予防医療のために欠かせないサプリメント!日本でのサプリの位置付けってどうなってるの?

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皆さんは予防医療という言葉を聞いたことがありますか?

ガンになってから治療をするよりも、ガンにならないような体になった方がよいとは思いませんか?

予防医療は様々な段階がありますが、サプリメントの服用や健康管理も予防医療の一つといえるでしょう。
ここではガンにおける予防医療の重要性についてまとめてみますね。

 

【予防医療とは?】

一般的な医療では、体の不調を感じて、初めて病院にいきます。

そこで病気と診断されると、薬を飲み始めたり、治療を開始したりします。

一方、予防医療は体の不調を感じなくても健康診断を受けて検査値の異常が見つかったことがきっかけで、食事や運動、禁煙などの生活習慣の改善に取り組んだり、病気にならないように予防接種をしたりするのも予防医療の一つです。

医療=治療するという目的が強いですが、そんなことはありません。
再発や症状の悪化を予防することも、医療になります。
さらに病気にかかっていない健康な人が、健康を維持するための行動も医療の一部なのです。

予防医療には

・1次予防
・2次予防
・3次予防

があります。

1次予防は、食生活や喫煙など、食生活や生活習慣を改善して、運動を適度に行うことによって、体の健康を維持することです。

また予防接種を受けて、病気にならないように未然に防ぐことも一次予防の1つです。
適切なバランスの取れた食生活、運動、禁煙、ストレス解消などはすべて1次予防になります。

 

2次予防は、健康診断、人間ドック、臨床的治療のことで、検査や定期検診を受けることで早期に病気を発見して、病気の早期治療に取り組むことです。

 

3次予防は、病気になった場合でも、適切な治療を受けることで病気の増悪、進行を防止することです。
またリハビリテーションによって、病気の回復、再発防止を図ります。

 

予防医療はこのように非常に幅広いです。生活習慣の改善、予防接種など病気にならないように防ぐのはもちろんですが、病気になった後でも予防医療はできます。
早期に発見、治療をすることで重症化は防げますし、病気からの回復を早めることにもつながりますよ。
サプリメントの接種などは1次予防に分類されます。

 

【ガンにおける予防医療の重要性】

国立がん研究センターの報告によると、禁煙、節酒、減塩、運動、適正体重の5つの健康習慣のうち0〜1つしか実践していないグループのガンリスクを1とした場合、2〜5個健康習慣を実践しているグループのリスクは、男女とも直線的に低下していて、1個健康習慣を実践するごとに、男性では14%、女性では9%ガンの相対リスクが下がることが分かっています。

つまり、ガンには予防医療がとても重要であり、予防医療することでガンにならない健康な体を維持できるのです。

 

ガンなどの病気やケガによる生産性低下に伴う日本の経済損失は年間2兆円にも及ぶといわれています。

国の豊かさを保つためには、労働力率の改善が大切で、労働生産性の向上は必須です。
労働生産性の向上においては、予防医療の効果が非常に重要になります。
わたしたちもガンにならないようにするために、予防医療を積極的に意識しておこないたいですね。

 

【アメリカなどの海外は予防医療先進国である】

日本では、皆保険制度が導入されているため、医療費の自己負担は基本的には3割負担になっています。

一方、アメリカには皆保険制度がないため、医療費は10割負担です。

つまり、日本はアメリカなどの海外に比べると、医療費の自己負担費用が極端に少なく、そのことが日本人の健康に対する意識を低くしています。

逆にアメリカでは、医療費が高いことで、自分の体は自分でまもりたいというプロテクトな考えが身についてきています。
アメリカでは医療費のよる自己破産ケースが非常に多く、医療費が莫大にかかる前に、予防医療を中心に行い、行政、民間、企業などのすべてのかかわる人に、健康は自分で守ることを認識させているでしょう。

 

特にアメリカで行われる予防医療として有名なのが「サプリメント」です。

アメリカはサプリ大国と呼ばれており、数多くのサプリメントが販売されていますし、実際サプリを服用する人はたくさんいらっしゃいます。
実際アメリカでは、ホルモン系のサプリメントは、DHEA、メラトニンなど日本では販売が禁止されているサプリメントも薬局で簡単に購入することができます。

