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2018年3月30日ヨウ素は、必須ミネラルの一つで、別名「ヨード」とも言います。
また、ヨウ素は海水中に多くあり「海のミネラル」とも言われています。
ヨウ素の主な働きは、糖質やエネルギーを生産する役割をします。
そのため、このヨウ素の摂取が不足すると脱毛や貧血、成長障害などが発症します。
また甲状腺腫や甲状腺機能低下症が起きる可能性もあります。
ただし、日本人の食生活であればヨウ素不足になることはあまりないので心配はいりません。
こうしたヨウ素は1811年に発見され、ギリシャ語の紫に、ちなんでヨウ素と名付けられました。
今日では強い殺菌作用から、「消毒液」として用いられることが多くなっています。
また、加工食品にも含まれていることが多いです。
ヨウ素は糖質やエネルギーを生産する役割のほか、以下のような効果効能があります。
ヨウ素の主な効果/効能/作用
・成長促進作用がある(三大栄養素の代謝をそくしんするため)
・基礎代謝を高める(甲状腺ホルモンが交感神経を刺激するため)
・消毒薬になる(強い殺菌作用があるため)
こうした効果効能のほかに、精神活動を活発にさせたり、血圧を安定させたり、
皮膚や髪の毛の健康を保つといった働きもあります。
また、脂肪を燃焼させる役割があるためダイエット効果もあります。
ただし、ヨウ素の過剰摂取は成長障害を引き起こすため注意が必要です。
また、ヨウ素を過剰に摂取すると体重増加や筋力低下なども見られます。
しかし、ヨウ素を取り過ぎても、基本的には尿として排出されるため安心してください。
一応の摂取量の目安として厚生労働省はヨウ素の1日の摂取量を成人男女で150マイクログラムとしています。
こうしたヨウ素を多く含む食品は昆布やワカメなどの海藻類、イワシやサバなどの魚介類に多く含まれています。
そして、こうした食品を摂取する際の注意点は特にはありません。
通常の食生活をしていればヨウ素は摂取することが出来ます。