プラセンタの美容への効果・効能・作用 まとめ10 後編

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美容成分として高い支持を得ている人気のプラセンタ。
プラセンタサプリであれば、高濃度のプラセンタを凝縮配合しているので毎日服用するだけでアンチエイジングケアができます。

前回はプラセンタの美容への効果・効能の前編として
1、シワ改善効果
2、シミ改善効果
3、たるみ改善効果
4、ニキビ跡の改善効果
5、乾燥を防ぐ(保湿効果)
をまとめていきました。

 

今回は前回に続いて後編です。
プラセンタの美容への効果・効能の残りの5つ(6~10)
6、目の下のクマの改善効果
7、くすみ改善効果
8、ほうれい線を薄くする
9、毛穴の開きを改善効果
10、ニキビなどの肌荒れを改善効果

こちらをまとめてみましょう。

 

 

目次

【プラセンタの美容効果その6.目の下のクマの改善効果】

目の下にクマができると、表情が暗く見えるのはもちろんですが、老けて見えたり、疲れて見えたりするので厄介。
メイクで隠しても、消しきれず顔色が悪く見えてしまう目の下のクマを何とかしたい!と悩んでいる女性は多いはず。

クマを見て、不健康そうと見られてしまうこともあるので、どうにか解消したいですね。

目の下にできるクマはただ寝不足だからできるというものではありません。

目の下にできるクマは大きく分けて
・青クマ
・黒クマ
・茶クマ
の3種類があり、それぞれ原因が異なります。

プラセンタはこの3つのクマ全てに効果を発揮してくれます。
3つのクマへのプラセンタの効果をまとめてみましょう。

 

<青クマへのプラセンタの効果とは?>

青クマは目の周りの血液循環が低下することが原因で起こるクマになります。
寝不足や、ストレス、疲労などが原因で、血行が悪くなり、クマができやすくなります。
やつれて見えたり、寝不足で疲れて見えるクマはこの青クマが多いです。

青クマを改善するためには、血液循環を良くしてあげることが重要です。
プラセンタは体全体の代謝(基礎代謝、新陳代謝)を高める働きがあり、血行促進効果も期待できます。
また血栓を予防する作用もあるので、血液循環がスムーズになり、目の下のクマ予防や、クマ解消に効果を発揮してくれますよ。

 

さらにプラセンタは、血行不良を引き起こすストレスや睡眠不足を解消する働きもあります。
プラセンタに含まれる成長因子の中でも神経細胞増殖促進因子(NGF)は、自律神経などの神経細胞を増殖させる働きがあります。
自律神経の交感神経と副交感神経の神経細胞が増えることによって自律神経バランスが調整されます。

自律神経バランスが整うことで、リラックスに必要な副交感神経の働きが活発になります。
副交感神経がきちんと働けば、ストレスをため込みにくくなり、睡眠の質を高めてくれます。
精神的な部分でも、リラックス効果が得られるプラセンタは、青クマ解消には欠かせません。

 

<黒クマへのプラセンタの効果とは?>

黒クマは、加齢による皮膚のたるみが原因で起こります。
加齢によって目の下の皮膚が薄くなり、真皮層内のコラーゲンが不足すると皮膚がたるんで影ができてしまいます。

肌のハリ、弾力に欠かせないコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は加齢とともにその生成量が減少してしまい、肌はたるみがちに…
黒クマを改善するためには肌のたるみを改善して、ハリ、ツヤのある肌を取り戻す必要があります。

プラセンタに含まれる成長因子の中でも繊維芽細胞増殖因子(FGF)は、繊維芽細胞の増殖を促進する作用があります。
この繊維芽細胞は真皮層にある細胞であり、弾力成分であるコラーゲン・エラスチン、保湿成分であるヒアルロン酸を生成する細胞です。

繊維芽細胞が増えることによって、真皮層で生成されるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸量は増えるので、肌のハリがよみがえるでしょう。
ハリ、ツヤのある肌になることで、たるみがちだった目の下の皮膚もピンと張るようになり、影ができにくくなるので黒クマが解消されますよ。

