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2019年4月13日前回は“首と腸の関係性”とともに、首温活と腸温活の実践方法をご紹介しました。
上半身にある首と下半身にある腸。
一見関係なさそうな二つの部位ですが、密接なつながりがあることに驚かされます。
肩こりは腸の不調を、腸の不調は肩こりを表し、互いに鏡のような存在といえます。
……皆さんはご存知でしょうか?
“顔”そのものが腸の状態を映し出す鏡だということを。
人の顔には「反射区」と呼ばれるものがあり、内臓の様子を示しているというんです!
目次
顔の反射区が内臓を表す!ほうれい線が深い人は腸が汚いって本当?
ある特定の部位が身体の各器官(内臓)につながっているという考え方を元に、疲れやコリを取る療法を反射療法、あるいはリフレクソロジーと呼びます。
そして、各器官につながる箇所というのが「反射区」です。
反射区が存在するのは末梢神経が集中するところ、手足や顔だといいます。
その中で、今回は顔の反射区についてご説明していきます。
顔の反射区はどの器官を示すの?
顔を見るだけで、その人のどの器官が弱っているのかが分かる——
それが反射区の考え方です。
顔のどの位置がどの器官の反射区なのかが分かれば、美容や健康の目標を立てるのに役立つはず!
まるで地図のような反射区、通称「フェイスマップ」をご紹介します!
・おでこ(生え際)⇔大腸
・おでこ⇔小腸
・眉上⇔心臓
・眉間⇔肝臓
・こめかみ⇔膵臓
・目の周り⇔腎臓
・目の横⇔胆のう
・鼻筋⇔脾臓、膵臓
・鼻の頭⇔心臓
・頬上部⇔胃
・頬(フェイスライン)⇔肺
・鼻、口の横⇔大腸
・鼻の下⇔子宮
・口回り、あご⇔卵巣
・あご先、フェイスライン⇔膀胱、生殖器
となります。
例えば、眉間にシワが寄っている場合は肝機能が、目の下のクマは腎機能が低下していると読み取れます。
ニキビや吹き出物ができやすい反射区にも注意が必要です。
(※ただし、反射区は専門家の見解によって違いがある場合があります。)
ほうれい線が目立つ人は腸内環境が悪い可能性が
フェイスマップによれば、おでこや鼻、口の横が腸の反射区になります。
「最近、ほうれい線が気になる」
「鼻の横から口の横にかけてたるみがある」
「おでこのシワが目立つようになってきた」
という人は、もしかすると腸に問題があるのかもしれません。
ほうれい線と聞くと、加齢によるシワというイメージが強いですよね。
でも、実はシワではなくて皮膚のたるみなんだとか。
年齢に関係なく出ることがあり、乾燥や表情のクセ、歯並びにも影響を受けるといいます。
そして、腸内環境が悪くなることもほうれい線が目立つ原因の一つと考えられているのです。
腸とほうれい線の関係性とは?
腸が担う大切な機能に、身体の老廃物や毒素を排出するというものが挙げられます。
悪玉菌だらけの汚い腸では十分な機能が果たせず、不要物がどんどん溜まっていくことに!
蓄積した老廃物や毒素は、血液やリンパ液と一緒に体中を巡ることになります。
全身の老化を進め、たるみやむくみなどの肌トラブルを引き起こす引き金にもなりかねません。
腸の機能が低下すると、栄養の吸収がスムーズにいかなくなり、筋力の低下を招くとも考えられています。
顔の筋肉のたるみはほうれい線となって現れます。
ほうれい線と併せ、便秘や下痢が気になる方は、一度、腸内フローラを見直したほうが良さそうです。
美腸づくりは美肌づくりにつながる!マッサージや食事で腸をキレイにしよう
ほうれい線対策として、化粧品やコラーゲンサプリなどを活用するのも一つの手です。
しかしながら、腸内環境が悪い状態ではお肌の新陳代謝(ターンオーバー)も上手くいかなくなってしまいます。
そこで、マッサージや食生活の改善をおこなうことで、内側から美肌づくりを始めてみませんか?
美しい腸は、きっと美しい肌に結びついてくれるはずです♪
大腸の反射区をマッサージしよう
大腸の反射区であるほうれい線周辺をマッサージして、ほうれい線撃退とともに美腸をめざしましょう!
汚腸の人はほうれい線周辺にコリが溜まっている傾向にあるため、ほぐすような感覚でおこなうと良いです。
マッサージの手順は簡単です。
指どおりを良くするため、事前にほうれい線周辺にクリームや化粧オイルなどを塗っておきましょう。
人差し指の腹をほうれい線の真ん中あたりに付けます。
その指で皮膚を支えながら、もう片方の指でほうれい線ラインに沿って上方向、下方向にマッサージしていきます。
ほうれい線ラインのどこかで「コリッ」とした違和感があったら、腸コリが起きているのかもしれません。
やりすぎや力の入れすぎは厳禁。
ゆっくりと優しく、1日3回を目安に、指の腹でマッサージしてあげてください♪
添加物や甘い物を控えめにした食事を
悪玉菌の大好物である食品添加物は腸内フローラのバランスを崩すもとになります。
忙しくてついついコンビニ食やファストフードを食べてしまうという人は多いと思いますが、なるべく避けることを心がけましょう。
また、糖とタンパク質が結合する「糖化」と呼ばれる現象もたるみの原因の一つ。
急激な血糖値の上昇で発生し、糖化最終生成物(AGEs)の生成がおこなわれます。
AGEsはコラーゲンを分解し肌老化を進めるだけでなく、生活習慣病のリスクをも高めると考えられているのです。
清涼飲料水やお菓子、炭水化物の摂りすぎには注意しましょう。
腸が喜ぶ食品を積極的に摂ろう
美容のためにも健康のためにも、腸が喜ぶ食品を積極的に摂ることが大切です。
ヨーグルトや納豆、キムチ、漬物などのプロバイオティクスは腸が大喜びする食品です。
食物繊維の豊富な野菜類、オリゴ糖を含むはちみつなどは、プレバイオティクスとして腸内細菌を育ててくれます。
それ以外にも、肌老化を防ぐ抗酸化食品を摂ると良いです。
例えば、緑黄色野菜や果物、ナッツ類などが挙げられます。
チョコレートは適量であれば身体に良い働きをすると考えられています。
糖が含まれている一方、抗酸化作用のあるカカオポリフェノールも含まれているからです。
まとめ
まさか、顔が腸内環境や各器官の健康バロメーターになっているとは驚きです。
「顔をみれば病気かどうかが分かる」という医師もいるくらいですし、リフレクソロジーという療法も存在します。
この記事をきっかけに、皆さんも普段から顔の反射区を意識してみてくださいね!
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