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美容や健康に欠かせない成分として大注目されているプラセンタ。

プラセンタが配合されたサプリメントやドリンクなどの食品の他、プラセンタ入りの化粧品なども人気を集めています。
また医療の現場でもプラセンタは用いられており、プラセンタ製剤による治療も積極的に行われています。

プラセンタの効果、効能は非常に多いです。

更年期障害や生理前症候群(PMS)、肝機能障害、不眠などの睡眠障害、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状など様々な病気や症状を改善してくれます。
そして忘れてはいけないのが「美容効果」です。

プラセンタと言えば美容効果というイメージを持っている方も多いですよね。

プラセンタはアンチエイジング効果、美容効果に優れた成分であり、コラーゲン、ヒアルロン酸と並んで3大美容成分としても知られています。
ここではプラセンタの美容に関する効果・効能にフォーカスしてみましょう。

プラセンタの美容への効果・効能を10個にまとめてみました。

1、シワ改善効果
2、シミ改善効果
3、たるみ改善効果
4、ニキビ跡の改善効果
5、乾燥を防ぐ(保湿効果)
6、目の下のクマの改善効果
7、くすみ改善効果
8、ほうれい線を薄くする
9、毛穴の開きを改善効果
10、ニキビなどの肌荒れを改善効果

前編では1~5のプラセンタの効果・効能をまとめていきます。

 

 

【プラセンタの美容効果その1.シワ改善】

加齢とともに肌には多数シワができます。
シワができると一気に老け込んでしまい、なんとかシワを消したい!とお悩みの方は多いです。

プラセンタは肌のシワ改善に効果を発揮してくれます。
特に小ジワに効果的であり、深いシワではなく小ジワ程度であれば綺麗に消すことも可能なのです。

 

目尻などによくできる小ジワは、表皮の外側にある角質層の水分が減少することによって引き起こされます。
角質層の保水能力は加齢とともに低下します。その結果、角質層の水分がどんどん蒸発してしまうのです。
さらに皮脂分泌も加齢ともに減少するため、水分と皮脂量が減ることで乾燥が進みやすくなります。

 

肌が乾燥すると角質層に溝ができてしまい、小ジワとなって出てきます。
つまり小ジワを改善するには、乾燥を改善する必要があるのです。

健康な肌は、角質層の水分、皮脂、天然保湿因子の3つのバランスが整って、潤いをキープしています。
このどれか1つでも少なくなってしまうと、バランスが崩れ、潤いは失われ、シワができやすくなってしまいます。
逆に、潤いを失うことによって、皮脂が過剰分泌して、脂っぽいオイリー肌になってしまうことも…

 

プラセンタは、角質層の水分、皮脂、天然保湿因子の3つのバランスを調整する働きがあります。
またプラセンタには豊富なアミノ酸が含まれており、このアミノ酸は天然保湿因子の主成分となっているので、天然保湿因子を増やすことができます。
プラセンタの水分保持効果、皮脂分泌調整効果についてまとめてみましょう。

 

<プラセンタの皮脂分泌調整作用>

プラセンタには肌細胞の代謝を促進する作用(新陳代謝アップ)があるので、皮脂の分泌腺の機能を活性化して、皮脂分泌を正常に調整することができます。

皮脂分泌は性ホルモンが大きく関与しており、性ホルモンのバランスを調整する作用のあるプラセンタは皮脂分泌コントトール効果も期待できるというわけです。
皮脂分泌が正常に行われれば、乾燥を防ぐことができ、シワ改善に有効です。

 

<プラセンタの保湿作用(水分保持)>

保湿に関してもプラセンタは効果を発揮してくれます。

プラセンタに含まれる成長因子の中でも、繊維芽細胞増殖因子(FGF)は、繊維芽細胞の増殖を促進する働きがあります。

この繊維芽細胞は、角質層のさらに奥にある真皮層に存在する細胞で、弾力成分であるコラーゲンやエラスチン、保湿成分であるヒアルロン酸を生成する細胞となります。
ヒアルロン酸は1gで水6リットルもの保水力があり、肌の保湿性や粘弾性の維持、シワやたるみの予防には欠かせません。

ヒアルロン酸を生成する繊維芽細胞が増加することによって、体内で生成されるヒアルロン酸量が増加します。
すると肌は潤いを保持できるようになり、肌の乾燥が解消されます。

