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2019年7月14日皆さん“便秘”と聞いて何をイメージされますか?
一般的には“便秘=女性の悩み”とイメージされやすく、実際に女性の約2人に1人が便秘の悩みを抱えているとされていますが、日本人全体では約5人に1人が慢性的な便秘の悩みを抱えているとされています。
また便秘は主に肌荒れやお腹の張りなどが主な症状と思われがちですが、実は動脈硬化をはじめとする生活習慣病やがんの発症原因にもなる怖い病気でもあります。
便秘を改善させるには主に下剤などの市販薬の服用が一般的ですが、症状が改善しない場合や重度の便秘の場合には医療機関での薬物療法が必要となります。
しかし市販薬や医療機関で処方される薬物には依存性があり、便秘そのものを改善させることはできても便秘になりやすい体質を改善するためには毎日の生活習慣が重要な鍵となっています。
そこで今回は女性だけでなく男性や高齢者にも意外と多い便秘の気になる原因や症状、改善・予防方法、さらに毎日手軽に続けられる改善・予防ケアにおすすめの《フィッシュオイルサプリ》について詳しくご紹介します。
目次
◆そもそも“便秘”の定義とは
“便秘”と聞くと「何日間もお通じが無い状態」とイメージされる方が多いですが、実際には少し異なります。
便秘とは『3日以上排便が無い状態、あるいは毎日排便があっても残便感がある状態』のことです。
一般的にはお通じの回数が少なければ便秘と思われがちですが、毎日お通じがあっても腸内の便を快適な状態で十分に出し切れていない状態を便秘といいます。
そのためお通じの回数が少ないだけでなく、回数が普通でも便が硬く排便に苦労する場合や排便後にまだ便が残っているように感じスッキリしない場合なども便秘となります。
逆にお通が2〜3日に1回のペースであっても頻度が規則的で排便時もスムーズであり排便後もスッキリするのであれば便秘ではありません。
◆食べ物が便になるまでのメカニズム
便は毎日口にする食べ物の残骸です。
口に入れた食べ物はまず食道を通り胃へ到達すると、胃の中でかき混ぜられると同時に胃液によって一部が消化されます。
最終的に胃の中では固形物だった食べ物が約4時間かけて粥状になり、十二指腸へと送り出されます。
十二指腸では胃液や胆汁によって粥状から吸収しやすい形状へと分解され、小腸へと送り出されます。
小腸は約5〜6mあり、ここでほぼ完全に消化されてると同時に食べ物に含まれる栄養素の吸収が約7〜9時間かけて行われた後、大腸へと送り出されます。
大腸は約2mあり、小腸で消化・吸収された食べ物の残骸に残った水分を少しずつ吸収すると同時に細菌によって発酵されます。
食べ物の残骸は2mある大腸内を大腸の運動(蠕動運動)によって約25〜30時間かけてゆっくり移動していきますが、その際に腸内細菌の残骸や大腸内の古い粘膜なども混じり高まることで便へと変化していきます。
大腸内で変化した便は直腸へと運ばれ、直腸内で便がある程度蓄積すると排便されます。
このように食べ物を口にしてから便となって排便されるまでには約30〜120時間を要します。
◆自分は大丈夫?チェックリストで便秘リスクを確認!
