フィッシュオイル オメガ3の薄毛抜け毛の効果 効能 作用 まとめ10選 その1
2018年4月9日フィッシュオイル オメガ3の生活習慣病の効果 効能 作用 まとめ10選 その2
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1. フィッシュオイルにはコレステロール値を下げる効果が期待できる
脂と聞くと体に悪いイメージがあるかも知れませんが、実は魚に含まれている脂、つまり、フィッシュオイルには様々な健康効果がある事が分かっています。
このフィッシュオイルはオメガ3系脂肪酸と呼ばれる脂で、一般的にはDHA・EPAと呼ばれている脂になります。
様々な健康効果が報告されているフィッシュオイルですが、中でも最も特徴的と言えるのが生活習慣病の予防と改善になります。
では、具体的にはどのような健康効果をもたらしてくれるのでしょうか?
正しい知識を身に付けて、普段の生活に取り入れることでより健康的な生活を送れるようになりますのでぜひ、この機会に様々な知識をつけて活かしてください。
フィッシュオイルでコレステロール値が低下
まず、フィッシュオイルは肉類に含まれている脂とは異なり、常温では固まることがありませんので、血液をサラサラにする効果があります。
ですので、血液中の悪玉コレステロール値を下げる働きがあり、逆に善玉コレステロール値を上げる働きがあることが分かっています。
悪玉コレステロール値は高いと血管で固まってしまい、それが血管壁に付着することで血管が硬くなったり破れやすくなってしまいます。
そして、血管が詰まると心筋梗塞や脳梗塞になるリスクが高くなり、血管が破れることで脳内出血や、くも膜下出血などの命にかかわる重大な病気に発展してしまう事があります。
コレステロール値を下げる事は、非常に大切で、これらの病気の発症リスクを下げることができますので、人間の身体には非常に大切な成分となります。
善玉コレステロールの値は上げることができるのですが、善玉コレステロールは健康な体を維持する為には欠かすことのできないものです。
一般的には悪玉コレステロールと善玉コレステロールの値を割り算することで算出される値が2を超えると動脈硬化のリスクが高くなり、心疾患や脳疾患のリスクも高くなると言われていますので大切なことは悪玉コレステロールを下げて、善玉コレステロールを上げることです。
フィッシュオイルで動脈硬化予防
フィッシュオイルはその名の通り魚に含まれている脂のことですが、前項の通り、この脂にはコレステロールの値を下げることが分かっています。
そして、コレステロールの値を下げるという事は様々な生活習慣病の予防改善をしてくれます。
中でも動脈硬化の予防改善は非常に大きな効果と言えるでしょう。
現在日本人の死因で第2位となっているのは心疾患で、第3位となっているのは脳疾患となっています。
この心疾患と脳疾患は生活習慣病である動脈硬化によるものが大きいと考えられています。
そして、魚に含まれている脂のフィッシュオイルは、この動脈硬化を予防改善してくれますのでそこから発症する心疾患や脳疾患の予防につながります。
この効果が発見された経緯は、北極圏に住んでいるイヌイットと呼ばれる野菜や果物などをほとんど食さない民族に、心筋梗塞を発症している人が極めて低いという事実から調査した結果になります。
イヌイットの身体を検査してみると血液中のコレステロールの値が非常に低く、血液がサラサラな状態にありました。
その理由をさらに調べてみると、イヌイットが好んで食していたアザラシにオメガ3系脂肪酸と呼ばれる脂が豊富であることが分かりました。
そして、このオメガ3系脂肪酸と呼ばれる脂は元々は青魚に豊富で、その青魚をアザラシが食べているので、アザラシにも豊富であることが分かり、フィッシュオイルにも血液をサラサラにする効果がある事が判明したという事です。
フィッシュオイルで高血圧予防
高血圧は様々な命にかかわる重大な病気の発症リスクを高めていますが、フィッシュオイルには高血圧の予防効果もあることが分かっています。
フィッシュオイルに含まれているオメガ3系脂肪酸には血液をサラサラにする効果があることが分かっている為、血流が改善されて毛細血管の隅々まで血液が行き届くようになります。
また血管壁に固まって付着していたコレステロールを取り除いてくれますので、赤血球を柔らかくしてくれて、血液中の脂質のバランスを整えてくれることで血管が傷付くことなく動脈硬化の予防もしてくれます。
このように血液の流れがスムーズになる事により血圧も下がりますので、命にかかわる重大な病気である心疾患や脳疾患の予防にもつながります。
