オメガ3脂肪酸はガン予防に効果的 フィッシュオイルに注目!

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あらゆる病気の中でも最も死亡率が高いといわれているのがガンです。

ガンは1981年以降、日本人の死因第1位であり、死因の3割をしめるほど。
つまり3人に1人はガンで亡くなっているという現状があります。

人間の体は約60兆個の細胞でできており細胞分裂を絶えず繰り返して、新しい遺伝子をコピーしていきます。

発ガン物質などの影響を受けた場合、遺伝子が突然変異を起こしてしまい、突然変異を起こした細胞の中でもガン細胞は、異常細胞を死滅させるあ地内の免疫細胞の攻撃をくぐり抜けることができるのです。

このガン細胞が異常な分裂や増殖を繰り返すことによってガンとなり、全身のあらゆる場所に発生する可能性があるのです。

 

では私達がガン細胞に打ち勝って健康な体を手に入れるためには何をするのがよいのでしょうか?

ガンに効果があると言われる栄養成分はいくつもありますが、その1つにフィッシュオイルサプリメントがあります。
ここではガンとフィッシュオイルの関係性について考えてみましょう。

 

【フィッシュオイルとは?】

フィッシュオイルとはサプリ先進国のアメリカで10人に1人が飲むほどのメジャーなサプリメントです。

フィッシュオイルは青魚から抽出されるオメガ3脂肪酸のことです。
オメガ3脂肪酸とはDHAEPAのことで、不飽和脂肪酸の一種になります。

 

不飽和脂肪酸にはオメガ3系と、オメガ6系の2種類があります。

脂肪酸は1個もしくは複数個の炭化水素の連結した鎖からなっており、その鎖の両末端はメチル基やカルボキシル基です。
脂肪酸には飽和脂肪酸不飽和脂肪酸があり、飽和脂肪酸は炭化水素鎖の全ての炭素が水素で飽和しています。

一方不飽和脂肪酸では、炭化水素鎖中、1個もしくは複数の二重結合があります。
この二重結合の違いでオメガ3系とオメガ6系に分類されるのです。

 

オメガ3脂肪酸は私達の体内では生成することができないため、食品から摂取するしかありません。

このオメガ3脂肪酸は特にマグロやサバなどの青坂なに多く含まれています。日本人はもともと魚中心の食生活だったので十分に摂取できていましたが、食事の欧米化に伴い肉食主体になった今、不足がちな栄養素となりつつあります。

 

フィッシュオイルには

・脳(ADHD、アルツハイマー)
・精神疾患(うつ病)
・関節炎
・ガン
・生活習慣病(糖尿病、高血圧、動脈硬化、心臓病など)
・ダイエット
・筋トレ
・美肌
・ドライアイや白内障

などさまざな疾患に効果を発揮するといわれています。

その中でも今回はオメガ3脂肪酸とガンについてまとめていきましょう。

 

【脂肪酸はガンの発症率を上げてしまう??】

DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸は、ガンの発生予防やガンの転移予防に効果があると言われています。
ただ実は、ガンというのは脂肪酸が原因となっている可能性があるのです。

ガンの発生する原因は様々ですが、遺伝的要因が大きく関与しています。
また食生活なども大きく影響してくるでしょう。日本人の食生活はここ数十年で劇的に変化しました。

今までは魚や野菜、穀物中心の食生活だったのが、食事の欧米化に伴い、肉や乳製品など動物性脂質を多く摂取するようになりました。
それによって動物性脂質の飽和脂肪酸やリノール酸の摂取量が急激に増えています。
この結果、近年では昔の日本人とは比べて、乳ガンや大腸ガン、前立腺ガンの発症率や死亡率が上昇しているのです。

 

動物性脂質(飽和脂肪酸)を過剰に摂取するとガンになりやすいという話はよく知られていますが、植物油でもリノール酸などのオメガ6脂肪酸に分類される脂肪酸をたくさん摂取してしまうとガンの発症原因になる可能性はあるのです。

リノール酸はコーン油、紅花油、ひまわり油、トウモロコシ油、ゴマ油、マーガリンなど植物油全般に含まれています。
リノール酸は過剰な摂取はガンを発症させるリスクがありますが、体内では合成できないため食事からバランスよく摂取する必要はあります。

オメガ6脂肪酸の一種であるリノール酸を摂取しすぎてしまうと、細胞をガン化させてしまうプロスタグランジンという物質をたくさん生成してしまうのです。

 

【オメガ3脂肪酸は乳ガン、大腸ガン、前立腺ガンの予防になる?!】

オメガ6脂肪酸はガンの発要因になりますが、同じ脂肪酸でもオメガ3脂肪酸はガンの発症予防になります。
オメガ3脂肪酸はEPAやDHAのことであり多価不飽和脂肪さんの一種で体の様々な機能に重要となります。

 

代表的なオメガ3脂肪酸は

αリノレン酸(ALA)
エイコサペンタエン酸(EPA)
ドコサヘキサエン酸(DHA)

です。

αリノレン酸は大豆油やキャノーラ油、亜麻仁油に多く含まれます。

エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸はサケ、マグロ、マスなど脂肪の多い魚やカニ、ムール貝、牡蠣などの貝類・甲殻類などの海産物に含有しています。

