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くも膜下出血と聞くと、死に直結する重大な病気という認識の方が多いでしょう。
くも膜下出血は脳梗塞、脳出血とともに脳卒中の一種です。

今回は突然死の原因ともなるくも膜下出血について分かりやすくまとめてみましょう。
また、くも膜下出血にならないようにするための予防策についても解説していきますね。

 

【くも膜下出血ってどんな病気なの?】

 

くも膜下出血は脳を覆う3層の膜の隙間である「くも膜下腔」に出血を起こす病気のこと。

脳というのは、外側から

・硬膜
・くも膜
・軟膜

と呼ばれる3つの膜で重なり合うように包まれています。

 

くも膜下腔はくも膜と軟膜の隙間のことであり、くも膜下腔を走行している動脈の分岐部に動脈瘤が形成され、それが破裂することによって起こるケースが多いです。

くも膜の下には多くの血管があり、これらの血管から出血して、くも膜下腔に出血が広がります。

くも膜下出血は死亡率が高く、重い後遺症を残すこともある怖い病気です。

 

【くも膜下出血は血管の分岐部で起こりやすい】

 

くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤の破裂は、血管の分岐部の血管が弱い場所で発生しやすいです。
脳動脈瘤とは血管のふくらみのことであり、この動脈瘤がある日突然破裂することによってくも膜下出血を引き起こします。

 

脳動脈瘤は血管の分岐部に風船のように形成されます。
通常、血管は弾性があり強い組織なのですが、弱くなった血管で発生した動脈瘤の壁は非常に薄くて弱いため、時に破裂を起こしてしまうのです。

動脈瘤は通常は10㎜以下の大きさになりますが、5%では11mm以上の大型になることもあり治療が困難になります。

 

【くも膜下出血は女性の方がなりやすいって本当?】

 

くも膜下出血は「女性に多い病気」で、男性は少ないというイメージを持たれている方も多いでしょう。

しかし実際には死亡率には大差はなく、男性1に対して女性1.26という数値になっています。

むしろ年代によって男女差が視られており、40歳~50歳代では男性が多く、60歳代以降には女性の発症が増えます。
つまり、くも膜下出血は女性がかかりやすい病気ではなく、中年期以降であれば誰でも起こりうる病気と言えるでしょう。

 

【くも膜下出血はなぜ起こるの?その原因は?】

 

くも膜下出血が能動脈瘤などが破裂してくも膜下腔に出血が広がっている状態であることはよく分かりましたね。

ではなぜくも膜下出血を引き起こすのでしょうか?
ここではくも膜下出血の原因についてまとめてみましょう。

 

<脳動脈瘤の破裂>

くも膜下出血の8~9割の原因を占めているのが「脳動脈瘤の破裂」です。

たいていの場合、脳動脈瘤が破裂することによってくも膜下出血を引き起こします。
脳の中の動脈にこぶのようなものができ、それが裂けて出血した状態が「脳動脈瘤の破裂」です。

脳動脈瘤が破裂してしまうと、圧力の高い動脈の血液がくも膜下腔内に流れて込んでしまい、くも膜下出血を発症します。
こぶが大きくなって、周囲の組織を圧迫することで症状が出るので、発症は突発的です。

 

<外傷によるもの>

くも膜下出血の中には交通事故で頭を強く打つなど「外傷」によって引き起こされるケースもあります。
軽度なくも膜下出血の場合は自覚症状がほとんどないですが、重度になると脳挫傷、急性硬膜下血腫などを合併し、命を落としてしまう場合もあります。

 

<血管奇形>

脳動静脈奇形など、先天的に血管に形態以上がある場合、出血を起こしやすく破裂するとくも膜下出血、脳内出血を発症するケースがあります。

血管奇形自体はまれな病気ですが、若い世代でも血管奇形があればくも膜下出血を引き起こす可能性が高くなるでしょう。

 

【くも膜下出血になるとどんな症状が起こるの?】

 

くも膜下出血になるとどのような症状が起こるのでしょうか?
くも膜下出血の主な症状についてまとめてみましょう。

 

<激しい頭痛>

くも膜下出血では脳や髄膜を刺激するため、これまでに経験したことの内容な激しい頭痛が起こります。

意識のある場合は、突然後頭部をバットやハンマーで殴られたような激烈な頭痛が起こるのが特徴です。
この頭痛は今まで経験した中で一番痛いものでしょう。

 

