものが多くなっており、
視力を回復する機能や美肌効果などがあります。
また、強い抗酸化作用を持つため活性酸素を排除する役割を持っています。
こうしたことから、このβ-カロテンの摂取が不足すると、夜盲症や皮膚の老化が進んでしまうので注意が必要です。
そのため、夜盲症などの病気を防ぐために、適切な量のβ-カロテンの摂取が必要となるのです。
β-カロテンは1930年に発見され、「にんじん」に由来して名づけられました。
カロテノイドのカロテンにはα-カロテンとβ-カロテンの2種類に分類することができます。
β-カロテンは体内ではビタミンAに変換されて利用されるため、プロビタミンAと呼ばれています。
ビタミンAは取り過ぎに注意が必要な栄養素ですが、
β-カロテンは必要量しか利用されないため、摂取しやすい栄養素となっています。
β-カロテンは視力を回復する機能や美肌効果があるほか、以下のような効果効能があります。
β-カロテン(β-カロチン)の主な効果/効能/作用
・夜盲症を予防する(視力を回復するため)
・黄斑変性症を予防する(抗酸化作用があるため)
・ニキビなどの肌荒れを改善する(肌の新陳代謝を高めるため)
こうした働きのほか、β-カロテンには粘膜を丈夫にする働きがあり、風邪をひきにくくしたりする効果があります。
また、抗酸化作用が強いため活性酸素を排除することからシミや、ソバカスを防ぐなどの美容効果があります。
β-カロテンの過剰摂取をしても必要分しか体内で使われないため心配はいりません。
ただし、過剰摂取によって柑皮症と呼ばれる手のひらなどが黄色くなる症状が見られるようになります。
しかし、β-カロテンの摂取量を控えれば治るので、安心して摂取して問題ありません。
そのため、摂取量の目安は特に定められていません。
こうしたβ-カロテンを多く含む食品は緑黄色野菜に多く含まれており、
ニンジンやカボチャ、ブロッコリーなどに含まれています。
また、柑橘類にも含まれており、ミカンなどにも多く含まれています。
これらの食品を摂取する際の注意点は、「脂」と一緒に摂取すると効率良く体内で吸収できるようになっています。
または、β-カロテンをスピルリナなどのサプリメントで摂取する方法もあるので試してみるのもお勧めです。