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甲状腺ホルモンはホルモンのひとつであり、甲状腺から分泌される物質です。

ホルモンには成長ホルモンや、エストロゲンなどが含まれ、甲状腺ホルモンの主な働きは、代謝率を高める働きがあります。
そのため、甲状腺ホルモンが活発に働くことによって、幼少期に成長を促すことができます。
こうした大切なホルモン物質であるため、どのように合成されて、利用されていくのかを知っておくことが重要です。

甲状腺は首の前方の「のどぼとけ」の下にあります。
そして、この甲状腺で生成されるホルモン物質が甲状腺ホルモンになります。

甲状腺ホルモンは、ヨウ素を原料にして合成される物質であり、代謝率を高める働きがあると知られています。
そして、この代謝によってエネルギーを効率的に生成することができ、子供の発育を促すことにつながるのです。
甲状腺ホルモンは代謝率を高める働きのほか、以下のような効果効能があります。

甲状腺ホルモンの主な効果/効能/作用

・体内のエネルギーを作り出す
・内臓の働きを高める
・脳を活性化する

こうした働きがあるため、甲状腺ホルモンのバランスを整える必要があるのです。
ただし、甲状腺ホルモンの過剰状態になると、バセドウ病状態になっていることがあります。
その結果、疲れやすくなっていたり、暑がりになっていたりします。

また、甲状腺ホルモンが少ない状態になると橋本病などになっている可能性があります。
その結果、汗が異常に少なくなったり、寒がりになることにつながります。
そのため、甲状腺ホルモンの生成をするヨウ素を適切に摂取する必要があります。

ただし、日本人の食生活であれば不足する心配はないので安心してください。
しかし、上限量を超えている場合もあるため、
1日当たり3,000マイクログラム以下になるように「サプリメント」などで調整するようにしましょう。