◇お通じが3日以上来ていない
◇お腹が張る
◇排便後に残便感がある
◇トイレを我慢することが多い
◇下痢が続くことがある
◇肌荒れや吹き出物、ニキビなどの肌トラブルがなかなか改善しない
◇旅行先でお通じが来なくなる
◇朝食を食べないことが多い
◇野菜をあまり食べない
◇水分をあまり摂らない
◇お菓子やケーキなど甘いものをよく食べる
◇口臭が気になる
◇デスクワークなど長時間座りっぱなしの仕事をしている
◇ストレスが多い
上記のチェックリストのうち0〜1個に当てはまる場合は問題ありません。
2〜5個に当てはまる場合は便秘になるリスクがあり、食生活に注意が必要です。
6〜9個に当てはまる場合は既に便秘を引き起こしている可能性があり、慢性化や重症化を防ぐために一度検査を行いましょう。
10個以上に当てはまる場合は便秘あるいは隠れ便秘の状態です。慢性化あるいは重症化している場合には医療機関で治療を行い、排便コントロールを行う必要があります。
◆便秘の主な種類と原因
便秘には「機能性便秘」と「器質性便秘」の2種類があります。
機能性便秘とは便が作られる過程や排便の仕組みに障害があることが原因で引き起こされる便秘で、「急性便秘」と「慢性便秘」の2種類があり、慢性便秘は「弛緩性便秘」「痙攣性便秘」「直腸性便秘」の3種類があります。
器質性便秘とは腸そのものに障害があることが原因で引き起こされる便秘です。
◇機能性便秘
◎急性便秘
大腸の蠕動運動が鈍ることが原因で一時的に引き起こされる便秘のこと。
主にダイエットにより食事量が減少した場合、肉類ばかり食べて食物繊維の摂取量が少ない場合、体内の水分不足により便の水分量が低下した場合、寝たきりなどにより腸の働きが低下した場合、旅行による一時的な環境変化や進学・就職・結婚などによる生活環境の変化によりストレスが生じた場合、などに引き起こしやすいです。
◎弛緩性便秘(慢性便秘)
大腸の筋力低下や蠕動運動の低下により便を押し出せなくなることが原因で引き起こされる便秘のこと。
運動不足の方や高齢者、女性、特に出産回数が多い女性に多いタイプです。
◎痙攣性便秘(慢性便秘)
大腸が緊張し蠕動運動が引き攣ったようになり、便が上手く運ばれなくなることが原因で引き起こされる便秘のこと。
ストレスや環境の変化による自律神経の乱れや、下剤の乱用、過敏性腸炎などによって引き起こされます。
主にコロコロとした便になりやすく、便秘と下痢を繰り返すのも特徴の一つです。
◎直腸性便秘(慢性便秘)
便が直腸まで運ばれているにも関わらず、排便反射が鈍いことが原因で引き起こされる便秘のこと。
「習慣性便秘」とも呼ばれ、主に排便を我慢することが多い人や高齢者、寝たきりの人、浣腸を乱用する人に多いタイプです。
◇器質性便秘
器質性便秘とは腸そのものの病変が原因で引き起こされる便秘のこと。
主に大腸疾患(炎症・閉塞・腫瘍)や腸管狭窄、先天性大腸過長症、大腸疾患の手術後の癒着などが原因となります。
血便・嘔吐・激しい腹痛・突然排便が無くなるといった症状が現れた際は急性器質性便秘の疑いがあるため、直ちに医療機関を受診しましょう。
◆便秘の主な症状
◇便の症状
・便に粘膜や血が混ざり、赤みがかった便や黒ずんだ便、灰白色の便が出る。
・肛門に強い痛みを感じ、便があまり出ない。
・細い便が出る、形が整っていない便が出る。
・急に便秘になった。
・何をしても便秘が治らない。
◇腹部の症状
・お腹の張り(腹部膨張)…腸内で悪玉菌が増殖して便の腐敗を引き起こし、ガスが発生している状態。
・腹痛…腸内に溜まったガスや便により出口が塞がれることが原因。便やガスを出口に送り出そうとする際に痛みが発生する。
・食欲不振…腸内に便が溜まることで腸全体の動きが悪化することが原因。
・吐き気…腸内に便が溜まることで腸全体の動きの悪化に伴い消化液が消化管に溜まることが原因。
◇肛門の症状
・内痔核(いぼ痔)…肛門と直腸の境に生じた静脈のかたまり。排便時に力むと出血を引き起こす場合もあります。
・裂肛…肛門粘膜に生じた裂け目のこと。裂け目の周りは引き連れながら修復され、繰り返すと肛門粘膜が線維化し狭くなる。
◇肌の症状
・肌荒れ、ニキビ、吹き出物、シミ…腸内で便の発酵が進み毒素が発生することが原因。
・ハリ艶の低下…腸内に発生した毒素が引き起こす新陳代謝の低下に伴う血行不良が原因。
◇精神の症状
・イライラ
・不眠
◇体の症状
・頭痛、肩凝り、めまい…腸内に発生した毒素による自律神経の乱れが原因。
・腰痛…腸内に溜まった便が腹部を圧迫することで腰回りの血流が滞ることが原因。
・胃痛…合併症状の一つに胃の痛みなどの症状が現れる「機能性ディスペプシア(FD)」が挙げられる。
・胃もたれ…合併症上の一つに胸やけなどの症状が現れる「胃食道逆流症(GERD)」が挙げられる。
・倦怠感、疲労感…腸内環境の悪化により体が疲れやすくなることが原因。
◇生活習慣病
便秘になると大腸が胆汁として分泌されたコレステロールを吸収してしまい、血液中のコレステロール量が増加し、動脈硬化や高脂血症などの生活習慣病を引き起こすリスクが高まります。
・動脈硬化…血管の内壁にコレステロールなどの脂質がこびり付いて血流が滞り、血管そのものが硬く脆くなる状態。
・高脂血症…血中コレステロール値や中性脂肪値が上昇している状態。
・糖尿病…血糖値が高い状態。腸内細菌のバランスの乱れが糖の分解・吸収を鈍らせインスリンの作用も低下させるため。
◇女性特有の症状
・乳がん…女性で便秘の方は乳がんに転じやすい異常細胞を乳房に持つ確率が高いというデータがあります。
◆ナゼ女性は便秘になりやすい?