 

このオメガ3脂肪酸を摂取するとガンを予防できるということは、疫学調査や研究結果から明らかになっています。
ヨーロッパの24か国を調査したところ、食事で摂取する動物性脂質の中で魚脂で占める割合の方が多い国は、大腸ガンと乳ガンの死亡率が低いという結果が出ています。

 

さらにフィンランドで行われた調査では、閉経後に乳ガンになった女性と、閉経後に乳ガンにならなかった人を比較すると、乳ガンになった人は食事からオメガ3脂肪酸を摂取していた量が少ないことが分かりました。また実際に乳房組織の中にDHA含有量も少ないという結果が出ています。

そのほかにも乳ガン摘出組織のα-リノレン酸濃度が高いほど、ガンの転移や再発リスクは少ないという研究結果や、70歳以上の女性で毎日魚を食べている人は、食べていない人に比べて乳ガンの死亡率が1/4程度になっているなどの報告もされています。

 

大腸ガンにおいては50~64歳の男性で、魚を全く食べない人は、魚を食べる人に比べて大腸ガンのリスクが70%も増加することもわかっています。

このように、女性特有のガンである乳ガンや大腸ガン、男性特有のガンである前立腺ガンにおいては、オメガ3脂肪酸が大きく関与していることが分かっています。

 

【ガンの増殖や転移を予防する効果もあり?!】

オメガ3脂肪酸はガンの発生を抑えるガン予防効果だけではなく、発生してしまったがん細胞の増殖や転移を抑制する効果も期待されています。
正常な細胞がガン細胞に変化する時にはプロスタグランジンE2が必要になります。

 

このプロスタグランジンが増えるとガン細胞が増殖してしまうため、オメガ3脂肪酸はプロスタグランジンE2の生成を抑制する働きがあります。

さらにDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸は、プロスタグランジンE2を産生する時に必要となるアラキドン酸の量を減少させる作用もあるので、プロスタグランジンE2の生成を減らすことができるのです。オメガ3脂肪酸を摂取し続けることでプロスタグランジンの生成量の正常化につながります。

 

またオメガ3脂肪酸には細胞のガン化を促進させる活性酸素を体外に排出させる作用や、ガンの自殺を促進する作用もあります。
ガンが発生しても増殖しないように、転移しないように予防としてオメガ3脂肪酸は欠かせないのです。

 

【ガンを発生させる要因となるプロスタグランジンE2(PGE2)とは?】

プロスタグランジンとは、炎症の原因となる整理活性脂質になります。人間の体内様々な組織や器官に存在するプロスタグランジンはホルモンに似た働きをする生理活性物質になります。

プロスタグランジンが機能を発揮するためには特定の受容体(レセプター)と結合する必要があります。

 

プロスタグランジンE2(PGE2)が増えると細胞はガン化しやすくなり、進行も速まることが研究結果から明らかになっています。
プロスタグランジンE2(PGE2)は細胞の増殖や運動を活発にして、細部死を起こりにくくする生理作用があります。

 

そのためがん細胞の増殖を促進して、転移を促してまうのです。
プロスタグランジンE2(PGE2)はオメガ6系不飽和脂肪酸のリノール酸から合成されます。
さらにDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸ではプロスタグランジンE2(PGE2)が体内で増えるのを抑える働きがあります。

 

【手軽にオメガ3脂肪酸を摂取できるフィッシュオイル】

オメガ3脂肪酸はガン予防やガン細胞の増殖、転移予防には欠かせません。

しかし毎日青魚を食べてオメガ3脂肪酸を摂取するのは非常に大変なことです。
そこでおすすめしたいのが、オメガ3脂肪酸をたっぷりと含有したフィッシュオイルです。

 

サプリメント大国であるアメリカやオーストラリアではオメガ3脂肪酸を摂取するためにフィッシュオイルサプリを飲むのが一般的になっています。
日本ではあまりまだなじみのないフィッシュオイルですが、魚不足が深刻になりつつあるので、摂取が望ましいでしょう。

 

ヘルスライフ スーパー アトランティックフィッシュオイル(オメガ3)はニュージーランド産の天然フィッシュオイルサプリメントになります。
安心の国際品質管理基準のGMP認可の現地からの直送なので、安全性が高く安心して摂取することができます。

 

オメガ3脂肪酸は一般的な植物油に含まれるオメガ6脂肪酸と「1:4」のバランスで摂取するのが理想的です。
特に欧米人ではこの割合が「1:20」などになってしまうことも…

オメガ3脂肪酸の摂取を増やすためにもヘルスライフ スーパー アトランティックフィッシュオイル(オメガ3)などのサプリメントの摂取は欠かせませんね。

 

ヘルスライフ スーパー アトランティックフィッシュオイル(オメガ3)の含有量はEPAが310㎎、DHAが210㎎とたっぷり含まれています。

オメガ3脂肪酸の1日摂取量は男性で2.4g、女性で2.0gと言われています。食事で不足したオメガ3脂肪酸をヘルスライフ スーパー アトランティックフィッシュオイル(オメガ3)を摂取することで補えるでしょう。

 

 

グッドヘルス社のフィッシュオイルも販売開始いたしました。