またオメガ3系脂肪酸は不飽和脂肪酸とも呼ばれていて、人間の身体には必要不可欠な成分ですがこの不飽和脂肪酸は体内で生成することができない為、体の外から摂取しなければいけません。
そのようなことから青魚を食べることが効果的なのですが、フィッシュオイルは脂ですので熱には弱い性質があります。
ですので、焼いたり揚げたりしてしまうと脂が落ちてしまい効果的にフィッシュオイルを摂取することができなくなります。
最も良いのがお刺身で食べることですが、毎日、青魚のお刺身を食べることは難しいので、そのような場合にはオリーブオイルや、えごま油、クルミなどにもオメガ3系脂肪酸が含まれているので、それで摂取するのも良いでしょう。
フィッシュオイルには、動脈硬化の予防やコレステロール値を下げる効果、それに伴って高血圧も改善をする効果があります。
そして、これらの生活習慣病は、そこから発展する心疾患や脳疾患といった命にかかわる病気の予防改善にもつながる事が分かりました。
しかし、その為には青魚を生のままで摂取する必要があるので、その代わりとしてはオリーブオイルや、えごま油、ナッツの一種であるクルミで代用することも可能となります。
また近年ではフィッシュオイルのサプリメントもドラッグストアや薬局でも簡単に入手することができますので、それを使うのも良いでしょう。
2. 動脈硬化を防ぐ効能があるフィッシュオイルの凄さ
動脈硬化は英語では「サイレントキラー」とも呼ばれています。
直訳すると「静かな死」となるように、本人に自覚症状がないまま命を奪ってしまう大きな病気をひきおこす原因となってしまうものです。
動脈硬化を防ぐためには生活習慣の改善などをおこなっていく必要がありますが、摂取することで身体の内側から進行や発症を抑える働きがあるものの一つとして、このフィッシュオイルが上げられます。
毎日の食事にプラスするだけで良いという手軽さが人気のフィッシュオイルはなぜ動脈硬化に効果があるのか?
そして摂取上の注意には、どのようなものがあるのか?を、まとめてみました。
動脈硬化になってしまう原因とは?
動脈硬化はその字の通り、血管が硬くなってしまうことを言い、生活習慣病が原因になって引き起こされてしまうものです。
心臓から送り出された血液は、血管の中の動脈を通って全身に送り出されて最終的には静脈を通って心臓に返ってくる、という流れを繰り返しています。
食生活や生活習慣が原因で高血圧になると、心臓から送り出される血液による圧力が増してしまいます。
高血圧の状態が長く続けば血管に大きなダメージが与えられてしまい、血管の内側が傷ついてしまいます。
ダメージを受けてしなやかさを失ってしまった血管は、その内側に血液中のコレステロールや中性脂肪がたまりやすくなってしまい、血管の内側が細くなってしまいます。
わずかなことで細くなった血管が収縮すると血流が悪くなってしまったり、血流が途絶えてしまうのですが、その場所が心臓ならば心筋梗塞、脳ならば脳梗塞というように命に係わる大きな病気を引き起こしてしまうのです。
動脈硬化は生活習慣病と呼ばれている高血圧や脂質異常症、肥満などが原因で引き起こされるといわれています。生活習慣病を防ぐことが動脈硬化を防ぎ、ある日、突然起こる命に係わる病気を抑制することができるのです。
フィッシュオイルが生活習慣病を防ぐ理由
動脈硬化の予防のためには、生活習慣病を防ぐことが重要になります。
食事の内容を改善したり、スポーツを行うといった改善方法もありますが、もっと手軽な方法として注目されているのがフィッシュオイルを摂取するという方法です。
フィッシュオイルは、その名前の通り魚の油のことですが、油と聞くとコレステロールなどが増えてしまったりカロリーが高いので肥満を引き起こしてしまい、逆に身体に悪いのではないかというイメージを持つ人も多いかもしれません。
しかし、フィッシュオイルの特徴は、DHAやEPAといった血液をサラサラにする効果がある油分を多く含んでいるという点にあります。
特にフィッシュオイルに含まれているEPAには、血液中の中性脂肪の減少効果による高脂血症の改善や予防、赤血球の膜を柔らかくすることで血流を良くする働きによる高血圧の改善、血栓ができにくくする働きによって血管が詰まってしまうのを防ぐという働きがあるのです。
実際に、フィッシュオイルのこれらの効果により、EPAは医薬品としても利用されているという実績があります。
フィッシュオイルが人気の理由は、これらの働きが医学的にも証明されていることが理由となっています。
摂取することで起こる副作用はあるのか?