 

年齢を感じさせるシワ改善に効果的なプラセンタは、アンチエイジングに優れた美容成分ですね。
シワは深くなると、なかなか消えないので小ジワの段階で、ケアを始めることをおすすめします。

プラセンタサプリであれば1日1回服用するだけでOKなので面倒なことはありません。
手軽にアンチエイジングケアしたい方におすすめですよ。

 

 

【プラセンタの美容効果その2.シミ改善】

シミはシワとともに加齢に伴い、増えていく厄介な存在。
メイクでごまかしきれないシミができてきて、困っているという方は多いでしょう。

シミはメラニン色素が表皮に蓄積して、排出されないためにできてしまいます。
紫外線を浴びた肌は、紫外線の刺激によって肌のターンオーバーサイクルが乱れてしまいます。
ターンオーバーは肌の生まれ変わりのサイクルであり、このターンオーバーが乱れると古い角質がいつまでも肌に残ってしまうため、シミができてしまうのです。

プラセンタには

・シミが生成されるの防ぐ予防効果
・できてしまったシミを薄くするシミ改善効果

の2つの効果が得られます。

つまりプラセンタはできてしまったシミにも効果がありますし、シミ予防にも有効なのです。
それぞれの作用についてまとめてみましょう。

 

<プラセンタのシミ予防効果>

肌にシミができてしまうのは、シミの原因となるメラニン色素が排出されるよりも多く過剰に生成されてしまうためです。
メラニン色素は、紫外線を浴びると表皮の一番下にある基底層に点在しているメラノサイト(色素細胞)に刺激が加わります。
このメラノサイトの中にあるチロシナーゼと呼ばれる酵素が働き、メラニン色素を生成していくのです。

 

メラニン色素が生成される大きな要因となるのが「活性酸素」です。
肌に紫外線を大量に浴びると、表皮細胞では活性酸素が生成されます。

この活性酸素は大量の生成されると、皮膚を酸化させて、炎症を引き起こしてしまうのです。
活性酸素による炎症によって、肌はバリア機能としてメラニン色素を大量に作ろうとします。
つまり活性酸素を除去して肌に炎症を起こさせなければ、メラニン色素は大量に生成されることはありません。

 

プラセンタには体内に発生した活性酸素を除去する「抗酸化作用」と、炎症を抑える「抗炎症作用」があります。
メラニン色素を生成する要因となる活性酸素による肌の炎症を、プラセンタの「抗酸化作用」と「抗炎症作用」で抑えてくれます。

活性酸素が除去されて炎症が起こらなけば、メラニン色素の生成量は正常に調整されるので、シミとして色素沈着を起こすこともありません。
プラセンタはシミをできにくくしてくれる予防効果に優れているのです。

 

活性酸素は肌の老化の元となります。
活性酸素が増えることによっては、肌や体の臓器はさび付いてしまい、機能も低下してしまいます。
活性酸素を除去する強力な抗酸化作用のあるプラセンタはアンチエイジングケアには欠かせませんね。

 

<表皮に残ったメラニン色素を綺麗に除去するプラセンタのシミ改善効果>

プラセンタはシミをできにくくする予防効果だけではなく、すでにできてしまったシミを薄くするシミ改善効果も期待できる美容成分になります。
表皮細胞にメラニン色素が蓄積して、体外に排出されないことによってシミはできてしまいます。

表皮細胞は表皮の一番奥にある基底層で生成されます。
基底層で作られた細胞は、新陳代謝によって表皮の一番外側の角質層まで運ばれてきます。
そこでアカとなって体外へ排出されるのです。

 

この新陳代謝によって新しい肌細胞が作られていく繰り返しを、肌のターンオーバーと呼びます。
表皮細胞は基底層で作られ角質層に移動するまでに14日間かかり、角質層からアカとして体外へ剥がれ落ちるまでに14日間、合計で28日間のサイクルとなっています。
つまり肌のターンオーバーの周期は28日周期が一般的。

 

肌のターンオーバーサイクルが整い、正常に行われていれば、メラニン色素は体外へ排出されるのでシミはできません。
ただこのターンオーバーサイクルは加齢とともに遅くなります。
これは皮膚の再生能力が低下するためであり、ターンオーバーが乱れてしまうと、メラニン色素が排出されずに表皮に留まってしまいます。