<吐き気、嘔吐>

経験したことのないような頭痛が起こることによって、吐き気や嘔吐を伴います。

 

<意識が朦朧とする、意識を失う>

非常に強い頭痛によって、意識が朦朧としたり、意識を失ったりすることがあります。

重症の場合は大声で叫び、倒れてそのまま呼吸が止まってしまうこともあります。

 

<いったん意識を失い回復する>

動脈瘤が破れた瞬間は脳の圧が非常に高くなるため、一時的に脳には血が流れない状態になってしまいます。

そのためいったん意識を失ってから回復する場合もあります。
ただ圧が高い状態が長く続いてしまうと、脳自体にダメージが加わるため意識が戻らない場合も少なくありません。

 

<手足の麻痺、言語障害>

くも膜下出血の中には、くも膜下出血の他に脳実質の中に出血を起こす「脳出血」を併発する場合があります。

脳出血を併発した場合、手足の麻痺、言語障害などを引き起こすことがあります。

 

【くも膜下出血が起こる前の前兆はあるの?】

 

くも膜下出血はある日、突然発症するというイメージが強いでしょう。
しかしいくつかの前兆があります。

この前兆を見逃さないことが重要になります。
今回は前兆としてよく起こる症状についてまとめてみましょう。

 

<血圧の乱れ>

くも膜下出血の前兆として血圧が乱れることがあります。

発症の数日前から血圧の乱高下を繰り返した後、くも膜下出血を起こす例が多いです。
血圧が乱れる場合、注意しておいた方がよいでしょう。

 

<急な頭痛>

くも膜下出血の場合、前段階で動脈瘤から少量の出血が出たり、動脈瘤が神経を圧迫したりした場合、軽度な頭痛がみられる場合があります。

頭痛の程度は人によって異なりますが、前兆として頭痛を経験する人は多いため「警告頭痛」や「前触れ頭痛」とも呼ばれていますよ。

 

<目の異常>

前兆として目の痛み、物が二重に見える、まぶたが下がってくるなどの目の異常を感じる人がいます。

 

<めまい、吐き気>

警告頭痛と同じように、くも膜下出血でも起こる「めまい、吐き気」が前兆として起こる場合があります。

 

<頭の中に違和感を覚える>

頭がぼーっとしたり、頭がモヤモヤしたりする症状を訴える人もいます。

 

これらの前兆は、しばらくすると症状が治まってしまいます。

症状が治まって数日後に大きな発作を起こしてくも膜下出血を発症するケースは少なくありません。

原因が分からない症状がある場合は、早めに受診をおすすめします。
早めに受診することでくも膜下出血予防にもつながりますよ。

 

 

【くも膜下出血は死亡率が高く、再発の危険性がある】

 

脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血では、発症すると3割近くの患者さんが意識が回復することなくそのまま亡くなってしまうほど死亡率が高いです。

また命を落とさない場合でもくも膜下腔内の出血が脳を圧迫する状態が続くと脳にダメージが加わり、重篤な後遺症を残してしまうこともあるでしょう。

1年で人口10万人あたり約20人がくも膜下出血になります。

 

さらに、くも膜下出血は発症後、他の病気のリスクが高まる危険性もあります。
無事に治療した後でも続発する脳血管れん縮や水頭症などを引き起こしやすくなるのです。

 

くも膜下出血を発症して、発症する前とほぼ変わらない状態で社会生活に復帰できるのは3人に1人程度で、なんらかしらの後遺症を抱えてしまう人も多いです。

後遺障害に関しては、発症してからの意識の状態が予後に大きく関与します。
後遺症としては失語や片麻痺が多いです。

 

また、くも膜下出血は軽症であっても、くも膜下出血を起こした人の20%程度が再破裂するため、予断を許しません。

最初の6時間で再破裂は最も多く、その後、徐々に破裂率は下がっていきます。
しかし、再破裂するとほとんど場合は死亡してしまいます。
入院して検査を受けていても再破裂の可能性はありますし、手術後も安心はできません。

 

【くも膜下出血はどのように診断・検査されるの?】

 

くも膜下出血が疑われる場合、どのような検査が行われるのでしょうか?
くも膜下出血の診断・検査方法についてまとめてみましょう。

 

<頭部CT検査>

 

くも膜下出血の診断を行う上で、必須となるのが「頭部CT検査」です。

頭部のCTを撮ることで、くも膜下出血を発症した時に見られる特徴的な画像を発見できます。
特徴的な画像が見られればほぼ確定診断が可能です。

ただ発症から時間が経過した場合や、ごく軽症の場合には、頭部CT検査では診断できない場合もあります。

 