フィッシュオイルを摂取することで血液はサラサラになり、生活習慣病の予防効果が期待できますが、だからといって毎日大量に摂取しても良いのかというとそうではありません。
血液をサラサラにする効果が高いため、過剰に摂取してしまうと、血液が固まりにくくなってしまうというデメリットが生じてしまいます。
血液が固まりにくくなってしまうと、怪我をしたときなどに血液が固まらなくなりますので、いつまでも出血が続いてしまう可能性があります。
また、人によっては胃に不快感を感じてしまうこともありますので、一度の大量摂取は控えた方が良いといえます。
フィッシュオイルの摂取量に関しては、DHAとEPAを合わせて1日に1g以上の摂取を厚生労働省が推奨しています。
また、海外ではアメリカが3g、欧州で5gで問題がないという発表がされています。
サプリメントを利用してフィッシュオイルを摂取する場合、その商品の1日の摂取量の目安を守っていれば、これらの量よりも摂取量が多くなりすぎるということはありません。
1日に大量に摂取するよりも毎日継続して摂取していくことの方が重要になりますので、過剰摂取は避けるようにすることが大切になります。
自分でも気づかないうちに進行してしまっている病気の予防に、フィッシュオイルが高い効果をもたらしてくれることは医学的にもはっきりと証明されています。
生活習慣の改善や運動など、できる範囲で予防をして行くことは大切ですが、それと同時に手軽に利用できるフィッシュオイルを取りいれることで、さらに簡単に症状の改善や発症の予防を行っていくことができるようになります。
しかし、一度の大量摂取は過剰摂取の際の心配もありますので、毎日の摂取量を守りながら、毎日継続して摂取していくことがとても有効で健康な生活を送るための後押しをしてくれるでしょう。
3. 目が疲れやすい人にフィッシュオイルが良いと言われる理由とは?
フィッシュオイルは昔から、実は、目によいサプリに含まれている栄養素であり、特にブルーベリーと相性がよいとされてきました。
網膜細胞を柔軟にしてくれるDHAは、目を長時間酷使する現代人にとって欠かせないものです。
最近は、食の欧米化によって魚の摂取量が減少しているため、なおのことフィッシュオイルが必要になっています。
目が疲れやすい方はもちろんのこと、生活習慣病が気になる方にも最適であり、特に食生活が偏っている方におすすめです。
肉類ばかり食べていると必然的に魚の摂取が減少し、その結果、DHAやEPAなどのオメガ-3脂肪酸が減少してしまうのでフィッシュオイルは現代社会で近年、非常に注目されているものなのです。
なぜ目が疲れやすい方に最適なのか?
フィッシュオイルに含まれているDHAは目が疲れやすい方におすすめであり、その理由は網膜細胞をやわらかくするためです。
ここが硬くなってしまうと目の機能低下によって疲れやすく、そして視力にも影響してきます。
現代人は魚をあまり食べない方が多く、それでいて長時間パソコンやスマホ画面を見るという生活を続けていますのでサプリメントでの摂取が効果的です。
フィッシュオイルのDHAには副作用がないので、食生活のバランスを整えるために毎日飲んでください。
魚は身体に非常によい食材ですが、調理方法によっては大量にフィッシュオイルが失われてしまうのです。
また青魚全般に多く含まれており、それ以外の魚には少ないという結果も出ています。
コンスタントにDHAやEPAを摂取するためには、ソフトカプセルのサプリメントを利用するのがベストでしょう。
肉類の摂取が多いと不足しやすい栄養素なので、食後にサプリを飲むなどして補給してください。
ブルーベリーやルテインとも相性のよい成分なので、これらのサプリと併用するのもおすすめです。
サプリは健康補助食品のため、すぐに実感することは難しいですが、3ヶ月程度飲めば変化を感じられることが多いでしょう。
コツコツと継続するのが大切であり、最低でも3ヶ月は飲んでから飲用前との変化を比べる必要があります。
生活習慣病を予防するのに最適
厚生労働省は健康生活のために、積極的に魚を食べるように推奨しています。
魚に含まれるフィッシュオイルは眼病を予防したり、生活習慣病を遠ざけたりする役割があるのです。
生活習慣病はとは、その名前の通り、生活の乱れによって生じるものですが、特に影響しているのが食生活です。
食生活がアンバランスだと健康のために必要な栄養素のバランスも崩れ、必要な栄養素が不足してしまうので、様々な諸症状に悩まされることになります。
フィッシュオイルが不足していると、相対的に動物性脂肪の摂取が増えるので、血液がドロドロと粘度を持ちやすくなってきます。
粘度の強い血液は血管をつまらせやすく、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めるので注意が必要です。