 

プラセンタには肌の新陳代謝やターンオーバーの乱れを正常に戻し、調整する作用があります。
これはプラセンタに含まれる成長因子(グロスファクター)の働きによるものです。

プラセンタは数種類のグロスファクターが含まれていますが、その中でも肌のターンオーバーに関与するのが「上皮細胞増殖因子(EGF)」です。
この上皮細胞増殖因子は、上皮細胞の細胞分裂、増殖を促進する作用があります。
上皮細胞が増殖するということは、新しい肌細胞に生まれ変わるということ。
つまり肌のターンオーバーを促進する働きがあるのです。

 

肌のターンオーバーが促進され、ターンオーバーサイクルが正常に戻ることで、シミができやすかった肌も若々しく生まれ変わります。
表皮に残ってしまったメラニン色素を積極的に排出されれば、シミを消したり、シミを薄くしたりするシミ改善効果が得られます。

 

<肌の奥深く真皮に残ったメラニン色素除去にもプラセンタは有効>

プラセンタは表皮のメラニン色素を除去するだけではありません。
肌の奥深く、真皮にまでこぼれ落ちたメラニン色素を除去する働きもあるので、なかなか落ちない頑固なシミを薄くできます。

真皮層に残ったメラニン色素は、表皮のメラニン色素と比べても除去しにくいと言われています。
プラセンタには血行促進作用があり、真皮の新陳代謝を促進する働きもあるので、真皮の働きを活性化させて、メラニン色素の排出を促していきます。

プラセンタはメラニン色素の排出はもちろんですが、他の色素に対しても美白効果があるので、透明感のある美白へと導いてくれますよ。

 

 

【プラセンタの美容効果その3.たるみ改善】

年齢を重ねた肌は、重力に耐え切れず少しずつたるみが目立ってきます。
頬まわりのお肉のたるみやほうれい線が気になる・・という方も多いでしょう。

たるみの原因は、肌のハリ・弾力を保つコラーゲン・エラスチンと呼ばれる弾力成分と、保湿成分であるヒアルロン酸が加齢に伴い減少するためです。
コラーゲンは真皮の70%を占めているタンパク質繊維で、真皮を支える柱の役割をしています。
このコラーゲン繊維を網目状にくっつける接着剤のような役割をしているのがエラスチンです。

エラスチンは強靭な強度があり、弾力性に優れています。
この網目状に張り巡らせたコラーゲンとエラスチンの隙間を水分を大量に含んだゼリー状のヒアルロン酸が満たすことによって、肌のハリや弾力は保たれているのです。

 

コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を生成しているのが、真皮層にある繊維芽細胞です。
繊維芽細胞は肌を若々しく保ち、美肌を維持するためには欠かせない重要な細胞になります。

繊維芽細胞は加齢による衰え、活性酸素や紫外線によるダメージによって、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成量は減少してしまいます。
そうすると、真皮は衰えてしまい、シワやたるみを引き起こしてしまうのです。

 

さらに体内で発生した活性酸素はコラーゲンを分解する酵素を活性化させる作用があります。
つまり活性酸素が増えてしまうと、コラーゲンの分解が促進されるため、肌のコラーゲン量が減少し、たるみにつながるのです。

 

この肌のたるみを改善してくれるのがプラセンタです。
プラセンタには肌のたるみを改善する作用として

・活性酸素を除去する(抗酸化作用)
・繊維芽細胞の増殖作用

があります。

それぞれの働きをまとめてみましょう。

 

<プラセンタの抗酸化作用>

活性酸素は肌のたるみ、しわ、シミなど肌老化を引き起こしてしまう厄介な成分です。
プラセンタにはミネラル類やビタミン類が多く含まれており、強力な抗酸化作用が期待できます。

 

活性酸素は肌の弾力に欠かせないコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を酸化させて、その働きを失わせてしまいます。
プラセンタの抗酸化作用によって、活性酸素を除去して、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の酸化を防いでくれます。

また活性酸素がコラーゲンを分解する酵素を活性化させる作用も抑制できるので、肌のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸量が減少せず、肌のハリ・つやを保つことができるのです。

 