 

<茶クマへのプラセンタの効果とは?>

茶クマは紫外線や肌の摩擦によって受けたダメージによる色素沈着が原因でできます。
メラニン色素が角質層に蓄積して色素沈着したものが、クマのように見えるのです。

つまり茶クマを改善するには、シミや色素沈着を薄くすればよいのです。
プラセンタにはシミや色素沈着を薄くする美白効果が期待できますよ。

 

プラセンタの美白効果は、

・できてしまった色素沈着を薄くする作用
・色素沈着を起こさないように予防する作用

の2つの効果が期待できます。

まずできてしまった色素沈着に関しては、肌のターンオーバーを整えることでシミや色素沈着を薄くしていきます。

プラセンタに含まれる成長因子の中でも上皮細胞増殖促進因子(EGF)は、上皮細胞の増殖を促進する作用があります。
上皮細胞がたくさん細胞分裂を起こすことで、新しい皮膚へと生まれ変わり、肌のターンオーバーを促してくれるのです。

 

肌のターンオーバーサイクルは通常28日周期ですが、このターンオーバーサイクルは加齢とともに周期が遅くなったり、乱れたりします。
プラセンタは上皮細胞の増殖を促進することで、ターンオーバーを整えて、色素沈着の原因となっているメラニン色素をアカとして対外へ積極的に排出してくれます。
新しい上皮細胞は、色素沈着を起こしていないので、茶クマは綺麗に改善されるでしょう。

 

もう1つの作用として、プラセンタは色素沈着を起こさないように予防する効果があります。
プラセンタにはビタミンやミネラル類が豊富に含まれており、強力な抗酸化作用が期待できます。

 

抗酸化作用とは体内で発生した活性酸素を除去する作用のこと。
活性酸素は、肌を酸化させて、しわ、たるみ、しみ、くすみなどの肌老化を引き起こす原因となります。

活性酸素が発生すると、肌を守ろうとメラニン色素が過剰に生成されます。
この大量に生成されたメラニン色素を体外へ排出できずにそのまま蓄積してしまうと、色素沈着として残ってしまうのです。

 

プラセンタの抗酸化作用によって活性酸素の発生を抑えて、メラニン色素の過剰生成を予防することができます。
メラニン色素が生成されなければ色素沈着は起こりませんので、茶クマの予防にもつながります。

表皮にできてしまった色素沈着の場合は薄くなりやすいのですが、真皮層にできてしまった色素沈着はなかなか薄くなりません。
プラセンタで改善できる茶クマは表皮にできてしまった色素沈着の茶クマになります。
真皮層にできてしまった色素沈着の茶クマは、レーザー治療などの方が改善しやすいでしょう。

 

 

 

 

【プラセンタの美容効果その7.くすみ改善効果】

肌のくすみは加齢とともに起こる症状の一つ。
肌がくすむと透明感がなくなるので、若々しさが失われます。
また化粧ノリも悪くなり、老け込んだ印象を与えてしまうことも…

くすみは一般的に肌に潤いや透明感がなくなった状態で、肌が実際よりも暗く見えてしまうことをいいます。
肌のくすみは、大きく分けると

・血行不良によるくすみ
・乾燥によるくすみ
・黄色っぽくなるくすみ

の3つがあります。

まずはそれぞれのくすみのタイプとその原因をまとめていきます。

 

<血行不良によるくすみ>

血行が悪くなると、肌が青黒くなり、肌全体が暗く見えてしまいます。
血行不良によるくすみは、不健康で疲労がたまっているような印象を周囲に与えてしまうでしょう。
日常生活における疲れやストレス、睡眠不足、体の冷えなどが原因で、体の巡りが悪くなると血液循環が滞ります。
血行が悪くなると、肌の血色感は失われ、全体的に暗く見えてしまうのです。

 

