グルコン酸の効果と効能、作用について その2
2018年3月26日
グルタミン酸の効果と効能、作用について その1
2018年3月26日
グルコン酸の効果と効能、作用について その2
2018年3月26日
グルタミン酸の効果と効能、作用について その1
2018年3月26日

グルタミンは、アミノ酸の一つで、体内に最も多く含まれるアミノ酸です。
このグルタミンは、グルタミン酸とアンモニアに酵素が働くことで生成されるアミノ酸です。

グルタミンの主な働きは、筋タンパク質の崩壊を防ぐため、疲労回復や筋肉強化を促進する役割があります。
そのため、このグルタミンの摂取が不足すると筋力の低下を引き起こす可能性があります。
また、消化不良や、うつ病を引き起こす可能性もあります。
こうしたことから、適切な量のグルタミンの摂取が必要です。

グルタミンは1883年にサトウダイコンの搾りかすから発見され、グルテンに由来して名づけられました。
そして、今日では医薬品として用いられており、胃腸薬としても利用されています。
グルタミンは疲労回復を促したり、筋肉強化をする役割のほか、以下のような効果効能があります。

グルタミンの主な効果/効能/作用

・腸の働きを促進する(腸内の栄養吸収をするじゅう毛の元となるため)
・インフルエンザを予防する(免疫力を高める働きがあるため)
・けがを早く治す(窒素の代謝に働きかけるため)
・二日酔いを改善する(アルコールの代謝を促進するため)

このような働きのほか、グルタミンには、エネルギーを供給したり、胃腸粘膜の保護作用などもあります。
また免疫力を高めるなどの働きがあり、さらに、けがを早く治す働きや、集中力を高めるといった効果もあります。

ただし、グルタミンの過剰摂取は肝臓に障害を引き起こすため注意が必要ですが、
多量に摂取してもほとんどが体内で利用されるため、心配はほとんど要りません。
しかしながら、摂取量の上限としては、グルタミンの1日の摂取量を40gまでとしています。

こうしたグルタミンを多く含む食品は、
小麦粉や大豆、肉類、魚類と多くのたんぱく質性の食品から摂取することが出来ます。
そして、こうした食品を摂取する際の注意点は「生で食べる」ことが大切です。
これはグルタミンが熱によって変性してしまうからです。
そのため、生で食べることでグルタミンを効率良く摂取することができるのです。