<MRI、腰椎検査>

 

発症から時間が経過した場合や、ごく軽症のくも膜下出血では、頭部CT検査で診断できない場合があります。

その際にはMRIや腰椎穿刺を行って検査します。

腰椎穿刺とは脳のお水を腰から針を刺して調べる検査方法です。
この検査をすることで出血がないかどうか?を確認でいます。

 

<3DCT血管撮影、脳血管撮影>

 

脳動脈瘤の場所、形を調べる際には、一般的には造影剤を用いた3DCT血管撮影を行います。

この方法で分からない場合には、カテーテルを使った脳血管撮影を行う場合もあります。
脳血管撮影では、股の動脈から針を刺して脳血管にカテーテルを入れ造影します。

 

【くも膜下出血の治療はどうやって行われるの?】

 

くも膜下出血と診断された場合、どのような治療が行われるのでしょうか?

ここではくも膜下出血の治療方法をいくつかまとめてみましょう。

 

<開頭による動脈瘤クリッピング術>

 

クリッピング術は開頭により、出血を取り除きながら脳の自然のすき間を剥がして動脈瘤を出し、動脈瘤を金属製クリップで閉鎖する手術です。

くも膜下出血の治療の第一目的は「再破裂の防止」です。
再破裂の防止にクリッピング術は効果が期待できるでしょう。

クリップはチタン製のものを使用する場合多く、クリップは特に理由がない限り、その場で留置したままにします。

 

また、くも膜下出血後に生じる脳血管攣縮の予防のために、脳の表面、脳の中の出血を取り除き、脳の中を循環している水分を排出させる管を設置。

この管を設置することで脳の圧を正常に保つことができます。
一般的に、クリッピング術は発症から72時間以内に行うのが原則です。

 

クリッピング術を行っている最中に動脈瘤から再度大量出血が起こる場合があり、大量出血すると生命の危険につながります。

また手術操作に関連して脳梗塞を引き起こし、言語障害、半身まひ、痺れなどの後遺症が残る場合もあります。

 

<血管内手術>

 

クリッピング術がくも膜下出血の治療としては第一選択となることが多いですが、最近ではクリッピング術の代わりに血管内手術という方法が行われる場合もあります。

血管内手術では、血管撮影と同じように股の動脈からカテーテルを挿入。
そのカテーテルを脳動脈瘤の中まで持っていって、プラチナでできた医療用の細いコイル(GDCコイル)を脳動脈瘤の中に巻いてコイルでパックする方法です。

別名「コイル塞栓術」とも言われていて、局所麻酔で行えて、股の動脈に針を刺すだけでOKなので侵襲性が少なく、患者さんの負担を最小限に抑えることができます。

ただ、血管内手術ではコイルを動脈瘤内にパックするだけなので、完全に動脈瘤内に血液が行かなくなるかどうか?は分からないのです。

この血管内手術は、

・直接手術が難しい場所に脳動脈瘤がある
・重症者
・高齢者

でよく行われる治療法になります。

 

<開頭による奇形除去術&放射線治療(ガンマナイフ)>

 

脳動静脈奇形によるくも膜下出血の場合には、開頭して出血の原因となる異常血管をを取り除く治療の他、放射線治療、血管内治療による塞栓術が行われます。

 

<合併症の予防治療>

 

くも膜下出血を引き起こすと発症1週間前後で脳血管れん縮、水頭症を発症する場合があります。

脳血管れん縮は予防が重要で、塩酸ファスジル、オザグレルナトリウム(キサンボン、カタクロット)、カルシム拮抗薬などを使用して予防治療を行います。

症状が出た場合には、脳梗塞にならないように血管を広げ、脳血流を改善する治療が行わるでしょう。
水頭症には急性期、慢性期のものがあります。

水頭症の症状が出た場合は、髄液を脳の外へ流す「シャント手術」が行われる場合もあります。

 

このようにくも膜下出血の治療法はいくつかあります。

どの治療法を選択するかは、動脈瘤の大きさ、奇形の大きさ、動脈瘤の場所、年齢などによって異なります。

 

病院へ運ばれた時点で全身状態がかなり悪い場合には、手術の適応は不可能になります。
外傷性によるくも膜下出血の場合には、軽症の場合は手術は必要なく、症状に応じた対処療法が行われるでしょう。

脳のむくみを抑える薬などを用いながら様子を見ていきます。
脳のむくみがひどい場合には、頭蓋骨の一部を切除して脳圧を下げる「減圧開頭術」を行うケースもあります。

 

【くも膜下出血を起こしやすい人は?どんなことがリスク要因となる?】

 

くも膜下出血を起こしやすい人はいったいどういう人でしょうか?どのようなことがリスク要因になるのでしょうか?

