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血中脂質は、血液中に含まれている脂質のことで、コレステロールや、トリグリセライドなどが含まれます。

血中脂質の主な働きは血流の流れを整えたり、体内のエネルギー源となります。
そのため血中脂質のバランスが崩れると、動脈硬化や心筋梗塞、生活習慣病などを引き起こしてしまう可能性があります。
こうした病気を防ぐために、血中脂質のバランス調整が必要となっています。

血中脂質はコレステロールのほか、トリグリセライド、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類があります。
血液中のコレステロールの正常値は180~200mg/dl、中性脂肪の正常値は空腹時の状態で40~150mg/dlと言われており、
この数値を超えると高脂血症と言う病気と診断されます。

近年は食生活の変化により、規定値を超える人が増え、メタボリックシンドロームなどの方が増えています。

血中脂質は血流を整えるほか、以下のような効果効能があります。

血中脂質の主な効果/効能/作用

・血液を詰まりにくくする(正常な血管の太さに戻すため)
・身体を活発に動かせる(エネルギー源となるため)

こうした働きのほか、血液中の脂肪量をコントロールする働きなどがあります。
そのため、体内の血中脂質の量をバランスよくすることによって、健康維持をすることが出来ます。

血中脂質は近年注目されている脂質で、本来は体内に必要なものとなっています。

しかし、生活習慣の変化から血中脂質のバランスが悪くなり生活習慣病や、
メタボリックシンドロームを引き起こす方が増えています。

そのため、こうした血中脂質の改善をするために厚生労働省は以下のようなことが大切だとしています。

・禁煙(煙草を吸わないこと・吸う量を減らすこと)
・食生活の改善(コレステロールを下げる食品を取ること)
・適正体重を目指すこと(BMIの値を18.5以上、22未満にすること)
・運動の増加・継続(3メッツ以上を消費する運動を1日1時間行うこと)

なお、BMI値は、「体重÷(身長)二乗」で求めることが出来ます。
3メッツは普通歩行や家事で掃除などをした場合が当てはまります。

また、食生活を改善して血中脂質を安定させるためには、不飽和脂肪酸が効果的となっています。
不飽和脂肪酸の中でもEPADHAを1日1000mg摂取することで悪玉コレステロールを減らすことが出来ます。

不飽和脂肪酸を多く含む食品は青魚などに多く含まれているため、食事に取り入れていくといいでしょう。
また、サプリメントでもEPADHAが配合されているものもあるので、適宜摂取すると効率的に血中脂質を安定させられます。