<乾燥によるくすみ>

乾燥によるくすみは、肌が潤いを失い、カサついた状態で、暗くくすんで見えます。
肌表面にツヤや潤いがなくなると、肌は暗い印象に変化してしまうのです。

肌の潤いが不足してしまうと、ツヤやハリはすぐに失われてしまいます。
水分が減っている肌質はくすんだように見えることがあります。

 

<黄色っぽくなるくすみ>

肌が黄色っくくすんで見えるのは

・糖化
・カルボニル化

の2つの原因があります。

糖化とは、糖とタンパク質が結びつくことによって、黄色くくすんで見えること。
糖質の過剰摂取や、ストレス、加齢、喫煙、紫外線などが原因で起こります。

カルボニル化は、脂肪の分化異物とタンパク質が結びつくことによって、黄色くくすんで見えること。
脂質の過剰摂取、ストレス、加齢、喫煙などが原因で起こります。

プラセンタは

・血行不良によるくすみ
・乾燥によるくすみ
・黄色っぽくなるくすみ

3つ全てのくすみに対して効果を発揮してくれます。

早速まとめてみましょう。

 

<血行不良によるくすみに対するプラセンタの効果>

血行不良になると、代謝が低下して老廃物が体内にたまりやすくなってしまいます。
肌細胞のターンオーバーも乱れて、古い細胞が角質層にたまりやすくなってしまいます。
すると、肌のキメが荒くなりごわつきが出てしまったり、肌のくすみがひどくなったりします。

この状態を改善してくれるのがプラセンタです。
プラセンタには、血行促進作用があるので、血液循環を良くすることで代謝がスムーズに行われます。

基礎代謝、新陳代謝が活発になると、肌のターンオーバーも正常になり、古い角質が剥がれ落ち、新しい細胞へと生まれ変わります。
新しい肌細胞は、キメが細かく、透明感があるので肌のくすみはなくなるでしょう。

 

プラセンタに含まれる成長因子の中でも上皮細胞増殖促進因子(EGF)は、上皮細胞の増殖を促進します。
上皮細胞が増殖することで、肌のターンオーバーは促され、新しい細胞をどんどん生み出そうとしてくれます。
古い角質が肌表面に留まらずに排出されれば、くすみ知らずのきめ細かい透明肌を手に入れられますよ。

 

またプラセンタによって血行促進されると、血液が全身に行き届きやすくなります。
血液は全身の細胞に栄養、酸素を運ぶ役割をしており、健康的な肌を作るために必要な栄養素もしっかりと届けられ、くすみが解消されるでしょう。

 

<乾燥によるくすみに対するプラセンタの効果>

乾燥によるくすみは、肌に潤いを与えてあげることによって改善します。
プラセンタには肌の乾燥を防ぎ、潤いを保つ保湿効果があります。

プラセンタにはタンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルなどの5大栄養素の他、豊富なアミノ酸が含まれています。
プラセンタに含まれるアミノ酸は30種類以上にもおよび、非必須アミノ酸、必須アミノ酸ともにバランスよく配合されています。

 

このアミノ酸は角質層にある天然保湿因子の主成分になります。
天然保湿因子は肌の潤いを保つ成分であり、アミノ酸で作られています。
プラセンタで良質なアミノ酸を積極的に摂取すれば、肌の潤いに欠かせない天然保湿因子を増やすことにつながります。

 

さらにプラセンタには保湿成分として有名なヒアルロン酸の生成量を増やす作用もあります。
プラセンタに含まれる成長因子の中でも繊維芽細胞増殖促進因子(FGF)は、繊維芽細胞の増殖を促します。

この繊維芽細胞は、コラーゲン・エラスチンなどの肌のハリに欠かせない弾力成分と、潤いを保つために欠かせない保湿成分ヒアルロン酸を生成する細胞になります。
繊維芽細胞が増えることによって、体内で生成されるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸量は増加するので、保湿効果が高まります。

 

肌の乾燥を防ぎ、潤いを取り戻せれば、乾燥によって起こるくすみは改善されます。
また保湿された肌は、透明感があり、刺激に対しても強いので健康的な肌を手に入れることができるでしょう。