アメリカにおいては、予防医療、予防医学が中心になっていて、企業や行政なども健康は予防で守るものである!という認識が浸透しています。そのため、病院に通うという人は富裕層のごくわずかな限られた人だけなのです。

 

サプリメントの予防医療は、医者からすすめられて行うというよりは、すべて自己責任で選んで服用しているケースがほとんどです。
アメリカでは自分で考える医療が当たり前なのです。

 

【日本の予防医療はいつから始まった?】

実は、日本の予防医療の歴史は非常に浅いです。

20年前には予防医学という学問すら日本には存在せず、ここ20年の間に徐々に予防医療が広まってきたという現状です。

日本では、「医者に頼る」医療が中心であり、自分で予防して治療をするというよりは、病気になった時に病院で治療を始めるというのが一般的です。
そのため、サプリメントなどで予防医療をするという風習もないため、サプリメントが日本市場に登場した時には、抵抗を感じた人が多かったようです。

 

日本でもアメリカのように、自分が飲みたいサプリメントを自分で購入して、予防医療を始める人が急増しています。

日本の健康保険も限界に達しており、予防医学を重要視する声が日に日に高まっており、サプリメントの市場規模は今や日本だけで7000億円にも達しているのです。
自らの健康のために、サプリメントに投資をする人は珍しくなく、ミネラルウォーターなども体によいものを!と選んで購入する人が増えています。
逆に最近では水道水を飲む人は極端に減っているでしょう。

 

【ニュージーランドもサプリメント大国】

当店ではニュージーランドのサプリメントや食べ物などを取り扱っていますが、ニュージーランドやオーストラリアなどのオセアニア大陸も、アメリカと同様サプリメント大国、予防医療大国になっています。

そのため、日本に比べて販売されているサプリメントの種類も豊富で、ユーザーのニーズに合わせた様々なサプリメントが販売されています。

数あるサプリメントの中でも、当店は厳選された商品だけを取り扱っています。
ニュージーランド国内でも人気のアイテムばかりなので、安心して服用できますよ。

 

【サプリメントを飲む上で心がけておきたいこととは?】

食事で補えなかった栄養補給、健康維持、予防医療など人によって目的は違いますが、各種サプリメントを日々接種している人は非常に多いでしょう。

ただここで注意しておきたいのが、体のために!と思って接種しているサプリメントが、使い方を間違えてしまうと、効果がないだけではなく、体に害を及ぼしてしまうこともあるのです。

つまり、サプリメントの効果を発揮するためには、サプリについて詳しく知っておく必要がありますし、飲む上での注意点や心がけておきたいことを把握しておく必要があるでしょう。

 

サプリメント大国であるアメリカでは、サプリメントは「アミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素、ハーブなど1種類以上を含む栄養補給のための製品」という定義がされています。

一方、日本においては食品として分類されていて、「特定成分が濃縮された錠剤、カプセル形態の製品」という定義です。

病院で、処方される成分と同じ成分が配合された、サプリメントも販売されていますが、有効成分の含有量が処方されるものと比べると少ないことが多いでしょう。
これは、病的栄養不足の治療を目的とする「医薬品」として使用されるか、栄養素の補足を目的とする「サプリ」として使用されるかで、用途が違うためです。

次に、サプリメントを接種する際に、気を付けておきたいことをいくつかまとめてみましょう。

 

<飲み合わせに注意しよう>

サプリメントと処方薬を一緒に飲む場合や、複数のサプリメントを一緒に摂取する場合、副作用が起こりやすくなるので注意が必要です。

例えば、ビタミンKを配合したサプリメントは、血栓予防薬であるワルファリンの血中濃度を低下させて、効果を減弱させてしまいます。
つまりビタミンKサプリメントと、ワルファリンは同時に服用してはいけません。

 