重大疾患には引き金があることが多く、大抵は脂質異常症や高血圧、高血糖などが関係しています。
肥満・メタボの方は重大疾患のリスクが高いため、フィッシュオイルを飲んで予防するべきでしょう。
30代になると代謝力が低下してくるので、血管障害のリスクが高くなります。
この時期からフィッシュオイルを摂取しておけば、動脈硬化の進行を遅らせることができるのです。
動脈硬化の進行を完全に止めることはできませんが、遅らせるだけでも健康寿命を延ばすことにつながります。
塩分の心配なく魚油を摂れる
眼病や生活習慣病を防ぐために役立つフィッシュオイルは、食事から摂るとなると塩分過多になる心配があります。
日本食そのものが健康食と言えるほど栄養価に富んでいますが、唯一の欠点として塩分が多いことがあるのです。
塩分過多になると高血圧を招き、結果的に動脈硬化の進行促進、脳梗塞、心筋梗塞のリスク増大につながります。
青魚の缶詰にはたくさんのフィッシュオイルが含まれていますが、少なくない塩分も含まれているのです。
缶詰でフィッシュオイルを補給する方法はおすすめですが、食べすぎは健康を害する可能性があるわけです。
缶詰を選ぶときは栄養成分表記を見て、フィッシュオイルが多くて塩分が少ないものを選びましょう。
その点では、フィッシュオイルのサプリを利用すれば、塩分の心配をすることなくDHAやEPAだけを摂ることができます。
免疫機能を正常にしてくれる栄養素のため、アレルギー疾患を予防したい方にもおすすめです。
花粉シーズンに備えて飲んでおくことで、症状を和らげることもできるでしょう。
フィッシュオイルは体脂肪になりにくく、動物性脂肪を燃焼させるために役立ちます。
肥満・メタボ体型、血流ドロドロに悩んでいる方にとって最適な栄養素と言えるでしょう。
フィッシュオイルは目によい栄養素であると同時に、生活習慣病の予防にも役立ちます。
日本食はDHAやEPAが多く含まれていますが、塩分が多いという問題もあります。
サプリを利用すれば塩分を気にすることなく、フィッシュオイルを摂取することができるのです。
DHAは網膜細胞をやわらかくして、本来の機能に回復させる作用があり、ブルーベリーやルテインなど、目によいサプリと相性がよい成分でもあります。
血流をスムーズにする作用もあるので、血管関係の疾患が気になる方も飲んでみましょう。
代謝力が低下してくる30代から飲んでおけば、将来の病気予防が可能となります。
4. フィッシュオイルは白内障の改善にも効果があるらしい
フィッシュオイルは青魚に含まれるオメガ3脂肪酸で、これにはDHAとEPAという2種類の成分があります。
フィッシュオイルには血流改善や免疫力強化、生活習慣病の予防やメンタルヘルスの向上など、非常にさまざま効果がありますが、これは目の健康にも役立ち、疲労回復や視力を上げる他、白内障や緑内障などの目の病気の予防や改善にも役立っています。
ここでは、フィッシュオイルを摂ることで、なぜ白内障の改善が可能なのかということを説明すると同時に、フィッシュオイルを摂取するときの注意点に関しても書いていきます。
白内障とはこんな病気です
白内障は非常に多い目の病気で、これは加齢によって起こると言われていますが、その他でも糖尿病などの病気によって生じる場合もあります。
これは目の中の水晶体が濁る疾患ですが、水晶体は外から入ってきた光を屈折させて網膜に像を写すというカメラのレンズのような重要な働きを持つ組織で、
この作用が損なわれると物が見えにくくなります。
また、この病気の場合は、薬を飲むだけでは機能は元に戻らないのであるレベル以上の機能低下が見られる場合は手術することになります。
そして、手術の場合は、普通は濁った水晶体を取り出して新たに眼内レンズを挿入する形となります。
この病気の原因としては加齢の他に、紫外線にあたることや怪我、遺伝、放射性物質などの影響も考えられます。
また、加齢が原因の場合では、高齢者でこの病気になる人の確率は非常に高いので、それだけに食事やサプリメントなどでこの病気の発症を遅らせたり、
その症状を改善できるようになったら、非常にありがたいと言うことができるでしょう。
この病気は、水晶体の中のたんぱく質が酸化して異常な状態になることで引き起こされるので、これを防ぐような成分が必要になってきます。
フィッシュオイルの目の病気に対する効果
白内障の症状を緩和するには、水晶体の中のたんぱく質の酸化を促す活性酸素を抑制するような栄養巣が効果的と言えますが、その1つがフィッシュオイルです。
フィッシュオイルには強力な抗酸化作用があるので、水晶体のたんぱく質の正常な状態を維持する可能性が高いと言えます。
また、フィッシュオイルの成分であるDHAは網膜や視神経の中に含まれていて、目の健康に欠かせない栄養素とも言われ、目の細胞膜を柔らかくすることでその機能を向上させることができるようになります。