一般的に“便秘=女性の悩み”とされがちで、実際に日本人女性の約2人に1人が便秘の悩みを抱えているとされています。
男性よりも女性が便秘になりやすい理由はいくつか挙げられます。
◇骨盤の構造の違い
女性の骨盤は出産するために男性の骨盤と比べて広いという特徴があります。
骨盤が広いと大腸が落ち込みやすくなり、大腸が落ち込むと大腸内を通る便がスムーズに通りにくくなります。
この女性特有の体の構造により便が腸内に蓄積しやすくなり、男性よりも便秘を引き起こしやすくなります。
◇筋肉不足・運動不足
排便をするには便意を催した際に力む必要がありますが、そのためには筋肉が必要です。
しかし女性は男性と比べて筋肉量が少なく、その分だけ便を排出しようとする力が弱いということになります。
また筋肉量は加齢と共に減少しやすいほか、運動不足だと筋肉量がさらに落ちやすいうえに血行不良も招き、大腸の蠕動運動が鈍って便秘リスクをアップさせる原因にもなります。
◇女性ホルモンの働き
女性ホルモンにはいくつか種類がありますが、その中の一つ「黄体ホルモン」の働きが便秘を引き起こす原因となります。
黄体ホルモンは排卵後から生理前に分泌される女性ホルモンで、体内に水分や塩分を溜め込む作用を発揮します。
この黄体ホルモンの作用により便に含まれる水分も大腸内で吸収されてしまい、便が硬くなって排便しにくくなります。
また黄体ホルモンには流産しないように子宮の筋肉の収縮を抑制する作用があり、この作用によって大腸の蠕動運動までも抑制させてしまうことで便秘を引き起こしやすくなります。
こういった黄体ホルモンの働きにより生理前になると便秘になる女性が多いです。
◇妊娠・出産
妊娠中は黄体ホルモンの分泌量が増加するため便秘を引き起こしやすくなるほか、子宮が大きくなることで腸を圧迫、さらに日常の運動量も減ることで便秘リスクがさらにアップします。
また妊娠中は腹筋や骨盤底筋などが衰えるため出産後も筋肉の低下による便秘を引き起こしやすいほか、母乳を与えている場合は水分不足による便秘を引き起こしやすくなります。
◇ダイエット
ダイエットを行う女性は多いですが、健康的なダイエットを行う女性は少ないです。
主に食事制限を行う方が多いですが、食事量を減らすと水分や脂肪分、食物繊維の摂取量も減り、大腸の蠕動運動にも悪影響を及ぼし便が排出されにくくなって便秘を引き起こしやすくなります。
◇ストレス
小腸や大腸の働きは自律神経によってコントロールされています。
自律神経には緊張時に働く「交感神経」とリラックス時に働く「副交感神経」があり、常にバランスを保って働いています。
しかしストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れ、それに伴い腸の働きも乱れてしまいます。
その結果、便秘を引き起こすだけでなく便秘と下痢を繰り返す原因にもなります。
◇便意の我慢
基本的に便意は朝来ますが、女性の朝は自分自身の身支度や家族の世話に追われてしまいがちです。
便意が来たタイミングが忙しい最中や通勤途中、仕事中だとついつい我慢してしまう場合もあります。
しかしせっかく来た便意を我慢すると腸内の便の水分がどんどん失われて硬くなり、排便しにくくなります。
さらに我慢し続けると直腸の反応も鈍くなって便意そのものを感じにくくなり、悪循環に陥りやすくなります。
◇食生活の乱れ
外食が多い、野菜を食べない、暴飲暴食が多い、ケーキやお菓子など甘いものをよく食べる、食事量が少ない、朝食を食べない、といった食生活は食物繊維の摂取量が少なくなりがちです。
