バストを支えるクーパー靭帯を強化するにはコラーゲンが必要?!
2019年6月23日腸活で不登校の問題が解決するかも?子どもと腸内環境の関係はこんなに深かった!
2019年6月26日腸内環境を整えると、便秘が改善するだけではなく、免疫力が高まり風邪やインフルエンザにかかりにくくなります。
デトックス作用によって美肌効果も得られますし、私達が健康に暮らしていくためには腸内環境を良くしてあげることがとても大切です。
さらに腸内環境を整えることは、ガン予防にもつながることをご存知ですか?
ここではガンや肥満などとも関係する腸内環境、腸内細菌についてまとめてみましょう。
目次
【腸内フローラはもう1つの臓器】
腸内細菌は、腸内に棲息する細菌であり、人間の消化酵素では消化できない成分を分解して栄養素を生成したり、免疫機能を活性化させたりと、人間にとって非常に有益な働きをしてくれます。
しかし睡眠不足、ストレス、食生活の乱れなど生活習慣が悪くなると腸内環境は悪化するのです。
特に腸内環境によくないものを食べすぎてしまうと、腸内フローラが崩れ、体にとって有害な物質が腸内フローラから作り出されてしまうでしょう。
腸内フローラとは腸内細菌はお花畑のように腸内に住み着いている状態のことをいい、日本語では腸内細菌叢と呼ばれています。
私達の体の中には腸内細菌が1000種類、600兆〜1000兆個以上いるといわれており、その重さは1.5キロにもなるのです。
腸内フローラは1人1人異なり、同じ腸内フローラを持つ人間は存在しません。
腸内フローラから生成される物質は、体によいもの、体に悪いもの、どちらも腸から一部吸収されて、血中に移行して全身をめぐります。
腸内フローラは宿主である人間の腸はもちろんですが、全身のコンディションにも影響を与えてしまうのです。
腸内フローラのバランスが保たれていれば、体によい成分を生成できますし、バランスが悪くなると体に害となる有害成分を作り出してしまうでしょう。
このことからも、腸内フローラが体の中で「もう1つの臓器」と呼ばれるのが分かりますね。
【善玉菌、悪玉菌、日和見菌とは?】
腸内細菌としてよく耳にするのは善玉菌と悪玉菌でしょう。
善玉菌は乳酸菌やビフィズス菌などに代表される腸内細菌で、食べ物の消化、分解の他、腸内に集中している免疫力を活性化させるなどの働きがあります。
便秘を解消するために乳酸菌を積極的に摂取したり、アレルギー症状を抑えるためにビフィズス菌を摂取したりする人も多いでしょう。
一方、悪玉菌はウェルシュ菌や大腸菌などに代表される腸内細菌であり、タンパク質を腐敗させて毒素を発生するなど、病気リスクを高めます。
ただ悪玉菌は体に害になることしかしないのか?と言われるとそうではなく、善玉菌が排除できなかった病原菌を撃退する働きもあるのです。
また善玉菌、悪玉菌の他に、日和見菌もあります。実はこの日和見菌が腸内細菌で一番多いのです。
日和見菌はその名の通り、腸内で善玉菌が優位になった時には善玉菌のサポートをします。
一方、悪玉菌が優勢になった時には、悪玉菌の応援をするのです。つまり悪玉菌が増えて、腸内環境が悪化した場合には、日和見菌も悪玉菌の応援をしてしまうので、ますます腸内環境は悪化してしまうでしょう。
一般的には、善玉菌:悪玉菌:日和見菌は2:1:7の割合になるのが望ましいです。
しかし加齢、ストレス、睡眠不足、免疫力の低下、乱れた食生活などの原因から、理想的な腸内環境、腸内フローラを保つことは非常に難しいでしょう。
【腸内フローラが体に与える影響とは?】
腸内フローラは、私達の健康に、大きく関係しています。ではどのような関係性があるのでしょうか?