くも膜下出血の二大リスク要因として知られているのが「高血圧」と「喫煙」です。

ただ、高血圧や喫煙以外にも、くも膜下出血になりやすいリスクはいくつかあります。
ここではくも膜下出血を起こしやすいリスク要因についてまとめてみましょう。

 

<高血圧>

 

くも膜下出血のリスク要因の中でも特に有名なのが「高血圧」でしょう。

高血圧の人は、そうではない人と比べるとくも膜下出血による死亡リスクが約3倍になることが分かっています。

血圧が高いと、動脈瘤にかかる圧力が常に高い状態になり、破裂の危険性が高くなると考えられています。
特に高血圧の中でも血圧の乱高下には十分な注意が必要です。

 

<塩分過多>

 

塩分の多い食事を行う人は、そうでない人と比べると、くも膜下出血のリスクが男性では3.01倍、女性では2.34倍になります。

塩分を摂りすぎると、高血圧につながるのでくも膜下出血の発症リスクも高くなるのです。

 

<喫煙>

 

くも膜下出血の最大のリスク要因となるのが「喫煙習慣」です。
喫煙とくも膜下出血の関連性に関しては様々な調査が行われており、喫煙者のリスクは非喫煙者に比べて2.2~3.6倍になります。

1日の喫煙量が10本未満の人でも、20本以上吸っているヘビースモーカーでもリスクには違いがありません。

喫煙そのものがくも膜下出血の発症リスクを高めていると考えられています。

 

<家族の病歴>

 

親、兄弟など近親者に脳卒中(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血)の体験者がいる場合、発症リスクは高まります。

男女とも、他の人と比べると約2倍となるでしょう。
家族の2親等以内にくも膜下出血の人がいた場合、10%以上の保有率となり、家族で同じ病気になる確率が高いです。

 

<輸血歴>

 

輸血歴がある場合、くも膜下出血のリスクが高くなると言われています。
特に男性ではその影響を受けやすく、なんらかの手術などで輸血歴がある男性は、輸血歴がない男性と比較すると約4.2倍のリスクがあると報告されています。

ただ輸血がくも膜下出血とどう関係しているのかはまだ分かっていません。

 

<ストレス>

 

過度なストレスや継続的なストレスは血管を傷つけ、くも膜下出血のリスクを高めると言われています。

特に女性はストレスの影響を受けやすいので注意が必要でしょう。

 

<ホルモンバランスの変化>

 

女性の場合、くも膜下出血の発症率が60歳を超えると高くなります。

60歳以降にくも膜下出血が起こりやすい原因として「女性ホルモン」が考えらえます。
閉経によって女性ホルモンの分泌量が減少することが何らかの要因となっていると考えられているのです。

 

【くも膜下出血の予防対策は?】

 

くも膜下出血は、発症すると死亡率が高い、非常に危険な病気です。

くも膜下出血を起こさないために、日頃から予防対策を行うことが重要でしょう。

ここではくも膜下出血の予防対策方法についてまとめてみましょう。

 

<血圧コントロールする>

 

高血圧はくも膜下出血の大きなリスクとなります。
血圧を上げないように日頃から高血圧に注意し、乱高下など大きな変化があればすぐに医療機関を受診するようにしましょう。

 

<塩分少な目の食事を心がける>

 

塩分の多い食事は高血圧につながり、くも膜下出血のリスクを高めてしまいます。

塩蔵品、漬物、みそ汁などは摂りすぎないように気を付けましょう。

また外食も塩分が多めなのでできるだけ控えて自炊がおすすめ。
野菜に多く含まれるカリウムには塩分の排出を促す作用があるので、野菜を多めの食事を心がけて見てくださいね。

また過度のアルコール摂取も高血圧につながるので、お酒もほどほどにして控えるようにしましょう。

 

<禁煙する>

 

タバコはくも膜下出血のリスクを高める大きな要因となります。
禁煙による予防効果は明確なので、高血圧の人、家族に脳卒中の既往歴がある人がいる場合は、禁煙するようにしましょう。

