腸内環境を改善するメリットとは?美肌やダイエット、風邪予防!

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前回は、“腸内環境とは何か?”についてご説明いたしました。

 

 

わたしたちの腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類の菌が存在しています。

この菌のバランスのことを腸内環境と呼び、悪玉菌に負けないよう善玉菌を増やすことが“腸内環境を改善する”ことだといわれています。

プロバイオティクス」はまさに善玉菌そのもの。

さまざまな種類の中から15種類も含まれています。

しかし、そもそも腸内環境を改善することにどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

美容や健康には腸内環境の改善!とよく言いますが、具体的にどんな効果が期待できるのか知っておくことで、ご自身の目的に応じた腸内環境改善計画を立てやすくなります。

 

便秘が解消されてダイエットにつながる

 

便秘がちな人は、ダイエットをしてもなかなか効果が表れにくい傾向にあります。
これには、腸内環境の悪化が原因という可能性が考えられます。

 

悪玉菌が増えると腸の働きが悪くなります。

すると、本来なら便となって排出されるはずの老廃物が腸内に蓄積してしまい、老廃物から発生した有害物質で血液がドロドロになってしまいます。

これではせっかく食事から摂った栄養も、栄養として吸収されないばかりか脂肪として蓄えられてしまうようになります。

 

一方、善玉菌が増えると腸の働きが良くなります。善玉菌の働きで食べ物の栄養がしっかりと吸収でき、消化吸収も促進されます。

老廃物が蓄積することなく便となって排出されます。
そのため、善玉菌が多いと体内の新陳代謝も活性化し、太りにくい体質につながるのです。

 

腸内環境を改善することでダイエット効果が期待できるというのは、そういった理由があるからなんですね。

また、痩せやすさや太りやすさは腸内の日和見菌によっても大きく左右されるといわれています。
日和見菌とダイエットの関係性については、別の記事で詳しく解説させていただきます。

 

デトックスと栄養吸収で美肌効果が期待できる

 

食べ物は食道や胃を通過し、腸で栄養となって消化吸収されると考えられています。つまり、腸はわたしたちのからだを作るための重要な臓器といって良いでしょう。

そして、腸にはもともと悪玉菌も存在しており、この菌によって発生する有害物質や毒素も腸で消化吸収され、血液中に流れていきます。

 

悪玉菌が増加し腸内環境が悪化するということは

・肌の新陳代謝に必要な栄養が吸収されにくくなる
・有害物質や毒素のダメージが大きくなる

といった、二つの意味で美容に悪影響を与える可能性があります。

肌の新陳代謝を促すのに役立つ栄養素には、コラーゲンのもととなる「タンパク質」やコラーゲンの合成を促す「ビタミンC」、抗酸化作用を持つ「ビタミンE」などが挙げられます。

腸内環境を整えることでこれらの栄養素が効率よく吸収できるようになるでしょう。

また、ニキビや吹き出物の原因となる有害物質、毒素、老廃物をしっかりとデトックスすれば肌トラブルの予防につながります。

 

免疫力を高めて風邪予防やアレルギー緩和が期待できる

 

感染症や風邪、インフルエンザなどは病原菌やウイルスが体内に入ることで発症します。

それらが万一体内に侵入してきても抵抗しようとするのが「免疫機能」と呼ばれるものです。

しかも、免疫機能を司る免疫細胞の70%は腸にあるとされています。

ですから、腸内環境が悪いと免疫機能が正常に働かなくなってしまう恐れがあるのです。

 

アレルギー性鼻炎や花粉症においても同様です。

原因となる物質(ハウスダスト、ダニ、花粉など)を異物とみなし、免疫機能が働きます。
そのため、腸内環境によって症状が起こりにくくなったり、そうでなくなったりします。

 

さらに、イギリスの研究では、小児アレルギーと腸内環境には密接な関係があることが発表されています。

抗生物質を投与され腸内環境の生育が妨げられた乳幼児は、そうでない乳幼児に比べ喘息の発症率が高いという結果が出たといいます。

 

つまり、腸内環境の改善は免疫力を高め、風邪やアレルギーの発症を抑える効果が期待できるのです。

そもそも、腸の腸管には病原菌やウイルスの侵入をブロックする「絨毛」があるため、免疫力とは切っても切れない関係があると考えて良いでしょう。