食物繊維は摂取することで腸内の便の嵩を増やし、排便をスムーズにさせる作用があります。
そのため1日3食、毎日バランスの良い食事を心がけることが重要です。
特に朝食は大腸の蠕動運動を活性化させて排便を促すため、朝食を食べる習慣が無い方はバナナ1本やコップ1杯の水を飲むだけでも効果的です。
◆80代以上は男性が多い!?高齢者と便秘について
日本人の約5人に1人が悩んでいる便秘は男性よりも女性のほうが圧倒的に多いですが、実は高齢になるほど女性よりも男性の患者数が増加していきます。
特に60代以降から男性の患者数が増え始め、80代以上になると女性よりも男性の患者数のほうが多くなります。
高齢者の便秘は「排便困難症」といわれるタイプが多く、主に「お通じは毎日あるものの便が硬くて出にくい」「強く力まないと便が出ない」「何回もトイレに行く」「お腹に不快感がある」「トイレ後も残便感がある」といった症状が現れます。
若い頃は問題なかったのに高齢になるほど便秘を引き起こす原因としては、主に次の3つが挙げられます。
◇食事量・水分摂取量の減少
若い頃は沢山食べていた方でも年齢を重ねる毎に食事量は徐々に減っていきます。
特に60代以上になると食事量だけでなく水分の摂取量も減少してしまうため、便に含まれる水分量も減少して硬く排便しにくい便になり便秘を引き起こしやすくなります。
◇筋肉の衰え
排便するには直腸や肛門周辺の筋肉を緩ませる必要がありますが、高齢になると筋肉が衰え力んでも排便しにくくなります。
◇大腸がん
50歳以降で突然便秘になった場合は大腸がんを発症している可能性があります。
実際に便秘で医療機関を受診した方の中には進行性大腸がんを発症していたり、肝臓に転移していたりした方もいらっしゃいます。
大腸がんの怖いところはかなり進行しないと便秘以外の症状が出ないという点です。
そのため中年期以降で急に便秘を発症した場合には一度医療機関での検査をおすすめします。
◆便秘の治療法について
便秘の治療法には医療機関での治療と市販薬によるセルフケアの2種類があります。
◇医療機関での治療法
市販薬を服用してもなかなか便秘が改善しない場合や、激しい腹痛・嘔吐・発熱を伴う場合、突然便秘になった場合、便に粘膜や血が混ざっている場合などは医療機関での検査・治療が必要です。
医療機関では医師の指導のもと生活習慣を改善することで便秘を解消できる場合もありますが、そうでない場合には以下に挙げる薬物を使った治療を行います。
◎便に水分を含ませて柔らかくする薬(酸化マグネシウムなど)
◎腸液の分泌を促して便を柔らかくする薬(ルビプロストンなど)
◎腸を刺激して大腸の蠕動運動を促す薬(センナなど)
◎医療用麻薬(ナルデメジンなど)
◇市販薬によるセルフケア
市販されている便秘薬(下剤)はドラッグストアや薬局などで手軽に購入することができますが、使用する際には注意が必要です。
市販の便秘薬(下剤)は依存性が強いものもあり、市販薬を服用して一時的に便秘が解消されたもののまた直ぐに便秘を引き起こし、薬を服用しないと排便できない悪循環に陥る場合があります。
また市販の便秘薬(下剤)は自分の体質や症状に合わない場合もあり、市販の便秘薬(下剤)を服用したことがある方の約70%が「服用後にお腹が痛くなった」というデータもあります。
その他にも「スッキリ排便できない」「薬が効きすぎて下痢になった」「効果が出るまでに時間がかかる」「力まないと便が出ない」といったデータもあります。
市販薬でセルフケアを行ったにもかかわらずなかなか便秘が改善しない場合にはできるだけ早く医療機関を受診しましょう。
◆毎日の生活習慣を見直して便秘を予防&改善!