それぞれまとめてみましょう。
<肥満と腸内フローラ>
腸内フローラは肥満と大きな関係性があります。
成人の腸内細菌は、バクテロイデス門とフィルミクテス門の2つが優勢になっていますが、バクテロイデス門は善玉菌を好む日和見菌です。
一方、フィルミクテス門は発酵食品などに多く含まれており、菌や皮膚に常在している土壌菌になります。
腸内細菌は、食べ物を分解する時に物質を排出しますが、バイテロイデス門の細菌が食べたものを分解する場合、短鎖脂肪酸が排出され、腸から吸収されて血液を通って全身に届けられます。
このバクテロイデス門が生成する短鎖脂肪酸は、脂肪細胞に働きかけて、脂肪細胞の取り込みを抑えてくれるでしょう。
逆にフィルミクテスの腸内細菌は、食事から取り込むエネルギー量が非常に多いため、肥満に結びやすくなってしまうのです。
実際、海外の研究では肥満の人と、健康な人では腸内フローラの大きな違いがあったという結果が報告されています。
基本的には肥満の人は、フィルミクテス門の細菌が多く、脂肪細胞の取り込みを抑えるバクテロイデス細菌が少ないのです。
<免疫力と腸内フローラ>
体の中にウイルスや病原菌が侵入したときに、自分の体を守る役割こそが「免疫」です。
私達の体では1日3,000個以上ものガン細胞が新しく発生していますが、そのほとんどが大腸で発生しています。
大腸で発生したガン細胞に対抗することができるのも免疫があるからなのです。
私達が健康で生きていくために絶対的に必要な免疫細胞の約70%は腸に存在しています。
つまり、免疫機能を強化するためには、腸内環境を整えることが重要になるでしょう。
腸内環境下が善玉菌優位の状態であれば、免疫細胞を活性化させてくれることができます。
逆に、腸内環境が悪玉菌優位の場合、悪玉菌は動物性タンパク質をエサとして、インドール、アンモニア、スカトール、硫化水素といった毒素を生成するのです。
この毒素は、腸での吸収、消化を妨げ、栄養素がきちんと体内に取り込まれなくなるため、全身に栄養が行き届かなくなるでしょう。
また悪玉菌が優位な状態で、腸内環境が悪化してしまうと、下痢、便秘、くさい便など体調に変化が現れることも。
<ガンと腸内フローラ>
腸内細菌の中にはガンを引き起こす要因となるものがいることが、近年の研究結果で明らかになってきています。
ガンの要因となる腸内細菌は「クロストリジウム・アリアケ(アリアケ菌)」であり、アリアケ菌はDCAと呼ばれる物質を排出。
このDCAは細胞を老化させる成分であり、老化した細胞は周囲に発ガン性物質を放出するため、ガン細胞が増殖しやすくなってしまうのです。
善玉菌優位の腸内フローラであれば、免疫力が活性化されるので、ガンになりにくい体を維持できるでしょう。
<糖尿病と腸内フローラ>
糖尿病になると、インスリンが分泌されにくくなるため、高血糖の状態が続きます。
インスリン分泌が減少する理由として考えられているのが「短鎖脂肪酸の減少」です。
短鎖脂肪酸は脂肪の取り込みを抑制して、肥満防止に役立つ脂肪酸になりますが、この短鎖脂肪酸が減ってしまうと、インスリン分泌も減ってしまいます。
つまり善玉菌が優位な状態であれば、短鎖脂肪酸が多くなるので、インスリン分泌も活発に行われるでしょう。
しかし、悪玉菌優位の状態になると短鎖脂肪酸げ減ってしまうため、インスリン分泌も低下して、糖尿病になりやすくなってしまうのです。
<うつ病と腸内フローラ>
幸せホルモンと呼ばれる神経伝達物質の一種であるセロトニンの約90%は腸に存在します。
この腸にあるセロトニンは、脳に届くのではなく、セロトニンの前駆体が作られて、それが脳に届き、合成されてセロトニンになるのです。
脳にセロトニンを届けるためには、セロトニンの前駆体が必要不可欠で、そのセロトニン前駆体を作る時には、腸内細菌が欠かせません。
腸内環境が悪化して、腸内細菌バランスが崩れてしまうと、セロトニン前駆体を作るのが難しくなり、脳内のセロトニンが減少してしまいます。
脳のセロトニンが減少してしまうと、幸せだと感じられなくなり、不安や焦燥感、やる気の低下などうつ症状を引き起こしてしまうでしょう。
実際、うつ病患者の脳には、セロトニンが少ないことが研究結果から分かっています。
【腸内フローラはどうやって改善するべきなの?!】
私達人間は、母親の胎内にいる間は、無菌状態です。
出産時に参道を通ることで、母親の菌を受け継ぎ、母乳を飲み始めると母親の、免疫グロブリンAと呼ばれる抗体を受け継ぎます。
母乳を飲んでいる赤ちゃんの腸内細菌は約90%がビフィズス菌と言われているのです。
基本的には生後1年までに赤ちゃんの腸内環境は整ってきますが、ビフィズス菌が増えるだけではなく、悪玉菌や日和見菌なども取り入れることで免疫を獲得するようになるでしょう。
では大人になってから腸内フローラを改善するにはどうすればよいでしょうか?
