花粉症の人はガンになりにくい?!アレルギーとガンの関係性とは?

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アトピー性皮膚炎や花粉症などアレルギー疾患でお悩みの方は多いでしょう。

特に花粉症は日本人の国民病とも言われるほど、患者数が多いです。

 

実はこの花粉症などアレルギー症状のある人は、ガンになりにくいというお話をご存知ですか?

アレルギーとガンと聞くと、一見なんの関係性もないように思いますが、実は関係があったのです。
ここではガンとアレルギーの関係性についてまとめてみましょう。

 

【花粉症の人はガンになりにくい?】

日本人の多くの人を悩ます花粉症。現在日本人の25%もの人が花粉症であるといわれています。

では花粉症とはどのような病気なのでしょうか?花粉症はスギ、ヒノキなどの植物の花粉が原因となって、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす病気です。

 

花粉は1月末〜4月頃に飛ぶので、その時期にだけアレルギー症状が起こります。

そのため、季節性アレルギー性鼻炎と呼ばれることもあるでしょう。
花粉症のアレルギー性鼻炎を季節アレルギー性鼻炎と呼びますが、その他に季節とは関係なく通年を通して起こる通年性アレルギー鼻炎もあります。

 

花粉症の原因となる花粉は、日本においては約60種類はあるといわれています。スギ、ヒノキなどが有名ですが、そのほかにもブタクサ、シラカンバ、オオアワガエリなどもあるでしょう。

花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの鼻の三大症状と、目の症状(涙、かゆみ、充血)を伴う場合もあります。
そのほか、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽさなどの症状もあるでしょう。

 

一方、通年性アレルギー性鼻炎は、アレルゲンが1年中あるので、季節を問わずにアレルギー性鼻炎の症状に悩まされます。

主なアレルゲンとしては、ダニ、ハウスダスト、昆虫、ペットの毛などです。この通年性アレルギー性鼻炎の方は、喘息やアトピー性皮膚炎などを合併することもあるでしょう。

 

つらい症状でどうにかしたい!と感じている人も多い花粉症ですが、実はその花粉症などのアレルギー患者さんは病気になりにくい、特にガンになりにくいという研究結果が数多く報告されているのです。

 

2015年12月にスペインの国立ガン研究センターが発表した内容によると、喘息患者が膵臓ガンにかかるリスクを調査したところ、膵臓ガン患者1267人と健康な人1024人では、喘息の人が膵臓ガンにかかるリスクが、喘息のない人に比べて36%も低いことが分かりました。

特に17年以上、長期間喘息を患っている患者さんにおいては、ガン発症率が健康な人に比べて61%も低くなっています。

 

また2015年4月にはアメリカのカリフォルニア大学チームでも興味深い研究結果が報告されています。
アトピー性皮膚炎などアレルギー体質の人は、アレルギー体質がない人に比べて、大腸ガンを発症するリスクが14%低いという結果が出ているのです。

 

さらに2015年9月には東京大学の研究チームが、全てのガン死亡リスクと花粉症の関係性を調べた報告を発表。

群馬県内の40〜69歳の男女8796年を追跡し、ガンを含む膳疾患の死亡リスクと花粉症の関連性を調べました。
すると、花粉症の人は全疾患の死亡リスクが、43%も低く、ガンにおいては52%も低かったのです。

 

これらの研究結果からもわかるように、アレルギー体質の人はガンになりにくいことが分かります。

ただ全てのガンに対してそうか?というとそうではありません。
アレルギー体質の人でも、予防効果が期待できないガンもあります。

 

肺ガン、乳ガン、膀胱ガンなどは、アレルギーのない人とアレルギーのある人では発症頻度に違いは見られません。
またアレルギー体質の内容にも差があります。
アレルギー体質と一言でいっても色々なタイプがあり、アトピー性皮膚炎の人もいれば、花粉症の人もいます。

 

ニッケルなどの金属や化学物質に触れると発作が出る接触性アレルギー疾患の人は、アトピー体質や花粉症体質の人など他のアレルギーの人に比べて、ガンの発症率が極めて低いです。
特に、皮膚ガンのリスクを抑えることができるでしょう。

 

【なぜアレルギー体質の人は、ガンになりにくいの?そのメカニズムとは?】

花粉症などのアレルギー体質の人がガンになりにくいのはお分かりいただけたでしょうか?

ではなぜ花粉症などのアレルギー症状の人は、ガンになりにくいのでしょう。
実は、アレルギー体質の人が、どうしてガン発症率が低くなるのか、詳しいメカニズムについてはいまだほとんどわかっていない現状です。

 

東京大学での調査においては、高齢者が花粉症などのアレルギー疾患を持っている場合、免疫機能が活発になる傾向があると発表しています。
その免疫機能の活性化こそが、特定のガンによる死亡率を防いでいるのかもしれません。

 

1つの細胞が、ガン化してしまうと、通常であれば人間に備わっている免疫システムが働き、すぐに異物であるガン細胞を見つけて、攻撃、破壊します。
しかし免疫機能が弱まっていると、ガン細胞が免疫システムの監視網をすり抜けてしまうのです。

また免疫機能の低下は、ガン細胞の増殖を促し、増殖して固まったガン細胞は悪性腫瘍となり、ガンを発症してしまうでしょう。

 

花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患では、免疫システム過敏に働き、花粉などのアレルゲン=異物を過剰に攻撃することで起こります。
免疫システムがマメに働きすぎるとため、アレルギー症状が起こるのです。
そのため、ガン細胞が増殖する前に、こまめに発見して撃退するのでガンになりにくくなると考えられています。

花粉症の症状はつらいですが、ガンになりにくくなるというのは大きなメリットかもしれません。

 

