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ルイボスティーとは、南アフリカ原産のルイボスから作られたお茶のことです。
ルイボスはマメ亜科アスパラトゥス属に属する針葉樹で、学名は「アスパラサス・リネアリス」といい、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈一帯にのみ自生しています。
通明のルイボスは「赤い灌木」という意味で、その名の通り落陽する際に葉が赤褐色に色付き、落葉したルイボスの葉を乾燥させたものがルイボスティーの原料となります。
ルイボスティーは原産国である南アフリカの先住民族の間では300年以上にわたり古くから愛飲されてきた健康茶で、他の茶葉と比べて豊富に含まれる栄養成分が美容や健康など様々な効果を発揮します。
◆ルイボスティーの主な成分
ルイボスティーにはケルセチンやルテオリンなど健康成分として有名なポリフェノールが10種類以上含まれています。
中でもケルセチンは抗酸化作用に優れ、特定のがん予防効果や抗炎症作用、抗ウイルス作用、抗遺伝子変異作用などがあります。
・ミネラル（カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、銅、マンガンなど）
ルイボスティーには豊富なミネラル成分が人の体液に近いバランスで含まれており、リンパの流れや血流の促進や新陳代謝を高める作用があります。
さらに細胞増殖やタンパク質合成の作用により傷口の修復や髪・爪・皮膚の成長を促すほか、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌を促す作用もあります。
・SOD（スーパーオキシドディスムターゼ）
SODとは体の細胞内に発生した活性酸素を分解する酵素の一種で、一般的にはSOD酵素と呼ばれています。
強力な抗酸化力を持つSOD酵素はもともと体内に存在する酵素の一種ですが、30代以降になると著しく減少し体の老化を促進する原因となります。
ルイボスティーの特徴として最も注目したいのは強力な抗酸化作用です。
ポリフェノールやSOD酵素による抗酸化作用は体内で発生する活性酸素の量を減らす効果があります。
活性酸素は体内に侵入したウイルスを撃退する重要な役割を担っています。
しかし加齢や紫外線ダメージ、喫煙、食品添加物、激しいスポーツなどにより体内でどんどん増加し、増加しすぎた活性酸素は正常な細胞を攻撃し、攻撃された細胞は酸化して細胞だけでなく体全体を老化させる原因となります。
つまり体内で活性酸素の量が増えないようにすることで健康や美容においてアンチエイジングに繋がり、ルイボスティーに含まれるポリフェノールやSOD酵素、ミネラルはその手助けとなり次のような様々な効果を発揮します。
◆ルイボスティーの主な効果／効能／作用
・アンチエイジング効果（SOD酵素が活性酸素を除去すると同時に新陳代謝を促し新たな細胞を作り出すため）
・美肌効果（抗酸化成分が活性酸素を除去して肌のターンオーバーを促進、豊富なミネラルが肌に栄養を与えるため）
・美白効果（抗酸化成分がシミやそばかすの原因となるメラニン生成を抑制するため）
・アトピーの改善（ポリフェノールの抗炎症作用が皮膚の炎症を鎮めるため）
・関節痛の改善（ポリフェノールの一種・ケルセチンが関節痛の原因である炎症を鎮めるため）
・動脈硬化の予防（ケルセチンの抗酸化作用や抗動脈硬化作用が血管を保護ししなやかな状態へと改善するため）
・貧血の改善（ミネラル成分の1種・鉄分が豊富に含まれているため）
・更年期障害の改善（ミネラルの一種・亜鉛が女性ホルモンの分泌を促してバランスを整えるため）
・月経前症候群（PMS）の改善（亜鉛の女性ホルモン分泌促進作用とルイボスのリラックス作用がイライラを鎮めるため）
・妊活効果（SOD酵素が卵子の老化を防止、亜鉛が女性ホルモンを活性化し受精卵の着床率を上昇させるため）
・ダイエット効果（SOD酵素が消化器官を正常化し毒素の排出を促進、新陳代謝アップによって脂肪燃焼も促されるため）
・便秘＆下痢の改善（SOD酵素が腸内の善玉菌を活性化、さらにマグネシウムが腸内の水分を保持し便を柔らかくするため）
・冷え性＆むくみの改善（SOD酵素やミネラルによるデトックス効果や利尿作用により毒素や水分を排出、血流を促すため）
・水虫予防（SOD酵素が免疫力をアップさせると同時に皮膚再生を促し、水虫の原因菌を除去するため）
・体臭＆加齢臭の改善（抗酸化作成分が活性酸素を除去することで臭いの原因となる脂肪の酸化を防ぐため）
・二日酔いの予防＆解消（ポリフェノールやSOD酵素などの抗酸化成分とミネラルがアルコールの分解を促するため）
・安眠効果（ポリフェノールの一種・フラボノイドがリラックス効果を発揮、豊富なミネラルが体温を上昇させるため）
ルイボスティーの効果を実感するには毎日2〜3杯を継続して飲み続けましょう。
ノンカフェインなので日中に限らず就寝前や、小さなお子様や年配の方でも安心して摂取できます。