重度の便秘は市販薬や医療機関での治療が必要ですが、軽度であれば毎日の生活習慣を見直すことで改善できるほか、便秘の予防にも繋がります。
ここでは便秘の予防・改善に効果的な食生活と生活習慣のポイントをご紹介します。
◇食生活
◎水分をしっかり補給する
水分をしっかり補給することで便が腸内をスムーズに通りやすくなるだけでなく、便そのものを柔らかく保つため排便しやすくなります。
1日1.5Lの水分補給を目安とするほか、起床時にコップ1杯の冷水や牛乳を飲むと腸が刺激されて排便ししやすくなります。
また水を炭酸水に切り替えると炭酸水に含まれる二酸化炭素の作用により便をより柔らかくする効果も得られます。
◎食物繊維を摂取する
食物繊維を摂取すると腸内で便の嵩が増えるほか、便を柔らかくして排便しやすくさせる効果があります。
食物繊維を多く含む食品には豆類、きのこ類、根菜類、緑黄色野菜、果物、海藻などが挙げられます。
◎脂肪分を摂取する
脂肪分、特に油脂は腸の粘膜を刺激しスムーズな排便を促すといった潤滑油の役割や刺激剤の役割を果たします。
ただし脂肪分を過剰に摂取するとカロリーオーバーとなり生活習慣病を招く原因にもなるため、オリーブオイルや亜麻仁油など体に良い油成分“ω-3系脂肪酸(オメガ3)”を豊富に含む油を摂取すると良いでしょう。
◎乳酸菌を摂取する
便秘になると腸内に溜まった便によって悪玉菌が増殖し、腸内環境の悪化に伴い便秘も悪化します。
悪玉菌の増殖を防ぐには善玉菌の数を増やすことが重要であり、善玉菌の数を増やすにはビフィズス菌を豊富に含む食品を積極的に摂取することが効果的です。
ビフィズス菌を豊富に含む食品にはヨーグルト、乳酸飲料などが挙げられます。
◎ビタミンE・ビタミンBを摂取する
ビタミンEには腸の血流を促進させて蠕動運動を活発化させる作用があり、ビタミンBには自律神経を刺激して腸の働きを調節する作用があります。
ビタミンEを豊富に含む主な食材には植物油・アーモンド・ピーナッツ・アボカド・ほうれん草・卵黄などが挙げられます。
ビタミンBを豊富に含む主な食材には玄米・ごま・豚肉・うなぎ・カツオ・レバー・大豆などが挙げられます。
◎便秘予防・改善に効果的な飲み物
・お茶…食物繊維やミネラル、ビタミンを豊富に含み、腸内の善玉菌の数を増やして腸内環境を整える効果がある。
・ココア…食物繊維の一種「リグニン」を豊富に含み、腸内環境の改善効果が高い。
・フルーツジュース…食物繊維を豊富に含むリンゴやバナナをジュースにすると手軽に食物繊維を摂取できる。
・酢ドリンク…酢には新陳代謝を高め腸の蠕動運動を活発にする作用があり、腸内環境を整える効果も発揮する。
◎毎日朝食を食べる
起床直後は胃が空っぽの状態であり、朝食を食べることで胃腸が刺激され排便を促すことができます。
毎日しっかり朝食を食べることが理想ですが、朝はあまり食欲が出ない場合にはバナナ1本やヨーグルト1個でも構わないので胃に何か入れることを習慣付けるようにしましょう。
◎1日3食、バランスよく食事を摂る
毎日規則正しく3食きちんと食べることはスムーズな排便を促すことに繋がります。
ただし食事量が極端に少なくても便秘の原因になるので、栄養バランスを考えながら3食食べることを心掛けましょう。
◇生活習慣
◎排便リズムを整える
便意を感じたら我慢せずトイレに行くようにしましょう。
また朝食後は腸の蠕動運動が最も活発になる時間帯であるため、便意の有る無しに関わらずトイレに行くようにすると自然と便意が来るようになります。
◎腹部を温める
女性の体は冷えやすいですが、腹部が冷えると血行不良を引き起こし、腸の働きが鈍くなって便が溜まりやすくなります。
そこで入浴時にマッサージをしたり、カイロや腹巻などで腹部を温めたりすると血流が促進され、腸の蠕動運動も活発になりスムーズな排便を促すことができます。
◎毎日適度な運動を行う
運動不足になると血行不良を引き起こし腸の蠕動運動も鈍くなります。
そのため毎日適度な運動を行い、血流を促しましょう。
運動は激しいスポーツなどを行う必要はなく、1日10〜15分ほどの軽い運動で十分です。
毎日の通勤時に1駅分歩く、駅では階段を使う、休日にはウォーキングや散歩を行う、ということを習慣付けましょう。
◎ストレスを適度に発散させる
ストレスが蓄積すると自律神経のバランスが乱れ、腸の働きも鈍くなります。
そのため日頃からストレスが蓄積しないように趣味やスポーツ、ショッピングなどでストレスを適度に発散させましょう。
◆フィッシュオイルサプリなら便秘と健康リスクを同時にケアできる!