【ガンとアレルギーは同じ原因で起こる!?】

ガンとアレルギー症状など何も関係ないとイメージしがちです。

もちろんそれぞれ性質は異なりますが、2つ疾患の発症メカニズムはどちらも「免疫システムの不調」が大きく影響しているのです。
それぞれの発生メカニズムをまとめてみましょう。

 

<ガンの発生メカニズム>

ガンは細胞のミスコピーが原因で起こります。

私達、人間の体は、常に細胞が新陳代謝を行い、新しい細胞に生まれ変わっています。
皮膚などを見ればわかりますが、次々に新しい細胞が生まれて、表皮は垢となって、体外へ排出されます。
新しい細胞を作る時には、遺伝子情報に基づいて作られますが、この遺伝子コピーの段階で、ミスコピーされたものがガン細胞になるのです。

 

人間の体は60兆個あり、その細胞の中で1日あたり1000〜2000個の細胞がミスコピーとして作られています。

これらのミスコピーされた細胞は、自分の免疫システムが見つけると異物として判断され、そのまま攻撃、排除されるのです。
つまり免疫システムがあれば、ミスコピーは1つ残らず、全て消去されるということ。

 

しかし、ミスコピーが1つでも体内に残ってしまうと、そこから2倍、4倍、8倍と増えていきます。
大きさにすると1cm、細胞の数にして10億個ほどになると、ガンとして発見されるでしょう。
ガンは自己免疫力が低下して、自分の免疫システムきちんと機能しなくなると、ミスコピーしたガン細胞を発見、攻撃できれなくなるため発生するのです。

 

<アレルギーの発生メカニズム>

ガンは免疫機能が低下するとガン細胞が増殖してガンが発生しますが、アレルギー症状は免疫機能が過敏な状態になると起こります。

アトピー性皮膚炎であれば、免疫システムが本来は攻撃する必要のない、自分の皮膚を攻撃することによって痒み、赤み、ただれなどを引き起こしてしまうのです。

 

花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状は自己免疫疾患と呼ばれるものであり、自分の免疫システムが自分自身を攻撃してしまって機能低下を起こしてしまうのが主なメカニズムとなります。
なぜ、自分の細胞を異物として攻撃してしまうのか?は完全には解明されていないため、花粉症などの自己免疫疾患は治療が難しい場合もあるでしょう。

 

2つの発生メカニズムを比較すると、ガンは免疫機能の低下、アレルギー疾患は免疫機能の過剰が原因で起こっています。
つまり、どちらも免疫機能がきちんと行われておらず不調になっているのです。

 

【免疫システムを調節しよう】

ガンや花粉症などのアレルギー疾患になる原因が、免疫システムの不調であることが分かりましたね。

つまり、ガンや花粉症にならないようにするためには、免疫システムを調整して、きちんと免疫機能が働くようにしてあげることが大切なんです。
免疫システムが弱まってしまうと、ミスコピーでできてしまったガン細胞は見逃されて、体内で急激なスピードで増殖していきます。

 

逆に、免疫システムが過敏になりすぎると、自分の正常な細胞を攻撃してしまい、アレルギー症状は自己免疫疾患を発症してしまうというわけ。
免疫システムは働きすぎてもダメですし、働かなさすぎてもダメということです。

 

免疫システムを適切な強さで調整することができれば、ガン予防、アレルギー予防につながるでしょう。
免疫システムの調整スイッチはいまだにはっきりとわかっていませんが、近年の研究結果にでは小腸のパイエル板と呼ばれるリンパ組織が関係しているのでは?とも報告されています。

 

【免疫システムを調整するには?!】

では免疫システムを調整するにはどうすればよいのでしょうか?

免疫システムを働かせるために重要な臓器と言えば腸内です。

 

腸内環境を整えてあげることができれば、免疫力は強化されるでしょう。
腸内環境を整えるためにおすすめしたいのがサプリメントです。

ブリリアントでは、腸内環境を改善するサプリメントをたくさん取り揃えていますよ。

 

ライフスペースのブロードスペクトラムプロバイオティクスは、有益な善玉菌を15種類も含んだプレミアムはなプロバイオティクスサプリになります。

1カプセルに32億個もの善玉菌が配合されているので、腸内環境を整えてくれるでしょう。

善玉菌を腸内にたくさん取り入れることで、健康な腸内細菌をサポートしてます。
腸内環境が整い、善玉菌が優位な状態になれば、健康な免疫システムを手に入れることができるでしょう。

 

ライフスぺースはオーストラリアでNo1のプロバイオティクスサプリとして有名であり、スーパードライテクノロジーと呼ばれる新世代の技術を用いて作られているので、カプセル内で善玉菌が長期間生存したまま保存が可能です。

有益な善玉菌が3ヶ月も生存したまま保持されているので、腸内へ生きたままの善玉菌を届けることができるでしょう。

 

 

 

 

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プロポリスはミツバチが巣をカビやバクテリアなどの外部の敵から保護するのに使われますが、体内の抗菌力を高めて、免疫力アップにつながります。
プロポリスサプリは、花粉症などのアレルギー体質でお悩みの方にもぴったりで、腸内環境を整えて免疫力を高めてくれるでしょう。

 

 

 

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スクワレンには細胞の免疫を引き出し、ガン細胞を発見するマクロファージや、ガン細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞などの免疫細胞の活性化を促進してくれますよ。

 

ブリリアントでは手軽に摂取できる免疫力アップのためのサプリメントはたくさん揃えています。

健康な体を維持するためには、腸内環境を整えて、免疫機能を調整することは欠かせません。

 

日々の生活の中で、バランスの取れた食生活、十分な睡眠、ストレスをためないことなども、免疫力アップには必要です。
サプリメントを上手くとりいればながら、健康な体になっていきたいですね。