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2018年3月30日善玉コレステロール(HDLコレステロール)と、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)について
HDLコレステロール(善玉コレステロール)とは、肝臓までコレステロールを運ぶ際に、
血管内壁に付着し、動脈硬化などの原因となるコレステロールを取り除きながらコレステロールを運んでくれるコレステロールです。
その為、善玉コレステロールとも呼ばれます。
たんぱく質と血液中のコレステロールや中性脂肪が結びついて出来るたんぱく質をリボたんぱく質と言い、
比重の違いにより、4種類に分けられ、その4種類のうちコレステロールを多く含んでいるのが、
HDL(高比重リポたんぱく)、そして、LDL(低比重リポタンパク)となります。
HDLコレステロールは、上述のように、善玉コレステロールと呼ばれ、
逆に、
LDLコレステロールは、悪玉コレステロールと呼ばれます。
・HDLコレステロール値が低いと何が起こる?
善玉コレステロール値が低いと、
血管内壁のコレステロールを取り除くコレステロールが少ない事から、
上記に記載したように、動脈硬化の危険性が高くなったり、
脳血栓症、心筋梗塞や、脂質異常症(高脂血症)などの危険性が高まります。
・HDLコレステロール値を正常(理想値)に保つには?
血液中の中性脂肪やコレステロールと結びつき、善玉、悪玉に変わるコレステロール。
食事の際に、動物性脂肪を控え、リノール酸やオレイン酸などの植物性脂肪や、
EPA、DHAなどの魚の油などで補い、食物繊維を積極的に摂るなどの方法があります。
特にEPAやDHAなどの魚由来の油は体内では生成されにくいため、
食品や健康補助食品(サプリメント)などで摂取する必要があります。
その為、サメ肝油サプリメントや、オメガ3などのフィッシュオイルサプリメントが注目を集めています。
サメ肝油の主要成分であるスクアレン(スクワレン)は、深海鮫の肝臓から抽出された不飽和炭化水素で、
酸素と結合しやすく、酸素を細胞へ運ぶ作用がある事から新陳代謝を促す働きがあります。
また更に2つ注目すべき成分はスクアレン(スクワレン)に含まれている「オメガ3」と、「炭素鎖27」と呼ばれる成分があります。
必須脂肪酸のオメガ3は、
血液中の脂質濃度を抑制し、脂肪を燃焼させエネルギーに変える物質を増やす効果があります。
炭素鎖27は、血液中の中性脂肪を抑制し減少させる効果や、
血管中の善玉コレステロールの増殖作用がある為、悪玉コレステロールの抑制にも繋がります。
肥満の原因となる悪玉コレステロールを減らしてくれる善玉コレステロールを増やす事で、
ダイエットにも、また、血液サラサラ効果にも、サメ肝油が良いと言われる由来でもあります。