手軽に腸内フローラを改善する方法としては、善玉菌が好むような発酵食品や食物繊維、オリゴ糖などを積極的に摂取することでしょう。
特に、乳酸菌やオリゴ糖は腸内環境を整えるために重要です。
乳酸菌は体内に取り込まれると、様々な物質を分泌し、その物質が腸内にすみついている乳酸菌をサポートします。
乳酸菌が生み出す物質は腸内フローラによい影響を与えてくれ、腸内環境を整えてくれるでしょう。
また、オリゴ糖は善玉菌の一種であるビフィズス菌の餌となるので、こちらの腸内フローラ改善にはおすすめです。
そしてもう1つ忘れてはいけないのが、食物繊維!
特に水溶性食物繊維は善玉菌の餌になるので、積極的に取り入れたいですね。
【腸内フローラがコントロールできればガンなどの病気は防げる?!】
ここまでのお話しで、腸内フローラの乱れが体調不良につながることが分かったでしょう。
ポイントとなるのが、体内で発揮される人間の体に備わっている恒常性を維持して、腸内環境を整えることです。
生活習慣や食生活の乱れによって、腸内フローラのバランスが崩れると、腸内では体にとって有害となるものが作られて、体内に吸収されてしまいます。
しかし体は本来の機能である恒常性によって、いい状態を保とうとしますが、腸では良くない有害物質が生成され続けるため、最終的には体の恒常性が破綻して、病気になってしまうのです。
腸内は体内と比べると、恒常性を保つ力が弱いとされています。
つまり、ちょっとした変化でも見逃さずに見つけることができるでしょう。
病気の徴候を早く検出できる可能性がある腸内フローラの健康状態は、常にチェックしておきたいですね。
その最も簡単な方法として、便を観察することはとても重要です。
【ガンと闘う腸内細菌がある!?】
慶応大の本田教授らのチームは、ガン細胞への攻撃力を高める11種類の腸内細菌を発見しました。
これら11種類の腸内細菌とガン治療薬を一緒にマウスに投与したところ、腫瘍の増殖を大幅に抑制する効果が得られたそうです。
この11種類の腸内細菌は、CD8T細胞という免疫細胞を活性化させる働きがあり、健康な人の便から発見されました。
今後さらに研究が進めば、腸内細菌を用いたガン治療が行われる未来も近いかもしれませんね。
【腸内環境を整えるプロポリス】
プロポリスとは、ミツバチが樹木の樹皮、花粉から採取した樹脂状物質に自らの分泌物を混ぜて作り上げたものです。
このプロポリスは、ミツバチの巣の出入り口に塗り固めることで、巣の中に細菌やウイルスが侵入しないように防ぎます。
このプロポリスは抗菌作用に優れており、天然の抗生物質と呼ばれるほど。
ポリフェノール、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、必須脂肪酸などたくさんの栄養成分が豊富に含まれています。
その中でも特徴的な成分と言えばポリフェノールの一種である「ケルセチン」です。
ケルセチンは、血流改善やダイエット効果も期待できる成分であり、トクホの緑茶にも含まれています。
玉ねぎに多く含まれるケルセチンは、ビタミンPの一種であり、ビタミンCの吸収率を高めてくれるでしょう。
ケルセチンの効果はいくつもありますが、代表的なものが
・ダイエット効果(脂肪分解酵素の活性化を促進)
・アレルギー症状緩和(抗ヒスタミン作用があり、アレルギー症状を抑制)
・動脈硬化予防(抗酸化作用による悪玉コレステロールの蓄積を抑制)
・腸内環境改善
・コレステロール値、血糖値の低下
などがあります。
腸内環境を改善して、腸内フローラバランスを保つ働きがあるケルセチンは、善玉菌をふやし正常な免疫力を高めてくれるでしょう。
免疫力が高まれば、ガンなどの病気にもなりにくいですよ。
ブリリアントでは、
・ヘルスライフ社のニュージーランド産100%ピュアの天然成分プロポリスサプリ(1粒あたりプロポリスエキス5,000mg含有)
・ヘルスライフ社のプロポリス(赤ブドウエキスポリフェノール配合)サプリ(1粒あたりプロポリスエキス1,000mg、赤ブドウエキス5,000mg含有)
・ヘルスライフ社のプロポリス(ピクノジェノール、フラバンジェノール配合)サプリ(1粒あたりプロポリスエキス2,500mg、松皮エキス1,200mg含有)
などいくつかのプロポリス商品を取り扱っています。
それぞれ商品によって、プロポリスエキスの含有量が異なり、他の有効成分が一緒に含有されているサプリもありますね。
どのプロポリスサプリも安心の国際品質基準のGMP認可の現地からの直送になっているので、安全性もばっちりです。
プロポリスを摂取して腸内環境を整え、ガンになりにくい健康な体を維持したいですね。