さらに、目を酷使すると細胞の中の脂肪が軽減し、ドライアイになったり眼精疲労になったりして、ここからさらに重い目の病気になる可能性もあるのですが、DHAはこの脂肪分を増やすことで目の疾患を防ぐことができます。
さらにもう一点、フィッシュオイルの成分であるDHAやEPAは、血行を良くすることで知られていますが血流が良くなれば細胞に酸素や栄養が行きわたるようになり、その結果細胞が活性化されることになります。
このため、目の場合も網膜の細胞が活性化されることで、その健康が維持されることになり、これによって目の病気の症状を改善することが考えられます。
フィッシュオイルを摂る際の注意点
フィッシュオイルは目の病気を予防、改善し、その機能を高めるような働きを持つ大切な栄養素ですが、これには熱に弱いという欠点があるので、食品を摂る場合には刺身を食べるようにすると効果的に栄養素が摂れると考えられます。
ただ、日本人の魚の摂取量が減ってきていることもあり、刺身だけで必要量を摂ることは難しいと言えます。
これに対してフィッシュオイルを使ったサプリメントを利用するようにすれば、必要な栄養素を十分に摂りたい場合に摂ることができるでしょう。
また、フィッシュオイルは生活習慣病の予防にも大切な役割を果たす食品なので、特に中高年で目の疲れや生活習慣病の不安などがある場合は、この種のサプリメントを利用することをお勧めします。
そして、フィッシュオイルを使ったサプリメントでは、酸化しやすいとされるDHAやEPAが酸化しないような対策をとっているものを選んだ方が良いでしょう。
例えば、サプリメントの容器が光を通さないものであったりなどです。
また、目の病気や疲れなどを改善したい場合は、効果のありそうなサプリメントを飲むだけでなく、紫外線にあたらないように気をつけたり、目の酷使を避けるようにしたり、栄養のバランスのとれた食生活を心掛けるなど、生活の中でも目の健康になるようなことを考えてそれを実行に移していくことが大切と言えます。
オメガ3脂肪酸であるフィッシュオイルには、血流を良くしたり、生活習慣病を予防するなどのさまざまな効果がありますが、この成分には強い抗酸化作用があるので、これによって、水晶体内のたんぱく質の酸化を防ぐことができるため、白内障の改善にもプラスになります。
ただ、目の病気を予防するには、サプリメントを利用するだけでなく、紫外線を避けたり、目を酷使しないようにしたり、バランスのとれた食事をきちんと摂るようにするなど日常生活の中で気をつけるべきことも、しっかりと実践していくことが必要であると考えられます。
5. フィッシュオイルは血流・血圧の改善も促進する
日本人の死因で第2位と第3位にランクインしているのは、心筋梗塞と脳梗塞ですが、この2つの病気は主に生活習慣の乱れが原因で引き起こされます。
これは食生活や睡眠不足、ストレスなど様々な要因があるのですがこれらの生活習慣の乱れによって引き起こされる病気も様々あります。
その理由は、生活習慣の乱れによって悪影響を受ける部分は、血流や血圧など健康の中心をになっている部分だからです。
場合によっては影響は命にかかわる重大な病気を併発する恐れもあるのですが、これらの予防対策として効果的なのがフィッシュオイルになります。
生活習慣が乱れるとどうなるのか
現代人は仕事や人間関係が複雑になっていることを背景に、乱れた食生活や睡眠、さらにはストレスなど様々な問題を抱えていますが、これらのことが身体にも悪影響を及ぼしてしまいます。
生活習慣の乱れによって悪影響を受ける部分は様々ありますが、中でも重大な影響を受けてしまう部分は血管や血液になります。
特に食生活が肉中心や脂っこいものが中心になっていると血液中のコレステロールや中性脂肪が増加してしまいます。
すると血液がドロドロの状態となり血流が滞ったり、血圧が高くなったりします。
また血液中のコレステロールや中性脂肪が血管内で固まってしまうと、それがプラークと呼ばれる塊となり、最悪の場合血管を詰まらせてしまう恐れがあります。
これらの症状のことを生活習慣病と呼ぶのですが、生活習慣病は高血圧や高脂血症、糖尿病などがあり、そこから併発する恐れがある病気として心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血などの病気があります。
ですので、生活習慣病を放っておくと重大な病気になる恐れがあるのですが、これらの病気を予防したり改善する味方となるのが青魚に豊富に含まれている脂のフィッシュオイルになります。
フィッシュオイルが健康改善
高血圧や高脂血症などの生活習慣病は、放っておくと心疾患や脳疾患といった重大な病気を併発する恐れがある事は分かりましたが、なぜ、魚の脂であるフィッシュオイルが良いのでしょうか?