便秘を予防・改善するための食生活や生活習慣におけるポイントを上記でご紹介しましたが、手軽にケアするならフィッシュオイルサプリがおすすめです。
フィッシュオイルサプリといえば血中コレステロール値や中性脂肪値を下げる作用に優れたDHAやEPAを豊富に含むことから、40代以降の健康ケアに最適なサプリとして有名ですが、実は便秘の予防・改善にも高い効果を発揮します。
スムーズな排便に必要な要素の中に「筋力」「整った腸内環境」「血流促進」などが挙げられますが、フィッシュオイルサプリの主成分であるDHAやEPAにはこれらの要素を満たす作用が期待できるほか、便秘が引き起こす「肌荒れ」や「生活習慣病」を予防・改善する効果も発揮します。
また便秘の予防・改善のために積極的に摂取したい食品の中に“体に良い油”としてω-3系脂肪酸(オメガ3)を挙げましたが、フィッシュオイルサプリはこのω-3系脂肪酸(オメガ3)に属しているため、スムーズな排便を促す効果が期待できます。
つまりフィッシュオイルサプリには便秘を予防・改善するだけでなく、加齢と共に気になる動脈硬化や高脂血症といった生活習慣病などの健康リスクも同時にケアできるということです。
市販されている便秘薬(下剤)は主に便秘そのものを改善させる効果しかなく、しかも依存性が高く腹痛や下痢を引き起こす場合が多いのに対し、フィッシュオイルサプリは副作用が一切無く毎日飲むだけで少しずつ体質を改善させる効果により便秘の予防・改善だけでなく健康ケアにおいても高い効果を発揮します。
ブリリアントライフでは4種類のフィッシュオイルサプリを販売しており、自分に合う商品を選ぶことができます。
◎ヘルスライフ スーパー アトランティック フィッシュオイル ( オメガ3 ) 100粒
配合成分 ⇒ フィッシュオイル:1,000mg、EPA:310mg、DHA:210mg、ビタミンE:1mg
◎グッドヘルス オメガ3 フィッシュオイル 1000mg 150粒
配合成分 ⇒ フィッシュオイル:1,000mg、EPA:180mg、DHA:120mg
◎グッドヘルス オメガ3 フィッシュオイル 1500mg 200粒
配合成分 ⇒ フィッシュオイル:1,500mg、EPA:270mg、DHA:180mg
◎グッドヘルス オメガ3 フィッシュオイル 2000mg 200粒
配合成分 ⇒ フィッシュオイル:1,000mg、天然フィッシュオイル同等成分:2,000mg、EPA:360mg、DHA:240mg
健康は1日で作られるものではなく毎日の積み重ねによるもの。
便秘も予防・改善するためには毎日の食生活や生活習慣の見直しが重要となります。
フィッシュオイルサプリはそのどちらも手軽にサポートできるため、健康が気になる方、便秘が気になる方、どちらも気になる方はぜひこの機会に気軽にお試し下さい。
[参考商品:ヘルスライフ スーパー アトランティック フィッシュオイル ( オメガ3 ) 100粒]
[参考商品:グッドヘルス オメガ3 フィッシュオイル 1000mg 150粒]
[参考商品:グッドヘルス オメガ3 フィッシュオイル 1500mg 200粒]
[参考商品:グッドヘルス オメガ3 フィッシュオイル 2000mg 200粒]