また、セントジョーンズワートと呼ばれるハーブは、抗うつ薬や避妊用ピルなどの代謝を早めて、薬の効果を減弱させてしまいます。
さらに麻酔薬の効き方も悪くなるため、手術前後にこのハーブを服用すると死亡してしまう可能性すらあり、非常に危険なのです。

 

そのほか、抗酸化サプリとして有名なビタミンCやビタミンEが配合されているサプリメントは、アンチエイジング効果に優れていて、女性から非常に人気があります。
しかしある種の抗ガン剤の効果を減弱させてしまうことが分かっています。

 

このように飲み合わせNGのサプリメントや薬は意外とたくさんあるので、服用前にはきちんと確認する必要があります。
特に、服薬中の方は、薬剤との飲み合わせに問題がないか?を担当医に相談したほうがよいでしょう。

 

<FDAや厚生労働省やその国の基準に適したサプリメントか確認しよう>

アメリカでは、FDA(アメリカ食品医薬品局)、日本では厚生労働省がサプリメントの品質基準を定めています。

その基準に、有害な成分が含まれていないか?有効成分の量は適切か?ラベリングに問題はないか?梱包は適切に行われているか?など詳しくチェックされていきます。
さらに、FDAや厚生労働省の職員によって、定期的な工場検査、商品の抜き打ちチェックなども行われます。

サプリメントを選ぶときには、FDAや厚生労働省の基準やその販売国の品質基準をクリアしている商品かどうか?は最低限チェックしておきたいです。

また、FDAや厚生労働省などの公的機関ではなく、サプリメントメーカーが独自の品質、製品管理基準を設けて、製品を評価するケースも増えています。
つまりその場合は、民間会社での独自検査と、FDAや厚生労働省の公的機関による二重チェックを受けていることになるので信頼性はさらに高まるでしょう。

 

<自然・ナチュラルが安全とは限らない>

自然、ナチュラル成分と聞くと、体によい、絶対安全!というイメージを持っていませんか?

確かにナチュラルと聞くと、体に安全、体によいというイメージを持ちがちですが、決してそんなことはありません。
ナチュラル=安全という方程式は成り立たないことを、肝に命じておきたいです。

 

<サプリ開始前にサプリについて詳しく知っておこう>

あのサプリメントが人気だから、友人に勧められたからなど、軽い気持ちでサプリメントを服用するのは実はとっても危険です。

サプリメントを服用する前には、そのサプリがどのような効果があって、どのような危険性があるのか?をきちんと知っておかなければなりません。
またいつ、どのように、どれくらい飲むのか?など用法用量に関しても、きちんと確認しておきましょう。

 

<処方薬の代わりにサプリを服薬するのはNG>

サプリメント=薬という認識の人がいますが、それは間違いです。
病気の予防はできたとしても、病気の改善はサプリメントでは期待できません。

そのため、処方薬の代わりにサプリメントを内服するというのはNGです。
処方薬がある場合には、まずは処方薬を服薬することが大切であり、それに+αして、サプリを服用しましょう。

 

<摂取するサプリメントは、服用の記録をしておこう>

何かあったときのために、薬と同じように摂取したサプリメントについては、いつから毎日どれくらいの量のサプリメントを飲んでいるのか?を記録に残しておくことをおすすめします。

記録しておくと、効果が出始めたときに、どれくらいの服用期間で効果が出現したのか?も明確になります。
また、副作用が起こった場合でも、すぐに対処できるので、忘れないうちに記録しておくことをおすすめします。

サプリメントは手軽に栄養素を補給できる便利な商品であり、予防医療には欠かせません。

ガンにおいては、特に予防医療が重要になります。ガンになってから治療を始めるのは大変ですが、ガンにならないように予防していくことは、健康増進の目的も兼ね備えているのでとても有効でしょう。

 

ただ、サプリメントは手軽さゆえのリスクもあるので、きちんと注意して服用するようにしましょう。

もちろん、サプリメントだけで予防医療ができるわけではありません。

サプリメントをたくさん摂取しても、健康的な食事をとっていないと、栄養バランスは崩れてしまいますし、予防医療にはつながりません。
サプリをうまく活用しながら、ガンになりにくい体つくりを進めていきたいですね。