先ほど食生活の乱れで肉中心や脂っこいものを中心とした食生活は血液中のコレステロールや中性脂肪を増加させるとお伝えをしました。
この原因となっているのは脂であることは想像がつくかもしれませんが、同じ脂であるフィッシュオイルが良いと言われてもイメージが湧きにくいかもしれません。
しかし、前述でも紹介した通りフィッシュオイルには常温では固まる心配がないという特徴があり、肉の脂のように血管内でプラークとなって血流を止めてしまう心配がありません。
それどころかフィッシュオイルには血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあり、血管内にできたプラークを溶かす働きも持っています。
また、血流の流れが良くなるだけではなく、血管そのものの老化現象も食い止めてくれる作用があるため老化して破れやすくなった血管の修復までしてくれる働きがあります。
このようにフィッシュオイルは、生活習慣の乱れによって引き起こされる血圧の上昇や滞った血流も改善してくれますので、心疾患や脳疾患の予防にもつながるという事です。
フィッシュオイルの効果が見つかった経緯
フィッシュオイルはオメガ3系脂肪酸と呼ばれる脂で、常温では固まることがなく、逆にコレステロールや中性脂肪を溶かして血液の流れを良くする働きがあります。
では、何故このフィッシュオイルが持つ健康効果が見つかるに至ったのでしょうか?
前項でも紹介しましたが詳しく発見の経緯をご紹介していきます。
フィッシュオイルが見つかった経緯は北極圏に暮らしているイヌイットと呼ばれる民族の身体を検査したことから始まりました。
北極圏は非常に寒い地域ですので、新鮮な野菜や果物がほとんど手に入りません。
ですのでイヌイットは野菜や果物をほとんど食べることなく生活をしています。
ところがイヌイットは生活習慣病の一つである心筋梗塞の発症率が極めて低かったのです。
そのことに疑問を抱いた研究者がイヌイットの身体を検査してみることになりました。
すると、野菜や果物をほとんど食べないイヌイットの血液はコレステロールや中性脂肪の値が低く、健康そのものでした。
その理由をさらに検査してみると、その理由はイヌイットが好んで食しているアザラシにあることが分かりました。
アザラシの脂にはオメガ3系脂肪酸と呼ばれる脂が豊富で、その脂によってイヌイットの身体は健康な状態を保っていたのです。
さらにアザラシにオメガ3系脂肪酸の脂が多い理由は、アザラシの主食である青魚にオメガ3系脂肪酸が豊富であることも、さらなる研究によって判明して、青魚に含まれるフィッシュオイルの健康効果が発見されたという事です。
このように昔からイヌイットにも見出されているフィッシュオイルの効果、生活習慣が乱れてしまうと高血圧や高脂血症、さらには心筋梗塞や脳梗塞などの命にかかわる重大な病気を併発する恐れもありますので、若いうちから対策をしておく必要があります。
その為にはオメガ3系脂肪酸と呼ばれる脂が効果的なのですが、このオメガ3系脂肪酸は体内で生成することができない成分になります。
ですので、体の外から摂取する必要があり、効果的なのが魚の脂であるフィッシュオイルなのですが、脂ですので加熱してしまうと効率よく摂取することができません。
生の状態で食べることが良いのですが、毎日青魚の刺し身を食べることは難しいので、そのような場合にはサプリメントなどで摂取するのも良いでしょう。
⇒ フィッシュオイル オメガ3の生活習慣病の効果 効能 作用 まとめ10選 その2