チョコレートが便秘に効くって本当!?腸活&ダイエットの味方「カカオプロテイン」が凄い!!

ミスターパートナー12月号に掲載されました!ゆるナチュ生活のmoca様も!
2018年12月3日
お口の健康が腸の健康にも繋がる!虫歯や歯周病を予防して美腸を保とう
2018年12月4日
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2018年12月4日

前回は、“口内環境と腸内環境の関係性”についてご説明しました。

お口の健康が腸の健康、そして全身の健康に繋がることが理解していただけたかと思います。

 

 

さて、話は腸活に戻ります。

突然ですが、皆さんはチョコレートってお好きですか?
チョコレートといえば、「虫歯になりやすい」「ダイエットの敵!」のようなイメージを抱く人も多いでしょう。

しかし、実際はイメージとかけ離れているんです。
チョコレートが虫歯を発生させるわけでもなければ肥満の原因になりやすいわけでもありません。

むしろ、上手く活用すれば、便秘を解消してくれる“ダイエットのサポーター”になってくれるんです!!

 

チョコレートのカカオで便通が改善されるのは食物繊維に似ているから!

さまざまな研究から、チョコレート=虫歯という図式が成り立たないことが立証されてきています。

例えば……

・虫歯の原因はチョコレートではなく間食することにある
・チョコレートよりもトフィー(キャンディ菓子)の方が虫歯になりやすい

「歯医者が嫌いだから……」という理由で食べないのはもったいない!

特に、便秘で悩んでいる方は積極的に摂ることをオススメします。

 

食物繊維に似たレジスタントプロテイン

チョコレートの原料として知られるカカオには、「レジスタントプロテイン」と呼ばれるタンパク質が含まれています。
難消化性タンパク質とも呼ばれていますね。

レジスタントプロテインは胃液など体内の消化液で消化されにくいという性質を持っています。
そのため、小腸では消化吸収されず大腸に直接届けられます。
その結果、食物繊維と似たような機能を果たしてくれるのです。

 

しかも、脂肪を吸着して体外に排出するため、コレステロールや中性脂肪を減らし、肥満を抑制する作用も期待できます。

それだけでなく、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌の繁殖を抑制する効果もあるため、腸内環境を良好にしてくれます。

レジスタントプロテインには便の水分量を増加する作用もあるんだとか。
便秘を解消することができると考えられているのはこのためです。

 

ある研究によると、乳酸菌をチョコレートで包むことで生存率を100倍以上まで高められるということが判明したといいます。
腸活においてチョコレートが注目されているのも納得です!

 

高カカオのチョコレートが腸活に役立つ

チョコレートのレジスタントプロテインは「カカオプロテイン」とも呼ばれます。

カカオプロテインが腸内環境改善や便秘解消に効果があることは、さまざまな研究調査から明らかになっています。

 

排便回数と便色、便量が改善

チョコレートの販売会社と大学が共同で行った研究によると、ホワイトチョコレートよりも高カカオチョコレートの方が便秘解消に効果があったことが判明しています。

試験の対象になったのは20〜50歳の便秘ぎみの女性。
カカオ72%のチョコレートとホワイトチョコレートの2グループに分け、2週間にわたり摂取を続けたところ、前者のグループの方が排便に高い効果が見られたといいます。

カカオグループの結果をまとめると以下になります。

・排便回数が摂取2週間で2.8回から4.9回に増加
・摂取2週間で便色が改善
・摂取2週間で便量が2倍以上に増加
・腸内フローラに良い変化がみられた
・体重の変化はなかった

 

ビフィズス菌の数を増やし悪玉菌を減らす

あるお菓子メーカーでは、カカオ70%のチョコレートを用いた実験が行われました。

高カカオを含有した培養液と含有していない培養液に、それぞれ「BB536」と呼ばれるビフィズス菌を入れるという内容。

 

その結果、前者では「BB536」の数が8時間後に29倍も増加したことが分かりました。
さらに、培養液のpHが低下したことから、悪玉菌の力が弱まったとの見方も出ているようです。

これらの研究結果から分かるように、腸活にはカカオ70%以上のチョコレートが適しているといえます。

 

アーモンドチョコで相乗効果!?ただしチョコレートの食べ過ぎはNG!

高カカオチョコレートで腸内環境の改善や便秘解消が実現すれば、ダイエットできる可能性は高まります。

とはいえ、チョコレートをたくさん食べるだけでは増やせる善玉菌の数に限りがあります。
いくら腸に良いからといっても、食べ過ぎは太る原因にもなるでしょう。

そこで、チョコレートで腸活とダイエットの両方を叶える対策法をご紹介していきます!

 

他のお菓子をチョコレートに置き換える

お菓子をたくさん食べてしまうと摂取カロリーが増えて太る原因に。
今まで他のお菓子をおやつに食べていた人は、そのお菓子をチョコレートに置き換えてみてはいかがでしょうか。

カカオに含まれる脂肪は比較的良質なもので、体脂肪になりにくいといわれています。
チョコレートを食べると気持ちがポジティブになるという実験結果もあります。

適量であればダイエットの邪魔になる可能性は低いでしょう。
板チョコなら1日半分程度を目安に食べるのがオススメです。

 

アーモンドチョコを選ぶ

せっかくチョコレートを食べるのなら、アーモンド入りのチョコにしてみませんか?

というのも、ナッツであるアーモンドには多くの食物繊維が含まれています。
チョコレートとの相乗効果で、より効率的に便秘解消できるんです。

 

アーモンドの継続摂取で腸内の善玉菌が増加した、便通が良くなったという研究結果も実際にあります。

アーモンドには「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンE、血糖値の急上昇を抑えるオレイン酸も含まれています。
同研究では肌質の改善もみられました。

 

対象者は1日8粒のアーモンド入りチョコを摂取していたといいます。
そのため、1日8粒を目安に食べるのがいいかもしれません。

 

プロバイオティクスサプリを活用する

チョコレートが苦手という人や、ダイエット中でどうしてもチョコを食べたくないという人もいると思います。
そんな方は、サプリからプロバイオティクスを摂取することで腸内環境を整えていきましょう!

もちろん、チョコレートとサプリの併用もオススメです♪

サプリでたくさんの種類の善玉菌を体内に採り入れ、チョコレートで増やす。

……そんな効果が期待できそうです。

是非試してみてください!

 

プロバイオティクス

 

プロバイオティクス(乳児用)