 

<ちょっとした前兆を見逃さずにすぐに受診する>

 

くも膜下出血は発症してしまうと非常に危険です。
発症前の前兆を見逃さずに、その時点で早めに医療機関を受診できれば死亡率を下げることができるでしょう。

くも膜下出血の前兆としてよくある、突然の頭痛、血圧の乱高下、頭のもやもや感、吐き気などの前兆があれば、すぐに受診して下さいね。

 

<脳ドックを定期的に受ける>

 

くも膜下出血の最も大きな原因となる脳動脈瘤は発見が難しいです。
そのため確実なのは脳ドックを定期的に受けること。

脳ドックを受ければ動脈瘤を発見できるのでくも膜下出血予防につながりますよ。

 

【くも膜下出血予防のために積極的に摂取したい成分とは?!】

 

くも膜下出血は高血圧を予防すること、禁煙することが予防につながります。

また減塩の食事も心がけたいですが、手軽にサプリなどで予防したい!という人もいるでしょう。

 

ここではくも膜下出血予防のためにぜひとも摂取しておきたい成分についてピックアップしてみましょう。

今回ご紹介する成分は、高血圧予防に効果的な成分です。

 

<EPA(エイコサペンタエン酸)>

 

EPA(エイコサペンタエン酸)はイワシ、サバ、サンマなどの青魚に多く含有しているオメガ3系脂肪酸のことです。

EPAは末梢血管をしなやかに開き、血流をよくしてくれる作用があります。
EPAを摂取すると収縮期血圧が有意に下がるという研究結果も報告されています。

 

さらにEPAは、血小板の活性化を防ぐことで血栓をできにくくする作用や、血管に生じる炎症を抑える作用で動脈硬化の進行を予防する効果も期待できます。

 

<ケルセチン>

 

ケルセチンは野菜や果物に含有しているフラボノイドの一種です。

フラボノイドとはポリフェノールの一種であり、植物が厳しい生育環境や外敵から身を守るために作り出される成分のこと。
フラボノイドは色素成分や苦み成分が多く、ケルセチンは黄色くやや苦みがあるのが特徴です。

 

このケルセチンは抗酸化作用があり、血管内皮の酸化によるダメージを防ぎ、血管をしなやかに開いて血圧を下げる働きがあります。

ケルセチンは野菜の中でも特に玉ねぎに多く含まれています。
皮を剥いた玉ねぎを4~5日間光に晒すと、ケルセチンの含有量は約5倍に増えるそうです。

ケルセチンは玉ねぎの他にも、アスパラガスやお茶にも含有しています。

 

<GABA(ギャバ)>

 

GABA(ギャバ)はγ‐アミノ酪酸のことで、LTPと同様にアミノ酸の一種です。

GABA(ギャバ)と聞くと、ストレスを和らげるリラックス作用でよく知られていますよね。
実はこのGABA(ギャバ)には血圧を下げる作用もあるのです。

 

GABA(ギャバ)が血圧を下げるメカニズムについては解明されていませんが、GABA(ギャバ)には交感神経をしずめ血管を収縮させるノルアドレナリン(神経伝達物質)を抑制する作用があります。

ノルアドレナリンを抑制することで、血管収縮がゆるみ、血圧が下がると考えられています。

またGABA(ギャバ)は、脈拍を安定させる作用もあるので、高血圧が気になる人にぴったりです。

 

ちなみにGABA(ギャバ)は、トマト、お茶、大豆、キノコ類、発芽玄米などに多く含まれており、当店で扱っているティートータル社のお茶にもGABA(ギャバ)は配合されていますよ。

 

<LTP(ラクトトリペプチド)>

 

LTP(ラクトトリペプチド)は乳タンパク由来の成分で、アミノ酸が3個つながっています。

動脈硬化を防ぎ、血圧上昇を抑える作用が期待できるため「血管若返り成分」として注目されています。

LTP(ラクトトリペプチド)は血管内皮細胞を正常に保ち、末梢血管を開くことで血圧を下げることが報告済み。

 

このLTP(ラクトトリペプチド)はブルーチーズやゴーダチーズなどのチーズや、米麹などに多く含まれていて、最近ではその効果から特定保健用食品(トクホ)としても発売されているので手軽に摂取できるでしょう。

 

<リコピン>

 

リコピンはトマトに含まれる赤い色素で、強力な抗酸化作用があります。

リコピンの抗酸化力はβカロテンの2倍以上、ビタミンEの約100倍と言われるほど強いです。

 