 

<黄色っぽくなるくすみに対するプラセンタの効果>

黄色っぽくなるくすみは、紫外線やストレス、脂質・糖質の過剰摂取が原因で起こります。
基本的には脂質や糖質の取りすぎに気を付け、食生活を見直しすることが、一番効果的です。

またビタミンを積極的に摂取するのも黄色っぽくなるくすみにはおすすめ。
プラセンタにはビタミンB群、C、Eなど豊富なビタミン類、ミネラル類が含有しているので、ビタミン補給にもおすすめです。

 

さらにプラセンタには自律神経やホルモンバランスを整える働きがあります。
乱れがちな自律神経やホルモンバランスを整えることで、ストレスを感じにくくなり、心にゆとりのあるリラックスした状態を維持できるようになります。

 

 

 

【プラセンタの美容効果その8.ほうれい線を薄くする】

年を重ねると目立ってきてしまう肌の老化現象として「ほうれい線」があります。

ほうれい線が目立ち始めると、急激に老け込んだ印象を与えてしまうので、何とかしたい…とお悩みの方は多いでしょう。
頬の肉がたれさがり気味でシワが深くなると、シミやくすみとは違いメイクでは簡単に隠すことができません。

 

ほうれい線ができる原因は

・加齢によるたるみ
・乾燥
・喫煙
・生活習慣の乱れ
・ストレス

があります。

 

<加齢によるたるみ>

ほうれい線ができる大きな原因の1つ。
加齢に伴い頬の筋肉が衰えると、ほうれい線が目立ちやすくなります。
また肌の土台となっている、真皮層のハリ・弾力が失われるとたるみの原因となり、ほうれい線が目立ちます。

 

<乾燥によってできるほうれい線に対するプラセンタの効果>

肌の乾燥がひどくなると、よく動かす目元、口元には大きなシワができやすくなります。
このシワが皮膚の深い部分にまで溝を作ってしまうと、ほうれい線として目立つようになります。
乾燥によるほうれい線は、年齢、肌質タイプに関係なく、誰にでも起こります。

 

<喫煙>

喫煙すると、体内ではコラーゲン生成に必要不可欠なビタミンCが破壊されてしまいます。
するとコラーゲン不足の状態になり、肌のハリ、ツヤが失われ、たるみがちになり、ほうれい線も目立つでしょう。

また喫煙によって血管は急激に収縮するため、酸素の供給が滞ります。
酸素がうまく届かないと代謝が悪くなり、体内の老廃物が排出されにくくなります。
老廃物が蓄積しターンオーバーが低下すると、ほうれい線は目立ち、肌老化が進行します。

 

<生活習慣の乱れ>

睡眠不足はほうれい線の大敵です。
寝ている間に分泌される成長ホルモンは、肌が受けたダメージを修復する作用があります。
この成長ホルモンの分泌が減少すると肌のダメージは修復されずほうれい線などの老化が進みます。

 

また食生活の乱れもほうれい線の敵となります。
野菜を食べない不規則で乱れた食生活を続けていると、ビタミン不足、栄養不足の状態になります。
すると肌荒れや乾燥をまねき、ほうれい線もできやすくなります。
さらにやわらかいものばかり食べて、顎を使わないと頬の筋肉が音江おr、ほうれい線が深くなってしまうことも…

 

<ストレス>

ストレスにさらされると、ホルモンや自律神経のバランスが崩れます。
すると交感神経が優位の状態が続き、血管が収縮して、血行不良の状態が続きます。
血行が悪くなると、老廃物がたまりやすくなり、ほうれい線ができやすくなってしまうのです。

プラセンタはこれらの原因によっておこるほうれい線を改善する効果があります。
さっそくまとめてみましょう。

 

<加齢によってできるほうれい線に対するプラセンタの効果>

加齢による真皮の衰えによってたるむとほうれい線は目立ちやすくなります。

プラセンタに含まれる成長因子の繊維芽細胞増殖因子(FGF)は、繊維芽細胞を増殖する作用があります。
繊維芽細胞は真皮層にある細胞であり、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など肌のハリ、弾力、潤いを保つための美容成分を生成する重要な役割があります。