<プラセンタの繊維芽細胞の増殖促進作用>

繊維芽細胞はコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸という肌のハリ・弾力には欠かせない成分を生成する大切な細胞です。
プラセンタはこの繊維芽細胞の増殖を促進させる作用があります。
その作用は、プラセンタに含まれる成長因子「繊維芽細胞増殖因子(FGF)」によって起こります。

繊維芽細胞増殖因子は繊維芽細胞の増殖を促進する作用があります。
繊維芽細胞が増殖するということは、繊維芽細胞が生成するコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成量も増加します。

コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸は肌の弾力を維持するためには欠かせません。
肌の弾力、ハリが保たれていれば、肌はたるみにくく、若々しい肌を保てるでしょう。

 

また繊維芽細胞が増殖して活性化することで、肌の新陳代謝も高まります。
新賃代謝が高まり、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸量が増えれば、肌の柔軟性も高まり、健康な肌になれいます。

繊維芽細胞増殖因子は成長因子(グロスファクター)の一種であり、プラセンタ特有の成分です。
成長因子は様々な細胞の増殖を促す、アンチエイジング効果の高い成分になります。

 

 

【プラセンタの美容効果その4.ニキビ跡の改善】

シミやシワ、たるみなどの肌老化とともに起こるお悩みの他に、ニキビ跡で悩んでいる人は非常に多いです。
ニキビ跡は年齢を問わず多くの世代の方が悩まれています。

皮脂分泌が盛んで、ホルモンバランスが安定しない思春期におこるニキビの他、ストレスや疲れ、生活習慣の乱れによっておこる大人ニキビの症状も起こります。

ニキビは過剰な皮脂分泌によって毛穴がふさがれ、アクネ菌などのニキビの原因となる細菌が増殖し、炎症を起こしてしまうため起こります。
このニキビの炎症がひどくなるとニキビ跡として色素沈着して、シミのように跡になってしまう場合があります。

ニキビ跡は、ニキビが治った後に残る色素沈着やクレーターのことであり、悪化したニキビの場合、ニキビ跡ができやすくなります。

ニキビ跡ができる原因は

・ひどい炎症が起きている
・自分でニキビをつぶしてしまう

の2つがあります。

それぞれ解説していきます。

 

<ニキビ跡ができる理由1.ひどい炎症が起きている>

ニキビがニキビ跡になってしまうのは、ひどいニキビの炎症が起きているからです。
ニキビの炎症がひどい場合、毛穴周辺のヒス組織が損傷し、傷痕として残ってしまいます。
ニキビの炎症が同じ場所に何度も繰り返しできてしまうと、真皮層の皮膚組織まで損傷してしまい、傷痕になってしまうのです。

 

<ニキビ跡ができる理由2.自分でニキビをつぶしてしまう>

ニキビ跡ができる理由として多いのが、無理やり自分でニキビをつぶしてしまうためです。

ニキビを自分の手でつぶすと、そこから細菌が皮膚組織の中に入ってしまい、炎症が悪化してしまいます。
ニキビの炎症がひどくなれば、ニキビ跡になりやすいですし、ニキビをつぶす時に周辺の皮膚も一緒に傷つけてしまっている可能性もあります。

 

次にニキビ跡の種類についてです。

ニキビ跡にはいくつかの種類があります。
それがこちらです。

・赤みのあるニキビ跡(ニキビの炎症で損傷してしまった毛穴の傷痕を治すために毛細血管が集結、拡張したため)
・色素沈着したニキビ跡(ニキビの炎症から皮膚組織を守るためにメラニン色素が過剰に発生し、色素沈着してしまっている)
・クレーター状のニキビ跡(ニキビの炎症が表皮だけではなく、真皮層にまで及んでいて、コラーゲン組織が損傷している

 

プラセンタで改善できるニキビ跡は上記の3つになります。
プラセンタにはシミを薄くする美白効果があるので、ニキビ跡にも効果を発揮してくれます。

プラセンタのニキビに対する効果は

・ターンオーバーの促進効果
・コラーゲン再生効果

です。それぞれまとめてみましょう。

 

