カルニチンの効果と効能、作用について
2018年10月9日配送スケジュール遅延のお知らせ 追記あり
2018年10月10日前回は、“腸内フローラを良好にする食生活”についてご説明しました。
腸活といえばヨーグルトですが、それ以外にも腸が喜ぶ食べ物はたくさんあります。
また、美腸をつくるための食生活は食べ方にもコツがあるとお話しました。
今回は腸内フローラを良好にする食生活以外の生活習慣、特に運動にスポットを当てていきたいと思います。
長時間のデスクワークは大腸がんのリスクを高める!1時間おきに席を立とう
パソコンやインターネットが普及している現代では、長時間のデスクワークは当たり前になってきました。
朝出勤してから夕方の終業まで、お昼休憩以外は全く席を立たない……なんていう方も少なくないのではありませんか?
実は、この習慣は運動不足を招き、大腸がんの発生率を高める結果に繋がるといわれています。
大腸がんの原因の一つが運動不足ですが、座って仕事をしている人は大腸がんの発生が特に多くみられるといいます。
腸管の動きが悪くなることがその理由として考えられます。
運動不足の方は便秘にもなりやすく、体内に発がん性物質が停滞する時間も長い傾向があるため大腸がんのリスクも高まります。
長時間デスクワークをしている方は、1時間に1回は席を立ち、ストレッチなど体を動かす習慣を付けると良いです。
適度な運動は死亡率を低下させる!有酸素運動を習慣づけよう
運動不足による大腸がんの発生を予防するには、適度な運動が効果的です。
腸管の動きを活発にするには、運動の中でも「有酸素運動」が必要と考えられています。
有酸素運動というのは、酸素を摂り入れながらエネルギーを作り出す運動のことで、長時間無理なく続けられるのが特徴的。
ジョギングやウォーキング、水泳、エアロビクスなどがその例です。
適度な有酸素運動は自律神経のバランスを整えてくれるため、腸管の働きが良くなり、便秘を解消させます。
大腸がんのリスクも低くなるため、死亡率の低下にもつながるでしょう。
仕事が忙しく、休日に運動の時間が取れないという方は、移動中の機会を上手く利用してみてください。
例えば、通勤時に駅構内を移動する際、エレベーターやエスカレーターを使うのではなく、階段を上り下りすることで自然に体を動かせます。
とはいうものの、過度な運動はかえって腸に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
オーストラリアの研究調査によると、過度の運動は腸の損傷に繋がる恐れがあることが明らかになったといいます。
これは、長時間の運動により心身がストレスを感じ、腸の機能を停止させてしまうからです。
運動を無理のない程度にとどめておくこと、水分補給をこまめに行うことが対策法として挙げられます。
腸の健康に良い運動習慣とは?毎日15分の有酸素運動がおすすめ!
運動が腸内フローラを良好にすることは、さまざまな研究調査で明らかにされています。
運動選手の腸内細菌は多様性が高いというデータがあります。
プロラグビー選手と一般の人を比べてみたところ、プロラグビー選手の方が腸内細菌の種類が2倍も多かったといいます。
ただし、比較対象となった一般人は痩せている人です。
一般の人の中でも肥満の人は、プロラグビー選手よりはるかに腸内細菌の数が少なかったとされています。
また、運動を継続することで「短鎖脂肪酸」が多く産生されていることも分かっています。
短鎖脂肪酸には筋肉の修復や抗炎症作用、腸内環境の正常化の役目があります。
ハードなトレーニングを行っているにもかかわらず、運動選手の回復力が高いのはこのためでしょう。
一般の方の場合、毎日15分程度の有酸素運動が推奨されています。
ジョギングレベルの強度をもつ運動が望ましく、運動時間の長さに比例して死亡率は下がる傾向にあるといいます。
ウォーキングであれば20〜30分程度行う必要があります。
ただし、100分を超えるとそれ以上は効果に変動がなくなると考えられています。
すなわち、2〜3時間の運動を1日で行うよりも、毎日数十分の運動を継続することが大切となります。
運動をしつつ、プロバイオティクスサプリなどを活用するのもおすすめです。
“運動不足”という言葉に心当たりのある方は、今日から運動の習慣を取り入れていきましょう!
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