この繊維芽細胞を増やすことで、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸生成量が増え、真皮の衰えを改善していきます。
新しい細胞を増殖させるプラセンタの作用によって、若々しい肌を取り戻し、ほうれい線を目立たなくしてくれます。

 

<乾燥によってできるほうれい線に対するプラセンタの効果>

肌の乾燥によっておこるほうれい線は、乾燥を防ぐことによって改善できます。
プラセンタには、潤い成分である天然保湿因子の主成分のアミノ酸が豊富に含まれています。

プラセンタに含まれるアミノ酸は30種類以上にもおよび、特にシープ由来のプラセンタはヒトのアミノ酸組成に非常によく似ています。
アミノ酸組成が似ているので、サプリメントで服用した場合も、体内に吸収、浸透されやすくより高い効果を実感できるでしょう。

 

またプラセンタに含まれる成長因子の繊維芽細胞増殖因子(FGF)は、保湿成分であるヒアルロン酸の生成に関与する繊維芽細胞の増殖を促進します。
プラセンタを摂取することで、肌で失われつつあった保湿成分ヒアルロン酸が増えるので、肌の乾燥を防ぎ、ほうれい線を目立たなくしてくれますよ。

 

<喫煙によってできるほうれい線に対するプラセンタの効果>

喫煙すると血管が収縮され、酸素共有が滞ってしまいます。
プラセンタには血行促進作用があり、血液循環をスムーズにすることで、ヘモグロビンによる酸素の供給も促されます。
酸素が各細胞に届けられれば、代謝も活性化し、老化しにくくなります。

また喫煙によるビタミンC不足もプラセンタを摂取することでビタミン補給できます。プラセンタにはビタミンCやビタミンEなど豊富なビタミン類、ミネラル類が含まれており、手軽に栄養摂取が可能になっています。

 

さらにプラセンタに含まれる成長因子の上皮細胞増殖促進因子(EGF)は、上皮細胞を増殖させる働きがあります。
新陳代謝、基礎代謝を活発にして、肌のターンオーバーサイクルを整えてくれるので、若々しい肌を維持できます。

 

<生活習慣の乱れによってできるほうれい線に対するプラセンタの効果>

食生活の乱れでビタミンや栄養不足になってできるほうれい線はプラセンタで解消できます。

プラセンタにはビタミンだけではなく、ミネラル、タンパク質、脂質、糖質の5大栄養素の他、酵素、核酸、アミノ酸、成長因子などたくさんの栄養素がバランスよく含まれています。
プラセンタで栄養をしっかりと補うことができるでしょう。

 

また睡眠不足によるほうれい線に関してもプラセンタはアプローチできます。
プラセンタに含まれる成長因子の神経細胞増殖促進因子(NGF)は、神経細胞を増殖する働きがあります。

神経細胞を増殖させることで、自律神経の交感神経、副交感神経の働きがスムーズになり、自律神経のバランスが調整されます。
自律神経のバランスが整うことで、リラックスした状態を維持でき、良質な睡眠を確保しやすくなります。
良質な睡眠が取れれば、成長ホルモンも分泌しやすくなりますし、プラセンタにはホルモンバランスを整える作用も期待できます。

 

<ストレスによってできるほうれい線に対するプラセンタの効果>

ストレスによってできるほうれい線は、ストレスを解消することによって改善できます。
プラセンタは先ほどお話しした通り、自律神経やホルモンバランスを調整する働きがあります。

自律神経バランスが整うことで、副交感神経が働き、イライラしにくくなり、リラックスした状態を維持できます。
ストレスを感じにくくなれば、睡眠もとりやすくなりますし、交感神経が優位な状態が続くこともありません。
血管収縮も改善されますし、プラセンタによる血行促進作用も期待できるので、ほうれい線が目立ちにくくなるでしょう。

 