<ターンオーバーの促進効果>

プラセンタで期待できる効果として有名なターンオーバーの促進。
肌細胞のターンオーバーサイクルを整えることで、新陳代謝を活性化させて、新しい肌細胞に生まれ変わります。
新しい肌細胞に生まれ変わると、肌表面の赤みや色素沈着は改善され、ニキビ跡は綺麗になくなります。

 

ターンオーバーの促進作用はプラセンタに含まれる成長因子「上皮細胞増殖促進因子(EGF)」によって起こります。
上皮細胞増殖因子は、上皮細胞の増殖を促進する作用があり、肌のターンオーバーを正常に整えてくれます。
ターンオーバーが正常になれば、ニキビ跡は数か月後には自然に消えてなくなるでしょう。

 

<コラーゲン再生効果>

コラーゲンは肌の弾力成分ですが、ニキビ跡にも有効です。
損傷が原因でできたクレーター状のニキビ跡をコラーゲンが修復して、目立たなくしてくれるのです。

このコラーゲン再生を促進してくれるのがプラセンタ。
プラセンタにはコラーゲン生成に必要不可欠な繊維芽細胞の増殖を促進する成長因子「繊維芽細胞増殖因子(FGF)」が含まれています。

 

この繊維芽細胞増殖因子は繊維芽細胞の増殖を促します。
繊維芽細胞は真皮層にある細胞であり、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の3つの美容成分を生成する働きがあります。

つまり繊維芽細胞が増殖すると、体内でのコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸生成量も増加。
増加したコラーゲンが、ニキビ跡を修復してクレーターを改善してくれるので、ニキビ跡に効果を発揮します。

ニキビ跡に長年悩んでいる人でも、今からでも遅くはありません。
プラセンタサプリでターンオーバーを整えて、目立つニキビ跡を薄くしていきたいですね。

 

 

【プラセンタの美容効果その5.乾燥を防ぐ(保湿効果)】

プラセンタの5つ目の美容効果は「保湿効果」です。
乾燥は美肌の大敵です。

肌の乾燥が進むと、シワができやすくなります。肌のたるみも進行するでしょう。
また肌のバリア機能が弱まるため、ニキビや吹き出物ができやすくなったり、炎症を引き起こしてしまうことも。

若々しい、健康な肌を維持するためには、乾燥は絶対にダメ!!
保湿を心がけることが重要です。

 

プラセンタには乾燥を防ぎ、肌に潤いを与える保湿効果があります。
プラセンタの乾燥を防ぐ作用は以下の通りです。

・繊維芽細胞増殖促進によるヒアルロン酸生成量アップ
・皮脂分泌を整え、肌のバリア機能を正常にする
・肌の潤いを保つ

それぞれ解説しましょう。

 

<繊維芽細胞増殖促進によるヒアルロン酸生成量アップ>

プラセンタに含まれる成長因子の1つである繊維芽細胞増殖因子(FGF)は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成を行う繊維芽細胞を増やす作用があります。

繊維芽細胞が増殖することで、真皮層で生成されるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の量は増加します。
ヒアルロン酸は保水力に優れており、ヒアルロン酸量が増えることで肌の潤いは保たれます。

 

<皮脂分泌を整え、肌のバリア機能を正常にする>

肌表面は、皮脂腺から分泌された皮脂によって皮脂膜が作られており、その皮脂膜によって外部からの刺激をシャットアウトしてガードしています。
またこの皮脂膜によって肌の水分が蒸発しないようにカバーされているのです。

皮脂分泌は乾燥を予防するためには欠かせません。しかし過剰分泌してしまうとニキビなどの肌トラブルを起こしてしまう可能性もあるので、皮脂分泌量を調整する必要があります。
プラセンタには皮脂の分泌量を整える働きがあり、肌のバリア機能を正常に保ってくれます。

 

<肌の潤いを保つ>

プラセンタには30種類以上のアミノ酸が含まれています。この中には体内では生成されない非必須アミノ酸も含まれています。
アミノ酸は角質細胞の中にある天然保湿成分(NMF)の主成分です。この天然保湿成分は、肌の潤いを保つ役割があります。
プラセンタに含まれるアミノ酸によって天然保湿成分の生成は促され、保湿力はアップします。

肌の潤いが保たれることで、しわやシミ、たるみ、ニキビなど様々な肌トラブルを回避できます。
プラセンタサプリで健康的な美肌に近づきたいですね。