フィッシュオイル関連の効果と効能、作用について
2018年3月30日フェニルアラニンの効果と効能、作用について その1
2018年3月30日フィトケミカルは八大栄養素の一つで、植物栄養素と呼ばれることもあります。
八大栄養素にはタンパク質や炭水化物などが含まれており、
フィトケミカルにはさまざまな働きがあると近年注目されている栄養素です。
そのため、このフィトケミカルをうまく摂取することで生活習慣病を改善することができたりするなど、
さまざまな効果効能を得ることができるのです。
八大栄養素は必須栄養素に加えて、「水」、「食物繊維」、「フィトケミカル」を加えたものです。
フィトケミカルは、ファイトケミカルと呼ばれることもあり、植物由来の化学物質という意味があります。
フィトケミカルは近年注目されており、植物しか作りだすことができないことから、
食品やサプリメントから摂取することが推奨されているのです。
フィトケミカルには以下のようなものがあり、代表的なものを紹介します。
【ポリフェノール類】
・フラボノイド(アントシアニン・イソフラボンがあり、抗酸化作用や更年期障害の改善がある)
・フェニルプロパノイド(ゴマなどのセサミノールがあり、動脈硬化を防ぐ役割がある)
・シゲトン類(ウコンなどのクルクミンが含まれ、抗酸化作用などがある)
【有機硫黄化合物】
・イソチオシアネート類(ブロッコリーなどのスルフォラファンが含まれ、がん予防がある)
・システインスルホキシド類(ニンニクなどが含まれ、免疫力の向上などが期待される)
・スルフィン類(ニンニクなどのアリシンが含まれ、動脈硬化を予防する)
【テルペノイド】
・非栄養系カロテノイド類(ルテインや、リコペンなどが含まれ、抗酸化作用がある)
・モンテルペン(柑橘類に含まれるリモネンがあり、抗アレルギー作用がある)
・ステロイド(植物油のフィトステロールがあり、コレステロールを減少させる)
【糖関係化合物】
・多糖(キノコ類のβ-グルカンに含まれ、免疫力を高める働きがある)
・配糖体(豆類に含まれるサポニンがあり、コレステロールを低下させる)
【辛味成分】
・カプサイシン(トウガラシに含まれており、体温を高める働きがある)
・ジンゲロール(ショウガに含まれ、体温を高める働きがある)
こうした、フィトケミカルを多く含む食品は、加工方法によって失われやすいため、
それぞれの成分に適した調理方法が必要となります。
また、すべての栄養を摂取するには難しいため、
「サプリメント」などで補うと効率的に摂取することができお勧めとなっています。