 

 

【プラセンタの美容効果その9.毛穴の開きを改善効果】

メイクをしてもカバーしきれない毛穴の開きが気になってしまうという人は多いでしょう。
毛穴が開いてしまう理由は

・過剰な皮脂分泌
・ニキビ痕
・加齢によるたるみ

などがあります。

皮脂が可能に分泌されると毛穴は広がりやすくなります。さらに、毛穴や皮膚表面にたまっている汚れや角質などが皮脂と混ざり酸化すると、毛穴が黒ずんで見えることもあるのです。

また加齢によるたるみも毛穴の開きの原因になります。コラーゲンやエラスチンの減少によって肌のハリが失われると、毛穴が広がりやすくなります。
ニキビができた痕も毛穴が開いたままの状態になっているので、肌が乾燥しやすいです。肌が乾燥すると必要以上に皮脂分泌が起こり、毛穴がつまり開いてしまいます。

 

毛穴の開きにはいくつかの種類があります。
それがこちらです。

・汚れつまり毛穴
・たるみ毛穴
・ニキビ毛穴
・帯状毛穴

これらの毛穴の開きを改善してくれるのが、人気美容成分でもあるプラセンタです。
毛穴の開きを改善するプラセンタの効果についてまとめてみましょう。

 

<汚れつまり毛穴に対するプラセンタの効果>

汚れつまり毛穴は、毛穴の黒ずみが目立ちます。
洗顔のしすぎや保湿不足で、肌が乾燥して、皮脂が過剰に分泌するために起こります。。

プラセンタには乾燥を防ぎ、保湿を高める効果があります。
保湿成分である天然保湿因子の主成分であるアミノ酸を豊富に含むプラセンタを摂取すれば、天然保湿因子量が増えます。

 

またプラセンタに含まれる成長因子の1つである繊維芽細胞増殖促進因子(FGF)は保湿成分であるヒアルロン酸を生成する繊維芽細胞の増殖を促します。
繊維芽細胞が増殖することで、生成されるヒアルロン酸量も増加。肌に潤いを与えて乾燥を予防します。
肌の潤いが保たれると、皮脂が過剰に分泌されることもなくなるので、毛穴の開きが改善されます。

 

また皮脂の過剰分泌は男性ホルモンによって引き起こされます。
プラセンタはホルモンバランスを調整する働きもあるので、皮脂分泌のコントロールも可能です。
皮脂分泌が正常に行われれば、毛穴つまりや黒ずみも解消されます。

 

<たるみ毛穴に対するプラセンタの効果>

たるみ毛穴は毛穴が縦長の楕円形上に広がって見えるのが特徴。
加齢とともに肌のコラーゲンやエラスチンなどの弾力成分が減少し、保湿が低下することによって肌がたるみ、毛穴が開いてしまいます。
このたるみ毛穴は、肌のたるみが改善されれば毛穴の開きも引き締まります。

 

プラセンタは真皮層に繊維状に張り巡らされたコラーゲンやエラスチン量を増やす作用が期待できます。
プラセンタに含まれる繊維芽細胞増殖因子(FGF)と呼ばれる成長因子は、コラーゲン・エラスチンを生成する繊維芽細胞の増殖を促進します。
繊維芽細胞が増えることによって、コラーゲン・エラスチンの生成量もアップするので、肌のハリ、弾力が蘇ってきます。

 

またプラセンタには保湿効果もあるので、ハリと潤いを保ち、肌のたるみを改善できれば、たるみ毛穴はすぐに解消されるでしょう。

 

<ニキビ毛穴に対するプラセンタの効果>

ニキビ毛穴は毛穴にニキビがいくつもできているのが特徴です。
皮脂分泌が過剰になっていたり、生理前でホルモンバランスが崩れていたり、新陳代謝が低下している時に起こりやすいです。
毛穴に古い角質や皮脂、汚れが溜まり、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖してしまうために起こります。

 