強力な抗酸化作用によって血管内皮細胞をLDL(悪玉)コレステロールによる酸化が起こりにくくなり、動脈効果予防につながります。

また血流アップも期待できますよ。

リコピンはトマトの他、金時人参、スイカ、パパイヤ、マンゴー、柿などにも含まれます。

 

これらの成分を摂取することで、血管内皮細胞は健康になり、末梢血管をしなやかに開く一酸化窒素が分泌されやすくなります。

また交感神経の緊張が和らぐことで、末梢血管の収縮、心臓の過度の活動を抑えて血圧を下げることができるので、くも膜化出血予防になるでしょう。

 

 

【くも膜化出血でぜひとも飲んでおきたいおすすめのサプリは?】

 

当店ではたくさんのサプリメントを取り扱っていますが、今回はくも膜下出血予防におすすめのサプリをまとめてみましょう。

 

<ヘルスライフ プロポリス>

 

プロポリスはミツバチが採取した樹液、木の芽と、ミツバチの分泌液が混ざった混合物です。

プロポリスにはフラボノイド、アミノ酸、酵素、有機酸、ミネラル、ビタミンなど300種類以上の成分が配合。

 

特に注目したいのは、高血圧予防におすすめのケルセチン(フラボノイドの一種)を含有していること。

フラボノイドには抗酸化作用があり、血管内皮の酸化によるダメージを防ぎ、血管をしなやかに開いて血圧を下げる働きがあります。

たくさんの栄養成分が含有しているので、高血圧予防にぴったりのサプリですよ。

 

当店で取り扱っているヘルスライフ社のプロポリスはニュージーランド産の100%ピュア天然成分のプロポリスになります。

1粒あたりプロポリスエキスを5,000mg配合しており、プロポリスの独特の味や香りも気にならないカプセルタイプになっているので飲みやすいです。

またポリフェノールが豊富に含まれている赤ブドウエキス配合プロポリスや、最高の抗酸化物質とも言われているピクノジェノール、フラバンジェノールを配合した松皮エキス配合プロポリスも非常におすすめでしょう。

 

 

 

<ヘルスライフ ローヤルゼリー>

 

ローヤルゼリーは9つの必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど約40種類もの栄養素を含有。

ロイヤルゼリーに含まれるアセチルコリンには自律神経の1つである血管運動神経を整えて血圧のバランスを保つ効果があります。

またビタミンB2やロイヤルゼリーにしか存在しないデセン酸は、体の代謝機能を高めて老化や動脈硬化の原因の1つとなる過酸化脂質の生成を防ぎ、コレステロールを減らす働きがあります。

血圧の調節に有効なサプリと言えますよ。

ヘルスライフ社のローヤルゼリーはデセン酸の含有量が多いことで知られています。
日本の最高品質の高級ロイヤルゼリーでは含有量は5%程度ですが、ヘルスライフ社のロイヤルゼリーの含有量は6%相当なので、品質は最上級ですよ。

 

 

 

<ヘルスライフ スーパーアトランティックフィッシュオイル>

 

ヘルスライフ社のスーパーアトランティックフィッシュオイルは、青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などのオメガ3脂肪酸を豊富に含むサプリです。

EPAには末梢血管を開き、血流をよくしてくれる作用があるので、収縮期血圧が低下するという研究報告がされています。

青魚を毎日摂取するのは大変なので、サプリで手軽にEPAを摂取できるのは嬉しいですね。

 

 

<ティートータル ルイボスティー>

 

ルイボスティーには血圧を下げるカリウムが豊富に含まれています。

カリウムは塩分(ナトリウム)を体外へ排出する働きがあります。

塩分の摂りすぎは血圧を上昇させてしまうので、カリウムを摂取することによって血圧を低下させることができるのです。

ティートータル社のルイボスティーは飲みやすくすっきりとした味わいなので日常的に飲むお茶として取り入れるのもよいかもしれません。

 

 

【まとめ】

くも膜化出血は発症すると致死率が高い非常に危険な病気です。

くも膜化出血にならないようにするためには「高血圧」と「喫煙」に気を付けることが大切。

 

サプリで予防したい人は、血圧を下げる作用のある成分が配合されているサプリを選ぶとよいでしょう。

当店でも高血圧におすすめのサプリをたくさん取り扱っているのでぜひチェックしてみてくださいね。