美腸は1日にしてならず!腸内フローラを良好にする食生活を実践しよう

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前回は、“ヨーグルトの効果的な食べ方”についてご説明しました。

乳酸菌やビフィズス菌など、善玉菌にもいろいろありますから、ダイエット・便秘解消・美容・健康維持など目的によって選ぶヨーグルトの種類を変えてみてください。

 

 

ヨーグルトを食べることも腸にとって良い生活習慣の一つですが、それだけでは「腸活している!」と胸を張って言えないかもしれません。

というのも、腸は短時間で育つものではなく、毎日のさまざまな生活習慣から日々変化していくものだからです。

皆さんも、今日から腸内フローラを良好にする生活習慣を始めてみませんか?

今回は食生活についてお話します。

 

食間が短い「ちょこちょこ食べ」は美腸にNG!

 

善玉菌を増やして腸内フローラを良好にするためには、やはり食生活が基本となります。

まずは、食事の摂り方について。

よく、ダイエット中に量を減らして回数を増やす「ちょこちょこ食べ」をする人がいます。

確かに、やり方によっては1日の摂取カロリーを抑えることはできるかもしれませんが、実は腸にとってはあまり良くない習慣です。

 

食事を摂ると腸の消化活動がはじまります。これは、腸の中のものをキレイにするためのものでもあります。

そして、食べたものが腸に移動するには3時間半程度かかるといわれています。

通常、朝7時に朝食を、12時に昼食を食べた場合、十分な食間が取れているため腸の活動はスムーズにいきます。

 

しかし、もしその間にも食事を摂ってしまうと、腸をキレイにすることができず、食べ物がどんどん溜まっていってしまうでしょう。

結果、便秘になりやすくダイエットをしても痩せにくいというデメリットを生みます。

美腸やダイエットのためには、3食決まった時間に食べることをおすすめします。

ただし、夜間に腸の働きをスムーズにするために、夕食は寝る2〜3時間前までに済ませると良いです。

 

食事に食物繊維や発酵食品を多く摂り入れよう!

 

善玉菌を増やすのに役立つ乳酸菌飲料やプロバイオティクスですが、これらの力を引き出すためには、普段から腸が喜ぶ食生活を送らなければなりません。

基本的には善玉菌のエサになる“食物繊維”と菌を活性化する“発酵食品”を豊富に摂ることが大切です。

食物繊維や発酵食品は毎日の習慣を少し変えるだけで摂ることができます。

 

例えば、朝食にパンを食べている人は多いと思いますが、パンには少ししか食物繊維が含まれていません。

そのため、パンをご飯(米)に置き換えてみましょう。

お米の中でも食物繊維が豊富なのは、押麦や玄米、もち麦、雑穀など。これらを白米に混ぜて食べるだけでも食物繊維の量は大きく増えます。

最近では、食物繊維を増やす機能を持った炊飯器などもあるようですね。

 

発酵食品を摂り入れるなら、まずは1食に1品からはじめましょう。

朝食をご飯にしたら味噌汁が良く合うはずです。
味噌には多くの乳酸菌が含まれているといいます。

「味噌由来の乳酸菌には抗アレルギー作用がある」という研究調査も行われているくらいです。

 

気軽に発酵食品を摂り入れたいのであれば、ぬか漬けやキムチ、納豆、チーズ、ピクルス、甘酒などをプラスするのも良いです。

さまざまな種類の乳酸菌を摂るためにも、毎日いろいろな発酵食品を摂るようにしましょう。

 

人工甘味料や油は控えめにしましょう

 

ダイエットの大敵といわれるお菓子や清涼飲料水には、サッカリンなどの人工甘味料が使用されています。

イスラエルの研究調査により、人工甘味料が糖の代謝異常を引き起こす可能性があるということが判明しました。

 

人工甘味料を多く摂取する人はそうでない人に比べ、血糖値が上がり太りやすいということが確認されています。

そして、これらは腸内細菌のバランスが崩れることが原因だと考えられています。

そのため、人工甘味料の摂取は控えめにすることが望ましいです。

 

カロリーオフ飲料は文字どおりカロリーが少ない飲み物ですが、人工甘味料を多く含んでいます。

飲みすぎると腸内フローラが悪化し、かえって痩せにくくなってしまうので注意が必要です。

 

油分の多い揚げ物やスナック菓子の食べ過ぎも禁物です。

これらには脂質が多く含まれるため、消化に時間がかかります。摂りすぎることで消化が追いつかず便秘の原因になります。

 

また、スナック菓子の酸化した油も腸に悪影響を与える可能性が。

酸化した油は腸の炎症を引き起こし、体内を老化させてしまう恐れがあるのです!

古い油も同様です。
開封から2ヶ月以内に使い切るようにし、できるだけ新鮮なものを使用しましょう。

 

油は高温になると酸化しやすい性質をもつため、日が当たらない場所に保管する、熱に強いココナッツオイルを使用するなどの工夫が必要です。

腸内環境のバランスを整えて腸内フローラを良好にしていきましょう!

 

プロバイオティクス

 

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