ニキビ毛穴は角質のつまりを改善し、保湿を行い、ホルモンバランスを整えることで解消されます。
プラセンタに含まれる成長因子の神経細胞増殖促進因子(NGF)は神経細胞の増殖を促します。

その作用によって、自律神経やホルモンバランスが整い、生理前などに乱れがちなホルモンバランスを正常に戻してくれます。
ホルモンバランスの乱れによってできていたニキビを改善できれば、ニキビ毛穴は解消されます。

 

またプラセンタには保湿効果もあり、新陳代謝、基礎代謝を向上させて肌のターンオーバーを促進する作用も期待できます
ニキビのできにくい健康的な肌へと導き、ニキビ毛穴を解消してくれます。

 

<帯状毛穴に対するプラセンタの効果>

帯状毛穴は、たるみ毛穴が進行して、開いた毛穴が連結してシワのような状態になっている毛穴の開きを言います。
たるみ毛穴と同じく、帯状毛穴も乾燥が原因となっています。
プラセンタは乾燥を防ぎ、保湿効果が得られるのでたるみ毛穴と同様、帯状毛穴にも効果があります。

 

 

【プラセンタの美容効果その10.ニキビなどの肌荒れを改善効果】

プラセンタの美容効果10個目は、ニキビや吹き出物などの肌荒れ改善効果です。
ニキビや吹き出物ができると、一気にテンションが下がります。
メイクでも隠し切れない炎症のひどいニキビなどの肌荒れの場合、最悪ニキビ跡として残ってしまうという危険性もあります。

 

ニキビは思春期特有のものと考える人がいますが、近年増えているのが大人ニキビ。
大人ニキビとは思春期にできるニキビとは違い、ストレスや生活習慣の乱れなどが原因で、繰り返しできるニキビのことを言います。
大人ニキビは顎や、頬、首などフェイスラインにできやすいという特徴があります。

 

大人ニキビができる原因には

・不規則な生活
・睡眠不足
・食生活の乱れ
・疲労
・ストレス
・肌の乾燥

などがあります。

またホルモンバランスの崩れも大人ニキビを引き起こす原因です。
特に生理前などはホルモンバランスが崩れ、ニキビなど肌荒れがひどくなるといる女性が多いです。
これは生理前症候群(PMS)の症状の1つになります。

 

乾燥によって肌のバリア機能の低下もニキビの要因になります。
また古い角質が、肌の表面に剥がれ落ちずにそのまま残り、分厚くなってしまうと毛穴つまりを起こしやすくなり、ニキビができてしまうこともあります。

プラセンタには成長因子が豊富に含まれており、新陳代謝、基礎代謝を活性化させる働きがあります。
肌細胞のターンオーバーが促進されることで、古い角質が剥がれ落ちやすくなり、毛穴つまりを解消してくれます。

 

またプラセンタには天然保湿因子の主成分のアミノ酸が多く含まれており、保湿成分であるヒアルロン酸の生成を促進する働きもあります。
皮脂分泌の調整にも働くので過剰な皮脂分泌も抑制してくれます。
肌の乾燥を防ぎ、皮脂分泌を調整することで、肌のバリア機能を高め、大人ニキビができにくい環境を整えてくれます。

 

プラセンタの働きはそれだけではありません。

プラセンタにはホルモンバランスを整える作用もあります。神経細胞増殖促進因子(NGF)の働きによって、自律神経や性ホルモンのバランスを調整します。
ホルモンバランスの乱れによってできていたニキビはすぐに改善されます。
プラセンタは生理前症候群(PMS)の治療としても用いられており、生理前症候群によってできる大人ニキビへの効果は非常に高いです。

 

さらにもう1つ忘れてはいけないのがプラセンタの「抗炎症作用」です。
プラセンタには炎症を抑える抗炎症作用があり、ダメージを受けた細胞を修復する働きがあります。
抗炎症作用があるプラセンタを摂取することで、ニキビの炎症を抑えて、ニキビの悪化を防ぎます。

プラセンタはニキビや吹き出物などの肌荒れに関しても効果を発揮してくれますよ。