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ユビキノンはコエンザイムQ10 のことをいい、体内のエネルギーを生成するための補酵素の一つとして知られています。

そのため、ユビキノンの主な働きはエネルギーの生成をしてくれることから、疲労回復効果などの役割があります。

また、近年では美容効果もあることから、「肌のハリやツヤを維持するためにもいい」とされているのです。
こうしたことから、ユビキノン(コエンザイムQ10 )の働きについて見ていきます。

ユビキノンは1957年にアメリカ合衆国にて発見され、ラテン語で「いたるところに存在する」と言う意味を持つ、
「ユビキタス(ubiquitous)」に由来して名づけられました。
また、ビタミンと似たような働きをするビタミン様物質であるため、別名「ビタミンQ」と呼ばれることもあるのです。

こうしたユビキノンは1957年の発見以来、研究がされて、
心筋梗塞や脳卒中、糖尿病などの治療薬として用いられるようになってきました。

そして、2001年以降には、サプリメントとしても販売され、現在では美容・美肌効果があるとして女性の間で注目されています。

ユビキノンは疲労回復効果のほか、以下のような効果効能があります。

ユビキノンの主な効果/効能/作用

・美肌を生み出す(コラーゲンを作り出す細胞を活性化させるため)
・関節痛を和らげる(コラーゲンを作り出す細胞を活性化させるため)
・心疾患などを和らげる(心臓機能を高めるため)
・動脈硬化を防ぐ(悪玉コレステロールを減らすため)
・糖尿病を防ぐ(活性酸素を除去するため)

こうした働きのほか、ユビキノンには骨粗鬆症を予防する働きなどもあります。
そのため、健康面や美容面で効果的であることから、近年注目されている栄養素なのです。
こうしたユビキノンの過剰摂取による副作用の報告はあまり見られません。

ただし、ユビキノンを摂りすぎると腹痛や下痢などを引き起こす可能性があるため、注意が必要となっています。
そのため、ユビキノンの1日当たりの摂取量は60mg~100mg程度とされています。

ユビキノンを多く含む食品は、肉類では牛肉や豚肉、レバーなどに含まれ、
魚類ではイワシやサバ、また、ホウレン草やブロッコリーなど様々な食品に含まれています。
そして、ユビキノンの摂取を目的にする際には「油」と一緒に摂取することが吸収率を高めてくれます。

これはユビキノンが脂溶性ビタミンであるため、炒め物などをすると吸収力が高まるためです。
ただし、こうしたユビキノンを生活に取り入れていくのが難しい場合には、
「サプリメント」なども販売されているので、そういったもので栄養を補っていくのもいいでしょう。