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2019年11月4日前回は幸せホルモンとペットをテーマに腸の大切さをお伝えさせていただきました。
腸の健康は私たちの心身の健康に影響を及ぼします。
それは、幸せホルモンのセロトニンが90%程度腸に存在しているからです。
しかし、脳がストレスを感じると、腸は不健康になってしまいます。
ペットを飼うことでストレスが軽減されれば、腸の機能が良好になり健康長寿につながるというわけです。
それだけではありません。
ペットを飼うことが若返りや医療費削減につながるというのです。
今回はその真偽や腸が人や動物に及ぼす影響をさらに深堀していきたいと思います!
目次
ペットを飼うと10歳若返る!?かわいいと思う心を大切にしよう
ペットを飼うと若返る、幸福寿命が延びるといわれているのはなぜか。皆さんはご存知でしょうか。
動物との触れ合いで沸き起こる感情、そして腸。どうやら、この二つに秘密が隠されているようなのです。
犬を飼うと若返る!驚きの研究結果とは
犬を飼っている人はそうでない人に比べて心身ともに若く健康である——。
驚きの研究結果を発表したのは、イギリス・スコットランドのセント・アンドルーズ大学です。
79歳以上の男女574人を対象におこなった研究で、精神的苦悩を受けていない50名は全員犬を飼っていることが分かったといいます。
さらに、研究チームのZhiqiang Feng博士は、犬を飼っている高齢者はそうでない高齢者よりも外出の機会が増えることから運動量も多かったと述べました。
動物を「かわいい」と思う気持ちが大切
犬を飼えばどんな人でも健康長寿になれるかというと、そうではないでしょう。
大切なのは犬を飼う行為ではなく、「かわいい」と思う気持ちです。
愛らしい動物と触れ合うとストレスが緩和したりイライラや不安な気持ちが解消されたりしませんか?
これは、幸せホルモンのセロトニンや愛情ホルモンのオキシトシンが分泌されるからだと考えられています。
脳がストレスフリーであれば腸も元気になる。腸が元気なら脳がストレスを感じにくくなる。結果的に全身の健康につながっていくのです。
ですから、ペットを飼うなら犬でなければいけない!とは言い切れません。
猫でも鳥でもハムスターでもカメでも、自分が心からかわいいと思える動物と暮らすことが望ましいでしょう。
腸に委ねられる「幸福寿命」とは?ホルモンバランスがカギを握る!
たかが腸と侮るなかれ。腸を笑うものは腸に泣く、といっても過言ではありません。
昨今の研究試験などで腸内フローラの重要性が明らかにされてきており、「人の幸福度は腸で決まる」という専門家もいるくらいです。
腸がそこまで重視される理由、それは“ホルモン”にありました。
多様な腸内細菌が幸福寿命を延ばしてくれる!
皆さんは“幸福寿命”という言葉を聞いたことがありますか?
幸福寿命というのは、人が生きるうえで幸せを感じられる期間のことを指します。
幸せの定義は人によって捉え方が違えども、人生において最大のテーマといっても過言ではありません。
そして、幸福寿命の長短を左右するのが腸内環境だといわれているのです!
その理由は、腸に多く存在するセロトニンがリラックス感や幸福感を与えてくれる「幸せホルモン」だから。
しかし、幸福寿命を延ばすには、腸が喜ぶ環境にしてあげる必要があります。
理想的な腸内フローラというのは、多種多様な腸内細菌が棲んでいるお花畑のような状態。
悪玉菌に支配された汚〜い腸内フローラは論外ですし、同じ種類の善玉菌ばかりが揃っていても役割が不足してしまいます。
腸をお花畑にする方法として昨今注目されているのが「腸活」です。
“健康な”腸がホルモンバランスを整えてくれる!
私たちの体内では、さまざまなホルモンが代わる代わる分泌されています。
攻撃ホルモンと呼ばれるアドレナリンは、心臓を興奮させたり血圧を上げたりする作用をもちます。代謝や脂肪分解に関わるホルモンです。
怒りのホルモンと呼ばれるノルアドレナリンはストレスを感じると分泌されるホルモンで、意欲や集中力に関わります。
どちらもなくてはならないものですが、過剰に分泌されると攻撃性が高まり、不安感、不眠などを引き起こすことがあります。
最後に、嬉しいことや楽しいことがあったときに分泌されるドーパミン。楽しさややる気を司るホルモンで幸福寿命を伸ばすには不可欠です。
しかし、やはり分泌されすぎると心の健康を損ないます。
腸はホルモンのバランスを整えるための要所です。
そして、アドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンを制御する機能をもつことが根底にあります。
ペットを飼うことが医療費削減になる!?ペットの腸内環境も考えてあげよう
ホルモンには細胞を活性化させ臓器を正常に働かせる作用があります。
腸内環境の悪化でホルモンバランスが乱れると、臓器の機能が低下し脳も安定感を失います。その結果、心も体も病気になりやすくなるのです。
なんでも、最近はペットを飼うことが医療費削減になるとまでいわれているんだとか。
ペットを飼うと1350億円も医療費削減になる!?
セラピー(療法)の一つにアニマルセラピーというものがあります。
動物と触れ合うことで患者さんのストレスを軽減し、癒しを与えることを目的におこなわれています。
札幌市の北海学園大学による研究では、アニマルセラピーの導入で年間1350億円もの医療費削減につながるという試算結果が出されました。
殺処分されるペットの数も減り一石二鳥……という見解もあり、今後の展開に興味が湧きます。
海外ではさらに驚愕の調査結果が。
オーストラリアでは3088億円の、ドイツでは7547億円の年間医療費が実現したとの報告がありました。
ペットの腸内環境にも配慮が必要です
私たちの腸内環境が健康長寿や幸福寿命に結び付くように、動物の腸内環境も同じことが考えられています。
動物の腸内フローラも、食事の栄養バランスやストレス、加齢などによって変化していくと考えられています。
腸内環境が悪化すると便秘や下痢といった症状がみられるのも人間と同様です。
対処法はペットの種類にもよりますが、栄養バランスの取れたエサを与えること、生活環境を整えることを常に考えてあげましょう。
最近はペットブームも相まって、善玉菌が含まれたエサが多く販売されています。
例えば、善玉菌を増やすドッグフードやキャットフード、鳥用飼料などがありますし、カメのエサには乳酸菌や酵母菌、納豆菌が含まれたものまであります。
私たちがプロバイオティクスサプリを飲むように、ペットにはペット専用の腸活アイテムを与えてください。
もちろん、適度にコミュニケーションをとり、積極的に幸せホルモンや愛情ホルモンを増加させてあげることも忘れないでくださいね!
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